レース回顧 〜スプリングS 2020〜
スプリングSのレース回顧です。
・レース展開
まずはレースを振り返ります。
アオイクレアトールがハナ。
シルバーエースが外目追走2番手。3番手にエンがつけます。
1番人気ヴェルトライゼンデは5番手で追走します。
少し縦長の展開でしたが、600m通過は37.5、1000mは63.7と
かなりスローペース。
それを感じて最後方から競馬をしていたファルコニアが
3コーナーの前で一気に進出していきます。
ファルコニアに合わせるように各馬が動き出し、
4コーナーではずらっと横一線になります。
その中から抜け出したのはガロアクリークでした。
内で必死に抵抗するヴェルトライゼンデを交わし、
1馬身差をつけて1着で駆け抜けました。
2着ヴェルトライゼンデから2馬身近く離れた3着には
4コーナーで大外を回ったサクセッションが入りました。
・上位馬寸評と予想の振り返り
予想はこちらから。
1着 ガロアクリーク 予想時:無印
これは驚きでした。ここにきて大きな変わり身を見せました。
3歳はこれがあるので難しいです。
短期間で急激に成長することがあるのです。
スプリングSには珍しく前半超スローで、
直線での瞬発力勝負になったことが向いたことは確かですが
それでもまさか勝つとは思いませんでした。
上がり3Fは中山1800mでは珍しい33.8。
ここでは勝ちましたが中山よりも東京でしょう。
つまり、皐月賞よりもダービーです。
2着 ヴェルトライゼンデ 予想時:◎
力はあると思いますが、この馬はズブいです。
ホープフルSもそうですが、4コーナーから追いまくっています。
反応の良さというのは強い馬の条件だと思いますので
今のままではトップクラスの成績を残すのは難しいでしょう。
今後の成長(というよりもむしろワガママになる方向?)待ちです。
3着 サクセッション 予想時:◯
ちょっと何とも言えない結果になりました。
今後の方向性が難しいです。
マイルがいいのか長い方がいいのかつかみにくいです。
名伯楽の国枝調教師はどういうレース選択をするでしょうか?
レース展開の予想が外れて、さらに予想外の急成長馬にやられましたが、
2着、3着は本命対抗でしたので、そこまでボロボロな予想ではないでしょう。
(人気サイドではありますが)
3歳重賞はしばらく続きますので、そろそろ当てたいです。