RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

函館記念予想

 

人気サイドで決まることがほぼないレースです。

難解なレースですが、なんとか傾向をひねり出しました。

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

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出典:競馬ラボ様

函館競馬場 芝2000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

ポケット地点からのスタートで、1コーナーまでの距離が長いため

逃げ馬多数の場合は先行争いが激しくなりがちです。

直線の短い小回りなので先行馬が有利な反面、

逃げ切りはその起伏のせいかあまりみられず、

ペース次第では差しも決まります。

ただし、直線は短いので4コーナーを曲がり切るまでには

ある程度の位置には居たいところです。

 

 

・巴賞組が不振?

函館記念は、その2週間前に同じ函館競馬場で開催される

巴賞からのローテで出走する馬が多いですが、

結果に直結しないことが多いです。

 

過去9年で前走巴賞の馬が函館記念で馬券内となったのは

(10年前2009年は札幌競馬場で開催のため除外)

2016年 2着ケイティープライド(巴賞6着)

             3着ツクバアズマオー(巴賞3着)

2013年 2着アンコイルド(巴賞8着)

2012年 2着イケトップガン(巴賞5着)

             3着ミッキーパンプキン(巴賞6着)

以上、5頭です。

 

なんと勝ち馬がいないだけでなく、巴賞連対馬が馬券に絡んでいません

もちろんその中には人気馬も数多くいます。

例えば2017年の1番人気は巴賞1着のサトノアレス

3番人気は巴賞2着のアングライフェンですが、

どちらも馬券圏外となっています。(サトノアレス6着、アングライフェン4着)

 

サトノアレスに関しては出走時点でG1馬でしたし、

その後重賞でも馬券内が数多くあり、安田記念4着の実績を積みます。

決してその時点で力が落ちていないことは明らかでしょう。

それでも馬券外に沈んでしまうのが函館記念の難しさなのです。

 

 

・好走馬のポイントは?

なぜ巴賞好走馬が人気馬でも函館記念では好走しないか?

どうも函館記念と巴賞はレース傾向と言いますか、

好走する馬の傾向が違うのかなと思います。

 

巴賞ではスピードのある正統派なタイプの馬が好走しますが、

函館記念ではスタミナはあるけどスピードは不足している馬が

穴をあけることが目立っています。

 

巴賞は1800mで、函館記念は2000m。

たった200mで好走馬の傾向がガラリと変わっているのだと思います。

もちろん、中1週のローテが関係していることもありますが、

それだけでここまで極端なデータにはならないと思います。

 

つまり、函館記念ではスピードはなくても長距離で好走できるような

スタミナのある馬を選びたいです。

 

過去の函館記念の結果を振り返ってみると

2018年 1着 エアアンセム 5番人気

             2着 サクラアンプルール 7番人気

             3着 エテルナミノル 13番人気

2017年 1着 ルミナスウオリアー 5番人気

             2着 タマモベストプレイ 14番人気

             3着 ヤマカツライデン 7番人気

2016年 1着 マイネルミラノ 3番人気

             2着 ケイティープライド 13番人気

             3着 ツクバアズマオー 9番人気

2015年 1着 ダービーフィズ 3番人気

             2着 ハギノハイブリッド 10番人気

             3着 ヤマカツエース 7番人気

2014年 1着 ラブイズブーシェ 2番人気

             2着 ダークシャドウ 8番人気

             3着 ステラウインド 7番人気

※多いので過去5年分にしておきます。

 

全ての馬に当てはまるわけではありませんでしたが、

多くの馬に合致する共通点がありました。

それは2200m以上のレースでの馬券圏内の実績です。

 

これに当てはまらなかったのは

エアアンセム、エテルナミノル、マイネルミラノ

ケイティープライド、ヤマカツエース

の5頭いますが、マイネルミラノはその後

2200m以上のレースで馬券圏内を達成しています。

さらにヤマカツエース有馬記念4着の実績も積みます。

 

これを見る限り、2200m以上の実績は無視できないと言えそうです。

今年の出走馬で2200m以上の馬券圏内の実績有りに該当するのは

以上8頭もいますが、これはかなり前のレースも含まれています。

 

距離適性等の馬の性質がそんなに変わっていないであろう、

過去1年以内の成績に限定すると

  • 6番 マイネルファンロン
  • 8番 メートルダール
  • 9番 ポポカテペトル
  • 10番 ステイフーリッシュ
  • 15番 ゴールドギア

の5頭になります。

 

昨年はこのデータに該当しないエアアンセムとエテルナミノルが1,3着でした。

しかし、昨年の該当馬はサクラアンプルールとカレンラストショーのみで、

サクラアンプルールは上記の通り2着です。

今年の該当馬5頭で全て決まるとは思いませんが、無視は出来ません。

 

上記に該当しない2000m以下のレースを使ってきた馬では、

やはりマイルで良績を上げるようなスピード自慢ではなく

時計がかかるような渋った馬場でも力を発揮できるタイプが良さそうです。

 

もちろん、夏競馬ですので近走の状態も重要です。

明らかに夏負けして調子が上がっていない馬は軽視です。

 

 

・レース展開はどうなる?

もうひとつ予想をする上で重要なのがペース。

巴賞は逃げ馬は多くありませんでしたが、先行馬が多数いたことで

ペースが速くなり、先行勢総崩れの追い込み決着となりました。

 

今回は先行勢がそれほど多くなく、逃げ候補のマイスタイルが

内よりの枠に入ったため、ペースは落ち着くのではないかと考えています。

 

ただし、マイスタイルは最近1600mを中心に使っており、

折り合いがつかずペースが速くなる可能性もあります。

ペースが流れた時にも対応できるような馬券にしたいと思います。

 

 

・印と買い目

 

◎8 メートルダール

前走、前々走の金鯱賞新潟大賞典は大きく負けましたが、

今は瞬発力勝負は部が悪くなっているのではないでしょうか?

現に1月のAJCCでは、シャケトラ、フィエールマンから

0.1秒差の3着と健闘しています。

ここで求められるのはまさにAJCCのようなタフな競馬。

実績に比べて人気が低いようですし、オッズ的にもおいしいです。

 

◯6 マイネルファンロン

上記で挙げた好走のポイントに合致する5頭の中で最も人気のない馬です。

ですが、2走前で中山の2200mを逃げ切るタフな馬です。

前走は中途半端な競馬をしてしまいましたが、今回は先行する馬も少ないので

しっかり好位追走すれば勝ち負けもあるでしょう。

昨年も函館ではありませんが札幌で北海道の滞在競馬を経験しており、

滞在競馬での不安も少ないはずです。

また、余談ですが鞍上の丹内騎手は函館出身です。

気合いも入っていることでしょう。

 

▲5 ドレッドノータス

好走ポイントに合致しない馬ですが、

それは2200m以上を一回しか走っていないというのもあります。

昨年秋までに着実に力をつけて準オープン、オープンを連勝。

その後重賞の中日新聞杯では壁に阻まれて敗退し、今年の春まで休養しました。

休養明け初戦は大敗でしたが、徐々に着差を詰めていることから復調の気配がします。

前目につけれるのも魅力で、ポジション的な優位性もありそうです。

 

△15 ゴールドギア

格上挑戦となる馬ですが、その分斤量が最軽量の52kgで臨めます。

好走ポイントにも合致しています。

脚質が後ろからなので強調はできませんが、

長距離レースで上がり最速を連発しているのは大きな武器です。

 

△12 スズカデヴィアス

上で記したように、しばらく巴賞の連対馬から

函館記念で馬券にはなっていません。

この馬も後ろからの追い込みなので、函館記念では

差し脚が届かないパターンがよく見られます。(昨年のこの馬もそうでした)

ただし、ハイペースになり先行馬が総崩れになればこの馬が台頭します。

保険的に馬券に入れておきます。

 

△2 アメリカズカップ

この馬は一応入れておく程度です。

道悪なら好成績をあげていることを考慮すると

タフなレースには強いのかもしれないなと考えた次第です。

近走と同じように大敗する可能性の方が大きいと思いますが

こういう馬が穴をあけてきたのが函館記念です。

 

 

※買い目

6.8 → 2.6.8.12.15 → 5

6.8 → 5 → 2.6.8.12.15

 

8 ー 2.5.6.12.15

6 ー 2.5.12.15

 

                                  計 25 点

 

 

・危険な人気馬

逆の結果になりがちな危険な人気馬のご紹介です。

 

  • ステイフーリッシュ

なぜ好走ポイントに合致して、その中で最も人気のある

この馬を馬券に入れなかったか?

それは臨戦態勢に疑問が残るためです。

鳴尾記念からのローテはいいですが、調教本数が合計4本というのは少なめ。

最終追い切りもドレッドノータスに明らかに劣っていました。

調教は動く馬ですので、調子を落としているのだなと感じました。

 

  • マイスタイル

昨年函館2000mを2連勝しているので人気を集めていますが

今年は1600mと1800mを使っており、1600mでは好成績です。

もう適性がマイルになっているのではないでしょうか?

1週コースであり、折り合いも懸念材料です。