大阪杯の予想でどうしても伝えたいこと
競馬予想のスタイルはいろいろあると思います。
私は馬のコースおよびレース適性、展開を重視します。
他にも調教、パドック、血統、指数などいろいろあると思いますが、
大阪杯を予想する上で有効ではないと思ったのは、
過去の同レースの結果からデータ分析です。
例えば前走◯◯のステップレースを使った馬の連対率が高いとか、
前走着順が◯着以内、人気が◯人気以内とかそういった類のデータ分析です。
普段はそれも有用と思いますが、大阪杯で使うのはどうでしょうか?
大阪杯はG1になってから今年で3年目です。
データ数が足りません。
いや、大阪杯はG1になったのは3年目でも、G2で長い歴史がある重賞で、
距離も時期も変わらないのだからデータ分析は有用じゃないか?
いいえ、G2時代のデータはあてにできません。
なぜならG2とG1ではレースの位置付けが全く異なるからです。
G2では天皇賞春前に1戦使おうとか、2000m前後が得意な馬の使うレースが大阪杯しかないとか、
そういった意味合いが強かったと思います。
G1となった今ではここが本番の馬も多いです。
G2時代のローテは全く参考にならないでしょう。
じゃあ過去2年のデータなら。これもあまりアテには出来ません。
まずデータ数が少ないこと。そして、まだ各陣営が大阪杯に臨むローテで何が良いのか模索中だと言えるからです。
また、大阪杯がG1になったことで他のレースのローテも変わってくるはずであり、その事も考慮しなければなりません。
そんなのわかってるけどデータは大事という方ならいいですが、
あるのかわかりませんがデータ分析の有料予想なんかは買う価値はほぼ無いと言っていいでしょう。