レース回顧 〜京王杯SC〜
オーストラリアの若き天才騎手の実力をまざまざと見せつけられました。
レース前にサトノアレスが除外。予想ではサトノアレスを対抗評価、馬券でも軸としていたので
馬券はほとんど返還となりました。大事に至らなければいいですが。
スタートは内のトゥザクラウンが良かったですが、外から人気薄のブロワがハナ。
これにダイメイフジが続く形。
トゥザクラウンとロジクライが3,4番手につけます。
特に先行争いが激しくなったわけではありませんが、
1200mを主戦場としている馬が引っ張ったおかげか、ペースは流れました。
直線を向くとブロワとダイメイフジが脱落し、
トゥザクラウンが早めに先頭に立ちます。
突き放すわけではないですが、後続はなかなか差が詰められません。
このまま先行勢での決着かと思いきや、中団からタワーオブロンドンが差してきて1着。
さらに大外からリナーテが追い込んできて2着。
3着はトゥザクラウンを際どくかわしたロジクライが入りました。
勝ちタイム1.19.4は芝1400mの日本レコード。
ここまで高速では追い込みは厳しいです。
しかしレーン騎手は馬を動かす能力に長けていますね。
モレイラ騎手やムーア騎手のようです。
おそらくズブい馬を動かしたり、差し追い込み時にゴール前で持たせることに優れているのでしょう。
まだ逃げ先行の力を見せていませんので、今後はそこも注目です。