RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

阪神牝馬S予想 〜中間距離を制するのは?〜

 

阪神牝馬Sはマイル戦ですがスプリンターが出走したり、2000m以上を得意とする馬も出走したりします。

この後目指すレースがヴィクトリアマイルしかないので、

マイルが適距離じゃなくても出走してきます。

よって勝つのはマイルが得意な馬なのか、マイルは適距離じゃなくても能力が上位な馬なのか、

傾向がつかみにくいレースになっているのだと思います。

 

・コースの特徴

まずは競馬ラボさんよりコース解説を引用させていただきます。

 

f:id:RM_horse:20190405044329g:image

出典:競馬ラボ様

阪神競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

阪神マイルは向正面からスタートし、阪神特有の大きなコーナーを回り、

最後の直線も外回りであるため、約480mと差し馬が十分届く長さで、

さらに高低差1.8mの坂がゴール前に待ち受けます。

 

これだけ聞くと差し馬天国のように聞こえます。

実際、平均的に見ると差し馬の勝率が比較的高いと言えます。

 

しかし、阪神牝馬Sでは度々逃げ切り勝ちが見られます。

2018年ミスパンテール、2016年スマートレイアー、2012年クィーンズバーンは逃げ切っています。

昨年のミスパンテールが勝ったレースはスローでしたが、

他の2例はさほどスローではなく、予想を難しくしています。

 

・出走馬の得意な距離、脚質

このレースはコースからレース展開を予想するより、

出走馬の得意な距離や脚質を分類して、展開や力関係を予想する方が良さそうです。

 

まず、本当の適性は置いといて、これまでの成績から

  1. 1400m以下が得意なスプリンター
  2. 1600mがドンピシャ
  3. 1800mが良績だが1600mも守備範囲?
  4. 2000m以上が得意で1600mは短い

の4つに各馬を分類してみます。私の偏見も少し含まれます。

 

  1. リバティハイツ、ダイアナヘイロー、アマルフィコースト、ベルーガ
  2. ワントゥワン、ラッキーライラック、メイショウオワラ、レッドオルガ、ミエノサクシード
  3. サラキア、カンタービレ、ミッキーチャーム
  4. サトノワルキューレ、クロコスミア

 

こんな感じでしょうか。

ラッキーライラックは異論あると思いますが勝ち鞍が全て1600mなので2に分類しました。

 

そして、逃げ、先行、差し、追い込みで分類するなら

 

逃げ:ダイアナヘイロー、ミッキーチャーム、クロコスミア

先行:アマルフィコースト、ラッキーライラック、メイショウオワラ、

差し:レッドオルガ、サラキア、リバティハイツ、ミエノサクシード、カンタービレ

追い込み:ベルーガ、サトノワルキューレ、ワントゥワン

 

ここでまず言えるのは、サトノワルキューレは距離が短いのに追い込み脚質と、

全くレースにあっていないということ。素直に切ります。

 

・レースの展開予想

逃げ馬が3頭いますが、綺麗にバラけた印象です。

 

ダイアナヘイローはハナに行って押し切るしか勝ち目はないので、ここはハナでしょう。

ミッキーチャームアマルフィコーストラッキーライラックがマークする形。

クロコスミアも絡むかもしれませんが

逃げ馬が多数いる場合は控えることが多いです。

もし、逃げ馬がクロコスミアだけなら買っていたと思います。

そして、3番手以降に控えた時の成績は良くありません。ここは切りです。

 

ペースは武豊騎手と言えども、スローには出来ないと思います。

59秒で行ければいい方で、58秒前後も想定できます。

差し馬が台頭するレースになるのではないでしょうか?

 

ダイアナヘイローは阪神1400mの勝ちがありますが、さすがに1600mは長いでしょう。

 

同様にアマルフィコーストも距離が長いです。

 

ミッキーチャームは500万下で2番手からの勝ちはありますが、楽に逃げてこその馬。

 

ラッキーライラックは前走を見るとタフな消耗戦が得意になったのかな?と思わせますが、

もともとは末脚の使える先行馬。

阪神1600mは得意中の得意ですし、完全復活に期待します。

 

差し馬では、まずはカンタービレ秋華賞の末脚は素晴らしかったです。

ローズSでは先行して押し切りました。控えてもどちらでも競馬が出来るのは大きな武器です。

 

秋華賞4着のサラキアもいい末脚を持っています。

ただ、直線で外に出したい馬なので、最内枠は競馬がしにくくなる可能性があります。

 

レッドオルガは戦績を見ると上位ですが、勝ち鞍が全て左回りなのが気になります。

使うレースも圧倒的に左回りが多いですし、右回りを出来るだけ避けていると思われます。

 

穴は阪神が得意なミエノサクシードでしょうか。

 

ワントゥワンは一番後ろから追い込むタイプで、

ここではよっぽどハイペースにでもならないと届かないでしょう。

 

・結論

今年はスローにはならず、差し馬も来ると判断します。

 

◎ラッキーライラック

カンタービレ

▲ミエノサクシード

△サラキア

 

 

 

※4/6 12:20 買い目追記

・3連複ボックス

   1,4,6,12 

(便宜上ボックスと書いてありますが金額配分しています)

3連単フォーメーション

   6,12 − 6,12 − 1,4

3連単はおまけです)

                                     計8点