RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

秋華賞予想

 

3歳牝馬の三冠目のレースです。

しかし桜花賞馬とオークス馬は不在です。

さらに台風の影響で馬場が読みにくくなっています。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191010161038g:image

出典:競馬ラボ様

京都競馬場 芝2000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは正面直線中ほど。

コーナーまで距離が短く、内回りコースなので内枠が有利ですが

外から先行馬にかぶせられて最後まで進路を確保できないパターンもあります。

3,4コーナーで登って下りますが、直線は平坦なので先行馬有利のはずが

秋華賞では差し馬が勝つことが多いです。

 

 

・馬場は悪そう

秋華賞前日の京都競馬場は雨。芝は不良馬場です。

土曜日10Rの堀川特別は1:50.3とそこそこの時計でしたが

勝利したのは芝未勝利のダートが主戦場の馬で、

さらに進路もかなり外を通っていました。

当日は台風が過ぎ去り晴れの予報ですが、

乾くまでは至らず、さらに内側は荒れてしまっているでしょう。

 

少なくとも直線では内を大きく開けて進路を取る展開となるでしょう。

そうなると外枠が有利、というよりは内枠が大きく不利でしょう。

 

展開的には4コーナーで前にいる馬が有利です。

ただしこれは先行馬を選べということではなく、

むしろ道中でレースを引っ張っていく先行馬は消耗が激しいので

3,4コーナーでバテバテになってしまいます。

なので先行馬は本命では狙いにくいです。

ただし、後ろすぎても届きませんので

ある程度の中団の位置につけて前の馬にスタミナを使わせて、

直線ではおいしいところを持っていく狡猾なレース運びが出来る馬が理想です。

ただしそれを見抜くのはむずかしいので、迷った時には

直線での踏ん張りがきく馬を優先します。

 

馬自身の道悪適性に関しては、走ってみないとわからないことが多いです。

しかしある程度は血統でわかることがあります。

血統に関してはまだ素人ではありますが、考えながら選んでいきます。

 

 

・印と買い目

◎ 16 パッシングスルー

外枠から揉まれずにスムーズに競馬ができるこの馬を本命にします。

ポジションが前ではありますが、これまでのレースで一度も直線で順位を下げたことがなく

速い脚には劣るものの、長くある程度の脚を使うタイプ。

さらに道悪と言えばルーラーシップ産駒。

この条件であればかなり自信のある本命です。

 

◯ 11 フェアリーポルカ

もう1頭のルーラーシップ産駒を対抗にします。

単純に父馬だけで選んでいるのではなく、レースぶりからみても評価出来ます。

前走では内から伸びてあわやの場面でした。

ローズSがレコード決着の高速馬場だったため、よりタフさが求められる

紫苑S組を中心視するのは当然です。

 

▲ 10 シェーングランツ

全く人気がありませんが、どのレースでもそこそこの脚を使える馬です。

おそらくこのレースも後ろからの競馬になるので、1着には届かないでしょう。

しかし、春は上位に少し見劣りしていた末脚も、

スムーズに外に出せればアルテミスSのように弾けそうです。

何と言っても鞍上は武豊騎手。道悪馬場でいいところを通る判断力は1番だと思っています。

 

△ 5 クロノジェネシス

春の時点では、おそらく今回のメンバーの中では1番の能力を持っていたでしょう。

しかし今回オークスからの直行ローテを選択したのにもかかわらず、

調教では春ほどの動きを見せていません。

顔でどれだけの競馬ができるか、見ものです。

 

△ 1 ダノンファンタジー

今回の馬場では致命的な1番枠に入ってしまいました。

前走は先行していればもっと楽勝だったように思えますが、

無理やりにでも抑えて脚をためる競馬を試していたようです。

今回はそれが仇となりそうです。

外にはなかなか出せないでしょうし、進路に内を選んでも伸びるのは難しそうです。

 

△ 7 ビーチサンバ

こちらは逆に前走で前に行く競馬をしました。

今回は途中から押し上げるような競馬が必要ですが

スタミナが持つでしょうか?

また、血統的にも道悪は怪しいと思います。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

11.16 → 1.5.7.11.16 → 10

11.16 → 10 → 1.5.7.11.16

 

◾️馬連流し

16 ー 1.5.7.10.11

11 ー 1.5.7.10

 

                                  計 25 点

 

 

・危険な人気馬

ここに載せると逆に馬券になりやすい危険な人気馬です。

 

◾️カレンブーケドール

オークス2着馬で実績十分ですが、東京でこそ実力を発揮するのではないでしょうか?

初関西、道悪、先行馬と不安が多いです。

 

  

 

 

そろそろ欧州コンプレックスやめませんか?

 

10/6 凱旋門賞に日本馬3頭が出走しましたが

キセキの7着が最高で、1着馬との着差もかなり離されていました。

 

日本の競馬ファンの大多数は応援しつつも勝つのは難しいだろうと

考えていたと思いますので、勝てなかったこと自体へのショックは無いと思いますが

有馬記念札幌記念を勝利したブラストワンピースがブービー

特に菊花賞天皇賞・春を勝利したフィエールマンが最下位というのは

ショックがあったのだと思います。

 

これを受けて日本馬は弱い、劣化している、

日本の馬場はおかしい、ガラパコス化している

といった意見が多くを占めているようです。

 

ここで改めて私の凱旋門賞および海外遠征の考え方を記してみます。

以下に記すことは、何度か本ブログにて書かせていただいておりますので

重複する部分があります。

 

 

・競馬もダイバーシティの時代

近年よく耳にする言葉である「ダイバーシティ」。

直訳すれば「多様性」であり、主に経営において使われている単語です。

人種、宗教、国籍、性別、障害、年齢など様々な個性のある人を

採用して経営に生かしていく取り組みをダイバーシティ経営と言います。

これはマイノリティをただ単に支援しようということではなく、

人それぞれに得意分野があるのだから、

その得意分野に合わせた役割を配置することによって

会社に利益貢献にもプラスになっていくという特徴があります。

 

競馬の世界でも同じではないでしょうか?

当たり前ですが馬にも得意不得意な条件があるのです。

芝が得意な馬とダートが得意な馬がいるのも個性、

左回りが得意な馬と右回りが得意な馬がいるのも個性、

平坦なコースが得意な馬と起伏が激しいコースが得意な馬がいるのも個性、

大抵の人が既に予想に取り組まれているのではないでしょうか?

 

それと同じように欧州の馬場が得意な馬もいれば、

日本の馬場が得意な馬もいるのです。

どちらが強い弱いではありません。決められません。

それは昨年のアメリ3冠馬ジャスティファイとエネイブルのどっちが強いかを

議論するくらい愚かなことだと感じます。

凱旋門賞で日本馬が惨敗したからといって、日本馬が弱いわけではないのです。

 

 

・なぜ馬場に差があるのか?

日本の馬場が欧州の馬場と違いすぎるから勝てない、

だから日本の高速馬場を考え直せ、という意見が非常に多いです。

 

当たり前のことを忘れている人が多いようなので書いておきます。

芝は植物です。

植物の育成は環境(気温、湿度、日照時間、降水量、降雪量)によって変わります。

欧州と日本は環境が違うので、同じ馬場にはなりません。土壌も違うでしょう。

日本の中でも札幌と函館は洋芝ですが、それでも環境が違うので一緒にはなりません。

欧州の中でもイギリスとフランスではまた違う馬場になっているでしょう。

 

もう一つ大きく異なることは、日本は年がら年中競馬を開催しているということです。

使われる回数も多いので、馬場の維持にはかなりの労力を注いでいるはずです。

(欧州が労力を割いていないと言っているのではありません。)

例えば水はけにしてもそうです。

水はけが悪いと、台風が一回くるとその開催はずっと重・不良馬場になりかねません。

年間の開催を維持するためにも独自の発展をしていったのだと思います。

 

そもそも、馬場造園の技術が向上したことに対して文句を言う人が理解できません

なぜ高速馬場がダメなのでしょうか?

故障率と高速馬場には因果関係が無いことはJRAの研究所や

ジャーナリストの小島友実氏が客観的なデータに基づいて指摘しています。

それに反論するなら主観的ではない、それなりの根拠が必要です。

 

欧州からかけ離れると文句を言う人の違和感は、

例えるならウサイン・ボルトが速すぎておかしい、

もっとタイムが出にくいトラックにしろと文句を言っているようなものです。

むしろ欧州が日本のように速く走れる馬場にできるように

工夫するべきなのかもしれませんよ?

 

また、日本の馬場が変化したことを指摘する人は多いですが

欧州の馬場も変化した可能性を指摘する人は少ないです。

そういう可能性もあると思っています。(むしろその可能性が高いのでは?)

 

ここ数年で日本だけでなく欧州も気候はかなり変化しています。

エルコンドルパサーの時代からは当然変化しているでしょうし、

オルフェーヴルの時からも変わっているかもしれません。

気候の変化を考慮すれば、そう考える方が自然です。

 

 

・競馬に統一した世界大会は無く、全世界がガラパコス

今まで記してきた通り、競馬は各国で馬場も環境も違います。

凱旋門賞が世界最高峰のレースと呼ばれているようですが

それは欧州基準の環境での話であり、統一されたレギュレーションはありません

 

日本は速く走れるサンデー系やキンカメ系が強く、1600〜2000mが得意。

欧州は重厚なGalileo系が強く、2000〜2500mが得意。

アメリカはダートが得意。

香港は短距離が得意。

オーストラリアは3000mを超える長距離が得意。

それでいいじゃないですか?

 

日本馬が凱旋門賞を勝てないからといって恥ずかしいことは一つもないのです。

そういう発言は不必要な欧州コンプレックスだと思います。

私は競馬歴が浅いので、まだ日本競馬が発展途上の頃を存じませんが

今は客観的に見て、日本の競馬が世界一だと思っています。

なので凱旋門賞を勝てなくても、なんとも思いません。

ディープインパクト産駒は凱旋門賞を勝てないからダメと言う人もいますが

日本でたくさんのレースを勝っています。

逆にGalileo産駒が日本でなかなか勝てなかったです。

ただ単に日本の競馬場にディープインパクト産駒がフィットして

フランスの競馬場にGalileo産駒がフィットしただけの話です。

 

どこの国の競馬もそれぞれ特徴があり、

その場所の環境や歴史に合わせたガラパゴスなのです。

 

どうしても全世界でレギュレーションを合わせたいのなら

陸上のトラック競技のようにポリトラックで平坦にするしかありません。

それが面白いかどうかはわかりませんが、全世界で同じ血統しかいなくなりそうです。

かつて、ドバイワールドカップオールウェザー(ポリトラック)で実施していましたが

アメリカ馬が出走しなくなり、ダートに変更した経緯もあります。

 

 

・なぜ凱旋門賞に挑戦するか?

なぜこぞって凱旋門賞に挑戦しようとするか考えてみました。

 

1つ目はなんといっても歴史です。

大昔からあるレースであり、権威もあります。

そして世界に通用する馬を育てる時の合言葉が

凱旋門賞を勝つということだったのだと思います。

日本のホースマンがずっと目標にしてきた歴史があります。

 

2つ目は日本競馬の評価の低さです。

アーモンドアイがジャパンカップを驚愕の世界レコードで勝っても、

ロンジンのワールドレーティングは124とそこまで上がらないところをみると

非常になめられています。

(私はワールドレーティングなんて何のあてにもならないと思っていますが)

国際競走でたくさん勝利することで、地位を上げたいと考えているのではないでしょうか?

特に最も権威のある凱旋門賞を勝つことは、日本競馬がなめられないことに繋がるでしょう。

 

3つ目は生産者の話ですが、海外に馬を売りたいと目論んでいるはずです。

今でもディープインパクト産駒がセレクトセールで売れたり、

繁殖牝馬が交配のために日本にやってきたりしていましたが

もっと競走馬も種牡馬売りたい、という考えはビジネスにおいて当然です。

 

 

・挑戦自体は否定しないが

いろいろ書いてきましたが凱旋門賞に挑戦すること自体は否定はしません。

私としては、日本のG1シーズンなので適性のあるレースに出る方が

いいのではないかと思いますが、それは馬主さんの考えなので自由です。

 

ただしそれは個人の馬主さんが個人のリスクで挑戦する場合です。

今回、ブラストワンピースとフィエールマンというクラブ馬2頭が遠征し惨敗しました。

これは最低な結果です。

クラブ馬は金融商品なのですから、利益を追求しなくてはなりません。

2頭とも、凱旋門賞へ出走しなければ天皇賞ジャパンカップ有馬記念の中から

1,2レースは出走できたはずです。

そしてどれかを勝つ可能性も十分にありました。むしろ有力候補です。

さらに数千万円かかる莫大な遠征費は出資者が負担しています。

これは出資者への補填が必要な話だと思います。

 

金融庁はしっかりとシルク、サンデーの両クラブに釘を刺すべきです。

このあたりの話は過去に書きましたので、もしよければ参照ください。

クラブ馬の海外遠征の是非 - RM_horseの競馬コラム

 

会員にリスクだけ負わせて、数打ちゃ当たると人のお金で挑戦をさせているのが現状です。

そんな甘い考えで勝てるとは到底思えません。

もちろん遠征に向けて努力もしていることは知っていますし

検疫ができるように環境を整えることも大変でしたでしょう。

でもそんなことは関係ありません。

ノーザンファーム系クラブのやっていることは下衆です。

どうしても凱旋門賞を勝ちたいなら、自分で馬を所有したらいいのです。

 

 

 

最後はただのノーザンファーム系クラブの批判になりましたが、

私の考えを記してみました。

 

 

 

京都大賞典予想

 

距離の長いコースであるため、ここをステップに

ジャパンカップ有馬記念を目指す馬が多いレースです。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

京都競馬場 芝2400m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは4コーナーポケット地点。

1コーナーまでの距離があり、2400mという長丁場なので

スローペースになりやすい面はあります。

そうなるとマクリになるか、直線だけのヨーイドンの末脚勝負になるか

そういった展開もあります。

 

しかし、前目のポジションが有利ということもあり

メンバー構成によっては3コーナーくらいから途端にペースアップし

最後は全馬バテバテの消耗戦になることもあります。

 

このあたりはメンバー構成から見極める必要がありそうです。

 

 

・メンバー構成から展開を考える

逃げるのはパリンジェネシスドレッドノータスですが、

どちらにせよ2頭が競ってペースが速くなるでしょう。

向正面で落ち着かせようとしますが、ダンビュライトやクリンチャーあたりも

黙っていないでしょうから、3,4コーナーからペースはまた速くなるでしょう。

 

よって今回は例年のようなスローペースからの末脚勝負ではなく

力を振り絞ってゴール板を目指す消耗戦になるのではないでしょうか?

そういった持久戦に強そうな馬を選んでいきます。

 

 

・印と買い目

◎ 16 グローリーヴェイズ

どんな展開になってもこの馬の優位は揺るがないでしょう。

スローペースでの瞬発力勝負もOKですし、日経新春杯で見せたように

消耗戦でもバテないスタミナもあります。

現役ではフィエールマンに次ぐステイヤーと言って差し支えないはずです。

このメンバー構成かつこの舞台で負けるのが想像できません。

 

◯ 1 ノーブルマー

消耗戦で強いのはこの馬です。

瞬発力勝負になると分が悪いですが、各馬バテバテの中で2,3着に食い込んできます。

さらに内枠を引いたのは幸運。開幕週の綺麗な馬場を通って

内側から伸びてくることができます。

 

▲ 10 ウラヌスチャーム

待望の距離延長です。

これまで重賞でなかなか勝ちきれませんが、全て脚を余している印象で

もっと距離が欲しいと思っていました。

懸念点は消耗戦の対応と、遠征時の成績が落ちる点。

本番はエリザベス女王杯ですから、輸送を含めて練習の位置づけかもしれません。

 

△ 9 エアウィンザー

実力は高く評価していますが、懸念は距離でしょう。

1800m〜2000mがベストだと思います。

全兄エアスピネル菊花賞3着があるものの、その後マイル路線へ行きました。

半姉エアワンピースもマイルで活躍していたため

この馬も適性は2000m以下である可能性が高いと見ています。

 

△ 6 シルヴァンシャー

メンバーで唯一、前走条件戦で勝利して重賞に挑戦する上がり馬。

3連勝中であり、その全てを上がり3F1位というのは力がある証でしょう。

しかし、賞金が足りていない立場であるにも関わらず6ヶ月半ぶりというのは

順調さを欠いていたのではないでしょうか?

さらに斤量も前走より1kg増えています。

厳しいとは思いますが能力的に通用すれば馬券内に入るかもしれません。

 

△ 4 エタリオウ

昨年までは非常に切れる末脚を披露して2着を連発していましたが

今年は最後に脚を使えないレースが続いています。

特に前走の宝塚記念は能力よりも負け過ぎの感があり、精神面の心配もあります。

鞍上の横山典弘騎手が違う味を出してくれる可能性はありますので

馬券には入れておきます。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

16 → 1 → 4.6.9.10

16 → 4.6.9.10 → 1

 

◾️馬連流し

16 ー 1.4.6.9.10

 

                             計 13 点

 

 

 

毎日王冠予想

 

天皇賞・秋の前哨戦であり、ここをステップに本番でも好走する馬が多いです。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191003163456g:image

出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝1800m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは1,2コーナー間のポケット地点。

スタートしてから少し曲がりますが、

角度が大きいので3コーナーまではスムーズに運べます。

やはり東京は直線での上がりの速さで勝負するコース。

開幕週ならなおのことです。

 

 

・堅い決着か?

10頭立てながら、G1馬5頭が出走する今年の毎日王冠

1番人気は皐月賞3着、ダービー2着で同じ東京1800mの共同通信杯も制している

ダノンキングリーになるでしょう。

続く2番人気は安田記念2着で前年の毎日王冠を制しているアエロリット、

これに安田記念を勝ったインディチャンプが続くと思われます。

 

この3頭の実力が抜けていると思います。

ペルシアンナイトやモズアスコットもいますが、

どちらも東京1800mは適性コースとは言えず、

上記3頭は抜群の適性があるように思います。

 

よって点数を絞って買おうと思います。

 

 

・印と買い目

◎ 9 ダノンキングリー

堅いですが順当に本命とします。実績も適性も文句なしです。

その適性の良さは東京のワンターンのコースであれば

アーモンドアイに匹敵するのではないかとすら思います。

共同通信杯で見せたように、実力馬がスローで逃げても捕らえることができる

特別な末脚を持っているため、小頭数にありがちな超スローになろうとも問題なしです。

 

◯ 3 アエロリット

昨年の覇者を順当に2番手評価です。

牝馬限定よりも混合戦の成績がいいという珍しい馬です。

東京のワンターンの適性も抜群で、気持ちよく逃げてくれます。

ただし、昨年と違うのはダノンキングリーの存在。

差されてしまうと思いますが2着は確保出来るはずです。

 

▲ 4 インディチャンプ

アエロリットとあのアーモンドアイに勝った安田記念はお見事でした。

東京1800mは経験がありませんが、1600mで2戦2勝で1ハロン延長も問題ないでしょう。

懸念はマイラーズカップで見せた小頭数のスローペースでの脆さ。

自分が気持ちよく走れるペースでないと力を発揮できないのかもしれません。

今回アエロリットはプレッシャー無くスローペースで逃げることが濃厚ですから

その時に本来の走りが出来ないと踏んで3番手評価です。

 

△ 6 ペルシアンナイト

インディチャンプが崩れた時の3着候補です。

東京は苦手なので2着以内は難しいと思いますが

札幌記念からのローテで、数少ない休み明けでない馬で

走れる状態にはなっているでしょう。

 

 

※買い目

3連単フォーメーション

9 → 3 → 4.6

 

 

 

スプリンターズS予想

 

久々のJRA G1です。

年2回の短距離G1の1つですが、高松宮記念とは違い3歳馬の存在が鍵でしょう。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝1200m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

中山1200mはスタートしてずっと坂を下るジェットコースターのようなコース。

当然ペースは速くなります。

G1なのでそんな馬は全然いないはずですが、

ハイペースについていけない馬は厳しいです。

下りもあれば登りもあるのが中山。

ゴール前には急坂が待ち受け、ここで止まると差し馬の餌食になります。

 

また、現在開催最終週なので仮柵付きのCコースに設定されています。

内が荒れていないことも頭に入れておきます。

 

 

・カギは展開面

しっかりと実力馬が揃った印象です。

なので力関係だけでなく、枠順含めた展開面も重要視しなくてはいけません。

過去のスプリンターズSの映像を見てみると、1〜3着の傾向はだいたい似ています。

 

1着は中団あたりから、馬場の真ん中を通った差し馬が飛んできて、

2着は内からするすると伸びてくる中団からの差し馬、

3着は逃げ馬(早め先頭の馬)が粘る、

といったところです。昨年は2着と3着は逆でしたが。

 

もちろん順序は入れ替わる可能性はありますが、

上記1〜3着のパターンに当てはまりそうな馬を埋めていくことになります。

 

枠順は逃げ馬以外は内が有利です。

これは展開面もそうですし、コース解説で記した通り

Cコースとなっていることが影響しています。

 

ただし、今年はモズスーパーフレアが逃げるでしょうから

他の馬がハナを切っていくのは困難です。

非常にテンのスピードが出せる馬です。

 

差し馬に関しては、上がり3Fの最速にはこだわらず、

むしろある程度の中団の位置を取りながら、

着順を追い上げていける馬を選びたいです。

スプリント戦G1で最後方から届かせるのは無謀に近いです。

 

 

・印と買い目

◎ 9 ディアンドル

全成績5-2-0-0と今まで連を外したことがありません。

これは本当に素晴らしいです。

昨年にスプリントG1を連勝したファインニードルでさえ、負けながら強くなりました。

非常に安定感があります。

脚質的には先行馬というより、前につけれる差し馬といったところ。

北九州記念では外から差し馬が殺到したゴール前で、唯一内から伸びました。

負けはしたものの、改めて強さを感じました。

クラシックには目もくれずスプリント路線に集中し、

あまり使い込んでいないローテも好印象です。

新時代のスプリント女王となると信じています。

 

◯ 2 ダノンスマッシュ

1200m戦で4着以下は今年の高松宮記念の4着のみです。

非常に安定した成績を残しています。

脚質も中団から伸びるタイプで、傾向にもあっています。

枠も内枠で、内で溜めて直線で伸びていくシーンが浮かびます。

 

▲ 7 モズスーパーフレア

上で記したように、ハナはこの馬でしょう。

オーバーペース気味に飛ばして押し切るのが持ち味で、

中山1200mは3-1-0-0と最も得意にしています。

鞍上の松若騎手にはハイペースを恐れずに思い切って行って欲しいです。

 

△ 8 タワーオブロンドン

非常に評価が難しい馬。傾向的にはバッチリ合う馬です。

前走はローテが過酷という理由で消してしまいましたが

終わってみればレコードで圧勝でした。

しかし、さすがにサマースプリント王者を決めた

前走がメイチではないでしょうか?

もともとスプリンターズSは予定になかった節がありますし、

前走後に慌てて鞍上を確保していたほどでした。

(その後グランアレグリア回避によりルメール騎手が乗りますが)

ここで1着を求めるのは酷と考え、評価を下げました。

 

△ 5 レッツゴードンキ

2年前のスプリンターズSで惜しい2着があった馬です。

その時は最内枠から脚を溜めて、内からするすると浮上してきました。

今回は5枠なので、同じ展開にギリギリできる枠ではないでしょうか?

 

△ 1 アレスバローズ

最内枠から直線で内を伸びてくる競馬ができれば面白いです。

昨年の北九州記念では内から伸びて勝利しており、

外に出さなくても内から差せる馬です。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

2.9 → 1.2.5.8.9 → 7

2.9 → 7 → 1.2.5.8.9

 

◾️馬連流し

9 ー 1.2.5.7.8

2 ー 1.5.7.8

 

                                計 25 点

 

 

 

 

今回は人気馬を全て馬券に組み込んでいるので

危険な人気馬は無しです。

 

 

シリウスS予想

 

秋競馬の最初のダート重賞です。

意外と出世レースで、過去の勝ち馬には

クリノスターオーアウォーディー、オメガパフュームがいます。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

阪神競馬場 ダート2000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは4コーナーポケット地点。

短いながらも芝スタートであることは、得意苦手が出るところかもしれません。

ダートなので逃げ先行有利ではありますが、

2度の急坂を登るためパワーが要求されます。

最後の坂で止まってしまう先行馬も度々見られます。

適性には注視したいです。

 

 

・ポイントはやはりコース適性

私がブログを書き始めて半年が経過しました。

当たらないなりにも競馬予想で大事なものが少し見えてきた気がしています。

それはコース適性です。

コース適性がありそうな馬を切ったときに、いいことになった試しがありません。

もちろん能力が凌駕することもありますし、

歴史に残るようなスーパーホースはどのコースでも強いです。

しかしここはG3の舞台。

上がり馬を含めても特別な才能を持っているとおぼしき馬は見つかりません。

 

よってコース適性がものを言うでしょう。

ではどのようにコース適性をはかったらよいか?

以下の方法があります。

  1. 今回と同じ阪神ダート2000mの成績を見る
  2. 阪神の経験が少なければ、同じように起伏のあるコースの成績を見る
  3. 父を見て、種牡馬成績を見る

などあります。

 

1は簡単ですね。馬柱を見るだけです。

ただし、下級条件での成績は相手関係で勝ってしまうこともありますので

参考にならないこともあります。

そこで、2を見てみます。

起伏のあるパワー型が台頭しやすいコースは函館、中京、中山が挙げられますが、

意外と中山と阪神がリンクしないことが多々あります。

これは関東と関西で遠征というファクターがあることが関係していそうです。

 

逆に言えば、平坦な札幌や京都や小倉で好成績でも、

阪神には対応できない可能性があるということです。

コース適性がありそうな馬を探すのも大事ですが

逆に向いていない馬を探すのも重要です。

 

3はついでに見ておく程度です。

コースによっては特定の種牡馬

際立っていい成績を残していることもあります。

 

 

・印と買い目

◎ 6 ロードゴラッソ

ダート転向後安定した走りを見せています。

阪神ダート2000mの経験はありませんが、1800mの経験があり、

その時は1600万クラスを圧勝しました。

3着内に入れなかったマーチSマーキュリーCは遠征の影響か

テンションが高くかかってしまっていました。

それでも大きく負けていないのは能力の証ではないでしょうか。

関西圏であればテンションも問題ないでしょう。

 

◯ 11 ジョーダンキン

阪神ダートは7戦して3-4-0-0と連を外していません。

阪神コースが得意なことは明白です。

鞍上の岩田騎手も阪神2000mはかなり得意にしているようです。

この馬を馬券から外すわけにはいきません。

 

▲ 1 ピオネロ

シリウスSは2016年に2着、2017年に3着と得意としているレース。

阪神ダート2000mは上記シリウスS含め0-2-1-0と得意です。

1800mになると0-0-0-2になりますが、もともと芝を走っていた馬であり、

芝スタートが得意なのでしょう。

8歳となり勝ちきるまでを望むのは酷ですが、

2、3着に絡んでくれることを期待しています。

 

△ 7 ロードアルペジオ

阪神コースは2-1-1-0と3着以内を外していません。

阪神が最も得意なのは明らかでしょう。

ただし、9ヶ月ぶりということもあり、

本来の動きができるかどうかだと思います。

 

△ 9 ナムラアラシ

末脚がハマった時には穴を開ける意外性が持ち味です。

阪神ダート2000mは昨年の仁川Sでサンライズソアに勝利した経験がある舞台。

昨年のシリウスSでは結果が出ていないですが、

1発あってもおかしくないと考えています。

 

△ 4 モズアトラクション

エルムSを制し最も勢いのある馬です。

しかし、成績を見るとエルムSの札幌をはじめ、京都コースも得意で

平坦なコースの方が得意なように思います。

阪神ダート2000mは1年半前に1600万を勝利した実績がありますが

今年の2月にはリステッドの仁川Sを11着になってしまっています。

あまり得意ではないと思いますが、能力と状態だけで来る可能性もあり

一応馬券に入れておきます。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

6.11 → 4.6.7.9.11 → 1

6.11 → 1 → 4.6.7.9.11

 

◾️馬連流し

6 ー 1.4.7.9.11

11 ー 1.4.7.9

 

                                 計 25 点

 

 

・危険な人気馬

単勝回収率200倍超えの危険な人気馬のコーナーです。

 

◾️タイムフライヤー

ルメール騎手が乗るため、おそらく人気になると思います。

前走が初ダートながらもエルムSで0.5秒差の6着と健闘しました。

しかし阪神ダート2000mはさらにパワーの要求されるコース。

もう少しダートコースへの慣れが必要ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

オールカマー予想

 

1着馬には天皇賞・秋の優先出走権が得られるレースです。

長らく天皇賞・秋にはつながらないレースでしたが、

昨年はレイデオロがここを勝って天皇賞・秋を制しています。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20190921151544g:image

出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝2200m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

先週のセントライト記念と同じコース。

先週と同じ話になってしまうので詳しくは割愛しますが

起伏が激しくタフなコースです。

直線が短いので基本的には先行有利ですが

外回りなのでまくりを決めることができれば差し馬も台頭します。

 

 

・とにかくコース適性!

中山2200mは特殊なコースで、ここを得意とする馬は何回でも馬券に絡みます。

昨年の勝ち馬レイデオロはコース適性に文句のつけようがありません。

また、中山2200mの成績が2-1-0-0のミッキースワローも外せません。

その3戦中2戦は重賞ですから、間違いなく得意コースです。

 

あとは昨年のセントライト記念で3着のグレイルにも注目です。

なぜたった1戦の3着で注目かというと、グレイルは昨年6戦に出走して

3着内はおろか掲示板に載ったのもこのセントライト記念のみでした。

よっぽど得意なのだと思います。

 

 

・ウインブライトは適性抜群か?

人気の1角ウインブライトですが、判断が難しいです。

中山コースは5-2-0-1で着外は皐月賞のみと中山の鬼ですが

実は外回りコースは2歳500万のひいらぎ賞(1600m)のみで、

この時は2着でした。

もちろん内回り、外回り両方走る馬もいますが

中山の1800m、2000mは得意だけど2200mの外回りになると

凡走してしまう馬は意外といます。

なので適性はわかりませんというのが見解です。

 

 

・印と買い目

◎ 8 レイデオロ

連覇を狙うこの馬を素直に本命にしました。

今年はドバイで6着、宝塚記念で5着と結果が出ていませんが

遠征が苦手なのだと思います。

休み明けに走るタイプですし、関東での競馬は皐月賞以外は崩れたことはありません。

クセ馬と言われており、テン乗りの福永騎手というのは気にはなりますが

追い切りも乗りに行っていますし、過度に気にすることはないと判断します。

 

◯ 1 ミッキースワロー

先に記したように中山2200mは得意なコースです。

33秒台の切れる脚を使えるため新潟や東京で買いがちですが

戦績は中山と福島で非常にいいです。

 

▲ 4 グレイル

これも先に記したようにセントライト記念3着で中山2200mの適性はありそうです。

さらにその時はかなり後ろからの追い込みでしたが、今回は頭数が少ないため

ロスが少なく運べそうです。

 

△ 7 ウインブライト

適性がわからないことは先に記した通りです。

この馬は苦手コースでも能力なりに走るのではなく

苦手コースは全く走らないというタイプです。

ただし、3連勝中で今が充実期だと思います。

馬券からは切れません。

 

△ 3 クレッシェンドラヴ

中山2200mは2-0-1-1と悪くないですが、セントライト記念では

ミッキースワローに1秒差をつけられて負けています。

その頃とは馬が違うかもしれませんが、今年1月の迎春Sでは

牝馬2頭に負けて3着でした。

苦手ではないと思いますが、得意度で言えばミッキースワロー等が上でしょう。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

1.8 → 1.3.7.8 → 4

1.8 → 4 → 1.3.7.8

 

◾️馬連流し

8 ー 1.3.4
1 ー 3.4

(7は馬連からは消し)

 

                              計 17 点