レース回顧〜桜花賞〜はじめての馬券的中！

レースは事前予想の通りスローになりました。

当日の阪神7Rが桜花賞と同じ舞台で1着が逃げた馬、2着も2番手の馬で行った行ったで決まり、

さらに10Rの1400mのレースもやはり逃げた馬が1着。

これにより各騎手が前がいいと意識すると、先行争いが激化し

ハイペースになるかもしれないとも思いました。

そして桜花賞。スタート直後はメイショウケイメイが行きかけましたが、

大外枠のプールヴィルが意識してハナを取りに行きました。

そしてジュランビルもついていき2番手。

その後ろにグランアレグリアがつけました。

ダノンファンタジーはグランアレグリアをぴったりマークしていました。

ラップタイムを見ると2ハロン目は11.1なので、多少先行争いで速くなりましたが、

隊列が決まるとペースは落ち着きました。

そして3〜4コーナーでペースが速くならず、

1000m通過は59.4とスローでした。

これは昨年の桜花賞の58.7よりも遅いです。

遅いからもう行くね！と言わんばかりにコーナーを曲がり切る前からグランアレグリアが先頭に立ちました。

その後は持ち前の瞬発力を発揮し、上がり3ハロン33.3で後続を寄せ付けませんでした。

これは単純に馬の能力が他とは違った感があります。

2着はシゲルピンクダイヤ。私の本命です。

ゲート入りの際も尻っ跳ねしておりテンションが高いことを窺わせました。

案の定スタートは出遅れ、後方からの競馬になりました。

直線では無理に外に出さず、馬群を縫ってするすると進出しました。

和田騎手の好騎乗だと思います。

グランアレグリアが強すぎましたが、外差しでないのに上がり最速の32.7は素晴らしいです。

道中もテンションが高い割には和田騎手がかなり追っていてズブい感じがしたので

ダイワメジャー産駒ではありますが距離が伸びても良さそうです。

3着はクロノジェネシス。これはこの馬の得意な形で持ち味を出し切りました。

北村友一騎手はその馬にとって一番得意なレースをすることをしっかり遂行する騎手だと思います。

4着ダノンファンタジーはグランアレグリアをマークしていた分、早く抜け出されて競馬が難しかったと思います。

川田騎手は1番人気や1番強い馬に乗る場合では当然、馬にとって一番得意な形にしますが

そうではない場合は如何に勝つか、着順を上げるか作戦を立てるタイプだと思います。

今回はそれが仇となりクロノジェネシスに差されましたが、

期待値以上の結果も出してくれることもしばしばある騎手だと思います。

だからこそ今の好成績なのだと思います。

オークスでは着順が入れ替わるのか？はたまた他路線組の台頭があるのか？

今から楽しみです。

RM_horseの競馬コラム