ラジオNIKKEI賞予想 〜大荒れの予感〜
あまり好きな言い方ではないですが、いわゆる残念ダービー。
その名に似合わず近年は活躍馬を輩出していますので侮れません。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
出典:競馬ラボ様
ローカルらしく小回りのコース。
1800mながらも1周するのでテクニカルなコースと言えます。
そのため直線での速さよりも、1周通じてスムーズに走る上手さが大事でしょうか?
例えば昨年の勝ち馬はメイショウテッコンですが、2着は後の菊花賞馬フィエールマンです。
フィエールマンは現役最強ステイヤーながらも、
菊花賞は超スローペースの瞬発力勝負を制したように速さも特徴的な馬。
そんなフィエールマンが斤量が2kg重いメイショウテッコンを差し切れないのがこのコースなのです。
・予想のポイント
コース解説でも記したように、福島1800mは速さよりも上手さが要求されます。
具体的に言うならば前半スローペースでの瞬発力勝負で勝ちあがった馬は割引です。
もっと言えば東京のワンターンで好走する馬も割引です。
過去の傾向を見ても、東京で上がり最速を出せるような人気馬が
馬券外になっていることが多いです。
では、どういう馬を選ぶか?
それは1周コースで好成績をあげている馬がいいでしょう。
上がりが使えていればさらにいいです。
そして、今回は逃げ馬が多いのでペースが速くなることが予想されます。
なのでスローペースでなくても上位に来れそうな馬も評価を上げたいです。
・印と買い目
◎ギルマ
前走中山1800mの山藤賞を勝利。未勝利戦も小倉1800mで勝ち上がりと
1周の1800mが得意なようです。
斤量も前走56kgから53kgに減るのも魅力。
さらに最内枠を引きました。
ローテも無理にダービーは目指していないのも好感です。
○アドマイヤスコール
2走前の水仙賞の差し切り勝ちが好内容。
ペースも決してスローではありませんでした。
前走は重賞で失速してしまいましたが、
2走前のパフォーマンスが出せれば勝ち負けもあるのではないでしょうか?
▲ブレイキングドーン
徐々に状態を上げてきていると思います。
キレよりもジリジリと差を詰めるタイプで、
後ろから早めに動いてもバテにくいと思います。
△マイネルサーパス
2歳時に同じ福島1800mのきんもくせい特別を勝っています。
この時の2着は後のきさらぎ賞勝ち馬のダノンチェイサーですから
決して低レベルではないです。
プリンシバルS、ダービーと連闘してからの立て直しには不安がありますが
コース適性は高そうです。
△サヴォワールエメ
逃げ馬がたくさんいるのですが、2,3着に食い込むならこの馬と考えています。
スローペースながらも阪神2000mを逃げ切った実績があり、
前走の白百合Sは0.3秒差5着ですが、そこから斤量3kg減の51kgで臨めます。
最軽量馬が逃げたときの粘りは想定しておきます。
※買い目
- 3連単フォーメーション
1.16 ー 1.2.8.16 ー 14
1.16 ー 14 ー 1.2.8.16
- 3連複ボックス
1.2.8.14.16
計 22 点
人気馬総崩れの大荒れを期待しています。