RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

アーモンドアイはどれくらい強いか?

 

先日の豪華メンバーの天皇賞・秋を圧勝し、

現役では頭1つも2つも飛び抜けていることを見せつけたアーモンドアイ。

 

歴代の名馬との単純な比較は出来ませんが、

あえて比較してみるのならどれくらいの位置にいるのか?

不毛とわかりつつも興味があります。

 

 

・歴代の馬と完全に比較するのは不可能

まずこのコラムの前提として、歴代の馬とアーモンドアイを

完全に比較するのは不可能ということは言っておきます。

例えばアーモンドアイとディープインパクトは当然ながら

対戦したことがありませんので、どちらが強いと断言は出来ません。

 

人間の世界でもそうでしょう。

メッシとマラドーナのどちらがサッカーが上手いかなんて比較は出来ませんし、

もっと言えば王貞治松井秀喜を比較して、ホームランの数が多い

王貞治が単純に上とするのはナンセンスです。

球場の大きさ、投手の球速や変化球が全然違います。

 

ですが主観客観に関係なく、アーモンドアイはどれくらい強いのかと

考えを巡らせることは、競馬の楽しみの1つではあります。

ただし、それをするにしても守らなければいけないことが2つあり、

他馬や騎手の侮辱をしないこと、自分の主観的な主張を他人に押し付けない

ということです。

これさえ守れば想像することは自由です。

 

 

・競走成績の安定感

完全に能力、強さを比較できないまでも、基準になるものがあります。

 

競走成績の安定感で比べる方法です。

もちろん相手関係によって勝利への難易度が変わりますが

その馬はどれくらい飛び抜けていたかわかるのではないでしょうか?

 

そこで、G1勝利数、勝率、連対率、複勝

以上の項目を下の表にまとめました。

ただし、Jpn1、J–G1(障害)は入れていません。

海外のG1は入れました

G1を5勝以上した馬を載せています。

 

f:id:RM_horse:20191031165727j:image

ディープインパクト凱旋門賞は失格のため、3着にも着外にも入れていません

 

アーモンドアイの全競走成績は10戦8勝、2着1回、3着1回です。

一度も馬券圏外になったことがありません。

これはかなり難しく、4着以下が無い状態で現役生活を終えたG1 5勝以上の馬は

ディープインパクトロードカナロアタイキシャトルだけです。

 

アーモンドアイは今後もレースに出るので、4着以下になってしまうこともあり得ますが

このまま好走を続ければ、上記の3頭に肩を並べることになります。

 

もう既にディープインパクト級の活躍を見せていることがわかると思います。

 

 

・G1 7勝の壁を越えられるか?

上記の表を見てみると、G1を7勝した馬は6頭もいるのにもかかわらず、

8勝した馬はまだいません。

(G1 Jpn1の合算であればコパノリッキーの11勝が最多)

もちろん、まだ現役を続けていれば8勝目を手にしていたであろう馬はいます。

ディープインパクトは4歳の有馬記念が引退レースでした。

 

アーモンドアイは牝馬かつクラブ馬であるため、

6歳3月で引退することが決まっているはずです。

これはクラブ内規により規定されていることがほとんどで、

アーモンドアイを所有するシルクホースクラブもこの規定です。

 

逆に言えば、体調が整っていれば来年も走るはずです。

つまり、アーモンドアイはG1の勝利記録を更新する可能性があります。

今年もう1レース出るのなら、すぐに達成するかもしれません。

 

 

・タイム面も規格外

持ち時計に関しては馬場が違いますし、その時のペースによっても変わりますので

比較をすることはしませんが、アーモンドアイはその走破タイムも規格外です。

 

※ラップタイムや当日の別レースのタイムの比較で

  検証をすることは出来るかもしれませんが、そこまでの時間はありませんでした。

 

昨年のジャパンカップで出した2.20.6は芝2400mの日本レコードであり、世界レコード。

思えばディープインパクト天皇賞・春で芝3200mの

世界レコード(当時)を出していました。

 

先日の天皇賞・秋の1.56.2は日本レコードに0.1秒と迫りました。

しかも日本レコードが出たレースでは(2011年天皇賞・秋トーセンジョーダン

前半1000mが56.5のハイペースでしたが、アーモンドアイは前半59.0というペースで、

しかもゴール前は着差がついたので流していました。

 

このように速く走るという能力においても超一流なのです。

 

 

・歴代最強馬は?と聞かれても上位

メディア等で時折、歴代最強馬のアンケートが実施されていますが

牝馬のくくりであれば既にナンバーワンに推す声が多いと思いますし、

牡馬を含めた最強馬でも、アーモンドアイはかなり上位にランクインする馬でしょう。

 

 

 

 

私は競馬歴が5年か6年くらいなので、そういう馬を見るのは初めてです。

歴代でも指折りの馬をリアルタイムで見れている喜びを認識して

引退まで楽しもうと思います。

 

 

 

 

レース回顧 〜天皇賞・秋〜

 

10月27日(日)、天皇賞・秋が実施されました。

今年はG1馬10頭が集結する豪華メンバーで、

かなりの盛り上がりを見せました。

 

最近時間の都合上、レース回顧を書けていませんでしたが

別途書きたいこともありましたので、久々に書くことにしました。

 

 

・レースの振り返り

簡単ではありますが、まずはレースを振り返ります。

 

まずレースを引っ張るハナに立ったのは、

最もスタートが良かったアエロリットでした。

これは皆予想していたでしょう。

 

前走オールカマーで逃げ切り勝ちをしたスティッフェリオが2番手。

向正面ではアエロリットに少しプレッシャーをかける様子もありましたが

戸崎騎手にハナを譲る意図は無かったことがわかると、

その後はプレッシャーをかけずに2番手につけます。

 

やや強引にポジションを取りに行ったサートゥルナーリアが3番手。

ドレッドノータスがその外を回します。

ダノンプレミアム、アーモンドアイはこのすぐ後ろにつけて

サートゥルナーリアをマークする形になりました。

1〜3番人気は全て前のポジションを取りました。

 

これは私の事前の予想でも

勝利パターンは5番手付近からの抜け出しと書きました。

同じことを各騎手も意識していたと思います。

 

3,4コーナーの中間あたりからアエロリットはペースを上げて

2番手以下を少し離して直線に入ります。

直線では早めにダノンプレミアムとサートゥルナーリアが抜け出しをはかり、

アエロリットもサートゥルナーリアに併せて踏ん張ります。

しかし、それにより空いた内ラチ沿いを突いてアーモンドアイが一気に抜け出すと

各馬全くついて行けません。

 

残り150mでアーモンドアイの勝利は決まり、あとは2,3着争いといった様相。

ダノンプレミアムとサートゥルナーリアとの2着争いと思いきや、

サートゥルナーリアは失速。

一度抜かれたアエロリットが再度抜き返してダノンプレミアムに際どく迫るも及ばず、

ダノンプレミアムが2着、アエロリットが3着でした。

サートゥルナーリアは後ろから追い込んできたユーキャンスマイル(4着)と

ワグネリアン(5着)にも差されて掲示板にも載ることが出来ず6着でした。

 

 

・アエロリットの逃げのペースについて

どうも一部からアエロリットのペースが遅かったため、

それでアーモンドアイに勝つつもりだったのかという意見があるそうです。

確かに、アーモンドアイに残り1000mでの勝負をしかけるのは分が悪いと思います。

ですが、アーモンドアイが出遅れなかった時点で

アエロリットの逃げ切り勝ちは難しかったと思います。

 

前半1000mは59.0で、勝ちタイムからのペース判定では結果的にスローでしたが、

最終的に勝ち馬以外の先行勢はバテバテでゴールしたことを考えると、

遅すぎず、速すぎずの流れでした。

実際に上がり最速で追い込んできたユーキャンスマイルは

アエロリットを差すことは出来ませんでした。

ちなみに昨年の天皇賞・秋は、逃げたキセキの1000m通過は59.4、

レイデオロの勝ちタイムは1.56.8で、キセキは0.2秒差の3着でした。

これを考えると、スローに落としすぎたというのは当てはまらないのかなと思います。

 

ただ、ダノンプレミアムが2着に来たのはペースの恩恵もあるでしょう。

前半がもう少し速いと対応できなかったと思います。

個人的には59秒のペースでさえダノンプレミアムには速いと思っていたので

2着に粘れたのは力を過小評価していました。

 

 

・上位馬の寸評

各馬の寸評とこれからの期待を書きます。

 

◾️1着 アーモンドアイ

ここまで強い馬はディープインパクト以来でしょう。

歴代最強牝馬は?と聞かれれば以前はジェンティルドンナ

ウオッカダイワスカーレットブエナビスタ等が思い浮かびましたが

今はアーモンドアイと答える人が多いでしょう。

怪我さえなければ来年の年末あるいは再来年のドバイ?大阪杯?までは

走るはずですので、この伝説の馬の走りを生で見てみたいです。

 

◾️2着 ダノンプレミアム

アーモンドアイには完敗でしたが、素晴らしい走りでした。

予想ではペースに対応できないと切ってしまいましたが、

負けたとはいえこれまでで最もいいパフォーマンスを見せてくれました。

とはいえマイルはペースが速すぎると思うので

ジャパンカップ有馬記念もいいと思うのは私だけでしょうか?

これまであまり間隔を詰めて使えていないので、その場合は大阪杯でも見たいです。

 

◾️3着 アエロリット

馬券には入れたものの、不安要素が大きかったアエロリットですが

素晴らしいレースぶりでした。

やはり東京のワンターンは合うようで、2000mでもしっかり走ってくれました。

しかし、他のコースは厳しそうです。

引退は6歳3月なのでもう1戦どこかで使うにしても、どこになるのかわかりません。

おそらく東京を走るのは今回で最後だったと思います。

引退レースに何を選択するか楽しみにしておきます。

 

◾️4着 ユーキャンスマイル

上がり最速で追い込んできましたが、馬券圏内には届かず4着。

ジャパンカップでも期待ができますが、気になるのは位置取り。

どのレースでもかなり後ろからレースを運びます。

G2、G3であれば差し切り勝ちを決めるだけのスピードがありますが、

G1では後ろすぎると先頭には届かないのです。

菊花賞でも、春の天皇賞でも、今回もそうでしたが、

G1で勝つにはもう少し前で競馬が出来ないと厳しいでしょう。

 

◾️5着 ワグネリアン

この馬は外枠が厳しかったでしょうか?かなり外を回す羽目になりました。

それでも追い込んでの5着は力のある証。

それに天皇賞よりジャパンカップが向いているでしょう。

次戦がジャパンカップであれば上位評価です。

 

 

・サートゥルナーリアについて

少し期待外れに終わったサートゥルナーリアですが、

まだ、確信はできませんが私の見解を書かせていただきます。

 

◾️東京コースが合わない?

サートゥルナーリアの負けはダービーに引き続き2度目です。

単純に考えれば東京コースが苦手なのだろうとなります。

レースでもどちらも残り100mでパタっと脚が止まったかのように

一度抜いている先行馬に差し返されています。

いい脚は使えるものの、東京の長い直線は持たないのではないでしょうか?

 

◾️手応えが良すぎる

上の長い直線は持たないに関係しますが、

なぜ一度抜いた馬に抜き返されることになってしまうか、を考えます。

今回だけではなく、ダービーでもヴェロックスにゴール前で差し返されてます。

この時はダービー初騎乗のレーン騎手の追い出しが早すぎたと考えていました。

追い出しが早すぎるのは間違い無いのですが、

今回スミヨン騎手でも同じようにアエロリットに差し返されています。

 

差し返されるというのは力の劣る馬の一か八かのマクリでは見られますが、

サートゥルナーリアのようなG1馬級ではなかなかお目にかかれません。

ゴール板までに脚を余すのはよく騎手が批判されていますが

全く無くなってしまうのも良いこととは言えません。

ましてや優秀な騎手2名が同じことをしています。

これはなぜでしょうか?

 

おそらくそれは乗り味(手応え)が良すぎるのだと思います。

サートゥルナーリアは厩舎関係者や実際に乗った騎手から非常に評価の高い馬です。

私は馬に乗ったことが無いのでわかりませんが、

乗っている感覚が非常に強い馬のそれなのでしょう。

実際は300〜400mしか脚は使えないのに、東京の直線入り口からでも

突き抜けるような錯覚に陥る馬なのではないか?と感じました。

 

◾️スローペースでないと厳しい?ただ・・・

サートゥルナーリアが圧倒的な強さを見せたレースは神戸新聞杯だと思います。

このレースやホープフルステークスは前半スローで進み、

直線での瞬発力で圧倒する競馬でした。

しかし、皐月賞はスローではなくても勝ちましたので

ペースは問題ではないと思います。

ただし、最も力を発揮するのはスローペースだと思いますので

ロードカナロア産駒といえども、マイルよりは長い距離の方がいいと思います。

 

◾️テンションの話

スミヨン騎手は敗因にテンションを上げており、

サートゥルナーリアを本命にしていたトラックマンからも

テンションさえ落ち着けば勝つ力はあったというような言葉も聞きます。

しかしそれを含めて実力なのです。

人間の世界でも身体能力が優れていてもなかなか芽が出ないスポーツ選手がいますよね?

アーモンドアイは結果が出るので名馬なのです。

サートゥルナーリアは既にG1を2勝しているので優秀な馬ですが、

さらに結果が出ないと名馬とまではいきません。

 

馬券を買う目線から見ると、買い時が非常に難しい馬という印象です。

次回のG1では買うかどうかかなり迷うでしょう。

 

 

 

かなり長くなってしまいましたが、天皇賞・秋の回顧を終えます。

今週はコラムをもう一つあげます。

 

 

天皇賞・秋予想

 

間違いなく近年でナンバーワンの豪華メンバーが揃った芝のG1です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191024142408g:image

出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝2000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートはこのコースのためのポケット地点で、すぐに2コーナーのカーブがあります。

そのため外を回さざるを得ない外枠は不利です。

当然ながら東京は直線が長いので、ここでのスピードは重要です。

スピード勝負に分が悪い馬は苦戦傾向です。

やはり脚質的には差し馬の台頭が目立ちます。

 

 

・予想の前のどうでもいい話

どうしても書いておきたかった話を書きます。

この天皇賞・秋ですが、随分前から本命馬を決めていました。

それはダノンキングリーです。

東京のワンターンコースであれば、アーモンドアイにさえ勝てると考えていました。

ところが当のダノンキングリーはマイルCSに回るそうです。

 

コメントからはダノンプレミアムとの使い分けとの事ですが、それであれば逆で、

ダノンプレミアムがマイルCSでダノンキングリーが天皇賞・秋では?

と思ったのは私だけではないはず。

馬主さんはどうしてもG1タイトルが欲しいのかもしれませんが、残念でした。

 

 

・予想のポイント 〜上がり最速馬は本命か?〜

気を取り直して天皇賞・秋の予想をします。

コース解説で記した通り、差し馬の活躍が目立つレースです。

しかし、だからといって本命は上がり3F最速の馬を

選べばいいというわけではなさそうです。

 

というのも、天皇賞・秋において上がり3F最速だった馬は

あまり1着にはなっていないのです。

不良馬場の2017年は上がり最速のキタサンブラックが1着でしたが

(そもそもキタサンブラックは上がり最速を連発する馬ではありません)

その前に上がり最速馬が1着になったのは2014年のスピルバーグまで遡ります。

2014年以前は後方からの差しがメインでしたが、

近年はそれがトレンドではなさそうです。

 

ではどういった馬が1着になっているのか?

それはある程度前の位置、具体的には4角5番手以内から末脚を使う馬

1着になっています。

なので上がり最速を使える馬の中で、場合によっては前につくことができる馬

が1着候補になります。

これはジョッキーの癖もかなりポイントになりそうです。

 

ただし、後ろから追い込んだ上がり最速の馬が

3着内に来なかったこともほとんどありません

必ず2着もしくは3着には絡んできます。

なので東京競馬場で末脚を発揮できる馬を無視はできません。

ただし、前につけられない馬はヒモ候補でしょう。

 

 

・2強なのか?

さて、ここからは具体的な馬について話します。

G1馬が10頭もいる超豪華メンバーの本レースですが、

アーモンドアイとサートゥルナーリアの2強と言われています。

これに関して、上記の予想ポイントに照らし合わせて考えてみます。

 

本命馬の候補は4角で5番手程度の前につけて抜け出す競馬が出来ること。

アーモンドアイは昨年のジャパンカップや今年のドバイターフでそれが出来ています。

今回は内枠を引くことができ、スタートで大きな出遅れがなければ、

理想的な展開に持ち込めそうです。

 

サートゥルナーリアは重賞ではホープフルS神戸新聞杯

前目につけたことはあります。

しかしホープフルSは2歳G1ということもあり各馬慎重にゲートを出ており、

神戸新聞杯は少頭数の2400mでした。

皐月賞とダービーは後ろのポジション取りとなりました。

ゲートはかなりゆっくり出ます。

 

よってアーモンドアイがよりレース展開的には向いていると思います。

能力の比較としては東京2000mでどうなのか、サートゥルナーリアのキャリアでは

測りきれないですが、アーモンドアイの能力は歴史的名馬級ですし

スタートさえ決まれば、サートゥルナーリアが勝つのは厳しいと思います。

 

あとは後ろのポジションになった場合は末脚勝負ですが

アーモンドアイとサートゥルナーリアの末脚がメンバーではずば抜けています。

この分野では他の馬に出番はないでしょう。

 

この2頭は外せないとして、あとは2,3着候補を探します。

 

 

・アエロリットに賭けてみたい

あまり普段逃げ先行している馬が馬券に絡みにくいレースですが

昨年は逃げたキセキが3着に粘り込みました。

キセキはその後のジャパンカップでアーモンドアイに敗れはしたものの

非常に高いパフォーマンスで2着に食い込んだほどの馬です。

それくらいの馬でないと、逃げ粘ることは難しいということです。

 

今年はアエロリットが逃げることが予想されます。

アエロリットはキセキと同じようなパフォーマンスを出せるのか?

私は出せると思っています

 

アエロリットの東京競馬場の成績は3-4-0-2で、4着以下の2回は

ヴィクトリアマイルの4着と5着で、全て5着以内と堅実に走っています。

3勝の内訳は新馬戦、NHKマイルカップ毎日王冠

2着4回の内訳はクイーンカップ安田記念2回、毎日王冠

クイーンカップ以外は全て混合戦で、G1でも関係無く好走しています。

ヴィクトリアマイルで3着以内が無いのに、安田記念で2回も2着があるという

女の子同士よりも男がいた方が張り切る馬です。

今回も混合戦で、アエロリットにとって燃える舞台です。

 

さらに今回も内目の枠に入ることができました。

スタートがとてもいいので、すんなりと先手を取ることができそうです。

あとはペース配分のマネジメントを戸崎騎手がどうするか?

それにかかっていると思います。

 

もちろん不安材料もあります。

2000mは秋華賞で一度経験があるだけで、7着に敗れています。

ただし、京都は昨年のマイルCSでも12着に敗れており、苦手コースでしょうか。

クロフネ産駒も東京2000mは壊滅的な成績です。

 

ですが、それが分かっていても買う価値のある馬だと思っています。

東京で見せる抜群の逃げに惚れこんでいます。

今回はアエロリットに賭けてみたいと思います。

ただし、2,3着ではありますが・・・

 

 

・印と買い目

◎ 2 アーモンドアイ

枠も内に入りましたので、文句無しに本命です。

安田記念では外枠から出遅れてしまい、さらに寄られる不利もあり、

直線ではサラブレッドの限界速度のような猛烈な追い込みを見せるも3着でした。

この安田記念はアーモンドアイ以外は

なんと8着まで4枠より内の馬が独占するほどの超内枠有利でした。

その中で3着に食い込んだのは改めて実力を証明しました。

陣営は80%の出来と言っていましたが、それでも勝てるはずです。

あとはスタートで出遅れさえしなければ問題ありません。

 

◯ 10 サートゥルナーリア

なんといっても位置取りがカギです。

あまりスタートは速くないので、位置が後ろになってしまうと届きません。

スミヨン騎手は前目の位置につける傾向が強いので

同じように前につけることができ、かつアーモンドアイが出遅れれば勝利に近づきます。

位置が後ろだとしてもアーモンドアイ以外には末脚では負けないでしょう。

 

▲ 5 アエロリット

アエロリットに関しては前述の通りです。

戸崎騎手の逃げに期待しています。

スローに落としすぎると直線の瞬発力で勝てないので

それだけは勘弁願いたいです。

2000mに恐れずに飛ばしていけるかがカギです。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

2.10 → 2.5.10 → 2.5.10

 

◾️馬連ボックス

2.5.10

 

                             計 7 点

 

 

 

 

スワンステークス予想

 

マイルCSのトライアルレースです。

ただし1ハロン短い1400mのレースというのがポイントです。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191024142600g:image

出典:競馬ラボ様

京都競馬場 芝1400m外回り | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは向正面の2コーナー出口。

スタートして200mで坂を登り、3コーナーで一気に下ります。

この下り坂でスピードに乗りやすいため、

差しはコーナーから始まっていると言っても過言ではないです。

全体的なデータとしては短距離の分、逃げ馬有利ですが

スワンステークスに絞れば、差し追い込み馬の台頭が大きいです。

 

 

・スプリンター?マイラー

よく1400m戦は1200mが得意なスプリンターと、1600mが得意なマイラーでは

マイラーが強い舞台とされますが、私はあまり気にしていません。

ただし、スプリントG1でもマイルG1でもなかなか好走が出来ず、

どちらも帯に短し襷に長しといった感じで1400mがベストという馬はいます。

そういう馬は狙っていきたいです。

今回のメンバーで該当するのは

キャナルストリート

スマートオーディン

・ダイアトニック

・トゥザクラウン

ロードクエスト

あたりでしょうか。

 

 

・差し追い込み馬を狙う

あとは、コース解説で記したように差し追い込みの勝ちが目立つレースです。

スワンステークスを最後に逃げ先行馬が勝ったのは2014年のミッキーアイルです。

この馬は出走時点でG1馬ですし、後にマイルCSを勝つほどの馬です。

 

なので差し追い込みの強烈な馬を選びたいのですが、

メンバーを見ると案外末脚に優れる馬が少ないことがわかります。

過去は末脚に優れていても、最近使えていない馬も多いです。

ある程度最近まで末脚を使えていたのは

スマートオーディン

・ダイアトニック

くらいです。

 

過去には

・カルヴァリオ

・モズアスコット

ロードクエスト

あたりは強烈な末脚を持っていたのですが、鳴りを潜めています。

このあたりの馬の取捨選択が悩ましいです。

 

 

・内枠の先行馬or外枠の逃げ馬

もちろん逃げ先行馬を無視することはできません。

1着には差し馬が来ることが多いですが、

3着内に1頭も先行馬が絡まないのはかなり珍しいです。

 

ポイントは逃げない好位追走の先行馬であれば内枠、

逃げ馬であれば外枠も狙えるということです。

実際に過去の逃げ馬の馬券内は全て6枠より外でした。

おそらく外から被せることによって

内の先行馬の行きたい気持ちを削ぐことが出来るのでしょう。

ところが今回はマルターズアポジーがいますので、この馬が逃げるでしょう。

そしてマルターズアポジーはもう厳しいと思います。

 

なので、なるべく内枠の先行馬を狙います。

 

 

・当たり前ですが、京都が得意な馬

このブログを半年以上やってきて、わかってきたことは

そのコースが得意かどうかは無視してはいけないということです。

なのでこのブログのテーマはコース適性です。

当然ながら京都コースが得意な馬は外せません。

 

 

・印と買い目

◎ 17 ダイアトニック

1400mがベストの馬で、末脚もメンバーでは上位。

さらに京都は4戦4勝。

この馬の本命以外があり得ません。

久しぶりのレースというのは少し不安材料ではありますが

休養理由は夏負けということで、怪我ではなく脚部不安より問題が少ないです。

さらに京都1400m外回りはロードカナロア産駒の独壇場。

人気を被ってしまいそうですが仕方がありません。

 

◯ 15 スマートオーディン

この馬も1400mがベストのようです。かつては2200mの京都新聞杯を勝っていましたが

脚部不安明けから短距離に適性を見出しています。

そして強烈な末脚を持っています。ただし最後方からになってしまいます。

その分が◎との差だと思います。ただしハマった時の末脚はこちらの方が上です。

あとは久々で力が出せるかどうかでしょう。

 

▲ 6 アマルフィコースト

全成績2-4-4-3と勝ち星は少ないながらも堅実に走る馬。

1200mでも1600mでもそつなく走るため、器用貧乏のため勝ちが少ないのでしょう。

この馬のいいところはペースに関係無く走れるところ。

逃げ馬がスローでもある程度行きっぷりが良くても対応できます。

ただし先行馬でかつ勝ちきれないため、2,3着の軸とします。

 

△ 7 グァンチャーレ

▲とどちらにするか迷いました。

この馬は京都が得意なところは大きな武器になりますが

得意な形はスローペースで、ペースが速くなるとパフォーマンスが落ちる傾向です。

今回はマルターズアポジーが飛ばすと思いますのでこの評価にしました。

 

△ 9 トゥザクラウン

馬券に入れるか迷いましたが、能力と1400mの適性を買いました。

1400mは2-1-0-2で、4着以下の2走はG2 京王杯SCの4着と

疲れのせいか負けすぎた前走(13着)です。

前走を参考外とすれば1400mは堅実に走っていると思います。

懸念は京都の成績が0-1-1-5と苦戦気味。

なので本命視は出来ませんでした。

 

△ 14 タイムトリップ

近走はイマイチですが、1月に同じ京都1400mコースでレッドアンシェルに勝っています。

ハマると怖い末脚を持っています。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

15.17 → 6 → 7.9.14.15.17

15.17 → 7.9.14.15.17 → 6

 

◾️馬連流し

17 ー 6.7.9.14.15

15 ー 6.7.9.14

 

         計 25 点

 

 

・危険な人気馬

最近は勝ち馬は出さないものの2着が多い危険な人気馬です。

 

◾️モズアスコット

昨年のマイルCSで13着に敗れて以降、掲示板に入ることが出来ません。

着差が大きい負けがない分、復活を期待されて人気になりますが

G1を勝つような実力馬が急に掲示板に継続して入れなくなるというのは、

何か精神面の課題がありそうです。

その根拠に、レースはコンスタントに使えているので脚部不安ではなさそうです。

馬も動物ですので、メンタルの問題があると復活は非常に難しいです。

 

 

 

菊花賞予想

 

クラシック最後のレースです。

皐月賞馬、ダービー馬共に不在ですが、近年はそれが当たり前になってきました。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191014170255g:image

出典:競馬ラボ様

京都競馬場 芝3000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

菊花賞万葉Sでしか使用しないコース。

スタートは向正面中ほど。外回りを1周半するコースです。

3000mの長丁場のため、ほぼスローペースになります。

そのため直線での瞬発力で浮上する馬もいますが、

やはり距離が長く追い込み馬も余力がなくなってしまうためか、

勝ち切るには4コーナーで10番手以内は必要です。

 

 

・クラシック好走組の見解

今年は皐月賞馬とダービー馬が不在なだけでなく、

いずれかのレースで3着以内に入った馬もヴェロックスのみです。

掲示板(5着以内)に広げてもダービー5着のニシノデイジーが入るだけです。

 

このメンバーでヴェロックスを無視するのは無謀だと思います。

ヴェロックスは3歳以降は一度も馬券を外していませんし

皐月賞2着、ダービー3着と力は明らかにこのメンバーでは1番です。

 

一方、ニシノデイジーは強調材料がダービーの5着しかありません

レースを見ても折り合いに苦労している様子が見えますし

そこは騎手が変わって良くなるにしても、

テンションが上がりやすい馬の初めての遠征になります。

(北海道は滞在競馬なので除外)

騎手人気もすると思いますのでここはバッサリ切ります。

 

 

・トライアル組はどうか?

菊花賞には2つのトライアルがあり、セントライト記念神戸新聞杯が該当します。

圧倒的に神戸新聞杯組の成績がいいことが知られています。

これには単に強い馬が関西にいるという以外の理由があると思います。

 

それはセントライト記念中山2200mという舞台があまりにも特殊なコース

コース適性だけで好走してしまうパターンが多いのではないでしょうか?

例えば今年のオールカマー。2着ミッキースワローと3着グレイルはどちらも

3歳時のセントライト記念で馬券内に来た馬です。

特にグレイルはセントライト記念後はOPでも掲示板に入れないほどでしたが

オールカマーレイデオロを抑えて3着に来たほどです。

明らかにコース適性で好走しています。

このような単なる中山2200m巧者が混じっているのでセントライト記念

あまり上位に台頭しにくいのだと思います。

 

過去5年の菊花賞で前走セントライト記念で馬券内に来たのは2頭で

2017年のクリンチャーと2015年のキタサンブラックです。

2017年は不良馬場でその適性のみが問われたようなレースになりましたし

キタサンブラックはスプリングS1着、皐月賞3着と春に実績をあげていました。

 

今年は馬場は少し重い可能性はありますが、当日は晴れ予報で

パンパンの良馬場とまではいかなくとも、ある程度良い馬場で走れそうですし

今年のセントライト記念組はクラシックでの実績も乏しいです。

 

よってセントライト記念組はバッサリ切ります。

 

 

・条件戦を使った上がり馬は?

時折馬券に絡む前走条件戦組ですが、今年は強調しにくいです。

なぜなら今年から降級制度がなくなり、古馬との対戦実績を鵜呑みに出来ないからです。

昨年までは4歳6月から収得賞金が半分になることで、そのクラスを勝ち上がっている

強い4歳馬との対戦がありました。その対戦を勝ち上がったことは大きな価値がありましたが

今年からは降級がなくなったため、昨年までよりも3歳馬が条件戦を勝ち上がることは

容易になっています。

さらに、2200m以上の長距離戦に出走する古馬は、距離適性だけでなく

出走頭数の少なさに由来するレベルの低さを狙っていることも多いため

前述の降級制度廃止と併せて、レベルが怪しくなっています。

もっと言えば降級の無くなった強い4歳馬は、夏場は無理せず休養に充てることも

多くなっているのではないでしょうか。

 

以上より、前走条件戦の馬は軽視してバッサリ切ります。

 

 

・結論と印と買い目

ここまで述べてきた理由により、今年の菊花賞神戸新聞杯組の3着内独占と考えています。

その中でも素直に出走メンバーの神戸新聞杯での上位3頭の

 ヴェロックス

 ワールドプレミア

 レッドジェニアル

を評価します。

 

ヴェロックスは上で既に記した通り、能力はナンバーワンです。

不安要素があるとすればいつも外を回しており揉まれ弱そうなところですが、

今回も外枠に入り、そのあたりも問題無さそうです。

 

ワールドプレミアは前走の走りが予想以上に良かったです。

折り合いも問題なく、直線ではいい脚を使っています。

しかし後ろからの追い込み一辺倒では、菊花賞で勝ち切るのは難しいです。

 

レッドジェニアルは前走案外で、折り合いを欠くような仕草もありました。

他のレースではもっとスムーズに走れていたので、スローペースが要因でしょうか?

今回は神戸新聞杯ほどのスローにはならないと見ています。

なぜなら昨年の菊花賞が非常にスローペースで少し批判の声も上がっており、

今年はそれを意識してある程度はペースが流れると考えました。

仮にシフルマンが逃げるとしたら、スローペースからの勝負では

ヴェロックスやワールドプレミアに直線で置いていかれることがわかっているので

逃げ方も工夫してくると思います。

ペースが流れれば前走のようなことは無いと考えますし、

得意の京都で力を十二分に発揮できるでしょう。

また、前走で折り合いを欠きながらも前に行けたことも菊花賞ではプラスです。

 

以上を加味して、印と買い目です。

◎ 12 レッドジェニアル

◯ 13 ヴェロックス

▲ 5 ワールドプレミア

 

◾️3連単フォーメーション

12.13 → 5.12.13 → 5.12.13

 

◾️馬連ボックス

5.12.13

 

                                 計 7 点

 

 

 

富士S予想

 

秋のマイル重賞です。

あまりマイルチャンピオンシップにつながりにくいですが、

今年はどうでしょうか?

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191014165404g:image

出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは向正面の2コーナー出口。

東京コースなので末脚勝負になるかと思いきや、意外と先行馬も強いコース。

ただし東京なので速い上がりは必要になります。

もちろん最速の上がりを使う差し追い込み馬も無視はできません。

 

全体的に能力が高い(=スピードのある)馬が上位に来やすいです。

ただしそれは良馬場のお話。

 

 

・馬場状態は?

先週は馬場状態に翻弄されていました。

重馬場想定(馬場が重くなっても強い馬を選んだ)の秋華賞

終わってみればいつものスピードタイプが上位に食い込み、

良馬場想定の府中牝馬ステークス稍重ながらも

タフな馬が台頭しました。

 

今週末はどうでしょうか?

菊花賞は迷いますが、土曜日に開催される富士Sは雨の影響があるでしょう。

前日の夜から土曜日の夕方まで雨予報。

今週は火曜日までレースをしており、週中もカラッと晴れた日はありませんでした。

なので馬場は稍重から重でしょうし、かなりタフな馬場になることが予想されます。

 

ここは意識したいポイントです。

重馬場適性はもちろんのこと、距離適性がマイルよりも長い馬も狙いたいです。

 

 

・印と買い目

◎ 17 クリノガウディー

この馬は適性を買いました。稍重中京記念で接戦の2着に入りましたが

その後レコード決着の京成杯AHは7着。

明らかに時計がかかった方がいいタイプです。

思えば2着に入った朝日杯FSも良馬場ながらも小雨が降るコンディション。

天気が悪い方がパフォーマンスを発揮できそうです。

 

◯ 7 アドマイヤマーズ

G1 2勝と能力は高いです。

ただしこれが秋の始動戦で、この後はマイルCSではなく香港に向かうというローテ。

海外遠征であればなおさら仕上げ途上が予想できます。

しかし、能力だけで上位に来ることは十分あり得ます。

 

▲ 6 イレイション

前走中山1600mで後の京成杯AH勝ち馬のトロワゼトワルに勝利しています。

それから6ヶ月半ぶりなのはプラスとは言えませんが

血統や戦績を見ても時計勝負よりはかかった方がいい馬。

全く人気は無いと思いますが、面白い存在です。

 

△ 16 ノームコア

やはり骨折明けは不安です。

さらに前走ヴィクトリアマイルは1:30.5のレコードで勝利しましたが

今回は馬場が良くなさそうなので持ち味を発揮しにくいと思います。

斤量も実質トップハンデの56kg。勝ち切れないのではないでしょうか。

 

△ 14 ダッシングブレイズ

超大穴馬ですが、最近は距離を伸ばして大崩れをしていないので

タフな展開になった時に面白いと思います。

鞍上も横山典弘騎手で、なかなか不気味な存在だと思います。

 

△ 3 アンノートル

ちょっとクラス慣れは必要な感もありますが、

戦績的にも血統的にも重い馬場は合っていると思います。

前走のエプソムカップ稍重発表ながらも上がりが32.9の

良馬場のような瞬発力がものをいう決着でした。

今回は同じ稍重だったとしても違った時計になるでしょう。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

7.17 → 6 → 3.7.14.16.17

7.17 → 3.7.14.16.17 → 6

 

◾️馬連流し

17 ー 3.6.7.14.16

7 ー 3.6.14.16

 

                           計 25 点

 

 

・危険な人気馬

相変わらずここにあげると激走する危険な人気馬です。

 

◾️レイエンダ

前走で確信を持ったのは、この馬はかなり揉まれ弱いということです。

なので小頭数の時は成績がいいです。

多頭数で好成績だったのはセントライト記念の2着のみです。

この時も外枠から馬群の外を回る競馬で追い込んで2着という内容。

今回はフルゲートで中枠に入り、鞍上もスミヨン騎手で

ヨーロッパの騎手はあまり外を回したがらないです。

新潟記念と同様のことが起こりそうです。

 

◾️ロジクライ

昨年の覇者ですが、今回は条件が合わなそうです。

戦績を見ると、距離適性が1400mにシフトしていると思われます。

先行していくのが持ち味でありますが、外枠というのもマイナス。

馬場も悪いのもこの馬には不向きそうです。昨年は速い時計の決着でした。

 

 

 

 

府中牝馬S予想

 

台風で関東は大変でしたが、月曜日は無事に開催できそうです。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191013145813g:image

出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝1800m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは1,2コーナーポケット地点。

ワンターンですが東京は直線が長いので前半ゆったりと流れて

直線での瞬発力勝負になりやすいコースです。

したがって上がりが非常に速く、33秒台の脚が必要になります。

 

 

・馬場状態は?

非常に強い台風が土曜日の夜に関東を襲いました。

その影響で土曜日と日曜日の開催がなくなりました。

気になるのは馬場状態。しかし東京は乾きやすいので良馬場を想定します。

土日の開催がなかったこともあり、超高速馬場とまではいかなくとも

それなりにタイムが出る状態になっていると思います。

 

 

・予想のポイント

まずは東京競馬場での成績を見ます。

東京での出走経験が少ない馬に関しては、コース解説で記したように

東京のワンターンコースで上位に食い込むには

33秒台の上がりが必要になります。これは先行馬でも同様です。

そのため速い上がりに対応できる馬を選ばなければなりません。

その上で迷った時には、地力で勝る馬を選んでいきます。

 

 

・印と買い目

◎ 14 プリモシーン

素直に強い馬を本命にします。

まず、ヴィクトリアマイルの2着があり

東京コース及び高速馬場への対応力も抜群です。

前走でも不向きな時計の出にくい馬場であったにも関わらず3着に来るのは地力の証。

4着以下に沈むのは考えにくいです。

 

◯ 1 ジョディー

東京コースのワンターンは大好物。

中山のフラワーカップではコントラチェックに0.9秒差つけられましたが、

東京ならクロノジェネシスに0.1秒差、ウィクトーリアに0.1秒差と

世代屈指の牝馬に食い下がることができます。

そして最高の1枠1番を引き当てたのは大きなプラス。

さらに、逃げ馬候補のクロコスミアとランドネは外枠に入りました。

そして斤量も3歳のため52kgと手頃。

プリモシーンに勝てるとすればこの馬の逃げ切りとみています。

 

△ 13 クロコスミア

2年前にこのレースを勝っており、適性は抜群です。

ヴィクトリアマイルでは3着と、高速馬場でも対応可能です。

しかしこの馬ももう通算29戦目の6歳牝馬です。

全盛期のパフォーマンスを求めるのは酷でしょう。

 

△ 7 サトノガーネット

東京でのレース経験はありませんが、

直線で猛然と追い込むレース運びから、いかにも合いそうな馬です。

前走は明らかに直線が短かったです。

人気は落としそうですが非常に面白い存在です。

 

△ 15 ラッキーライラック

メンバー唯一のG1馬です。

ソウルスターリングは競走除外となりました)

3歳牝馬クラシックでは2着と3着と好走。

その後も昨年の秋華賞以外は大きく崩れていませんが、

いまいち勝ち切れないレースが続いています。

ヴィクトリアマイルでも勝ち馬から0.1秒差の4着なので

今回も対応は可能と思いますが、勝ち切るには至らないのではないでしょうか?

 

△ 2 ディメンシオン

この馬は東京向きなのかハッキリしませんが、左回りは4-1-0-2と得意です。

さらに1800m戦も2-1-0-0と最も得意な距離。

前走を見るかぎり時計勝負にも対応できます。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

1.14 → 1.14 → 2.7.13.15

1.14 → 2.7.13.15 → 1.14

 

◾️馬連流し

14 - 1.2.7.13.15

1 - 2.7.13.15

 

                               計 25 点