京王杯SC予想 〜帯に短し襷に長し〜
安田記念のトライアルレースです。
毎年ガチガチの堅い決着にはならないので、高配当を狙っていきたいです。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説の引用です。
出典:競馬ラボ様
引用元にもあるように、後傾ラップ(前半のペースより後半のペースが速いこと)になりやすいコースです。
東京競馬場は距離によらず、直線での瞬発力勝負になります。
それは1400mの短距離戦でも例外ではなく、しっかりと末脚を伸ばしてくる馬が有利です。
ただし、最後方からは届きにくいという面はあります。
・予想のポイント
予想のポイントはいくつかありますが、優先度が高いものから挙げていきます。
① 上がり3F33秒台前半を連発できる末脚。
コース解説で記したように、東京競馬場ではとにかく直線での瞬発力が重要です。
他の競馬場で勝ち切れなくても東京なら届くということが十分あり得ます。
他の競馬場での成績が良くても、瞬発力に劣る馬は東京芝1400mでは厳しいです。
逃げ先行馬の場合は、ラップタイムを見て最後までペースが落ちていない馬がいいです。
② 競馬場問わず1400mの成績が良い。
芝1400mという距離は日本でG1がありません。
しかし、1400mのスペシャリストはいて、
そういう馬が台頭するのがこのレースです。
1200mでは短くて、1600mでは長い。まさに帯に短し襷に長しです。
③ 1400mの経験が少ない馬に関しては、マイラーとスプリンターは拘らない。
よく1400mはスプリンターよりマイラーを買いましょうと聞いたことがある人もいるでしょう。
調べたことはないですが、もしかすると平場も合わせた統計ではそういうデータもあるのかもしれません。
しかし、だからといって重賞の1レースにそれを当てはめる必要はありません。
それよりもその馬の脚質や瞬発力を重視しましょう。
④ 距離に関係なく東京競馬場で成績が良い。
当たり前ではありますが、東京競馬場での実績は重要です。
実績を見る上で距離は1400mに拘らなくていいと思います。
もちろん東京芝1400mの好走歴があればなお良いです。
注意したいのは着順だけでなく、①に該当していることが前提です。
レースレベルによっては①の条件を満たさずに着順は良いということもあり得ます。
・印と買い目
いきなりではありますが、印と根拠を書いていきます。
前走で復活勝利を遂げたスマートオーディンを本命にします。
阪急杯での勝利は見事でした。1頭脚が違いました。
もともと3歳夏までは末脚自慢の馬。
東京でも次元が違う末脚を発揮できるでしょう。
◯サトノアレス
昨年の3着馬。東京競馬場は安定して走ります。
瞬発力は疑いようがありません。
ローテも昨年と同様ですし、切る理由もありません。
この馬は1400m巧者だと思います。1400mは1.1.0.2ですが、掲示板は外していません。
瞬発力もスマートオーディンやサトノアレスには劣りそうですが、先行しても末脚が使える馬です。
人気も少し落ちそうなのでおいしいです。
△タイムトリップ
全く人気がありませんが、非常に面白い馬です。
非常に良い末脚を持っているにもかかわらず、なぜか東京の出走が少ないです。
東京で末脚が炸裂する可能性が高いと思っています。
△リナーテ
瞬発力があって1400mが得意です。
これだけなら本命でもいいくらいですが、やはり牝馬の分重い印は打てなかったです。
コースやレース傾向にはマッチしていると思います。
△スターオブペルシャ
ポイントの②で挙げた1400mのスペシャリスト。
少し瞬発力に不安はある分、人気は全くありませんが大崩れ無く堅実に走る馬です。
穴馬として入れます。
※買い目
- 3連単フォーメーション
3.16 − 3.16 − 7.10.12.14
3.16 − 7.10.12.14 − 3.16
- 3連複ボックス
3.7.10.12.16
計 26 点
・迷って消した馬
頭数の関係で消してしまった馬を紹介します。
書く順番は関係ありません。
- リライアブルエース
本来の実力なら十分通用するはずですが、
近走が不振で調子を落としていそうです。
- ストーミーシー
良い末脚を武器にしています。東京も悪くなさそうです。
しかし、年明け6走目というのは使いすぎの印象です。
昨年の富士Sが好パフォーマンス。
先行勢には厳しそうですが、戸崎騎手がたまにやる出遅れからの猛烈な追い込みがあるかもしれません。
非常に迷いますが、テン乗りということもあり泣く泣く切ります。
・危険な人気馬
デイリースポーツの人気コーナー、危険な人気馬をパクります。
- トゥザクラウン
2走前に東京1400mの勝ちがありますが、
メンバーレベルが高くないのであまり参考にできません。
前走もラスト1ハロンは脚色が衰えています。
ここは自信を持って消しています。
- タワーオブロンドン
前走、前々走を見るともう少し長い距離が良さそうな印象です。
後ろで脚を溜めるようとすると置いていかれそうですし、
ポジションを取りに行くと直線での末脚があまり無くなります。