RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

AJCC予想【2020年】

 

最初にコラムにするには内容が薄過ぎるどうでもいい話をします。

 

このレース正式名称は

アメリカジョッキークラブカップ

なのですが、長いので略称を使用するじゃないですか?

 

私も普段ステークスはS、カップはCで略しますし、

東京優駿日本ダービーあるいはダービーと言いますし、

優駿牝馬オークスと言います。

たぶん皆さんそうしてると思います。

 

このレースの略称は定まっていないと思うのですがどうですか?

JRA-VANではアメリカジョッキークラブCと、カップだけ略しています。

カップをCと省略するのは先に書いた通りで、

ルールに則っていると思いますが、文字数が多いです。

なのでアメリカジョッキーCCとか、たまにアメリカJCCなんていうのもあります。

新聞ではAJC杯と書いてあることもあります。

(いや、それは略称ではなく間違った表記だろうと思いますが・・)

 

個人的には中途半端に略すなら全部略すべきだと思うので

このエントリーもAJCCとしました。

統一してくれた方が検索もしやすいので誰か決めてください。

 

気を取り直して、予想に移ります。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20200120180619g:image

出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝2200m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

正面直線入り口からスタート。中山なので起伏が激しいです。

いびつな外回りを一周するコースで、向正面の2コーナーを回ると

緩やかに下り坂が続き、逃げ馬のペースは乱高下はせずにワンペースになりがちです。

なのですんなり逃げ馬が決まればスローペースですが、

少しでも先行争いをするとそのままのペースで行ってしまいます。

 

画像でわかる通り、かなり変わったコースなので

中山競馬場の別距離も含めて、このコースが得意かどうかがポイントになります。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

f:id:RM_horse:20200124115134j:image

 

最終的に12頭立てと、比較的小頭数になりました。

G3で結果を残した馬とG1で結果が出なかった馬に分けれるでしょうか?

 

 

・コース巧者を狙う

先に記した通り、このコースはかなり特殊なのでコース経験を見てみます。

とりあえず何も考えず中山芝成績および中山芝2200m成績を列挙してみます。

 

ウラヌスチャーム

中山芝 1−3−0−0、中山芝2200m 1−1−0−0

 

ラストドラフト

中山芝 1−0−0−2、中山芝2200m 0−0−0−0

 

ミッキースワロー 

中山芝 2−2−0−2、中山芝2200m 2−2−0−0

 

マイネルフロスト

中山芝 0−1−0−10、中山芝2200m 0−0−0−6

 

スティッフェリオ

中山芝 1−0−0−3、中山芝2200m 1−0−0−1

 

クロスケ

中山芝 0−0−0−1、中山芝2200m 0−0−0−0

 

ルミナスウォリアー

中山芝 1−3−0−3、中山芝2200m 0−1−0−1

 

グローブシアター

中山芝 0−0−1−2、中山芝2200m 0−0−0−1

 

ニシノデイジー

中山芝 0−0−1−3、中山芝2200m 0−0−0−1

 

ステイフーリッシュ

中山芝 0−1−1−0、中山芝2200m 0−0−0−0

 

ブラストワンピース

中山芝 1−0−0−0、中山芝2200m 0−0−0−0

 

サトノクロニクル

中山芝 0−1−1−1、中山芝2200m 0−1−1−0

 

ミッキースワローがこのコースを非常に得意としていることがわかります。

ウラヌスチャームも安定しており、サトノクロニクルも面白いです。

あとはオールカマーで勝利しているスティッフェリオも注目です。

 

中山2200mの経験がないブラストワンピース、ステイフーリッシュ、ラストドラフト

に関しては、適性は未知数なので走ってみないとなんとも言えませんが、

中山の重賞での好走歴がどの馬にもあります。

 

 

・スティッフェリオが逃げるが、簡単にはいかない

同じコースのオールカマーで逃げ切り勝利をしたスティッフェリオがここでも逃げるでしょう。

しかし、今回はマークされます。

前回はノーマークで逃げきれましたが、それが出来るのは1度きりです。

今回は確実にマークされるので、直線入り口にかけて潰しにかかります。

再度の逃げ切りは叶わないでしょう。

 

なのでスティッフェリオはオールカマーと同じレースは出来ないでしょう。

まくり気味にステイフーリッシュとブラストワンピースが

先頭に並びかける厳しい展開だと思います。

なのでスティッフェリオは評価を下げます。

 

 

・各馬寸評

各馬の長所と不安材料です。

 

1. ウラヌスチャーム

長所:中山2200mは好相性。

不安:3戦連続で4着以下。不振か?

 

2. ラストドラフト

長所:中山は京成杯勝ちの実績あり。

不安:2200mは初めての距離。母マルセリーナも良績はマイルに集中。

 

3. ミッキースワロー

長所:中山2200mは抜群の実績。

不安:走らない時は全く走らない馬。ムラがある。重馬場も疑問。

 

4. マイネルフロスト

長所:AJCCは2015年と2016年で4着の実績。

不安:前走長期休養明けがリステッドで15着。もう9歳。

 

5. スティッフェリオ

長所:同じコースのオールカマーを勝利。

不安:意表をついた逃げ切り勝利が通用するのは通常は1度きり。

 

6. クロスケ

長所:強調材料はない。

不安:ダートでしか勝ち鞍がない。

 

7. ルミナスウォリアー

長所:AJCCは2017年に4着と掲示板は確保している。

不安:近年は全く振るわず、衰えが隠せない。

 

8. グローブシアター

長所:中山はホープフルS(当時G2)の3着がある。

不安:11ヶ月ぶりのレースでかつ古馬重賞での実績はない。

 

9. ニシノデイジー

長所:中山はホープフルS3着の実績がある。

不安:2200m以上は0−0−0−3。もっと短い方が得意か?

 

10. ステイフーリッシュ

長所:中山も安定しているが2200mも1−1−0−0と安定。

不安:実は稍重すら経験がなく、渋った馬場の適性は未知数。

 

11. ブラストワンピース

長所:中山は有馬記念の勝利がある。

不安:凱旋門賞で大敗後の初戦。立て直せるか?

 

12. サトノクロニクル

長所:中山2200mは0−1−1−0と得意。

不安:1年6ヶ月ぶりのレース。

 

 

・印と買い目

◎ 3 ミッキースワロー

素直に中山2200mの成績が抜群なこの馬を本命にしました。

間隔も空いたので、体調の心配も少ないです。

外を回す展開にはなりそうですが、小頭数なので不利も受けにくいと考えます。

 

◯ 1 ウラヌスチャーム

この馬も中山2200mは得意です。

さらにルーラーシップ産駒自体もこのコースを得意としています。

馬場が渋った時もルーラーシップ産駒の出番です。

 

▲ 2 ラストドラフト

未知の可能性を買ってみたいです。

ノヴェリスト産駒は距離が長い方が成績が良い傾向があるので、

距離不安で人気が落ちるなら面白いと思いました。

中日新聞杯で大きな成長を感じましたので、

さらに成長をしている可能性もあります。

 

△ 12 サトノクロニクル

久々なのは割引が必要ですが、このコースの適性を加味して馬券には入れておきます。

 

△ 11 ブラストワンピース

やはり多くの馬にとって鬼門になる欧州遠征帰り。

フィエールマンとキセキは有馬記念で4,5着でしたが

この馬はどうでしょうか?

さらにトリッキーなコースというのも実力通りにいかない要素です。

一応入れておきますが、評価は低いです。

 

△ 10 ステイフーリッシュ

安定して走る堅実派の馬ですが、少し勢いは衰えたかもしれません。

前走で10着というのはこの馬にしては負けすぎで、

そろそろ走らなくなってくる頃かもしれません。

 

△ 5 スティッフェリオ

上述の通り、オールカマーは勝っていますが評価は下げました。

しかしながら3着粘り込みはあり得ますので馬券には入れておきます。

 

 

※買い目

◾️単勝

3

 

◾️ワイド流し

3 ー 1,2

 

◾️3連複フォーメーション

3 ー 1.2 ー 1.2.5.10.11.12

 

                                     計 12 点