RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

チューリップ賞&ディープインパクト記念簡易予想

 

ちょっと体調がよろしくないので

チューリップ賞ディープインパクト記念は簡易予想とさせていただきます。

 

 

チューリップ賞簡易予想

クラヴァシュドールの収得賞金が少ないため(1000万)、

ここは桜花賞オークスの出走を確定させるために

しっかりと仕上げてくると言われています。

厩舎も中内田厩舎であり、インタビューで

「叩きという概念は無い」語っているように

実際に調教でも動いています。

 

一方、3戦3勝の2歳女王レシステンシアは賞金が足りており、

ここは無理に勝つほどの仕上がりにはしてこないのではないかと

言われているようです。

確かに馬はそうかもしれませんが、騎手はそういう気持ちでは無いと思います。

 

思い出すのは2018年のラッキーライラックです。

この馬もレシステンシアと同様に3戦3勝の2歳女王で

初戦にチューリップ賞を選択しました。

この時の鞍上は石橋脩騎手で、

勝ち続けないと降ろされると考えていたはずです。

結果ラッキーライラックチューリップ賞を完勝しました。

 

この時と同じ境遇なのが今の北村友一騎手です。

昨年はノーザンファーム系のクラブの有力馬にたくさん乗り、

G1を3勝もしました。

引き続き同様のバックアップがあれば前哨戦の負け程度で

降ろされる心配までしなくてもよさそうですが、

今年の北村友一騎手は既に2度の騎乗停止処分を受け、

来週から開催6日間も乗れません。

また、成績も今年はまだ3勝で勝率もたったの3.3%。

昨年が85勝で勝率12.8%であったことを考えると絶不調と言えます。

3月の頭から窮地に立たされています。

 

なので北村友一騎手は現在の自分の生命線であるレシステンシアだけは

何としても他の騎手に取られたくありません。

なので本気で勝ちに行くでしょう。

馬の仕上がりも調教を見る限りは悪くなさそうです。

 

一応クラヴァシュドールの1着も入れておきますが

金額配分はレシステンシアの頭の馬券を重視します。

 

◎ 4 レシステンシア

◯ 1 クラヴァシュドール

△ 7 ウーマンズハート

△ 13 マルターズディオサ

 

※買い目

◾️馬連

1 ー 4

 

◾️3連単フォーメーション

1.4 → 1.4 → 7.13

 

                               計 5 点

 

 

 

ディープインパクト記念簡易予想

今年から弥生賞にはディープインパクト記念という名前がつきました。

ただし弥生賞という名前がなくなるわけではなく、

正式名称は「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」です。

長くて略しにくいですね。このことについては某馬主のツイートで

このようになった経緯がつぶやかれていたので、今度コラムにします。

 

さて、予想ですが、前日からパラパラと雨が降り、

当日は結構雨が降るらしいので稍重から重の馬場になりそうです。

そうなると速く走れることはあまり重視されず、

重馬場を走るのが(比較的)上手な馬を買っていきたいです。

 

しかしこの時期の3歳はレース経験も少ないので

過去の成績だけではあまり重馬場の適性は見えにくいです。

そこは血統で重馬場の向き不向きを見るしか無いので、

あまり金額を張るのは得策ではなさそうなレースです。

 

ただし、サトノフラッグは力が抜けていると思います。

前走1勝クラスでは今回と同じ中山2000mを

2:01.4の好タイムで勝利しました。

これはその1週間前に行われたホープフルS

コントレイルの勝ちタイムと同じ。

しかもサトノフラッグが走った前走の方が前半のペースが遅かったです。

これは中山2000mなら十分にコントレイルとも勝負ができそうです。

 

前走も年を挟み継続開催の後半の方で、時計は出にくい馬場。

それなら雨の馬場もこなせそうです。

 

対抗は実際に重馬場実績のあるパンサラッサにします。

母父Montjeuで血統面の裏付けもあります。

あとは3連複で穴目に流した馬券を買っておきます。

 

◎ 1 サトノフラッグ

3 パンサラッサ

 2 エンデュミオン

△ 4 オーロアドーネ

△ 6 ウインカーネリアン

△ 7 メイショウボサツ

△ 9 アラタ

△ 11 ディヴィナシオン

 

※買い目

◾️単勝

1

 

◾️馬連とワイド

1 ー 3

 

◾️3連複軸2頭流し

1.3 ー 2.4.6.7.9.11

 

                    計 9 点

 

 

 

 

 

 

オーシャンS予想【2020年】

 

高松宮記念のトライアルレースです。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝1200m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

坂の頂上からスタートで、外回りを一気に下っていくため、

前半のスピードがつきやすいです。

ジェットコースターのようなコースだといつも書いています。

ただし坂を下った後に登り坂があるのもジェットコースターと同じ。

坂を下るのも登るのも苦手な馬はいるもので、コース適性が重要です。

 

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

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おそらく1番人気と2番人気になるであろう

タワーオブロンドンとダノンスマッシュが揃って1枠に入りました。

枠連馬連のオッズを見ながらどっちが得か考える人は多そうです。

 

 

・先行馬が多いメンバー構成

現役No. 1のテンの速さを誇るモズスーパーフレアはいませんが、

前走逃げた馬が多数おり、前半はのペースは速くなることが予想されます。

なので短距離戦らしくハイペースでも好走できる馬というのが重要です。

脚質に関しては必ずしも末脚に優れるタイプがいいというわけではなく、

中山1200mはハイペースで先行しても馬の力があれば残ることが出来ます。

むしろあまりに後ろからだと前が止まらない限り届きません。

 

そのあたりも含めて各馬を評価していきます。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの解説です。

 

1. タワーオブロンドン

昨年のスプリンターズSの覇者で、実績はナンバーワン。

同じ中山1200mなのでここでも勝ち負けと考えるのが普通ですが、

あまり能力に差はないダノンスマッシュとは斤量が2kg違い、

まるで2歳馬のようなあまりに酷すぎる最終追い切り※を見ると、

本命にはしにくいと思っています。

※併せ馬で前半飛ばしすぎて後半大失速しラスト1ハロンは14.0。

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2. ダノンスマッシュ

中山1200mはスプリンターズSの3着のみ。しかしスムーズではなかった。

先行できてハイペースでも粘れるので展開も向きます。

1週前追い切りと最終追い切りではどちらも坂路で49秒台の追い切りと意欲的。

ここでこんなに仕上げていると、高松宮記念ではデキ落ちの可能性はありますが、

このレースでは高評価です。

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3. ナインテイルズ

9歳馬ということもあり衰えは顕著。

中山は0-0-0-4でコース適性の面でも厳しいです。

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4. ティーハーフ

10歳馬で末脚も使えなくなってきており、

中山は0-0-0-7で苦手としています。

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5. グランドボヌール

やはり気になるのは逃げ馬が他に多いこと。

すんなり逃げれないと成績を残せていないです。

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6. キングハート

オーシャンSは2018年に勝利しており、

ここ2走は復活の兆しも見せています。

中団から脚を使うことが出来れば面白いと思います。

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7. エンゲルヘン

この馬も他の逃げ馬の存在が気になります。

ただし、逃げるのはこの馬かラブカンプーだと思うので、

2走前のようなハイペースの逃げ粘りを考えておきます。

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8. ダイメイプリンセス

中山は1-0-0-4とあまり得意ではないこと、

暖かい時期が得意なことを加味すれば

ここでは狙いにくいでしょう。

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9. ハウメア

この馬は先行したり追い込んだりレースによってまちまちですが、

末脚を使えると好成績が多いので、その方がいいと思います。

ここは末脚に優れる馬が少ないので、

追い込みでの馬券圏内を考えておきます。

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10. ナックビーナス

 中山は驚異の3-6-1-1と2018年のスプリンターズS以外は馬券に絡んでいます。

オーシャンSは3年連続2着でレース適性はバッチリです。

また、2年前のように中団から脚を使うこともでき、

ハナにはこだわりません。

中団前目から差す競馬をすると思います。

高評価です。

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11. カッパツハッチ

最近は新潟直線1000mの出走が続いています。

しかし中山も1-1-0-2とまずまず。

ハナを取れなかった時にどうなるか検討がつきませんが、

1000mの流れに慣れた今、ハイペースの競馬は面白いかもしれません。

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12. ラブカンプー

3歳時は重賞勝ちはないものの、

スプリンターズSの2着をはじめ、好成績をあげていました。

一向に上位に来れないまま5歳となりました。

半兄キングハートが復調気味なので、

この馬も復活の可能性があるかもしれませんが、

そのレースが来るまでは様子を見たいと思います。

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13. エスターテ

 2走前のカーバンクルSが11頭中10着で、

ここでは力が足りていないと思います。

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14. レジーナフォルテ

得意コースは新潟直線1000mですが、

結構能力は高い馬なので面白いと思います。

昨年のカーバンクルSではモズスーパーフレアについて行って

0.2秒差3着と健闘しました。

勝ち切るイメージはわきませんが、ヒモには入れておきたいです。

 

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15. ナリタスターワン

地方移籍後も苦戦しており、厳しいです。

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16. クールティアラ

芝の勝利は新潟直線1000mのみです。

1200mの芝のレースに慣れる必要がありそうです。

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・印と買い目

◎ 2 ダノンスマッシュ

能力はタワーオブロンドンとそこまで差はないはずです。

なのにも関わらずタワーオブロンドンより斤量が2kg軽いのは大きいです。

メンバーの中では調教も最も意欲的で

勝ちにきていると思います。

 

◯ 10 ナックビーナス

7歳牝馬ですが、まだ衰えは見られず

さらにコース適性は抜群です。

ただし、◎との力関係で対抗評価にしました。

 

△ 6 キングハート

前述の通り、復調気配が見えるので入れておきたい1頭です。

 

△ 7 エンゲルヘン

2走前のパフォーマンスが出せれば逃げ粘りもあり得そうです。

 

△ 9 ハウメア

先行するとちょっと厳しそうですが、

脚を溜めることが出来れば3着以内に追い込んでくる可能性があります。

 

△ 11 カッパツハッチ

14 レジーナフォルテ

直線1000mの経験を活かして、ハイペースに強くなっていれば

好走があり得ないこともないと考えました。

 

 

※買い目

◾️単勝

2

 

◾️馬連とワイド

2 ー 10

 

◾️3連単フォーメーション

2.10 → 2.10 → 6.7.9.11.14

2.10 → 6.7.9.11.14 → 2.10

 

                                   計 23 点

 

 

 

 

 

・タワーオブロンドンについて

ちょっと順調さを欠いているような最終追い切りでした。

スプリンターといえども、折り合いがつかないのはG1馬とは思えません。

それでも能力はNo. 1なのでそれだけで上位にはくるかもしれませんが、

軸にはしにくく、配当妙味もないので

思い切って馬券からは外しました。

 

 

レース回顧 〜中山記念 2020〜

 

中山記念のレース回顧です。

 

 

・レース展開

レースを振り返ります。

 

予想通りマルターズアポジーがハナ。

これに続いていったのはソウルスターリングでした。

3番手はダノンキングリー。ラッキーライラックは折り合い重視の4番手。

その後ろにインディチャンプとウインブライトが続きました。

向正面でマルターズアポジーが突き放していき、

ソウルスターリングとダノンキングリーの間はスペースが出来ていました。

1000m通過は59.3というペースでした。

 

3コーナーに差し掛かっても前2頭とのスペースはあるままでしたが

コーナーの中間からダノンキングリーが一気にペースアップ。

直線入り口ではあっという間に先頭に近づき、

残り200mで楽に先頭に立ちます。

ダノンキングリーの後ろにいたインディチャンプ、ラッキーライラック

ペルシアンナイトもコーナー中間から追い出しますが、

ダノンキングリーに全くついていけないどころか、

マルターズアポジーソウルスターリングにもなかなか追いつきません。

マルターズアポジーは急坂で失速しましたが、

ソウルスターリングは坂でも脚は鈍らず、ラッキーライラック

ゴール前でギリギリかわすのが精一杯。

ダノンキングリーが余裕の1着。2着はラッキーライラック

3着は粘ったソウルスターリングでした。

 

 

・予想の振り返りと上位馬寸評

予想はこちらから

 

1着 ダノンキングリー 予想時:◯

馬も折り合いを欠くことなくリラックスして走れていましたし、

追い出しのタイミングも位置取りも完璧でした。

コース適性も抜群だったのではないでしょうか?

今後は大阪杯に向かうとのことで、非常に楽しみです。

あとは輸送をクリアできればどの馬にも負けない力はあると思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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本命のラッキーライラックと遜色ない評価をしていました。

ただし、この馬のベストは東京1800mや2000mだと思い、

今回ダノンキングリーがした競馬を

ラッキーライラックがすると考えていました。

 

 

2着 ラッキーライラック 予想時:◎

かなりズブくなってしまったなという印象です。

デムーロ騎手は3,4コーナーの中間からムチを使って追っていました。

これは沈むかと思いましたが、能力だけでなんとか2着にきました。

昨年のヴィクトリアマイルで4着なので、マイルをこなせる馬にしては、

休み明けを考えても進んでいかないなと思いました。

昨年秋から馬がガラッと変わったのだと感じました。

だからこそエリザベス女王杯香港ヴァーズを連続で好走できたのでしょう。

今後は大阪杯とのことですが、むしろその後天皇賞・春に向かうのなら面白いです。

フィエールマンやグローリーヴェイズともいい勝負ができるのではないでしょうか?

大阪杯でも馬券には入れると思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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昨年の先行しての2着があったので展開面を5にしていましたが

前述の通りズブくなっていたので前残りには向きませんでした。

それでもきっちりと2着になるのはさすがです。

 

 

3着 ソウルスターリング 予想時:無印

これは予測ができませんでした。

エプソムC府中牝馬Sを連続で取消しており、

体質面の問題もあるのだと考えていました。

6歳牝馬なので3月末までに引退しますが

最後に意地を見せた形です。これは参りました。

どうやら中1週での中山牝馬Sの出走も視野に入れているようです。

その時は買うかどうかちょっと難しいですね。

 

◾️予想時の各要素の評価

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戦績から前にはいけそうでしたが、さすがに牝馬限定戦でしか

成績を残していないので、手が出ませんでした。

展開と距離適性は大事ですね。

 

 

 

馬券はかろうじて馬連だけ確保しました。

3連単ソウルスターリングを買えないのでしょうがないにしても

単勝も取りたかったです。

距離短縮に対しての予測が甘かったと反省です。

 

 

・ミナリク騎手について

ただの批判になってしまいますが、どうしても書きたいので

ミナリク騎手の騎乗について書かせていただきます。

 

道中は先行することが出来ず、インディチャンプの外、

前から5,6番手を追走しました。

そして3,4コーナー中間でペルシアンナイトが進出し、

前の馬も追い出していく中、ミナリク騎手は少し遅れて追い出すも

進出ができませんでした。

そのまま直線でも差し脚は使えず、7着でゴールしました。

 

休み明けは走らないことが多い馬なので、

道中の行き脚がつかなかったのであれば、それは仕方がありません。

騎手の責任ではありません。

 

しかし、レース後のコメントを見て愕然としました。↓

F.ミナリク騎手
「レース前は落ち着きがありましたし、スタートしてからのポジションも問題なかったです。ただ少しずつペースが速くなった時に、VTRで見ていたウインブライトらしくなかったです。前向きな感じでついていけず、直線も伸びなかった。原因はちょっと謎です。3週続けて追い切りに乗って仕上がりは問題ないと思っていたのですが…」

【中山記念】ミナリク「原因は謎」レース後ジョッキーコメント(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュースより引用。

 

このコメントがどこまで本音なのかはわかりませんが、そのままとらえるなら

何を寝言を言っているのかという感想です。

 

まずあのポジションで問題ないと思っている時点で勉強不足です。

中山記念は道中4番手以内の好走が多いレース。

だからソウルスターリングマルターズアポジーについていったのです。

現に中山記念を勝った過去2年はどちらも4番手からの抜け出しです。

今回は9頭立ての5,6番手。明らかにベストポジションから1,2列後ろです。

 

さらにウインブライト自体が好位追走から直線で早めに抜け出して

粘り切ることを得意としている馬。

差し切り勝ちもないことはないですが

3歳春や昨年の中山金杯といったレースレベルが高くない場合に限定されます。

過去のレースVTRなんて本当に見ていたのか怪しいです。

あのポジションでも差して上位にいけるような差し脚を持っていたら、

昨年の天皇賞・秋でももっと上位です。

 

ミナリク騎手は日本の競馬を何も研究していないのだなと感じました。

騎乗依頼を誰にするかは馬主調教師の自由ですが

芝で1勝しかしておらず、かつここまで何も勉強していない騎手に

重賞での有力馬の騎乗依頼をするのなら

重賞でなかなか馬が回ってこない若手・中堅騎手は

どうモチベーションを保てばいいのでしょうか?

平場はまだしも、これでもなおこの騎手に重賞で有力馬を回すようなら

日本人差別が行われていると断言していいでしょう。

 

結果が出ている短期免許の外国人騎手に有力馬が回ってしまうことは、

理不尽な乗り替わり以外は異論はありません。

しかし、今は結果が出ていなくても短期免許の外国人騎手というだけで

有力馬に乗れているのです。

それは競馬界の繁栄のためにも是正すべきです。

 

 

 

レース回顧 〜阪急杯 2020〜

 

阪急杯のレース回顧です。

 

 

・レース展開

まずはレースを振り返ります。

 

外から勢いをつけてニシノラッシュがハナ。

マイスタイルとダイアトニックも競りかけます。

しかし、マイスタイルは手綱を抑えて譲ります。

もうこうなるとマイスタイルは厳しいです。

いつになったら鞍上はマイスタイルの好走するパターンと

厳しいパターンがわかるのでしょうか?

阪神Cもそうですが、抑えてしまうとやる気を無くす馬です。

 

話を戻すと、3コーナーまでにクリノガウディーが進出し

マイスタイルの外から2番手でコーナーを回ります。

サフランハートがその外からまくる形。

ダイアトニックが内でニシノラッシュの後ろにつきます。

3,4コーナーで激しく動いた結果、

前半600mは34.1ですが、1000m通過は56.8と息が入りませんでした。

 

直線を向くと外からマイスタイルが抜け出しにかかるも

ニシノラッシュとの間を強引にダイアトニックがこじ開けて先頭に立ちます。

これによりフィアーノロマーノが不利を受け、大きく減速しました。

(個人的にはこの時点で馬券は諦めていました)

手応えよくこのまま突っ走るかと思いきや、中団からうまく脚を溜めていた

ベストアクターがクリノガウディーの外からスルスルと抜け出して

坂で若干脚が鈍ったダイアトニックを差し切り1着。

2位入線はダイアトニック、3位入線は絶望的な不利から猛追した

フィアーノロマーノでした。

その後前述の不利に関して審議となり、着順が入れ替わり

2着フィアーノロマーノ、3着ダイアトニックとなりました。

 

 

・予想の振り返りと上位馬寸評

今回から予想時の印や各要素の評価をしっかりと振り返り、

予想と結果の比較をしっかりとやっていきます。

予想のエントリーはこちらから

 

1着 ベストアクター 予想時:無印

素晴らしい差し脚でした。

そして追い出しのタイミングも進路もここしかないというところでした。

浜中騎手の実力あっての1着でした。

落馬負傷からの復帰週で重賞勝利は幸先がいいです。

今後は京王杯SCから安田記念が目標とのこと。

京王杯SCはメンバー次第ですが有力候補だと思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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予想時は距離適性や展開、調子を評価していましたが

阪神は初めてであり、昇級して斤量が上がる点を嫌って無印としました。

これが大失敗。阪神の経験があって結果が出ていないならまだしも、

未知数なだけであれば距離適性もあるので入れなければいけませんでした。

 

 

2着 フィアーノロマーノ 予想時:◎

阪神1400mの適性は本物でした。

大きく減速するほどの不利がありながら3位入線まで猛追しました。

この後は高松宮記念に向かうのか?それともダービー卿CTの連覇を狙い

マイル路線なのかわかりませんが、出走経験のない1200mも面白いと思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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出走馬で最も評価をしていました。

たらればですが、不利がなければ1着もあり得たと思います。

予想としては間違ってはいなかったと思います。

 

 

3着 ダイアトニック 予想時:△

先行していったのは意外でした。

そして先行馬が崩れた中での2位入線は素晴らしいです。

レース後の談話では1200m戦に向けて、

前で競馬することを試したという旨を話していました。

ということは高松宮記念を見据えていると思います。

今回は坂で脚が少し鈍った感もあるので、

中京の直線すぐの坂で置いていかれないようにしたいです。

 

◾️予想時の各要素の評価

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今回も後ろからの競馬になると考え、

内枠だと包まれてしまい展開の評価が控えめでした。

ちょっと先行することは読めませんでした。

もし先行しなかったとしたら、外に出して差すというのは

難しかったと思います。

 

斜行に関しては、本人が反省していると思います。

ただ、1月にも斜行による騎乗停止がある中で

繰り返しになっています。

あまりに騎乗停止が多いと依頼はしにくいでしょうね。

制裁の多い騎手はジワジワと有力馬の依頼は減っていき、

信頼を取り戻すのも時間がかかります。

北村友一騎手もそのレールに乗りかけている感があります。

 

 

 

 

予想は間違いではなかったと思いますが、事故で単勝を外しました。

あとは相手選びに重視するところを慎重に検討していきます。

 

 

 

阪急杯予想【2020年】

 

高松宮記念に向けたスプリント重賞です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

阪神競馬場 芝1400m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

向正面の直線入り口からスタート。

内回りでコーナーの出口の角度もきついため、内枠や先行馬が有利です。

しかし、騎手にもその意識があるので息が入らないと

ゴール前の坂で止まってしまい、差し追い込み馬が迫ります。

現に開幕週のレースですが、昨年は大外枠から豪快な差し切りが決まっています。

展開の予想が肝になるレースと言えます。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

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前走1200mが多いメンバー構成。

一方で前走1600mからの距離短縮は4頭のみです。

1400mはスプリンターとマイラーの勝負と言われがちですが

ここはスプリンターよりのレースと思われているでしょうか?

 

 

・ニシノラッシュの逃げ

除外対象ながら賞金順上位の馬が回避となり出走がかなったニシノラッシュ。

結構飛ばして逃げると思います。

前有利の意識があるので、これに続くサフランハートやクリノガウディー、

マイスタイルあたりもしっかりついていくと思います。

とんでもないハイペースになるということはないと思いますが、

ある程度は流れてくれると思います。

 

そうなると、開幕週の綺麗な馬場も相まってスピードに優れる馬は有力です。

しかし、阪神にはゴール前に坂があるので、そこを乗り越えられるタフさも大事です。

なのでどちらかというと1400m以上の実績がある馬の方がいいでしょうか?

また、ハイペースに強いことも大事です。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料、各要素のレーダーチャートです。

 

1. ジョイフル

2走前に阪神1200mで前残り展開のナックビーナスを差し切るという

強い競馬をしているが、前走重賞で上がりが使えず7着。調子が戻っているか?

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2. ライラックカラー

準オープン、オープンと連勝中で好調。しかし阪神は1度走って5着。遠征が苦手?

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3. ダイアトニック

1400mは5−1−0−0と非常に得意だが、阪神新馬戦の勝利のみ。

また、内枠で包まれそう。

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4. マイスタイル

今回はあまり包まれずにスムーズに運べるそうだが、

前走の阪神C13着というのはコースが苦手な可能性もある。

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5. クリノガウディー

前走東京新聞杯3着で調子上向きで今回展開も向きそう。

中2週で調子を維持出来るか?

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6. フィアーノロマーノ

阪神は2−1−0−0と得意で、前走同じ阪神1400mの阪神Cが2着。

走る時と走らない時のムラが大きい馬なので、今回は走るかどうか。

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7. ステルヴィオ

メンバー唯一のG1馬。阪神も朝日杯FS2着の実績があるが

1400mは初めて。休み明けで喉鳴り持ち。

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8. サフランハート

阪神は4−0−1−3と得意だが、4走連続二桁着順。

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9. ディープダイバー

阪神は2−2−1−3で悪くなく、朝日杯FSも5着だったが、

ハンデ戦でも大敗している現状。力が足りていないか?

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10. ストーミーシー

上がり最速で追い込める末脚を持っているが、

前走同じ阪神1400mの阪神Cで12着。

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11. ロジクライ

昨年の3着馬だが、5走連続で6着以下。7歳でそろそろ衰えか?

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12. レインボーフラッグ

負けも多いが阪神でも1400mでも好成績が多い馬。

しかし重賞では5着以内も経験が無く力が足りていないか?

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13. ハッピーアワー

1400mは2−2−0−0と得意で重賞も勝っている距離。

しかしスタートが苦手で差しが届かないレースが続いている。

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14. ベストアクター

条件戦ながら1400mのレースで連勝中で好調だが、

今回は相手のレベルが上がるのに斤量も増える。

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15. ニシノラッシュ

今回短期逃げ濃厚だが、阪神は0−0−0−3と苦手。

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16. アンヴァル

北九州記念で上がり最速での3着があるが、

調子を落としている。阪神は0−0−0−4。

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17. ラヴィングアンサー

先行馬が少ない中、中団から抜け出す競馬が得意なのはプラス。

しかし3戦連続4着以下。斤量も増える。

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18. スマートオーディン

昨年の覇者。リピーターの多いレースでもある。

しかしそれ以降差しが届かないレースが続いている。

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各スコアの一覧表です。

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・印と買い目

◎ 6 フィアーノロマーノ

適性も展開もいいです。

前が速くなった方がいい先行馬なので、ニシノラッシュの参戦は追い風です。

 

◯ 5 クリノガウディー

調子が上向きで、最後まで頑張れるタフさがあります。

ちょっとスピードが足りない分フィアーノロマーノにはかなわないと判断しました。

 

▲ 4 マイスタイル 

こちらはニシノラッシュがいなければという馬。

ですが控えてもスムーズに運べれば好走します。

凡走してから好走するのもこの馬のパターンです。

 

△ 11 ロジクライ

昨年の3着で、出来れば内枠が欲しかったところではあります。

前走でルメール騎手が乗っているくらいですから、復調の兆しはあるのでしょう。

 

△ 3 ダイアトニック

阪神は未知数なところがありますが、1400mは大得意です。

枠の並び的に包まれて動けないというのがありそうです。

 

△ 17 ラヴィングアンサー

前走は中団からの差しでよく頑張った方だと思います。

ただこの馬はもっと内枠が欲しかったです。

 

△ 1 ジョイフル

△ 13 ハッピーアワー

△ 18 スマートオーディン

後方一気が決まればという馬です。一応入れておきます。

 

 

※買い目

◾️単勝

6

 

◾️ワイド流し

6 ー 4.5

 

◾️3連複フォーメーション

6 ー 4.5 ー 1.3.4.5.11.13.17.18

 

                                       計 16 点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中山記念予想【2020年】

 

小頭数ながら豪華メンバーが揃いました。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝1800m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは正面直線中ほど。すぐに急坂を登ります。

1,2コーナーの中間まで登り、向正面の直線に向かって下ります。

その後はしばらく平坦ですが、ゴール前にまた急坂を登ります。

同じ1800mでもワンターンの東京や阪神とは全く違うコースと言えます。

 

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

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登録馬9頭に対して5頭がG1馬という豪華メンバー。

もう少し頭数が揃えばG1と変わらない構成です。

 

 

 

・ここは4強か

前述の通り、G1馬が5頭もいるメンバー構成です。

・インディチャンプ(安田記念マイルCS

・ウインブライト(QE II世C、香港C)

ソウルスターリング阪神JFオークス

ペルシアンナイト(マイルCS

・ラッキーライラック阪神JFエリザベス女王杯

 

ソウルスターリングは2年近く3着以内がなく、

連続で出走前取消をしています。

また、ペルシアンナイトは最近は得意なマイルCS以外の好走がありません。

ただし、前走インディチャンプより先着はしています。

 

よって、残りのインディチャンプ、ウインブライト、ラッキーライラック

皐月賞3着とダービー2着の実績があるダノンキングリーの5頭の4強でしょう。

 

展開はこのレースで引退するマルターズアポジーが飛ばしていくでしょう。

2番手候補のラッキーライラック

特に追いかけて潰す必要もないので1頭だけ大逃げでしょう。

3,4コーナーからジリジリと距離を詰められてマルターズアポジーは脱落し、

直線では4強のデットヒートになるでしょう。

しかし、マルターズアポジー以外はスローペースで運ぶので

後ろにいては届かないでしょう。

道中後ろだとすると、まくっていく必要があります。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料と

各要素のスコアのレーダーチャートを載せます。

最後にスコア一覧表も載せておきます。

 

1. インディチャンプ

マイルG1連覇の実績はあるが、毎日王冠ではダノンキングリーに完敗したように

1800mへの適性が試される。

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2. エンジニア

オープン入り以降3着以内が無く、強調材料は無い。

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3. ダノンキングリー

関東圏では3着を外しておらず、毎日王冠ではインディチャンプに完勝した。

ここ2走はスタートが遅めなので、出遅れが懸念。

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4. ソウルスターリング

最優秀2歳牝馬と3歳牝馬を連続で受賞した実績はあるが、

古馬になってからの3着内は2年前の牝馬限定G3のクイーンSのみ。

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5. ペルシアンナイト

中山は皐月賞2着の実績があり、前走香港マイルも5着と善戦した。

しかし2年前の中山記念は1番人気5着。休み明けで3着以内の経験が無い。

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6. マルターズアポジー

2年前の中山記念で逃げ粘って3着の実績。ここも楽に逃げれそう。

しかしそのレースから14戦連続4着以下。衰えがはっきり見える。

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7. ラッキーライラック

昨年の2着で、近2走はエリザベス女王杯1着、香港ヴァーズ2着と

今が充実期と言えそう。ただし、斤量は昨年の53kgから2kg増える。

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8. ウインブライト

中山記念は連覇しており、中山1800mは驚異の4戦4勝。

しかし2ヶ月以上の休み明けで好走したのは2歳未勝利戦のみ。

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9. ゴールドサーベラス

リステッドの軽斤量でも3着に入れず、強調材料は無い。

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各スコアの一覧表

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・印と買い目

◎ 7 ラッキーライラック

4強とは言いましたが、少しだけ力が抜けていると思います。

大阪杯に向けて仕上げはほどほどだと思いますが

復調前の昨年で2着ですから、コース適性があるのでしょう。

 

◯ 3 ダノンキングリー

他の3頭は中山記念後のローテが決まっていますが、

ダノンキングリーはこのレースを見て決めていくそうです。

おそらく大阪杯を目指すか安田記念を目指すかという話だと思います。

そういう話であれば、最も仕上げてくるのはこの馬では無いでしょうか?

 

▲ 1 インディチャンプ

1週前追い切りでは動きが良すぎて、サンライズノヴァと併せられないほどでした。

馬のコンディションは抜群だと思います。懸念は折り合い面です。

昨年のマイラーズCがスローペースを馬が嫌って4着というのが気になります。

おそらくここもマルターズアポジー以外はスローで進みます。

 

△ 5 ペルシアンナイト

一応前走はインディチャンプに先着しているので

3着候補に入れておきます。

 

 

※買い目

◾️単勝

7

 

◾️馬連

3 − 7

 

◾️3連単フォーメーション

3.7 → 3.7 → 1.5

 

                               計 6 点

 

 

 

・ウインブライトについて

確かにコース適性は抜群ですが、ここは叩き台でしょう。

昨年のオールカマーは全く走りませんでした。

2200mは苦手だったとしても、勝ち馬から1.5秒差負けというのは

その2走後に香港Cを勝つ馬の走りではありません。

この時は調教も動いていますし、休み明けということしか理由が見当たりません。

今年芝で1勝しかしていないミナリク騎手への乗り替わりも明らかにマイナスです。

また、ドバイ遠征前の叩きというのは間隔が短いのでそれもマイナスです。

 

 

 

レース回顧 〜フェブラリーS 2020〜

 

フェブラリーSのレース回顧です。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

まずはレースを振り返ります。

 

スタートでポンと出たワイドファラオが迷わずハナへ。

アルクトスも内からついていきます。

これに続くのはタイムフライヤー、インティ、ミッキーワイルド。

ヴェンジェンスとモズアスコットがその後ろでした。

全体的に馬群は縦長で進み、

600mの通過は34.6、1000mは58.7というペース。

2019年はスローペースでしたが、それ以外の年と同じくらいです。

前2頭が競ってペースが速いと批判が多いですが、

緩めた場合はまくられて潰されてしまうので、

着順だけ見た結果論でしかないと思います。

 

直線ではタイムフライヤーが早めに追い出して先頭に立ちます。

明らかに早すぎる追い出しのタイミングであり、

まんまと目標にされてモズアスコットが抜け出します。

モズアスコットはその後も脚色が衰えず、後続を寄せ付けずに圧勝しました。

 

2着はモズアスコットのすぐ後ろで脚を溜めていた最低人気のケイティブレイブ

3着は大外から追い込んできたサンライズノヴァが入りました。

 

1着モズアスコットは本当に強かったです。

今回は大外に出さずに内目から抜け出しました。

圧倒的に力が抜けていたと思います。

今後はまた芝のレースも走るそうです。

これは1800m以上は長いと考えているためのようです。

今回の走りを見る限り、帝王賞でも勝ち負けが出来そうなくらいでしたが。

ですが芝とダートを行き来するのは現代競馬では珍しい試みなので

今のモズアスコットがどういった走りをするのか非常に興味深いです。

 

2着ケイティブレイブは鞍上の長岡騎手のファインプレーです。

もちろん昨年ドバイで腸捻転になり、7歳ながらそこから復活し

苦手の東京で2着にまで来たケイティブレイブの力にも脱帽ですが、

初G1でこんなに冷静に乗れるのかと驚きです。

長岡騎手を乗せたいと進言したのはオーナーだったとのことです。↓

2着ケイティ滝本氏「長岡は完璧」/フェブラリーS|極ウマ・プレミアム

初めから控える競馬を指示していたということですが

それにしても焦って早めに追い出していては勝負にならなかったと思います。

初G1ではペースがわからなくなる騎手がたくさんいますが、

長岡騎手はペース読みもしっかり出来ていたということです。

 

なぜ彼が、これまでまともに乗り馬に恵まれなかったのか疑問です。

長岡騎手にもっと騎乗依頼が舞い込むことを期待します。

また、普段調教をつけている騎手を起用するメリットも

見直すべきだと思います。

リーディング上位の騎手はレース巧者ですが、

馬の特徴を抑えているのは調教をつけている人です。

仮にルメール騎手がケイティブレイブに乗っても

ここまでの結果は出なかったのではないでしょうか?

 

そもそも現役騎手に調教だけつけてもらって、

レースには乗り馬がおらず調教助手のように扱うことは疑問です。

現役騎手ならレースに出てナンボです。

今回のようなG1レースで実績のない騎手を起用するのは難しいですが

他の馬でも馬主や調教師はレースでの乗り馬を回すべきではないでしょうか?

回せないなら最初から調教をさせるべきではなく、

調教にお金を払っていても不誠実です。

 

話が脱線しました。

 

3着は追い込んできたサンライズノヴァでした。

近走は前目につける競馬をしていたので

今回も中団好位につけると思っていました。

スタートがあまり良くなかったのもありますが

ペースを見て無理して上がっていかなかったのが3着につながっています。

今までのサンライズノヴァの豪脚が見れましたが、

上位2頭もいい脚を使っているので届きませんでした。

南部杯を制しているので、今後はかしわ記念が楽しみです。

 

松山騎手は本当によく乗れています。

今年に入って重賞もたくさん勝っていますが、それは偶然ではなく

状況判断能力が優れていると思います。

あとは京都での成績が良かったので、来週からの阪神でも結果が出せれば

いよいよトップジョッキーの仲間入りだと思います。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命ノンコノユメは直線で伸びきれず8着でした。

今は長い距離の方がいいのでしょうか?

もう8歳ですので、突然衰えても不思議ではないです。

今回は好きな馬なのでひいきした結果で、予想に悔いはないです。

 

やはり、ノンコノユメが出るレースは予想になりません。

ですがこれも競馬の楽しさです。

今後も引退まで応援します。