中日新聞杯予想
ローカル重賞ですが、翌年の大阪杯まで芝中距離のG1が無いため、
賞金を加算しておきたい骨っぽいメンバーも参戦してきます。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
出典:競馬ラボ様
スタートは正面の直線中ほど。
中京は正面の直線に坂がありますが、スタート地点は坂を登った後の地点で
中山や阪神のような起伏の激しさはありません。
しかし向正面まで非常に緩やかに登り、3,4コーナーで下り坂になります。
直線は同じ左回りの東京や新潟よりは短いものの、
下りの3,4コーナーでペースが上がり、さらに直線入り口からは急坂があり、
ロングスパートの持久力戦になることもしばしば。
適性を見つけることが重要となりそうです。
・出馬表
今回のレースの出走メンバーと枠順です。
率直に申し上げると、これという馬はいない印象です。
つまり、どの馬が好走してもおかしくないということです。
非常に予想が難しいです。
・レース傾向
過去傾向をみると、中団からの差し馬が中心のようです。
今回のメンバーは先行馬と最後方に近いところからの追い込み馬が多く、
中団からの差し馬が少なめです。
アイスバブル、サトノソルタス、マイネルサーパス
あたりでしょうか?
この3頭だけで決まるとも思えないので、他のポイントもおさえておきます。
・重賞実績がものをいうレース
あまり使いたくないデータですが、重賞実績のある馬が好走しやすいレースです。
過去5年の1〜3着馬の重賞実績を調べてみました。
重賞実績が無かったのはマイネルミラノとマーティンボロだけです。
人気馬なら重賞実績があって当たり前ですが
ファントムライトは9番人気、レコンダイトは13番人気
ショウナンバッハは12番人気、ストロングタイタンは7番人気
といったように人気薄でも該当しています。
今年のメンバーで該当するのは
・ロードヴァンドール
・ランドネ
・アイスバブル
・アドマイヤジャスタ
・ラストドラフト
・タニノフランケル
・ショウナンバッハ
・サトノソルタス
・マイネルサーパス
です。
結構多いですが、穴馬はこの中にいるかもしれません。
・各馬寸評
各馬の長所と不安材料です。
1. ロードヴァンドール
長所:重賞実績豊富。中京2000mは0-1-1-0と得意。
不安:好不調の波が激しいタイプで、走ってみないとわからない。
2. メイショウエイコウ
長所:このレースにおける長所を見つけられず。
不安:ダート馬で芝未勝利。
3. カヴァル
長所:ハマった時の末脚は強烈。
不安:位置が後ろすぎて届かない可能性あり。
4. サトノガーネット
長所:前走から斤量3kg減。
不安:位置が後ろすぎる、夏競馬も使ってこれが秋だけで3戦目で疲れもありそう。
5. ランドネ
長所:斤量52kgの逃げ先行馬というのはプラス。
不安:ここ4戦は負けすぎで不振からの脱却の気配が見えない。
6. アイスバブル
長所:重賞実績があり、通算4−4−1−4と高確率で3着以内に入る。
不安:前走出遅れ。クセになっていると不利。
7. アイスストーム
長所:末脚は前々走以外は堅実。
不安:位置が後ろすぎて届かない可能性あり。
8. アドマイヤジャスタ
長所:メンバー唯一のG1実績。
不安:ダービー以降大負けが続いている。
9. ラストドラフト
長所:メンバー唯一の重賞勝利実績。
不安:前走リステッドで8着と力が足りていない?
10. ジェシー
長所:2000mは4−3−1−2と得意。
不安:これまでの勝ち上がり方をみてもクラス慣れが必要なタイプ?
11. タニノフランケル
長所:2度の重賞3着内があり、ウインブライトに0.1秒差と強い相手にも好走。
不安:先行馬が揃い楽逃げは厳しい。ペースが速くなるともろい。
12. ショウナンバッハ
長所:昨年2着とレース実績あり。
不安:位置が後ろになってしまう。前走も元気だったがもう8歳の冬。衰えは?
13. サトノソルタス
長所:条件戦1着からのハンデ重賞で斤量減は馬券に絡みやすいパターン。
不安:好走→凡走を繰り返しており、凡走の番。2走前に同コースで7着。
14. パリンジェネシス
長所:中京は1度走って2着と悪くない。
不安:良績が2200m以上に集中。2000mの好走は未勝利勝ちのみ。
15. ミスマンマミーア
長所:斤量50kgは最軽量。
不安:格上挑戦で混合戦。
16. マイネルサーパス
長所:前走リステッド勝ちで勢いがある。
不安:逆に前走メイチだと上積みは疑問。タフな馬場が得意なタイプ
・印と買い目
◎ 6 アイスバブル
中団からの差し馬で、重賞実績もあるこの馬が本命です。
前々走は着順ほど負けてないですし、前走は出遅れで参考外とすれば
ここでは走ってもいいはずです。
偶然かもしれませんが、外国人騎手が乗った時に馬券を外していません。
もしかするとガシガシ追うタイプがあっているのかもしれません。
スミヨン騎手はしっかり追ってくれるはずです。
◯ 8 アドマイヤジャスタ
近走は確かに大負けが続いていますが、調教を見ると復調の気配がします。
ホープフルSではサートゥルナーリアと0.2秒差の2着で、
ニシノデイジーとブレイキングドーンに先着しています。
復調すればある程度の実力は持っているのではないでしょうか?
▲12 ショウナンバッハ
昨年の2着馬で、前走も上がり最速を使っておりまだ元気だと判断します。
この馬は斤量54kg以下でないと厳しいのですが
今回昨年と同じ54kgとなりましたので、好走の予感がします。
△ 11 タニノフランケル
重賞実績は十分あります。問題はペースが速くなった時です。
ロードヴァンドール、ランドネの出方によっても左右されると思います。
スローで運べればチャンスありです。
ただし先行馬が粘って1着にはなりにくいレースなのでこの評価です。
△ 1 ロードヴァンドール
2年前の3着馬です。その時よりも1kg軽い55kgになりました。
ちょっと走り時がわからない馬なので軸にはしにくいですが
忘れた頃にやってくるのでヒモには入れておきます。
重賞での好走回数はメンバーで最も多いです。
△ 13 サトノソルタス
中団からの差し馬なので、このレースの傾向にはあっています。
前々走のマレーシアC(中京2000m)で7着に敗れているのは気がかりですが
その敗因が稍重の分であれば、今回は良馬場で望めます。
※買い目
◾️3連単フォーメーション
6.8 → 1.6.8.11.13 → 12
6.8 → 12 → 1.6.8.11.13
◾️馬連流し
6 ー 1.8.11.12.13
8 ー 1.11.12.13
計 25 点