宝塚記念予想【2022年】
新馬戦予想をしている期間は重賞予想をお休みしていますが、宝塚記念だけ復活です。
全頭分析まではできませんが、予想のポイントは記していきます。
ポイント① 例年の宝塚記念と同様に考えてはいけない
例年の宝塚記念は
・馬場は梅雨時期でかなりタフ
・8枠が有利
・上がり最速を使える馬が必ず連対する
というのが予想のポイントになっていますが、今年と昨年は事情が違います。
というのも2年前の秋からの京都競馬場改修工事に伴い、昨年と今年は阪神競馬場はロングランではなく、途中に2週間のお休みを挟んでいます。
この2週間で馬場が回復し、例年ほどタフではなく、外枠有利傾向も崩れています。
昨年は1番枠から逃げたユニコーンライオンが2着で、2番枠から2番手につけていたレイパパレが3着でした。
1着は力が違ったクロノジェネシスが上がり最速だったものの、上がりが使えないと話にならないレースではないです。
過去のデータは全く参考にならないでしょう。
ポイント② コーナーで加速できるか?
これは例年の宝塚記念とも重なりますが、4コーナーである程度前にいないとコースレイアウト的に届かないでしょう。
ということは先行馬を狙えということになりそうですが、それだけでは不十分だと思います。
ポイントはコーナーで加速できるか?だと思います。
たとえ道中で先行していても、4コーナーで下がってしまうようだと厳しいです。
逆に道中は後ろでも、3,4コーナーで加速して進出していけるようなら全然アリです。
上記に該当するのは
②アフリカンゴールド
④エフフォーリア
⑥タイトルホルダー
⑦デアリングタクト
⑪パンサラッサ
⑫ウインマリリン
⑬アリーヴォ
⑮ディープボンド
⑰ギベオン
と結構いますので、ここから絞り込みます。
まず、力が足りていなさそうな②と⑰は除外します。
その上で以下、該当した8頭の寸評です。
左回りに良績が集中しています。ここでは買いにくいです。
④エフフォーリア
最終追い切りからブリンカーをつけており、レースでも着用します。
そんなものに頼らないといけないような馬ではないでしょう。
バッサリ切ります。
⑥タイトルホルダー
確かに4コーナーから加速できるのですが、それはマイペースで逃げた時です。
前半飛ばして中間で緩んで、最後の直線で再加速するのが持ち味です。
しかしタイトルホルダーがいくら飛ばしても、パンサラッサには敵いません。しかもパンサラッサの方が外から被せてきます。
控えても問題ないとはしていますが、ベストの走りはできないと思います。
⑦デアリングタクト
どれだけ戻っているかがポイント。秋華賞くらい走れればここも勝てると思っています。
⑪パンサラッサ
距離が持つかどうかだけです。勝つとすれば中山記念のように垂れても後続が差しきれないパターンでしょう。
1F長い感は否めませんが、それを吹き飛ばすくらい馬が覚醒したかもしれません。
⑫ウインマリリン
近2走が負けすぎで、輸送に原因を求めて滞在を選択していますが、
輸送だけであんなに負けるか?という疑問があります。
牝馬は水物とも言いますから、もしかすると激走するかもしれませんが軸で買うのは難しいです。
⑬アリーヴォ
この馬はコーナーの加速が少し足りない感じもしますが、前走はコーナーで馬群の中にいながら、じわじわ進出しながら通過順を押し上げていました。
決して飛び抜けた瞬発力は無いものの、長く脚を使えるのでここでも面白いと思います。
⑮ディープボンド
今年に入ってからズブくなってきたので、コーナーで置いていかれる懸念はあります。
ハイペースの適性はあまり無いと思っています。
それでも相手なりには走るので、広く買う場合はヒモには入れておいた方が良さそうです。
印と買い目
◎ ⑦デアリングタクト
繋靱帯炎から復帰してG1を勝つというのは常識ではあり得ないと思います。
しかし、この馬は史上初の無敗の三冠牝馬です。常識が通用する馬では無いことが前走でわかりました。
はっきり言って前走はしんがり負けを予想していました。
しかし予想を裏切って頑張り、G1で0.5秒差の6着は立派です。
前走がマイルというのもここではプラスで、パンサラッサが作る激流にもついていけます。
奇跡のG1勝利もあり得ると思っています。
◯ ⑬アリーヴォ
バテないのが強みだと思います。最後までいい脚を使います。
ハイペースになるここと適性が合うと思います。
▲ ⑪パンサラッサ
逃げ残りもあると思います。
最も適性があるのは天皇賞・秋だと思いますが、ここでも好走してもおかしくないくらい力をつけていると思います。
単勝 ⑦
ワイドボックス ⑦⑪⑬