【2022年】天皇賞・秋 予想
今回は話している人が少ない視点からの予想をしていきます。
ハイペースの時にどういう馬が来るか?
メンバーを見ると稀代の逃げ馬パンサラッサがいるだけでなく、同じく逃げ馬のバビット、前走は控えたものの逃げで連勝したジャックドールもいるため、ペースが速くなることが確実視されています。
こういうときにどういう馬が来るのか?ということを考えると、1つは差し・追い込み馬ですよね。ハイペースで前の馬がバテたところを差し切るというのはよくあります。
じゃあ差し・追い込みの脚質だけ買っておけばいいのか?というとそんなに単純な話ではないと考えています。ハイペースでも先行馬が粘ることはあります。
では、どういう馬がハイペースでも好走出来るのか?
答えは距離適性が長い馬ではないかと考えています。
天皇賞・秋は意外と2400m以上で好走経験のある馬も活躍が目立ちます。
マイルを専門とする馬が好走することもあるのですが、ペースが速くなると距離適性が長めの馬が活躍する傾向にあります。
ハイペースの天皇賞・秋は2012年まで遡りますが、1着エイシンフラッシュ、2着フェノーメノ、3着ルーラーシップと全て2400m以上での実績があり、
その前の年の2011年はレコードタイムが出るほどのハイペースでしたが、やはり1着はトーセンジョーダンで2400m以上の実績があり、2着ダークシャドウは2000mまででしたが、3着ペルーサも2400mの実績がありました。
今回のメンバーで2400m以上での実績馬は、今年のダービー2着のイクイノックス、昨年のダービー1着シャフリヤール、昨年のオークス1着のユーバーレーベンです。
ユーバーレーベンは調子を落としているので、イクイノックスとシャフリヤールを手厚く買おうと思います。
◎ ⑧シャフリヤール
〇 ⑦イクイノックス
他の注目馬
穴候補はマリアエレーナです。前走で覚醒した感があります。
ここではなくエリザベス女王杯に出てくれれば本命にしていました。
ですがタフな小倉記念でも圧勝したように、クロフネ産駒ですが長い距離の方が良さそうです。
ダノンベルーガはダービーでの敗因が仕上げすぎでテンションが高かったということであれば、ここでは少し見直せる可能性はあります。
それでもイクイノックスには及ばないかなという評価をしています。
ジオグリフはここではちょっと中途半端な感があります。長距離の適性は無いのはもちろん、前残りの展開でも届かないイメージをしています。
あとはジャックドールやパンサラッサの先行勢にも全くノーチャンスかというとそうではないとは思っています。
意外とペースが抑えられることもあり得ますから、そうなればワンツー決着になりそうです。(今回はそうならないという予想をしました)