クイーンC予想【2020年】
トライアルではありませんが、牝馬クラシックに向けた前哨戦です。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
解説:競馬ラボ様
このコースは先週の東京新聞杯と同じコースなので
詳しい解説は省略します。
東京芝は日本で最も速いタイムが出るコースです。
直線が長く、33秒台(ペースによっては32秒台)の速い上がりが求められます。
・出走メンバーと枠順
レースの出馬表です。
戦績から勝負になりそうな馬とならなそうな馬が両極端に分かれている印象です。
あとは前走から距離短縮、延長、同距離といろいろありますので
それもポイントになりそうです。
・持ちタイムと上がり3ハロン
現3歳牝馬は、レシステンシアという高速決着の申し子がおり、
持ちタイムがかなり重要になってきている印象です。
そして今回は東京マイルという、時計が速くなるには絶好の舞台です。
1400、1600、1800mの持ちタイムを上位3頭だけ下記に記します。
☆1400m
1. マジックキャッスル 1:20.9(京都、2着)
2. メルテッドハニー 1:21.8(東京、5着)
3. インザムービー 1:22.3(中京、1着)
☆1600m
1. チアチアクラシカ 1:34.1(東京、1着)
2. マジックキャッスル 1:34.3(中山、2着)
3. シャンドフルール 1:34.7(阪神、1着)
☆1800m
1. シャンドフルール 1:52.1(小倉、1着)
2. アールクインダム 1:52.3(札幌、1着)
3. ルナシオン 1:53.0(東京、1着)
マジックキャッスルは1400m1位、1600m2位と持ちタイム優秀ですが
どちらも2着という点は気がかりです。
同じコースで持ちタイムトップのチアチアクラシカは
人気を落としそうですが注目すべきでしょう。
しかし、東京において重要なのは持ちタイムだけでなく
上がりで速い脚を使えるかということもあります。
そこで上がり最速かつ34.5以下の脚を使ったことのある馬を挙げると
アミークス、アカノニジュウイチ、ホウオウピースフル、チアチアクラシカ
の4頭でした。
上記で1回も名前が挙がっていない馬は今回バッサリ切ります。
・各馬寸評
出走各馬の長所と不安材料です。
1. ミヤマザクラ
長所:前走混合重賞で2着の実績。
不安:兄弟がマウントロブソン、ポポカテペトル等、距離が長くタフなコースが得意。
2. メルテッドハニー
長所:未勝利戦はハイペースを先行して上がり最速で勝利。
不安:1勝クラスでは2戦連続で馬券圏外。
3. ルナシオン
長所:スワーヴリチャードの妹で血統的背景がある。
4. アミークス
長所:前走上がり最速で勝利。
不安:新馬戦はウーマンズハートに1.1秒差負け。
5. セイウンヴィーナス
長所:未勝利戦は東京マイルで上がり最速で1着。
不安:1勝クラスの赤松賞(東京マイル)で6着。
6. シャンドフルール
長所:1勝クラスを勝利している。メンバーで2勝馬は他に2頭のみ。
不安:上がりを使えるタイプではない。
7. ヤマニンプレシオサ
長所:新馬戦は1200mでミドルペースを制しているため、ペースは上がっても大丈夫か?
不安:前走1勝クラスは9着大敗。
8. サナチャン
長所:東京マイルは新馬戦で勝利。
不安:新馬戦以降、3戦連続6着以下。
9. マジックキャッスル
長所:通算3戦1勝2着2回も、負けたのはレシステンシアとマルターズディオサとハイレベル。
不安:勝ちきれない面がある?東京および左回りもはじめて。
10. アカノニジュウイチ
長所:新馬戦は前残りの展開で32.9という次元の違う脚を使って差し切り。
不安:距離延長で折り合いがつかなければ崩れる。
11. アールクインダム
長所:数少ない2勝馬。前走はタフな馬場を豪快に差し切り。
不安:休み明けを勝利して2走目。反動は?
12. ホウオウピースフル
長所:2戦2勝はメンバー唯一。前走東京コースで快勝。
不安:ブラストワンピースの妹であり、マイルは距離が短いか?
13. チアチアクラシカ
長所:2走前に東京マイルを好タイムで勝利。
不安:前走1勝クラスで7着。クラスの壁の可能性も。
14. インザムービー
長所:2走前に逃げて上がり最速で勝利。
不安:3戦して1400m以下の経験しかない。距離延長はどうか?
・印と買い目
◎ 10 アカノニジュウイチ
もしかするとこの馬は格が違うかもしれません。
新馬戦は東京1400mでかつスローペースなので上がりのタイムは出やすいですが
それでも上がり3F32.9は2歳牝馬がなかなか出せるタイムではありません。
実際、上がり2位の馬(7着)は33.5でしたので、1頭だけ脚が違いました。
今回は潜在能力にかけてみようと思います。
◯ 9 マジックキャッスル
2走前が阪神JF2着のマルターズディオサとクビ差2着。
前走が阪神JF圧勝のレシステンシアと0.2秒差2着なら、
この馬もかなりの実力を持っていることは明白です。
あとは乗り替わりがどうでしょうか?結果の出ていない騎手です。
▲ 13 チアチアクラシカ
未勝利戦が高パフォーマンスです。
前走は負けすぎですが、良馬場なら違うでしょう。
東京が特別に得意という可能性がある馬だと思います。
△ 3 ルナシオン
△ 4 アミークス
△ 12 ホウオウピースフル
基本的には◎、◯、▲中心で
速い脚を使えそうな3頭をヒモに入れておきます。
※買い目
◾️単勝
10
◾️馬連、ワイド
10 ー 9.13
◾️3連複フォーメーション
10 ー 9.13 ー 3.4.9.12.13
計 14 点