ローズステークス予想
かつては必ずと言っていいほど秋華賞に直結するレースでしたが
最近は紫苑ステークスや別路線組、あるいは直行組に押されている印象です。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
出典:競馬ラボ様
スタートは2コーナーポケット地点。
ワンターンのコースで、阪神特有の大きいコーナーを活かして
コーナーの途中から進出しやすいです。
そのため、純粋な速さ瞬発力を要求されるといえます。
道中は平坦ですがゴール前には坂があることもポイントです。
先行馬有利と言われながら、逃げ切り勝ちを難しくしています。
・予想のポイント
先週の紫苑ステークスの予想の際にも書きましたが
3歳限定重賞なので今持っている力の比較がポイントです。
以前に重賞で勝ち負けを争えた馬は力がありますので、候補には入ってきます。
では、ローズステークスにおいてどのような馬が穴をあけているか?
2つパターンがあります。
1つ目は上がりに猛烈な末脚を使えることです。
特に阪神の1600mや1800mで使えた実績があれば尚良いです。
2017年の勝ち馬ラビットランや、
本番は先行しましたが2016年3着のカイザーバルなどが該当します。
2つ目は逃げ馬。これは2017年2着のカワキタエンカ、
2016年2着のクロコスミアが該当します。
出走メンバーを見渡した結果、1つ目の猛烈な上がりを使える穴馬はいませんでした。
さらに今年は実績馬に末脚自慢が複数いますので、
中団や後方からの差し馬の人気薄は狙いにくいです。
2つ目の逃げ馬に関しては、これという馬は見つかりませんでした。
ですが必ずハナに立つ馬はいますので、それを考えます。
枠から見てもメイショウショウブが濃厚ではないでしょうか?
以上を踏まえて予想します。
・印と買い目
◎ 10 シゲルピンクダイヤ
オークスは案外でしたが、テンションが上がりすぎてゲートで外傷を負ったとのこと。
今回は阪神で走れますし、ワンターンならその末脚も存分に活かせます。
末脚は誰にも負けないはずです。
桜花賞の2着があるので秋華賞への賞金が足りている立場ですが、
厩舎、オーナー共に重賞勝ちを欲していると思いますので
中途半端な状態では出してこないと踏んでいます。
◯ 4 ダノンファンタジー
掲示板を外したことがなく、堅実に走る馬です。
3歳になってから先行するようになりました。
道中は好位追走で、直線で逃げ馬を潰してそのまま粘らせる競馬は
川田騎手の最も得意とする形ですから、ここも堅実に走ってくれそうです。
もちろん力も上位です。
▲ 8 ウィクトーリア
今回栗東滞在で気合いも入っていそうです。
◎、◯と差はないと思いますが、▲にしたのは
レースぶりを見ると、加速力と最高速が高いタイプというよりも
平均値が高い脚を長く使うタイプに見えたからです。
ただし◎、◯と馬券的な優劣はつけません。
△ 1 メイショウショウブ
逃げ馬が粘ることがよく見られるレースですので、一応入れておきます。
2歳時でマイルですが、デイリー杯2歳Sで逃げて2着に粘ったこともあります。
この時の1着はアドマイヤマーズです。
楽に逃げれれば面白いかもしれません。
※買い目
◾️3連単フォーメーション
4.8.10 → 1.4.8.10 → 1.4.8.10
◾️馬連ボックス
4.8.10
計 21 点
・その他有力馬の見解
それほど危険とは思っていませんが、馬券に入れなかった人気馬について
理由を記しておきます。
◾️スイープセレリタス
決して能力が劣るわけではありませんが、前走のように先行するにしては枠が悪いですし
控えて末脚勝負をするにしてはシゲルピンクダイヤやウィクトーリアでは相手が悪そうです。
中くらいの枠であれば買えたと思います。
◾️シャドウディーヴァ
ウィクトーリアよりさらにエンジンのかかりが遅い印象です。
コーナーで進出する起用さも持ち合わせていなさそうで
東京か新潟でないと持ち味が活かしにくいと踏みました。