レース回顧 〜函館記念〜
久々にレース回顧をやります。
レースは予想通りマイスタイルがハナ。1コーナーを回るまでは一団でした。
しかしコーナーを回って馬群は向正面で縦長になります。
マイスタイルが飛ばしてマイネルファンロンが離れた2番手。
さらに離れてドレッドノータスが3番手。
4番手はステイフーリッシュが外を回します。
5番手のレッドローゼスから後ろは一団です。
縦長なのでマイスタイルが飛ばしすぎかと思いきや、
1000m通過は59.8と平均ペース。
過去の函館記念と比べても、コンマ5秒以内の微差で速い程度で
馬群が縦長になるほど速いわけではありません。
マイネルファンロンがついていかず離れた2番手であり、
さらにドレッドノータスが離れていたことが大きいでしょうか?
それともペースを読み違えたでしょうか?
ただし、ラップタイムを見ても最初の200mは12.7でしたが、
その後は11.7→11.9→11.7→11.8と進んでいるので、
特に速いラップはないはずですが・・・
函館記念(G3) 結果・払戻 | 2019年7月14日 函館11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
どんな要因にせよ、縦長の馬群によって中団後方勢は全滅でした。
3,4コーナーでリードは少し詰めますが、直線では末脚が不発でした。
というよりも前が止まりません。
直線でマイネルファンロンが早め先頭で抜け出そうとします。
これは後続を引き離す意味でも正しい判断です。
このまま先頭でゴールすると思いきや、
内からマイスタイルが差し返して1着でゴール。
2着マイネルファンロンで3着はステイフーリッシュでした。
1着のマイスタイルですが、一度抜かれてから差し返す根性もさることながら
素晴らしいのはそのペース配分です。
1000m通過が59.8で、勝ちタイムが1.59.6。
つまり前半と後半のラップタイムが同じ59.8なのです。
これが逃げ馬の理想とも言えます。
田中勝春騎手はマイスタイルの良さを活かしきれないと思われる騎乗が続いていましたが、
重賞の舞台で最高の騎乗をしました。
馬券の方はこちらの予想ですが
危険な人気馬であげたマイスタイルとステイフーリッシュが1,3着という結果に。
これはひどすぎます。バカにしていいですね。
しかし高評価をしていたマイネルファンロンが2着、
4,5着のドレッドノータス、アメリカズカップを馬券に入れています。
馬券が下手なのは間違いないですが、予想自体は自分で言うのもなんですが
穴馬を見つけるのは今回に限らずそこそこ出来ていそうなのですが、
人気馬の取捨選択がダメダメなのです。
そのあたりの自覚があってこその危険な人気馬を考えるようにしたのですが
ここまで取り上げた馬が馬券に絡むのかと自分でも驚きます。
人気馬の取捨選択にはこれからも気をつけていきたいです。