RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

レース回顧 〜宝塚記念 2020〜

 

宝塚記念のレース回顧です。

 

 

・レース展開

まずはレースを振り返ります。

 

馬場コンディションは稍重でした。

前日夜の雨は未明には上がり、馬場は乾いていき

9Rの舞子特別までは良馬場でしたが、

宝塚記念のレース30分前にまとまった雨が降ったため

稍重に悪化していました。

レースを見ると走ったところの芝が

どんどん掘られている様子がわかりますので

かなり道悪なコンディションであったことがうかがえます。

 

注目のスタートはキセキが出遅れてトーセンスーリヤがハナ。

2番手にワグネリアンがつけます。これは意外でした。

3番手は内にペルシアンナイト、外にダンビュライト。

その後ろにラッキーライラックがつけます。

 

1番人気サートゥルナーリアは中団後方、

2番人気クロノジェネシスは中団の真ん中にいました。

 

前半600m通過は34.6、1000mは60.0で

例年の宝塚記念と同じくらいのペースでしたが

馬場状態を考えれば速いペースだと思います。

 

3,4コーナーで後ろのポジションの馬が動きます。

クロノジェネシスが一気に進出し、それについていくように

キセキ、ラッキーライラックも前に出ます。

しかし、クロノジェネシスの手応えが他と全く違い、

4コーナーを回ったところで既に先頭に立ち、

内でラッキーライラックが抵抗しますが、どんどん離されます。

 

残り300mでクロノジェネシスの勝ちは確信するほどでした。

後ろの差し追い込みも全く届かず、圧倒的な差で1着。

2着はコーナーでクロノジェネシスを追いかけたキセキ。

しかしクロノジェネシスとは6馬身も差がついていました。

3着はキセキからさらに5馬身離れてモズベッロが入線しました。

 

 

・上位馬寸評と予想の振り返り

予想はこちらから

 

 

1着 クロノジェネシス 予想時:◎

2着馬に1秒差、3着馬に1.8秒差をつける圧倒的な勝利でした。

ここでの適性を高く評価したので本命にしましたが

ここまで圧勝とは思いもしませんでした。

クロノジェネシスの急成長は大きいですが、

非根幹距離、重馬場、ハイペースの消耗戦と

条件があまりにも合っていたので着差がついたと思います。

北村友一騎手も自信を持って3,4コーナーで進出したのは好判断でした。

 

次走は同じコースのエリザベス女王杯(今年は阪神2200m)か

天皇賞・秋とのことです。

宝塚記念と同じ阪神2200mなら、牝馬限定のエリザベス女王杯に出れば

確実に勝てるだろうと思われがちですが

スローペースになれば必ずしもそうではないと思っています。

むしろその後の有馬記念の方が好走に期待できると思っています。

 

 

2着 キセキ 予想時:△

出遅れた時は厳しいかなと思っていました。

しかしキセキがレースを引っ張らなくてもペースは速くなり、

さらに直前の雨で内が走りにくくなったため、

後ろからの外目追走がよかったです。(クロノジェネシスも同じ形)

クロノジェネシスが強すぎて着差はつきましたが、

キセキも3着に5馬身差をつけていることから、

クロノジェネシスがいなければキセキが圧勝でした。

 

予想時に懸念していた折り合いはうまくいっている様子でした。

これに関して、元騎手の安藤勝己さんがTwitterでコメントしています。

Twitterアンカツ(安藤勝己)  @andokatsumi

道悪では馬が用心して走るため、かかる馬も折り合いやすいというのは初耳でした。

非常に勉強になりました。今後の予想の参考にします。

 

今後はレースの選択肢が難しいです。

中山コースは苦手なので有馬記念は厳しいですが

かといって6歳の今、東京コースで再び好走できるかというと疑問です。

ですが、今回はうまくいきましたが良馬場でまたかかるようなら

距離短縮の天皇賞・秋でしょうか?

もしくは一気の距離短縮のマイルCSというウルトラCも?

 

 

3着 モズベッロ 予想時:無印

この馬の3着を予想するのが大変難しかったです。

単に人気薄ということだけでなく、

この馬はサートゥルナーリアやラッキーライラックと同様に

スローペースからの直線勝負が得意なタイプと考えていたからです。

おそらく100回予想してもたどり着かない馬でした。

最後まで4着サートゥルナーリアに差されない根性は立派でした。

 

今後は年末の有馬記念が大目標になると思います。

京都大賞典あたりで始動するでしょう。

 

 

馬券はクロノジェネシス単勝のみ的中でした。

個人的には単勝に突っ込んでいたので満足ですが、

予想としては2番手評価ブラストワンピース、

3番手評価ペルシアンナイトが共に下位に沈んだためイマイチでした。

ペルシアンナイトは馬券的に狙いすぎの感がありますが、

ブラストワンピースは道中前につけた馬が全て4着以下なのを考慮しても、

ちょっと不可解なバテ方でした。

コンディションなのか、遠征が苦手なのか、理由はあるかもしれませんが

もしかするとピークが過ぎたのかもしれません。

 

これで春のG1は終わりです。

夏競馬には苦手意識しかありませんが

今年は改善できるよう、分析を進めていきます。