開幕週は逃げ先行馬有利か? 〜東京1回開催編〜
以前にも調べた、開幕週の脚質傾向です。
今回は東京競馬場です。
東京といえば芝は高速馬場で、ダートは直線が長いので
後方一気が届くというイメージがあると思います。
この冬の時期の開幕週だとどうでしょうか?
・2019年東京1回開催 開幕週(1/26,27)の結果
1年前の東京開幕週のペース、勝ちタイム、3着内の脚質を調べました。
【ダート】
あからさまな前有利な傾向は無さそうです。
気になるのは新馬・未勝利・500万(現1勝クラス)は
もれなくペースが速めであることです。スローペースはひとつもないです。
(※ここでいうペースは絶対値ではなくそのレースの前傾ラップ、後傾ラップの話)
ですが、下級条件で速めのペースになっても
逃げ先行馬が3着以内に入っているケースもあります。
そして、4コーナー10番手以下からの追い込みがかなり少ないです。
中団からの差しが最も多いです。
出遅れすぎない末脚を使える馬を中心に考えるのが良さそうです。
そしてクラスが上がっていくとスローペースになっていきます。
これはクラスが上がると少頭数になっていくことも影響しています。
出走頭数が少ないとスローペースになりがちなので注意です。
下級条件ではスローペースになかなかならないこと、
乾燥してパサパサのダートのせいか、上がりのタイムが非常にかかっています。
これは今週末は週中の雨が残っているかどうかによりますが
現在は水分量が開示されているので、これにも注目です。
パサパサなら非常に速い上がりを使う芝でも走れそうな馬は厳しそうです。
【芝】
比較的先行馬が馬券に絡みやすいようです。
しかし、必ず逃げ馬が残るとか、そういうわけではなさそうです。
さらに中団あるいは後方からの差し馬が必ず1頭は来ています。
あまり脚質にはこだわらなくてもいいかもしれません。
タイムに関しては秋の東京のようなレコードが出るような馬場ではありませんが
スローペースになれば33秒台の上がりが求められます。
いつもの東京の傾向通り、速く走れる馬を選んでいくべきでしょう。
ハッキリとした結論は出ませんでしたが、あまり開幕週だからとか考えないようにしましょう。
ですがダートのペースの速さは頭に入れておきます。