【2022年】フェブラリーS予想
今週はフェブラリーSのみの予想となります。
過去のデータから紐解く、フェブラリーSで好走する条件
今年はよくわからないので過去のデータを駆使してみようと思います。
昨年のフェブラリーSの1〜5着は次の通りです。カッコ内は当時の馬齢です。
1着 カフェファラオ(牡4)
2着 エアスピネル(牡8)
3着 ワンダーリーデル(牡8)
4着 レッドルゼル(牡5)
5着 エアアルマス(牡6)
1着は新星のカフェファラオでしたが、2着エアスピネルは芝から転向した8歳馬。
3着ワンダーリーデルも明確な衰えは見せていなかったとは言っても8歳で、
8歳馬がG1で2,3着に入ることにダートマイル路線の層の薄さを感じてしまいました。
そして1年が経ち、昨年好走した馬も1つ歳を重ねています。
当時より明確にパワーアップしている上記好走馬はいません。
そうであれば新星に期待したいので、トライアルレースを勝った2頭を見てみましょう。
根岸Sを勝ったテイエムサウスダンは1400m以下の短い距離を主戦場にしています。
1600m以上のレースは昨年の武蔵野Sの9着のみです。
前走根岸S好走馬のフェブラリーSの成績はとても良いですが、こういうデータもあります。
根岸Sを3着以内のうち、クラス問わず1600m以上で好走経験が無かった馬のフェブラリーSの成績は過去10年で0−0−0−4です。
この4頭には昨年のレッドルゼルや2019年のコパノキッキングも含まれています。
そもそも過去10年の馬券内30頭で1600m以上のレースで3着以内の経験が無い馬は1頭もいませんでした。
テイエムサウスダンを買うということは、「過去10年には無かったことを成し遂げるのだろう」と予想することを意味します。
東海Sを勝ったスワーヴアラミスは逆に1800m以上のレースの経験しかありません。
過去10年で1600m以下の出走経験が無いのにフェブラリーSで馬券になったのはインティだけです。
インティは6連勝でフェブラリーSに臨んでおり、その6連勝は全て圧勝でした。
それくらいの馬でないといきなり1600mの速い流れに慣れるのは難しいのかもしれません。
ただし、1600m以下で3着以内の好走経験が無いのにフェブラリーSで馬券になった例はインティ以外にも
2016年3着のアスカノロマンや2015年2着のインカンテーションが該当します。
下級条件のみという馬に広げれば他にもいます。
2019年2着のケイティブレイブは2歳500万のプラタナス賞(東京ダート1600m)の3着のみ。
2014年1着のコパノリッキーは3歳500万(東京ダート1400m)の1着のみでした。
よって、データ的にはテイエムサウスダンよりもスワーヴアラミスの方が狙いやすいのです。
根岸Sを好走してフェブラリーSでも好成績を残している馬が多い印象があるので、フェブラリーSはスプリント性能を強く求められると思われがちですが、実はスタミナも必要なのです。
スピードはいらないとは言っていません。スピードだけでは好走できないということです。
フェブラリーSはスピードもスタミナも両方必要なレースなのです。
人気馬だとカフェファラオ以外は能力に課題あり?
カフェファラオは昨年勝利していますので、能力は疑いようがありません。
あとは昨年からどれくらい衰えずにいるのか?でしょう。
しかしソダシ、レッドルゼル、テイエムサウスダンの3頭はスタミナ面の不安があり、
ソリストサンダーは前走根岸Sで大きく負けたことでスピードの不安があります。
ちなみにアルクトスは両方に不安があると思っています。
ただ、テイエムサウスダンは距離不安を克服する可能性があるかもしれません。
今が伸び盛りなので距離の壁も超えてくる可能性は十分あるでしょう。
印と買い目
◎⑥カフェファラオ
昨年よりもパフォーマンスは落ちていると思いますが、脅かす存在がこれといっていませんでした。
〇 ⑩スワーヴアラミス
追走スピードに対応できれば前走の豪脚で追い込んでこれるのではないでしょうか?
▲ ⑮テイエムサウスダン
外枠が残念でした。揉まれないですが走る距離は長くなります。
△ ③インティ
穴ならと思いましたがスワーヴアラミスよりも人気になるかもしれませんね。
単勝 ⑥
馬連とワイド ⑥ー⑩