RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

中京記念予想

 

サマーマイルシリーズの開幕戦です。

馬場状態がカギだと思います。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20190719173158g:image

出典:競馬ラボ様

中京競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは2コーナーの引き込み地点。

コース形状は距離が違いますが東京2000mに似ています。

スタートしてすぐに曲がるので内枠有利かと思いきやそうでもないようで、

競馬ラボさんのデータでは外寄りの7枠が好成績のようです。

しかし、そこまで枠の有利不利は考えなくても良さそうです。

 

 

・レース傾向

2012年の中京競馬場全体のコース改修後、1400mや1600mは

瞬発力に優れたスピードタイプの馬が強いように感じます。

中京記念でも同様で、過去5年の3着以内の傾向を調べてみると、

上がり3ハロン3位の以内の馬が馬券に絡むことが多いです。

 

ただし、差し馬だけで決まるかというとそうではなく、

先行馬は1頭絡んでいます。

なので馬券の組み立て方としては差し追い込み馬2頭、

先行馬1頭となるように買いたいです。

 

というのが良馬場でのお話。

今年は重馬場になることが濃厚ですから、一筋縄ではいきません。

 

 

・馬場状態は?

やはり気になるのは馬場状態。

土曜日の中京競馬場は不良馬場でスタートし、

午後には重に回復していました。

今日明日は曇り空ではあるものの、雨が降らない予報です。

 

そうなると本日のレースは参考になります。

ちょうど中京の最終レースが芝1600mと中京記念と同じ舞台だったので

このレースを見てみましょう。

 

レースは3番人気アンドラステが逃げ切り勝ち。

斤量49kgの恩恵はあったと思いますが、上がり3ハロン34.3でまとめています。

勝ちタイム1分33秒4も重馬場とは思えないタイム。

2着ソシアルクラブもブエナビスタの子供ですし、重馬場のイメージではありません。

強いて言うなら離れた3着のハクサンフエロは上がりがかかった方が良さそうというくらい。

 

これだけでも重馬場巧者から馬券を組み立てるということにはなりません。

 

ただし、先行馬が有利で、差しは届かないと思われます。

アンドラステもソシアルクラブも逃げ先行で、ハクサンフエロはかなり離れていました。

後方一気で差し切るのは至難の業でしょう。

 

なので能力はあってもポジションが後ろになってしまう馬は

少し評価を下げざるを得ないです。

 

 

・レース展開は?

前走逃げているのはツーエムマイスターやコスモイグナーツですが、

最内枠に入ったグランドボヌールがハナと予想します。

前走CBC賞では控えてしまい6着でしたが、鞍上を変更したということは

控えた選択をしたことに陣営は不満を持っていたはず。

ここはハナに行く指示を出しているでしょう。

そしてツーエムマイスターとコスモイグナーツも主張していくかどうかですが

重馬場を気にして絡んではいかないのではないでしょうか?

 

グランドボヌールが引き離すかどうかはわかりませんが、

3頭の後ろは一団ではないでしょうか?

なのでスタートで出たなりにポジションが決まってしまうので

ゆっくりゲートを出る馬はポジションが不利でしょう。

 

 

・もう一つのポイント

これまでポジションの話をしましたが、もう一つ重要なのはスタミナです。

34秒台の上がりが出るとはいっても水分量が多い重馬場ではあります。

短距離向きな馬よりは1800m以上もこなせるような馬を選んでいきたいです。

 

 

・印と買い目

◎ 7 プリモシーン

陣営は道悪の不安を話していますが、

上述の通りそこまでの重馬場にはならないと考え、

単純に能力の高いこの馬を本命にします。

先行できるタイプではありませんが、大きな出遅れもしないタイプ。

さらに福永騎手はスタートが上手いので、すんなり中団につけれるはずです。

 

◯ 16 キャンベルジュニア

穴馬ですが外枠でスタートも問題がなく、いい馬場を走れそうです。

最近は1200mを中心に使っていましたが、元々は2000mが2戦2勝なように

適距離は1600mから2000mだと思われます。

1400mが主戦場の出走メンバーの中ではスタミナもあるほうではないでしょうか?

 

△ 14 カテドラル

アーリントンカップで出遅れたのが怪我の功名で、追い込み馬としての能力が発揮され

NHKマイルカップでも3着の好成績でした。ここでも能力は上位だと思います。

しかし、上記の通りポジション取りに不安が残ります。

アーリントンカップだけでなく、NHKマイルカップでも出遅れていますので

出遅れが癖になっている可能性があります。

そのため能力は認めつつも3番手評価です。

 

△ 10 コスモイグナーツ

好走時は上がりがかかっていることが多いので、馬場は重い方が良さそうです。

さらに先行できるため、前有利なことも味方するでしょう。

 

△ 1 グランドボヌール

レース展開で記した通り、この馬がハナだと思います。

重馬場での逃げ残りは考慮しておかなければいけません。

鞍上の和田騎手は逃げ馬を粘らせることに長けていますし、

馬券にはいれておきたいです。

 

 

※買い目

 

3連単フォーメーション

7.16 → 7.16 → 1.10.14

7.16 → 1.10.14 → 7.16

 

馬連流し

7 ー 1.10.14.16

16 ー 1.10.14

 

                                 計19点

 

 

 

・グルーヴィットを入れなかった理由

 

グルーヴィットは危険な人気馬というよりも、

わからないのに人気を集めているという印象です。

芝はファルコンSの2着とNHKマイルカップの10着のみ。

その前はダートで2連勝でした。

距離適性も芝なのかダートなのかもまだ未知数だと思います。

もしかしたらということで馬券に入れることはありますが、

入れても人気を集めているのであまり旨味がありません。