RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

ニュージーランドT予想 〜ペースがカギを握る〜

 

ニュージーランドTは上位3頭にNHKマイルカップの優先出走権が得られます。

開催時期も皐月賞の前の週なので、出走馬は皆NHKマイルカップに照準を定めていると思います。

 

・コースの特徴

まずはコースの解説を競馬ラボさんのページより引用させていただきます。

f:id:RM_horse:20190404023632g:image

出展:競馬ラボ様 

中山競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

同じコースで先週にダービー卿CTがありましたが、

レース傾向は全く異なると言っていいです。

 

昨年の勝ち馬はカツジでした。

先週、ダービー卿CT予想 - RM_horseの競馬コラムでは、

カツジを中山マイルが苦手な馬としました。

 

これを見た知人から、ニュージーランドT勝ってるのは無視か?と言われました。

これに対する答えは、苦手だとしても能力で勝てるのが3歳春の重賞だと言えるでしょう。

もちろん、G1はそういうわけにはいきませんが。

 

それでは、ニュージーランドTの予想のポイントを押さえていきましょう。

 

・ペースが鍵を握る

先に結論を言ってしまうと、前半1000mの通過タイムが60秒を超えると先行馬で決着

59秒前半より早いペースになると差し、追い込みの台頭となります。

 

過去のニュージーランドTを振り返ってみると、

勝ち馬の脚質は逃げ先行が6頭、差し追込みが4頭でした。

逃げ先行のうち、ダンツプリウスサンライズプリンス

向正面から3,4コーナーにかけて進出していったまくりに近い形。

これを除く4頭が勝ったレースのうち、3つのレースは前半1000mが59.9以上でした。

 

唯一、2012年は前半1000mが57.6で先行馬が勝ちましたが、

勝ち馬は後のNHKマイルカップを圧勝したカレンブラックヒル

これはもう例外と言っていいでしょう。

 

・今年の展開は?

今年の出走馬を見ると、ハナを切るのはダート2勝のダイシンインディーと思われます。

続いてコスモカレンドゥラワイドファラオあたりが先行しそうです。

 

ダートとはいえ、これまでハイペースで押し切る競馬で2勝している

ダイシンインディーはここでもペースを緩めないでしょう。

 

故に差し馬が台頭すると考えています。

 

・距離短縮?延長?

普通のマイル戦は距離延長して挑む馬は厳しいと言われていますが

3歳馬の距離短縮組はスピード不足になることも多いです。

そのため、このレースでは距離延長組に穴馬が眠っているかもしれません。

時期的にマイルを使いたくても番組不足でやむなく1200mや1400mを使った馬も多いでしょう。

 

・人気馬の寸評

netkeibaさんの予想オッズ順に人気馬の寸評を書いていきます。

 

  • アガラス

  東スポ杯2歳Sで末脚を発揮して2着。

  きさらぎ賞は案外だったが末脚を生かせれば勝ち負けのはず。

 

  • ミッキーブラック

  中山でオープン勝ちの実績。

  しかし、2000mでゆったりとした流れだった。

  初のマイルは忙しくなる。

 

  • メイショウショウブ

  デイリー杯2歳Sの2着の実績が光る。

  しかしその後2戦は案外。さらに混合戦になる。

  芝未勝利でもある。

 

  未勝利、500万下を上がり最速で勝利。

  末脚が発揮できれば勝ち負けも。

  鞍上が乗り慣れた石橋騎手から変わるのは懸念材料。

 

  • グラナタス

  おじにペルシアンナイトがいる良血馬。

  先行脚質でハイペースに巻き込まれる可能性があるが、

  1400mをミドルペースで先行して押し切る形で2勝しており、このレースに向いている感あり。

 

・まとめと結論

  1. 同じ中山マイルでも古馬重賞と傾向が違う。
  2. 前半1000m通過タイムがカギを握る。
  3. 今年はペースが流れ、差し馬が台頭するはず。
  4. 穴は距離短縮組から狙いたい。

 

印は以下の通りです。

◎アガラス

◯グラナタス

ヴィッテルスバッハ

△カルリーノ

△ショーヒデキラ

ホープフルサイン

 

 

※4/6 12:15 買い目追記

3連単フォーメーション

    11,14 − 11,14 − 4,5,6,13

    11,14 − 4,5,6,13 − 11,14

・3連複ボックス

    4,5,11,13,14

                                   計26点