レース回顧 〜日経新春杯 2020〜
日経新春杯のレース回顧です。
・レース展開と上位馬寸評
まずはレースを振り返ります。
51kgのエーティーラッセンがハナ、ロードヴァンドールが2番手
3番手グループにはレッドレオン、サイモンラムセス
その後ろにアフリカンゴールドとモズペッロという先頭集団。
1番人気のレッドジェニアルはスタートで後手に回り、
メロディーレーンと共に最後方からの競馬になりました。
前半の1000mは61.6という、予想よりは少し遅いペース。
この辺りからプリンスオブペスカが動きますが
先頭までは行かずに3番手で待機、というよりは行けなかったでしょうか?
あまりコーナーでもペースは上がりませんでした。
直線ではアフリカンゴールドがまくり気味に先頭をうかがうも行き足は伸びません。
エーティーラッセンが引き離しにかかる中、モズペッロが他の馬とは違う脚で
一気に抜き去り、そのまま後続を引き離してゴール。
2着はジリジリ脚を伸ばしていたレッドレオン、
1着のモズペッロは完勝でした。
脚が全く違いましたし、実際にラップタイムは残り600mは
11.8→11.7→11.8と最後までバテませんでした。
前走3勝クラスを4番人気で4着に負けた馬が、G2で単勝2番人気なのは疑問でしたが
皆さん競馬がお上手ですね。
今までも脚をしっかり使えるのが武器でしたが、今回は前目のポジションからでも
上がり最速の脚を使えました。
晴れてオープン入りを果たしたので天皇賞・春を目指すと思いますが
斤量は58kgになりますので、今回から6kg増です。
これをどう考えるかが馬券のポイントだと思います。
走り自体は非常に良かったです。
2着レッドレオンはこれまでのレース通り
中団前目から抜け出すことが出来る、競馬の上手いタイプです。
ただしワンパンチ足りないように思います。
もう少しOPからG3くらいで鍛えることが必要でしょうか。
まずは自己条件で斤量に頼らずにオープン入りしてほしいです。
・予想の振り返り
予想はこちらから。
本命サトノガーネットは直線で伸びきれずに6着でした。
調教時に鞍上が「休み明けの感じがする」というコメントを残していましたが
その通りになりました。
対抗アフリカンゴールドは早めに逃げ馬を捕まえに行きましたが、
全く捕まえられずに失速して11着でした。
昨年と同様にこのレースは鬼門でした。
コース適性が怪しい場合は高評価にしてはいけないですね。
最近は競馬は基本的には先行馬有利だということを忘れていたように思います。
(ただし、来週のAJCCも差し馬を本命にしようとしてますが・・・)
初心に帰るべきだなと感じました。
これで2020年の重賞は本命馬が一度も3着以内に入らない体たらく。
そろそろ当てたいです。