京都金杯予想【2021年】

京都金杯という名前ですが今年は中京開催。

京都競馬場は改修工事のため、2021、2022年は開催がありません。

データ派の方は京都開催時のものを使う時には注意しましょう。

・コース解説と枠順

▪️コース解説

出典：競馬ラボ様

中京競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

2コーナーポケット地点からスタート。

中京コースの最大の特徴は3,4コーナー。

3コーナーより4コーナーの方が角度がキツい

スパイラルコーナーとなっています。

さらに下り坂なので遠心力で外に振られやすいです。

いかにここを我慢できるか、というのがポイントです。

▪️枠順

開幕週のAコースで、内枠有利な面と外でも大丈夫な面があります。

上記の通り、外を回した時にはかなり振られてしまうので

内で我慢できそうな馬が本命候補になりますが、

Aコースは少し幅が広いので、外差しが効く可能性があります。

・明確な逃げ馬が不在

メンバーを見渡すと逃げ馬が不在なことがわかります。

過去5走で逃げたことがある馬がいません。

押し出される形でボンセルヴィーソあたりがハナでしょうか？

1番人気候補のシュリが逃げる可能性もありそうです。

こういったメンバー構成だと、道中は馬群が一団になりそうです。

なのであまり脚質は気にせずに予想してもいいかもしれません。

もちろん中京の得意不得意は重要です。

中京の経験が少ない（無い）場合は、芝質が似ている

阪神コースが参考になるでしょうか。

あとは馬の地力と照らし合わせてどうなのか判断です。

・各馬寸評

出走メンバーの評価です。

総合評価の意味は以下の通りです。

A：本命候補

B：相手には抑えておきたい

C：穴党、点数に余裕ありなら抑えたい

D：買えない

これは実際の印と買い目とは異なります。

馬券を買う時は点数を絞るのでこの通りには買いません。

1. ケイアイノーテック

買い時がイマイチわからない馬。

高速馬場でも重馬場でも「走る時は走る」

G1では厳しいことは分かっているが。

広く買うなら毎回抑えて置かなければいけないか。

総合評価：C

2. ケイデンスコール

NHKマイルカップの2着以降、一度も馬券圏内が無い。

近走はLで着差も詰まってきてはいるが、重賞では厳しい。

総合評価：D

3. ロードマイウェイ

前走で復調の兆し。調子が維持出来ていれば重賞勝ち馬なので

1発があってもおかしくはない。

総合評価：B

4. ピースワンパラディ

中京は2−2−0−0と連を外していない。

そこに中京1600mが得意な福永騎手が騎乗で

明らかに狙いを定めている感がある。

重賞ではまだ結果が出ていないが、

ここで特別嫌う理由も無い。

総合評価：A

5. メイケイダイハード

昨年の中京記念（阪神開催）では

馬場も斤量も展開も枠も味方した。

その中でもおそらく斤量がポイントで

軽くないと厳しい。

総合評価：D

6. レッドアネモス

マイルの好成績は2歳まで遡る。追走に苦労しそう。

牝馬限定戦しか結果も出せていないため、ここでは厳しい。

総合評価：D

7. スマートオーディン

阪神1400mがベストのようで、狙いは阪急杯だと思われる。

マイル戦は良績が無い。

総合評価：D

8. レッドガラン

中京は経験がないものの、阪神が得意な馬なので期待はできる。

マイル戦は1−1−1−1で、着外は3歳500万下（当時）のみなので参考外でいい。

重賞の5着と6着は2000m戦。父ロードカナロアを考慮すれば

マイルがベストではないか。

総合評価：A

9. ブラックムーン

3年前の京都金杯勝ち馬。そこから3年間馬券圏内が無い。

9歳馬で年齢の面でも厳しい。

総合評価：D

10. シュリ

2連勝中でどちらも強い勝ち方。

中京は2−0−0−1で相性も良い。斤量も前走から据え置き。

ここではマイナス点が見つけにくい馬。

総合評価：A

11. ボンセルヴィーソ

京都で穴をあける馬だったが、昨年は中山でも好走した。

走れる条件が増えてきている。

マイル重賞で7歳は気になるが、逃げ残りも含めて考えておきたい。

総合評価：C

12. ラセット

中京は0−1−1−0と4着以下は無い。

ただ、後方一気の脚質のため展開の助けは必要。

頭にはしにくいが、抑えておかなければいけないか。

総合評価：B

13. エントシャイデン

得意な京都が改修工事でしばらく開催されないのは痛恨。

ある程度上がりがかかった方がいいタイプ。

開幕週の中京はあまり向かないか？

しかし忘れた頃に走るタイプで、それは今なのかもしれない。

総合評価：C

14. タイセイビジョン

評価が難しい馬。

阪神での良績はあるが、強い相手には先着できていない。

2走前の富士Sも0.6秒差の5着とどう評価していいか難しい。

外枠ということもあり、様子見が妥当か？

総合評価：C

15. サトノアーサー

地力は上位も外枠は厳しい。

年齢も重ねて時計がかかった方が良さそう。

総合評価：C

16. トリプルエース

前走で阪神1600mを勝利。

タイムもシュリやレットガランが出走したリゲルSよりも優秀。

ただ、血統や戦績を見ると1200〜1400mがベストだと感じる。

そして大外枠からの競馬も難しい。

総合評価：C

・印と買い目

◎ 10 シュリ

最も伸び代を感じる馬です。

勢いそのままに楽勝もあり得ると思います。

◯ 4 ピースワンパラディ

最も安定しているのがこの馬。

鞍上も頼もしいです。

▲ 8 レッドガラン

血統通り、マイルがベストであればここなら好走必至でしょう。

△ 3 ロードマイウェイ

△ 11 ボンセルヴィーソ

△ 12 ラセット

△ 13 エントシャイデン

△ 15 サトノアーサー

△ 16 トリプルエース

※買い目

▪️単勝

10

▪️3連単フォーメーション

10→4.8→3.4.8.11.12.13.15

10→3.4.8.11.12.13.15→4.8