RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

NHKマイルカップ予想 〜桜の女王を止められるか?〜

 

グランアレグリアの人気が抜けているようですが、変則2冠目となるでしょうか?

 

・コース解説と馬選びのポイント

今回は馬選びのポイントも一緒に記します。

まずは競馬ラボさんのコース解説の引用です。

 

f:id:RM_horse:20190504162951g:image

出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタート地点は2コーナー出口の直線。

3コーナーまで550mありますから内外の有利不利はあまりなく、先行争いは激しくなりにくいです。

直線は長く、途中で坂もありますが緩やかです。

瞬発力のある馬が上位に来るでしょう。

 

引用元の解説では、「中距離戦を走れるくらいのスタミナが要求される」とありますが、

私は別の見解で、瞬発力に優れたスプリンター寄りの馬も上位争いが可能と思っています。

 

また、逃げ先行に関しては条件があり

ミドルペースであれば上がり3Fが34秒台、スローペースであれば33秒台でまとめる必要があります。

 

つまり、まとめると

  • 上がり3Fのタイム上位の常連
  • 逃げ先行馬も最低34秒台の上がりが使える

ということが馬選びの大まかなポイントです。

 

特に東京コースで上記の条件を満たしたレースをしていること馬は大きなプラス材料です。

 

・好走条件を満たす馬

上記の好走条件を満たす馬は下記の通りです。

・クリノガウディー

・ダノンチェイサー

イベリス

・グランアレグリア

・カテドラル

・ワイドファラオ

・ファンタジスト

・ハッピーアワー

ヴィッテルスバッハ

・トオヤリトセイト

・アドマイヤマーズ

ケイデンスコール

 

さすがに12頭は多すぎるので、ここから絞っていきます。

 

  • クリノガウディー

朝日杯FSの2着馬。前走皐月賞の16着は負け過ぎです。

調子も皐月賞に合わせていたと思いますし、

皐月賞がダメだったからとNHKマイルカップで通用するほど甘くありません。

馬券には入れません。

 

  • ダノンチェイサー

きさらぎ賞1着からNHKマイルカップへ直接向かうのは珍しいです。

皐月賞には目もくれずここに標準を合わせてきました。

それには非常に好感が持てるローテーションです。

しかしこの馬は大きな懸念があります。

それは陣営の談話では折り合いに課題があるという話であることです。

さらに内枠を引いてしまいました。

すぐ隣にイベリスがいるのでついて行って2番手が取れればいいですが、

外からグランアレグリアやワイドファラオもいます。

包まれるとかなり厳しいのではないでしょうか?

3走前のきんもくせい特別ではスタート直後に外から被せられて嫌気を出していました。

さらに折り合い不安であるにもかかわらず、これまで小頭数ばかりというのもマイナス材料。

ペースも流れないと考えられますし、ここは馬券には入れません。

 

前走のアーリントンカップで逃げ切り勝ち。

2,3着が追い込みであった展開で逃げ切りですから、着差や見た目以上に強いと言えるでしょう。

しかしラップタイムを見ると、ラストの2Fが11.0、11.9と残り1ハロンは息切れ気味。

G1ではそのもうひと粘りが要求されそうです。

ローテーションから見ても、Fレビューからアーリントンカップと来ているので

貯金が残っているかどうかの不安はあります。

迷いますが馬券には入れないことにします。

 

前走の桜花賞は説明不要の強さでした。

懸念を上げるとしたら、これまでスローペースの競馬しか経験していない点です。

イベリスがいますから、スローペースにはならないと思います。

これまでのおあつらえ向きの競馬はおそらく出来ません。

ペースが速くなった時に脆さが出る可能性もなきにしもあらずですが、果たしてどうでしょうか?

こればかりは走ってみないとわかりません。

 

もう一つ懸念があるとするなら、これまで間隔を空けてレースを使ってきた馬なので、中3週はどうかということです。

なんとなく最初から桜花賞からNHKマイルカップへ行くローテは決まっていたような気もするので特別考慮する必要はないかもしれませんが。

馬券にはもちろん入れますが、買い方は工夫します。

 

  • カテドラル

前走のアーリントンカップでの末脚が衝撃的でした。

あの脚が安定して使えるのならグランアレグリアにも対抗できそうですが、

陣営の話だと、前走は出遅れて最後方だからこそハミを噛まずにリラックス出来た結果とのこと。

末脚不発もしくは後ろ過ぎて届かない可能性も大きいと思っています。

馬券には入れますが、1着にはしません。

 

  • ワイドファラオ

前走ニュージーランドTはスローペースで逃げ切り。

展開に恵まれた感があります。

それでも休み明けで勝ち切ったのは能力の高さを感じます。

状態も上がるでしょうし、馬券には入れたいところですが

頭数が増えるので泣く泣く馬券には入れないことにします。

 

  • ファンタジスト

この馬もクリノガウディーと同様の理由で、馬券には入れません。

雑な感じになってしまいますが、同じことを書いてしまいますので割愛します。

 

  • ハッピーアワー

シンザン記念は5着でファルコンSを制したということは、

タフな勝負には難があり、瞬発力勝負には強そうです。

ただし、ファルコンSはメンバーレベルから、もう少し突き抜けて欲しかった気持ちはあります。

馬券には穴で入れます。

 

ルーラーシップ産駒らしい豪快な末脚が自慢の馬。

※私の中ではルーラーシップ産駒は末脚自慢が多いと思っています。

特に2走前の東京でのレースの内容が素晴らしく、

東京コースになることは大きなプラス材料です。

デビュー時から体重が増え続けているのも成長の証。

馬券は中心視で入れたいです。私の想定より人気を集めているのは残念なくらいです。

 

  • トオヤリトセイト

この馬も末脚自慢。

前走もしっかり脚を伸ばしていました。

レースを見ていると、ジリジリ脚を伸ばすタイプで東京は向いていそうです。

ただし、位置はかなり後ろからになりますし、前走は途中から押し上げていきましたが、

最後は少し脚が鈍りました。

馬券には入れますが、2,3着の位置付けです。

 

  • アドマイヤマーズ

能力は上位ですが、前走の皐月賞が調子のピークではないでしょうか?

また、前走の競馬はなんとも中途半端になってしまいました。

前目のポジションで粘ることも、脚を溜めて脚を伸ばすことも出来ませんでした。

陣営は朝日杯FSの競馬を指示しているようですが、外枠から脚を使いそうです。

なので脚を溜めて差す競馬に徹してはどうかと思いますが、

最近消極的な競馬が目立つデムーロ騎手では、陣営の言葉を無視した大胆な作戦はしないと思います。

迷いますが、思い切って馬券には入れないことにします。

 

朝日杯FS以外は上がり3F最速を記録しています。

安定して33秒台の末脚を使えるのは魅力です。

全く人気がないですが、穴として非常に面白いと思います。

馬券に入れます。

 

・結論

印は以下のようにします。

 

◎グランアレグリア

ヴィッテルスバッハ

ケイデンスコール

△トオヤリトセイト

△カテドラル

△ハッピーアワー

 

 

※5/5 15:00 買い目追記

7.15.18 – 7.14.15.16.18 – 10

7.15.18 – 10 – 7.14.15.16.18

 

7.15.18

                                      計 30点