RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

大阪杯予想【2021年】

 

本命コントレイルのひねっていない予想ですが

それでもお読みいただけるのなら幸いです。

 

 

・コース解説と枠順

▪️コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

f:id:RM_horse:20210403190206g:image

出典:競馬ラボ様

阪神 芝2000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

内回りのコースを1周するコース。

雨が降るためタフな馬場になることに加え、

急坂をスタート直後とゴール前の計2回登るので

タフさも求められることになります。

コース実績を考える際、1600m、1800m、2400mは外回りなので

内回りの2000mや2200mとは求められる適性が違いますので

その点には注意が必要です。

 

▪️枠順

f:id:RM_horse:20210404120427j:image

13頭立てながらG1馬が5頭集結しました。

ドバイや香港、天皇賞・春などに分散したのは残念でしたが

三冠馬コントレイルおよび昨年の最優秀短距離馬グランアレグリアがおり

非常に楽しみなメンバー構成にはなったと思います。

 

 

・コントレイルが勝つに決まっている

冒頭で記した通り、本命はコントレイルです。

皐月賞、ダービー、菊花賞という

異なる適性を求められるレースを全て勝ち、

そこから多くの馬が避ける中4週でジャパンカップに出走し、

アーモンドアイの2着と踏ん張りました。

 

この2着でコントレイルの幻想は崩壊したとする人もいますが、

考えてみてください。

ディープインパクト菊花賞後はジャパンカップよりも

間隔が空いている有馬記念を選択し、ハーツクライの2着に敗れています。

コントレイルが負けたのはハーツクライよりも

断然実績が上のアーモンドアイです。

さらに、菊花賞が行われた京都競馬場の馬場は

非常にタフで、消耗も激しかったのにも関わらず、

そこからたった中4週の間隔でジャパンカップ2着というのは驚異的です。

 

今回、コントレイルは十分な間隔をあけて出走してきます。

調教も以前より増して動いており、さらに成長していることがわかります。

コントレイル本命以外の選択肢がありません。

競馬予想家の多くがコントレイルの本命を避けているように感じますが

三冠馬を舐めるなと言いたいです。

 

 

・グランアレグリアの不安は距離ではなく馬場

本命はコントレイルですが、グランアレグリア、サリオスについても

実力が4番人気以下の馬より抜けていると思います。

順当に人気上位の3頭で決まる可能性が高いレースだと思います。

 

しかし、グランアレグリアに関しては少し不安もあります。

 

このレースの予想のポイントを、

「グランアレグリアが距離をこなすかどうか?

 こなせればグランアレグリアが有利」

のように考えている競馬予想家が多いですが、私は違います。

グランアレグリアは2000mもこなすと思っています。

折り合いも名手ルメールであれば問題ないです。

 

むしろグランアレグリアの不安は馬場の悪化にともなう、

上がりのかかる競馬への対応ではないでしょうか?

 

グランアレグリアが重馬場の高松宮記念で2着だから

重馬場適性有りとしている予想を山ほど見ましたが、

道悪をこなす根拠を高松宮記念に求めるのはナンセンスです。

1200mと2000mでは距離が全然違いますし、

高松宮記念は重馬場と言っても

上がり3F 33秒前半が出せるような馬場です。

 

今の阪神は開催が進んで毎週のように雨が降っているので

大阪杯では上がり3Fは少なくとも35秒台、

雨の降り方次第では36秒台になるかもしれません。

 

グランアレグリアの戦績を振り返ってみると、

全成績が7−1−1−1なので、連を外したのは2回のみですが、

2回とも上がり3Fが34秒台の競馬でした。

34秒台で勝利したのはサウジアラビアRCの34.0のみです。

3着に敗れた朝日杯FSは34.5、

降着で5着だったNHKマイルCも34.3でした。

あとは稍重、重だとしても33秒台を出せています。

 

5歳になり、2〜3歳の当時とは馬が違うと言われればそこまでですが

経験していないような上がり3Fの走りになることは間違いありません。

 

一方でコントレイルとサリオスは皐月賞

上がりのかかる競馬を共に経験済みですし、

他にもコントレイルはホープフルS菊花賞など、

サリオスは朝日杯FSで経験しています。

 

コントレイルやサリオスは万能を証明していますが

グランアレグリアはまだ証明できていないのです。

(もちろん今なら上がりがかかっても問題ない可能性も十分にあります)

 

 

・ペースと血統傾向

逃げるのはレイパパレなのかハッピーグリンなのか、

もしくはグランアレグリアなのかわかりませんが、

小回りの2000mですのでペースが速くなることはないでしょう。

それでも馬場が悪いのでタフなレースにはなります。

ただ、無理に距離適性が長めの馬を選ぶ必要はないでしょう。

 

阪神2000mは血統的にはアメリカ系のスピード持続型の成績が良い傾向にありますが、

雨が降れば欧州の血が活躍しやすい傾向になるのではないでしょうか?

基本的には上位3頭の決着と考えていますが、

崩れた時に台頭するのは欧州系の血を持つ馬ではないでしょうか?

 

 

・各馬寸評

各馬の評価です。

総合評価のA〜Dの意味は以下の通りです。

A:本命候補

B:相手には抑えておきたい

C:穴党、点数に余裕ありなら抑えたい

D:買えない

これは実際の印と買い目とは異なります。

馬券を買う時は点数を絞るのでこの通りには買いません。

 

①モズベッロ

実績   ★★★☆☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★☆☆☆☆

調教   ★★★☆☆

総合評価:C

昨年の宝塚記念の3着があり、阪神内回りでのタフな馬場はいけそう。

調教は1週前は非常に良かったが、最終追い切りは微妙。

完全復活とまではいかないか?

 

②サリオス

実績   ★★★★☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★★★☆☆

調教   ★★★★★

総合評価:B

調教が非常に良かった。かなり成長していると思う。

ただ、コントレイルも成長しているので逆転までは考えにくい。

 

③アーデントリー

実績   ★☆☆☆☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★★★☆☆

調教   ★☆☆☆☆

総合評価:D

重馬場は条件戦で好走しているが、

全く実力が足りていない。

調教も身体が重そうに軽めの調整にとどまっている。

 

ブラヴァ

実績   ★★★☆☆

タフ馬場 ★☆☆☆☆

調子   ★★★☆☆

調教   ★★★★☆

総合評価:D

G3では毎回掲示板を確保していたが、前走G2で崩れた。

それがクラスの壁なのか重馬場の影響なのかはわからないが

どちらにせよ雨が降るので今回は厳しい。

 

ペルシアンナイト

実績   ★★★★☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★☆☆☆☆

調教   ★★★★☆

総合評価:C

京都でのマイルCS専用機という感じだったが

昨年の札幌記念で2着と新境地を見せた。

秋の京都はタフであり、血統背景からも

そういった馬場は得意。大阪杯も3年前に2着の舞台。

ただ、昨年の宝塚記念では大敗しており

ここでどれくらい走れるかはわからない。

調教はなかなか良い。

 

ワグネリアン

実績   ★★★★☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★★☆☆☆

調教   ★★★☆☆

総合評価:C

ダービー馬で実績十分だが、3着以内には1年半、

勝利には2年半も遠ざかっている。

2歳時は33秒前後の上がりの速い得意としていたが

3歳以降はむしろ上がりがかかる方が成績が良い。

調教は1週前はタイムは出ているものの、

併走馬が馬なりなのに対して内を回って鞍上が目一杯追って

なんとか先着するという内容。

最終追い切りでは一週前より大きく先着できたが

相変わらず鞍上は追っており、これはもう1〜2週あれば仕上がった

という調教過程ではないだろうか?

 

⑦コントレイル

実績   ★★★★★

タフ馬場 ★★★★★

調子   ★★★★★

調教   ★★★★★

総合評価:A

実績は言うまでもない。既にG1を4勝もしている。

調教も本当に素晴らしい。

鞍上がそこまで追わなくても非常に優秀な時計でCWを駆け抜け、

最終追い切りは坂路でサラッと追う程度のはずが

時計はスプリンター並みの4Fを50.6。

福永騎手は最終追い切りは軽めがいいとしているので

軽めにしていたのに時計が出てしまったという感じだろう。

タフな馬場はベストではないとは思うが

改修前のボロボロの京都の、しかも3000mのG1で1着なら

星5つとするべきと判断。

全く死角はない。

 

⑧レイパパレ

実績   ★★★☆☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★★★★★

調教   ★★★★☆

総合評価:C

5戦全勝でG1に初挑戦。

これまでの相手よりグンと強くなるので

厳しい戦いが予想される。

条件戦ながら2走前は秋華賞週の京都で圧勝しており

タフな馬場もこなせそう。(ただし斤量52kgだったが)

調教は目を見張るものではないが、いつも坂路中心のようで、

さらに時計の出るタイプではないようだが

いつもと同じくらいの動きは出来ているということで一定の評価。

一発狙うなら逃げ粘りだと思うが、

ハッピーグリンあたりに絡まれると厳しい。

 

⑨クレッシェンドラヴ

実績   ★★★☆☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★☆☆☆☆

調教   ★★★★★

総合評価:C

この馬は福島でしか買えないと思っているが

今回あまりにも調教が良いのでC評価にした。

コントレイルとサリオスの次くらいには調教が良いと思う。

 

カデナ

実績   ★★★☆☆

タフ馬場 ★★★★☆

調子   ★☆☆☆☆

調教   ★★☆☆☆

総合評価:D

1年前の小倉大賞典の勝利から、その後は4着以下が続いている。

調教は最終追い切りで坂路を一杯に追われるもラスト1Fで失速。

買える状態ではないと判断。

 

⑪ハッピーグリン

実績   ★☆☆☆☆

タフ馬場 ★★☆☆☆

調子   ★☆☆☆☆

調教   ★★★★☆

総合評価:D

G1は敷居が高すぎる。

調教は坂路でなかなか良いので、次走に期待できる。

 

⑫グランアレグリア

実績   ★★★★★

タフ馬場 ★★☆☆☆

調子   ★★★★★

調教   ★★★★☆

総合評価:B

前述の通り、上がりがかかる競馬でどうなるか?

雨が降るのが遅くなることが望ましい。

仮に雨が降らなくても勝つのはコントレイルと考えているが

潜在能力的にコントレイルを負かすとしたらこの馬ではある。

 

⑬アドマイヤビルゴ

実績   ★★☆☆☆

タフ馬場 ★★☆☆☆

調子   ★★☆☆☆

調教   ★★★★☆

総合評価:D

まだG1で通用するほどの力は備えていない印象。

あと20kgくらい体重が増えてきたら面白いのかもしれない。

調教は良かった。

 

 

・印と買い目

◎ ⑦コントレイル

冒頭からずっと記している通り、

私にとってコントレイル以外の本命はあり得ません。

 

▲ ②サリオス

▲ ⑫グランアレグリア

私にとって◯は「◎に逆転可能」の立ち位置なので

この2頭は▲とさせていただきます。(▲は2,3着筆頭)

どちらかというとサリオスの方が

2,3着の確率が高いかなと思っています。

 

△ ①モズベッロ

△ ⑤ペルシアンナイト

△ ⑧レイパパレ

△ ⑨クレッシェンドラヴ

 

 

※買い目

▪️3連単1着流し

⑦→②⑫→②⑫   こちらを厚めに買います。

 

▪️3連単フォーメーション

⑦→②→①⑤⑧⑨

⑦→①⑤⑧⑨→②   こちらはおまけです。

 

 

 

【簡易予想】ダービー卿CT

 

すみません、今週もサラッと予想します。

大阪杯もまともな予想にはなりません)

まずはダービー卿CTの予想です。

 

 

◎ ④ルフトシュトローム

前走は全く走らなかったですが、半年の休養を経て

今回は抜群の調教を見せている。

もともとデビューから3連勝は全て中山1600mであり、

コース適性は問題なし。

枠も良く、ルメール騎手が乗るにしては

前走の凡走で人気も少し落ちているので買いです。

 

◯ ①スマイルカナ

実力は申し分なく、非常にいい枠を引きました。

あとは他の逃げ馬の出方と、その対応でしょう。

そして1kgずつ増加している斤量の影響もなければというところ。

 

▲ ③ソーグリッタリング

前走は珍しく崩れましたが、堅実に走る馬。

頭までは考えにくいですが、ワンパンチにかけるこのメンバーなら

2,3着候補でしょう。

 

 

※買い目

▪️単勝

 

▪️馬連

①ー④

 

▪️ワイド

④ー①③

 

高松宮記念予想【2021年】

 

個人的な話になりますが、本ブログを始めたのが2019年の3月末。

丸2年が経ち、当時よりも予想力が身に付いているはずです。

 

今回の予想は2年間の集大成と考えています。

(でも今回の予想の結論は勘なのですけどね)

 

それでは予想に入ります。

 

 

・コース解説と枠順

▪️コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

f:id:RM_horse:20210327140602g:image

出典:競馬ラボ様

中京 芝1200m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

中京コースはスパイラルコーナーであり、

コーナーが下り坂でありながらもスピードがつけにくいことは

よく書いていますが、それは下り坂の割にはという話です。

短距離ではさすがにコーナーでの下りを利用してスピードがあがり、

後半800〜600mはずっと全力疾走という感じになります。

 

高松宮記念がタフなレースになりがちなのは、

後半に全力の走りをずっと続けるのは大変な上に、

途中に上り坂もあるからです。

 

しかし、そういうレースでありながら追い込みはなかなか決まりません。

外を回すのはそれだけ不利だということです。

 

▪️枠順

f:id:RM_horse:20210327145940j:image

グランアレグリア以外のトップスプリンターが勢揃いしたと言っていいでしょう。

比較的不利な外枠に人気馬が集中しており悩ましいです。

 

 

・2頭の快速牝馬

このレースの最大のポイントは逃げ馬の出方です。

昨年の勝ち馬④モズスーパーフレアは当然逃げますが、

もう一頭の快速牝馬⑯レシステンシアも簡単には譲りません。

モズスーパーフレアはかなり嫌だと思います。

昨年のスプリンターズSでもモズスーパーフレアは内枠で、

スッと逃げれると思いきや、外からビアンフェに被せられて

オーバーペースで直線では失速しました。

同じことが起こりそうな並びです。

 

松若騎手も意識してスタートから後続を引き離そうとすると思いますが

そうなると昨年と違って最後までは持ちません。

レシステンシアは桜花賞のようにモズスーパーフレア

ぴったりとマークすることが求められますが、

あとはついて行った時に最後まで持つかどうかが鍵になります。

 

ペースはかなり速いと見て良さそうです。

 

 

・各馬評価

いきなりですが、各馬の評価です。

今回は以前の評価方法も復活させてみます。

総合評価のA〜Dの意味は以下の通りです。

A:本命候補

B:相手には抑えておきたい

C:穴党、点数に余裕ありなら抑えたい

D:買えない

これは実際の印と買い目とは異なります。

馬券を買う時は点数を絞るのでこの通りには買いません。

 

1. アウィルアウェイ

実績★★★★☆

コース適性★☆☆☆☆

調子★☆☆☆☆

調教★☆☆☆☆

総合評価:D

昨年のスプリンターズSの3着馬。しかしその後2戦は振るわず。

調教にも調子の悪さが見える。中京コースの実績もない。

 

2. レッドアンシェル

実績★★★☆☆

コース適性★★★★☆

調子★★☆☆☆

調教★★★★☆

総合評価:C

昨年の夏は重賞で連続好走。G1でも6着とまずまず。

しかし前走は大敗。好走も夏が多いため暑い時期が得意か?

中京はCBC賞の勝ちがある。調教は悪くない。

 

3. ライトオンキュー

実績★★★☆☆

コース適性★★★★☆

調子★★★★☆

調教★★★★★

総合評価:A

まだG1の実績はないものの、今回はチャンスが大きい。

スプリンターズSのような時計の速い競馬では難しいが

時計のかかるここではチャンスがある。

調教も抜群の動き。頭まで考えたい。

 

4. モズスーパーフレア

実績★★★★★

コース適性★★★☆☆

調子★☆☆☆☆

調教★★★★★

総合評価:C

昨年の勝ち馬ではあるが、中京の好走は昨年の高松宮記念のみ。

基本的にはコース適性のある馬ではない。

加えて前走のシルクロードSの17着は負けすぎで

調子も落としているように見える。

しかし調教は相変わらず猛時計を出している。

レシステンシアの存在もあるため、あまり買いにくい。

 

5. ダイメイフジ

実績★★☆☆☆

コース適性★★★☆☆

調子★★☆☆☆

調教★★★★☆

総合評価:D

G1では実力が足りていない。

重賞での好走は逃げができた時に限定されるがそれは叶わない。

強調できるとしたら調教はなかなか良いことのみ。

 

6. ダノンファンタジー

実績★★★★☆

コース適性 ※初コース

調子★★★★☆

調教★★★★★

総合評価:B

2走前の阪神カップが好パフォーマンス。

前走は出遅れで致し方なし。

あとはモズスーパーフレアの作るハイペースに対応できるかどうか。

昨年のグランアレグリアの再現もあり得る。

 

7. アストラエンブレム

実績★☆☆☆☆

コース適性 ※2〜3歳春までの実績のみ

調子★★☆☆☆

調教★★★☆☆

総合評価:D

2走前から短距離路線に舵を取ったが、

8歳で今更の感は拭えない。

ここは買えない。

 

8. エイティーンガール

実績★★★☆☆

コース適性★☆☆☆☆

調子★☆☆☆☆

調教★★☆☆☆

総合評価:D

まず、追い込み脚質なのがここには合っていない。

調子も落としており、コース実績もない。

ここは買えない。

 

9. インディチャンプ

実績★★★★★

コース適性 ※1600mのみ

調子★★☆☆☆

調教★★★★★

総合評価:C

2戦連続で阪神1400mを使っているが、

位置は中団から後方になってしまい、

追い込むも届かない展開になっている。

1200mになりさらにハイペースになるため、

後方からの追い込みを余儀なくされる。

そうなるとなかなか届かないため

3着候補になってしまう。

調教は相変わらず動いている。

 

10. ラウダシオン

実績★★★★☆

コース適性★★★★☆

調子★★★☆☆

調教★★☆☆☆

総合評価:D

この馬の気になる点は調教。

名前を隠して調教を見ると1200m戦の調教とはとても思えない。

一週前、最終ともにCWで長めを時計はそこそこで、

終い重点でまとめている。

これは1800m以上を使う馬の調教過程。

動き自体は悪くない。むしろ良い。

しかし調教とレースが噛み合っていないように感じる。

次走の距離延長で買いたい。

 

11. カツジ

実績★★★★☆

コース適性 ※初コース

調子★☆☆☆☆

調教★☆☆☆☆

総合評価:D

昨年のスワンSで復活したが、その後は大敗続き。

調教はラウダシオンと同様でCWで長めを終い重点。

買うとしたらマイル以上か?

 

12. セイウンコウセイ

実績★★★★★

コース適性★★★★☆

調子★★☆☆☆

調教★★★☆☆

総合評価:C

高松宮記念は2度の好走歴がある。

もう8歳なのでさすがに全盛期の走りとはいかないが

コース実績と底力で一発があってもいい。

調教もそこそこ動けてはいる。

 

13. トゥラヴェスーラ

実績★☆☆☆☆

コース適性★★★☆☆

調子★★☆☆☆

調教★★★☆☆

総合評価:D

重賞ではもう一つ通用していない。

そんな馬がG1に出ても厳しい。

 

14. ダノンスマッシュ

実績★★★★★

コース適性★★☆☆☆

調子★★★★★

調教★★★★★

総合評価:A

前走は香港スプリントで勝利。これはびっくり。

香港スプリントのレベルは非常に高く、偶然では勝てない。

6歳だが今が全盛期なのではないか?

過去2年の高松宮記念では結果が出ていないが、

東京でも結果を出しており、左回りがダメということではなさそう。

外枠は残念だが、グランアレグリアもタワーオブロンドンも不在で

モズスーパーフレアも展開が厳しいなら、実力上位のこの馬ではないか?

 

15. マルターズディオサ

実績★★★☆☆

コース適性 ※初コース

調子★★★★☆

調教★★☆☆☆

総合評価:D

調教を見ると最終は坂路ではあるが、終い重点であり

1200m戦仕様とは思えない。

ここよりもヴィクトリアマイル狙いか?

 

16. レシステンシア

実績★★★★☆

コース適性 ※初コース

調子★★★★☆

調教★★★★★

総合評価:A

1200mも中京コースも初めてだが、これまでのパフォーマンスから

1番人気になりそう。

懸念はやはりモズスーパーフレアの存在。

初経験のハイペースに耐えることができるかどうか。

 

17. サウンドキアラ

実績★★★★☆

コース適性 ※2歳と1600mの経験のみ

調子★★☆☆☆

調教★★★★☆

総合評価:D

1200mは忙しいという印象。

ペースが速くなると位置が後方になる。

昨年2着のヴィクトリアマイルが目標では?

 

18. ミッキーブリランテ

実績★★☆☆☆

コース適性★★★★☆

調子★★★★☆

調教★★★★☆

総合評価:C

2戦連続で大穴をあけている。

非常に充実しているのが調教からもわかる。

しかし、大外枠は痛恨。買ってもヒモまでか。

 

 

・印と買い目

◎ ⑭ダノンスマッシュ

非常にらしくない予想をしている自覚はあります。

過去2年の高松宮記念では結果が出ておらず、

雨も降り馬場が悪くなります。

そういう馬場はベストではありません。

しかし、香港スプリントを勝つというのは化け物です。

ダノンスマッシュは化け物の仲間入りをしたのです。

香港スプリントの勝ち馬が日本で2番人気で買えるのは

今回が最初で最後でしょう。

 

◯ ③ライトオンキュー

こちらはダノンスマッシュとは違い、条件がぴったりです。

もしかすると複勝圏内には最も来る確率が高いかもしれません。

あとは能力がG1を勝てるまでになっているかどうかです。

 

▲ ⑯レシステンシア

調子は良いと思います。

そして、スプリントG1を勝てるだけのポテンシャルもあります。

あとはモズスーパーフレアがいるレースで、

どれだけ持ち味を発揮できるかでしょう。

 

 

買い目

▪️単勝

 

▪️ワイドボックス

③⑭⑯

 

▪️3連複

③ー⑭ー⑯

 

 

 

簡易予想【毎日杯、日経賞】

高松宮記念はちゃんと書きます。

マーチSに関しては見送りとさせていただきます)

 

 

毎日杯

1番人気は⑦グレートマジシャンだと思いますが、

元から調教はさほどよく見せませんが、

今回は新馬戦や前走よりも動いていません。

さすがにこの内容では買いにくいです。

2番人気になりそうな⑥シャフリヤールも

前走で仕上がっており、今回は明らかに出来落ちです。

 

なので最終追い切りでも攻めを強化してきた④ルペルカーリアを本命。

さらにルペルカーリアには及ばないものの、調教でよく動いている

⑨ロジローズを相手に買います。

 

 

◎ ④ ルペルカーリア

◯ ⑨ ロジローズ

 

▪️単勝

 

▪️馬連、ワイド

④ー⑨

 

 

日経賞

日経賞はG2なのに重賞勝ちすら1頭や2頭しかいないという

メンバー構成にもよくなりますが、今年は違います。

G1馬は②ワールドプレミアのみですが、

G1で2着の経験がある馬が3頭を含む、重賞勝ち馬が多数おり

少なくともここ5年では最もメンバーが揃いました。

 

そういうメンバー構成なのにも関わらず、

日経賞は別定戦なので、斤量に差があります。

例えば②ワールドプレミアや⑧オセアグレイトは57kgですが、

⑦カレンブーケドールは54kgです。

牝馬のアローワンス分の2kgを考えても、1kg軽いです。

さらに④ウインマリリンは53kg。これは反則のレベルです。

ということで定量戦でも互角なのに斤量の恩恵がある

牝馬2頭を買ってみたいと思います。

 

穴では⑮サトノルークスが気になります。

既に中山はタフな馬場になっていますから、そういう馬場は得意です。

さらにタフな馬場をこなせる⑬ラストドラフトもいいと思います。

 

◎ ④ウインマリリン

◯ ⑦カレンブーケドール

▲ ⑮サトノルークス

△ ⑬ラストドラフト

 

▪️単勝

 

▪️ワイド

④ー⑦

④ー⑮

⑦ー⑮

 

▪️3連単フォーメーション

④⑦→④⑦⑬⑮→④⑦⑬⑮

 

 

 

日曜日重賞簡易予想

 

簡易予想の日曜日版です。

高松宮記念はちゃんと書きます)

 

 

阪神大賞典

前走AJCC勝ちのアリストテレスの力が抜けていますが、

阪神競馬場は土曜日夜からずっと雨で

不良馬場でのレースになるでしょう。

アリストテレスは血統的に見ても重馬場もこなせると思いますが

ぐちゃぐちゃの馬場では負ける可能性もあるでしょう。

 

そこで、アリストテレス以外で

最も評価している馬を買ってみようと思います。

それは⑧ショウリュウイクゾです。

前走はハンデにも恵まれた勝利ではありますが

調教も抜群で本格化の予感です。

 

相手はもちろん⑨アリストテレスですが、

加えて道悪になればなるほど走る④メイショウテンゲンも買いたいです。

 

◎ ⑧ショウリュウイクゾ

◯ ⑨アリストテレス

▲ ④メイショウテンゲン

 

▪️単勝

 

▪️馬連

⑧ー⑨

 

▪️ワイド流し

④ー⑧,⑨

 

 

スプリングS

1番人気はおそらく⑩ボーデンになると思います。

前走未勝利勝ちですが、東京1800mで勝ち時計1分45秒2は破格で

共同通信杯のレコードが1分46秒0であることを考えれば

いかに優秀な時計だったかわかると思います。

 

しかし、日曜日の天気は未明から続く雨で

開催が進んだ今の中山では、かなりの道悪馬場になるでしょう。

ハービンジャー産駒は欧州の血統なので

道悪をこなすイメージはありますが

不良になるとかなり成績が落ちますし、

ボーデン自体が高速馬場で輝いているのであれば、

道悪はプラスではないでしょう。

 

ここでボーデンが勝つなら間隔の詰まる皐月賞はともかく、

ダービーと菊花賞の2冠が有力になる程でしょう。

そこまではイメージ出来なかったため、

ここは別の馬にします。

 

本命は⑭ヴィクティファルスにします。

前走で好メンバーが揃った共同通信杯で2着ですが

人気は舐められています。

血統面も父はハーツクライでサンデー系ですが、

母父が欧州の代表種牡馬Galileoであり、

ハービンジャーのボーデンを上回る適性が期待できます。

 

他の馬は分からないので、ヴィクティファルスの単複にします。

 

◎ ⑭ヴィクティファルス

 

▪️単勝複勝

 

 

土曜日重賞簡易予想【フラワーC、ファルコンS】

 

すみません、急に仕事が忙しくなってしまいました。

しばらく簡易予想です。

(コラムは少しずつ書いています)

 

 

フラワーC

阪神JF3着の⑬ユーバーレーベンの実績が抜けていますが

推したいのは⑤クールキャット。

前走は案外でしたが、調教の動きが良いため

ここは勝負気配がします。

他には目立つ馬はいなかったので、この2頭だけ買います。

 

◎ ⑤クールキャット

◯ ⑬ユーバーレーベン

 

▪️単勝

 

▪️馬連とワイド

⑤ー⑬

 

 

ファルコンS

朝日杯FSの勝ち馬グレナディアガーズが当然実績が上位です。

さすがに④グレナディアガーズが強すぎるので、

断然人気にはなるでしょうが本命にせざるを得ません。

 

相手は調教で折り合いを強化してきた⑬モントライゼ、

調教を見る限り調子を維持している①ルークズネスト、

中2週ながら最終追い切りで良い動きだった⑭アスコルターレです。

 

◎ ④グレナディアガーズ

▲ ⑬モントライゼ

▲ ①ルークズネスト

△ ⑭アスコルターレ

 

▪️単勝(2倍以上つくなら)

 

▪️3連単1着流し

④→①,⑬,⑭

 

 

 

 

※訂正 重賞簡易予想【中山牝馬S、フィリーズレビュー、金鯱賞】

 

簡易予想が続きます。

(最近忙しい・・・)

 

 

中山牝馬S ※訂正します

土曜日の中山競馬場の天気は雨。

稍重もしくは重馬場になりそうです。

さすがに不良になるほどの雨は降らないと思います。

※1R開始前に不良になりました。

 

以下に書いた予想は一応残しておきますが、

馬場が不良になったため予想を変更します。

 

雨が止む気配がないですし、回復が見込めそうにありません。

そうなると重馬場適性だけのレースになりそうです。

昨年も大雪で不良でしたが、その昨年の覇者⑦フェアリーポルカ

馬場が悪くなればなるほど力を発揮する⑧デンコウアンジュの2択です。

ここは配当妙味も考慮してデンコウアンジュにします。

 

◎ ⑧デンコウアンジュ

◯ ⑦フェアリーポルカ

 

▪️単勝複勝

 

▪️馬連、ワイド

⑦ー⑧

 

 

そういう馬場こそ馬の実力やコース適性が試されると思っています。

良馬場でももちろん実力勝負ではあるのですが、

少し馬場が悪いくらいの方が、脚質や出遅れ、不利といったような

展開のアヤの影響を受けにくくなると考えているからです。

重馬場が全くダメであれば実力があっても厳しいということはありますが。

 

まず、コース適性は昨年の覇者⑦フェアリーポルカが抜けています。

前走は案外でしたが1−1−1−0の中山に替われば違うでしょう。

 

そして、力が最上位と考えているのは⑤シャドウディーヴァです。

晩成型が多いハーツクライ産駒らしく、着実に力をつけてきているでしょう。

 

どちらの単勝を買いたいかと考えた結果、

堅実さよりも爆発力を期待してシャドウディーヴァを本命にします。

 

◎ ⑤シャドウディーヴァ

◯ ⑦フェアリーポルカ

 

▪️単勝

 

▪️馬連とワイド

⑤ー⑦

 

 

フィリーズレビュー

ここはヨカヨカを筆頭に強力な逃げ馬が多数います。

差し馬から買いましょう。

ただし、1200mの実績が中心の馬には距離が長いです。

 

実績上位の⑯オパールムーンの差し脚が優秀です。

普通に考えれば本命ですが、気になる馬がもう1頭います。

⑤シゲルピンクルビーです。

新馬戦のパフォーマンスは優秀でしたが、

前走は先行してしまい持ちませんでした。

 

今回は半姉のシゲルピンクダイヤに乗り慣れている

和田竜二騎手に乗り替わり、溜める競馬が出来ることを期待します。

 

◎ ⑤シゲルピンクルビー

◯ ⑯オパールムーン

 

▪️単勝

 

▪️馬連とワイド

⑤ー⑯

 

 

金鯱賞

3着探しのレースです。

といっても探せませんが。

 

①デアリングタクトはコントレイルやクロノジェネシスくらいしか

相手になりません。調教を見ても好調というより成長が見られます。

3歳時と同じような強度で時計が出るように見えます。

 

そして次に④グローリーヴェイズは次に力が抜けてます。

特にデキ落ちも無さそうです。

 

3着はその他の馬のどれが来てもおかしくないといった感じで

絞ることが出来ませんでした。

ただ、ギベオンはもう力が衰えているように見え、

ジナンボーは出走をギリギリまで迷っていたようで

木曜日の最終追い切りも時計がかかっていながら

併せ馬で内側を通って遅れ気味でした。

 

この2頭以外には3着のチャンスはありそうです。

 

◎ ①デアリングタクト

▲ ④グローリーヴェイズ

△ ②サンレイポケット

△ ③ブラヴァ

△ ⑦キセキ

△ ⑧ペルシアンナイト

△ ⑨サトノフラッグ

△ ⑩ポタジェ

 

▪️3連単フォーメーション

①→④→②③⑦⑧⑨⑩