いま、競馬新聞に求めたいこと
最近、競馬新聞を買うことが少なくなりました。
1番の理由は時間の都合で1レース目から最終レースまで
競馬を楽しむことが少なくなってしまったことですが、
「今日は1日競馬を楽しもう!」という日が月1,2回ありますが、
そういう日でも馬柱はJRA-VANで見ればいいやと競馬新聞を買わないことが多いです。
新聞を買わなければ馬柱を見ることが出来なかった昔と比べて、
インターネットでいくらでも馬柱を見ることが出来ます。
さらにJRA-VANでは月額600円で馬柱に加えて調教、パドック、レースの動画まで見ることが出来ます。
1日分の情報しかない競馬新聞の値段が500円であることを考えれば、
非常にコストパフォーマンスに優れたサービスであるといえます。
それでは競馬新聞には買う価値がないのか?
そこまでは言いませんがもう少し差別化が必要であると考えます。
今のままでも競馬新聞の良さはあります。
まず、馬柱を俯瞰して見られることです。
タブレット端末であれば馬柱も大きく見れますが、競馬新聞には勝てません。
余白はほとんどありませんが、新聞に書き込むこともできますので、それが良いと言う人もいるでしょう。
また、調教時計も全て載っているので、馬柱と合わせて見ることができます。
ただし、調教時計は信憑性の問題が中央競馬制裁情報さんより提起されています。
これはいち早く改善してほしいものです。
ですが、上記だけでは他のサービスやウェブサイトと比べて、500円出して買おうとなりにくいと思います。
ここからが競馬新聞への提言です。
競馬新聞が他よりも勝ることを考えると、トレセンに出入りできることだと思います。
馬を生で見る頻度ではトラックマンに勝てる人はまずいません。
また、調教動画はJRA-VANで見ることができますが
調教前後の歩様、毛ヅヤ等はわかりません。
つまり、競馬新聞が予想を書くときは、トレセンで見た生の情報を意識してほしいのです。
せっかくの特権を生かさない手はありません。
データの分析の予想ならブログやメールマガジン、動画配信等にごまんといます。
しかも有料予想もあるでしょうけれど、ほとんど無料です。
そんな環境で競馬新聞でデータ予想していては差別化ができません。
トラックマンの方々には相馬眼を磨くことに専念していただきたいです。
あとは厩舎コメントをそのまま載せていますが、当たり障りのないものが多いので
本当に必要かどうか考えてみるべきではないでしょうか?
他にも外厩がこれだけ注目されているのだから、
外厩の情報とかも必要ではないでしょうか?
ケガ、リフレッシュ、トレーニング等、色々理由があるのに一括りで「休養」と書くのは
ちょっと不親切かなと思いますね。
このままでは競馬新聞は廃れていきます。
それは時代もありますが、企業努力も足りていないからではないかと思います。
この意見が競馬ファンの全てではないですが、何を求められているのか、考えてみてほしいです。