RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

レース回顧 〜クイーンC 2020〜

 

クイーンCのレース回顧です。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

レースを振り返ります。

 

インザムービーがハナ。かなり飛ばします。

離れたメルテッドハニー、ミヤマザクラが2番手。

セイウンヴィーナス、アミークス、アールクインダムが続きます。

インザムービーの大逃げでそれ以外の馬群は一団といったところ。

600m通過が34.3、1000m通過が57.7という古馬重賞でも速いペース。

 

直線を向いてもインザムービーの逃げは続きます。

しかし、後続から横一線の馬群が迫ってきて

残り200mあたりで飲まれます。

2番手から抜け出したミヤマザクラが先頭。

その後ろを追走していたセイウンヴィーナスが内から追い上げるも

ヤマザクラとの差は埋まりません。

外からはマジックキャッスルが追い込むもミヤマザクラには及ばず。

1着ミヤマザクラ、2着マジックキャッスル、3着セイウンヴィーナスでした。

 

ヤマザクラには驚きです。

兄弟はみなスピードタイプではなく、タフな展開を得意としています。

牝馬になると全くタイプの違う馬になっていました。

桜花賞でもオークスでも好走が期待できそうです。

福永騎手は溜める競馬をしたかったと反省の弁を述べていました。

これは桜花賞に出てくるであろうレシステンシアを意識していると思います。

なので桜花賞では控える競馬をしそうですね。覚えておきましょう。

 

マジックキャッスルは上がり最速で追い込んできており、さすがのスピードです。

マルターズディオサやレシステンシアの2着ですから当然の脚といったところでしょう。

桜花賞は展開待ちですが差し脚が決まれば上位もあり得そうです。

 

なぜ本番では乗れないフォーリー騎手にしたのでしょうか?

戸崎騎手の復帰が間に合わないはずですので、

桜花賞を見据えた騎手にするべきではなかったでしょうか?

しかも日本で結果を残せていない騎手です。

「カタカナ表記」で空いている騎手を選んだようにしか思えません。

結果を残している短期免許の外国人騎手にいい馬が回ってくるのは当然ですが、

勝率や連対率も高くない騎手にまでこんなにいい馬を回していては

結果を残している日本人騎手への差別が行われているとしか思えません。

 

セイウンヴィーナスも驚きの激走。

赤松賞で6着なので全く通用しないと考えていました。

この時期は急成長することもあるのだと改めて思いました。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命アカノニジュウイチは最後方になってしまい、

内を選択して追い込むも4着。

下がってくるインザムービーをかわすときにロスがありましたが

それがなくともミヤマザクラには届かなかったと思います。

絶妙なペースメイクでした。

 

 

大外れではなさそうなので少しずつステップアップしていると捉えて

そろそろ当たると信じたいです。

 

 

京都記念予想【2020年 】

 

毎年タフな馬が好走している印象です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20200215154124g:image

出典:競馬ラボ様

京都競馬場 芝2200m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは正面の内回りのコーナー出口のあたり。外回りを1周します。

コースの起伏自体は少なく、直線も平坦ですが

この時期の京都は馬場が重いのでかなりタフさが要求されます。

エリザベス女王杯と同じコースですが

その時よりもはるかにタフな馬場になっています。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

f:id:RM_horse:20200215174655j:image

 

直前でクラージュゲリエが取り消しをしたため9頭立てになりました。

4歳牝馬2頭が人気の中心です。

 

 

・馬場は相当タフ

前日土曜日2/15の芝は稍重でした。

週中はそこまで雨が降ったわけでもなく、前日に雨は降っていません。

それでも稍重なので、水はけも相当悪いのでしょう。

 

そして当日の2/16は朝からずっと雨予報です。

あっという間に重馬場になるでしょう。

よって高速馬場で走れるような馬には厳しい展開が待ちうけているでしょう。

また、距離適性が2000m以下の馬も厳しいです。

そして、馬場がタフになればなるほど長距離の適性が求められる傾向にあります。

 

今回のメンバーでは上位人気のレンブーケドールクロノジェネシス

かなり厳しいと言わざるを得ません。

 

レンブーケドールは典型的な高速馬場が得意なタイプ。

オークスジャパンカップで2400mを走っていますが

東京の2400mはあまり鵜呑みにしないほうがいいです。

アーモンドアイもジャパンカップはスーパーレコードで勝利しましたが

有馬記念では下位になってしまいました。

 

クロノジェネシスは2000mが限界だと思います。

東京2400mのオークス、京都2200mのエリザベス女王杯では

上がりを使うことができませんでした。

 

では、どういう馬がいいでしょうか?

重馬場が得意な馬がいいのは当然ですが、

あとは先に記したように長い距離の適性がある馬です。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料です。

 

1. カレンブーケドール

長所:G1レースで2着が3回の実績がありながら斤量53kg。

不安:重い馬場での最内枠。

 

2. プリンスオブペスカ

長所:3走前に京都2400mを勝利。

不安:前走重賞で54kgでも5着、今回は56kgになる。

 

4. アメリカズカップ

長所:重・不良馬場は2−0−0−0と得意。

不安:1年以上3着以内が無く、勝利は2年以上無い。

 

5. ステイフーリッシュ

長所:昨年の2着でレース適性は証明済。

不安:AJCCから中2週のローテ。反動は?

 

6. アルメリアブルーム

長所:前走重馬場の愛知杯で2着と好走。

不安:混合重賞は初めて。

 

7. クロノジェネシス

長所:メンバー唯一のG1馬

不安:2200m以上は0−0−1−1。距離適性は?

 

8. ドレットノータス

長所:京都2400mの京都大賞典を勝利。

不安:もう7歳で急激に衰える可能性もある。

 

9. ノーブルマー

長所:2018年の宝塚記念で3着の実績。時計はかかった方が得意。

不安:4戦連続で4着以下。7歳で衰えか?通算41戦目。

 

10. ガンコ

長所:日経賞を制したことがあり、長距離適性はある。

不安:約2年間3着以内がない。

 

 

・印と買い目

◎ 4 アメリカズカップ

重馬場なら走るこの馬を本命にします。

今の京都は相当重い馬場だと読みました。

雨が降れば降るほどこの馬に追い風になります。

 

◯ 8 ドレットノータス

ここに来て調子を取り戻している感があります。

京都大賞典を勝利しているので、タフさでは負けないでしょう。

前走は東京のG1なので適性外です。

 

▲ 5 ステイフーリッシュ

前走AJCCでは伸びないはずの内を通って2着でした。

よっぽど馬場が悪くならなければ大丈夫です。

あとは中2週なのでコンディション次第だと思います。

 

△ 6 アルメリアブルーム

血統的にも前走の結果からも重い馬場は問題ないので馬券に入れておきます。

 

△ 9 ノーブルマー

時計のかかるコンディションは得意ですが、重馬場の京都2200mは長そうです。

 

△ 1 カレンブーケドール

△ 7 クロノジェネシス

レース相性は悪い人気2頭です。能力だけで上位に来ることもあり得るので

ヒモには入れておきます。

 

 

※買い目

◾️単勝

4

 

◾️ワイドボックス

4.5.8

 

◾️3連複フォーメーション

4 ー 5.8 ー 1.5.6.7.8.9

 

                             計 13 点

 

 

 

 

 

 

 

 

共同通信杯予想【2020年】

 

2012年にゴールドシップがこのレースを制して以降、

出世レースとして確立された印象です。

2014年イスラボニータ、2015年リアルスティール

2016年ディーマジェスティ、2017年スワーヴリチャードと

後のG1馬が目白押しです。

昨年も皐月賞3着、ダービー2着のダノンキングリーが勝ちました。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝1800m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは1,2コーナー中間のポケット地点。

いきなり2コーナーを回りますが、角度が緩やかなので

スムーズに走れます。

基本的には1600mを2ハロン延長しただけであり、

ワンターンのコースの分類でいいでしょう。

適性も変わらないので、1600mで折り合いがギリギリではない限り、

1800mも対応できると思います。

 

 

・出走メンバーと枠順

出馬表です。

 

f:id:RM_horse:20200215122921j:image

 

戦績はマイラプソディが圧倒的です。斤量は1kg重いです。

果たして他の馬はマイラプソディにかなうでしょうか?

 

 

・マイラプソディはモノが違う

ここはマイラプソディが圧倒的に1番人気になると思います。

3戦3勝で重賞も制しています。

どうやら京都2歳Sからのローテは相性が良くないとか、

前につけれないと差し損ねるとか、

調教がどうこう言われているようですが

そういうレベルの馬ではないと思っています。

皐月賞やダービーで勝利が狙える馬です。

 

率直に言って、皐月賞やダービーで勝負出来そうな馬は

今回の出走メンバーの中には他にいません。

というわけで本命はマイラプソディで、

相手探しのレースだと見ています。

 

 

・相手は上がりの使える馬が中心

やはり東京なので上がりが使える馬がいいのではないでしょうか?

ココロノトウダイシングンバズーカは最速の脚を使えています。

あとは少し雨も降りそうなのでフィリオアレグロを入れておきます。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料です。

 

1. エン

長所:岡田総帥秘蔵の馬はコスモバルクやトラストのように走ることも?

不安:コスモスのように全く芝では通用しないこともある。

 

2. ビターエンダー

長所:東京で勝利があり、前走重賞で4着。

不安:前走から中3週で調子のピークは?

 

3. ココロノトウダイ

長所:出走レース全てが上がり最速。

不安:出遅れが懸念。

 

4. シングンバズーカ

長所:5走中上がり最速が4回。

不安:勝ち上がりに5戦も要した。クラス慣れが必要?

 

5. アジュバント

長所:強調材料はない。

不安:芝での好走歴がない。

 

6. ダーリントンホール

長所:札幌2歳S3着の実績。

不安:前走1勝クラスで3着。レベルは上がる。

 

7. フィリオアレグロ

長所:前走新馬戦は東京で勝利。

不安:前走重馬場で勝利。兄(サトノクラウン)も重馬場が得意だった。良だとどうか?

 

8. マイラプソディ

長所:唯一の重賞勝利実績。3戦3勝で無敗。

不安:エンジンのかかりが遅いので前が止まらない場合に差し損ねがあるか?

 

9. シコウ

長所:新馬戦はハイペースを先行して勝利。

不安:4戦連続4着以下。

 

 

・印と買い目

◎ 8 マイラプソディ

前述の通り本命はマイラプソディ。

ここはつまづいてはいけないレースだと思います。

皐月賞で本命で買うつもりですので、見合うレースをしてほしいです。

 

◯ 4 シングンバズーカ

クラスの壁に大きくぶち当たらなければ面白いと思います。

 

△ 3 ココロノトウダイ

速い上がりが武器で東京も合いそうです。

 

△ 6 ダーリントンホール

△ 7 フィリオアレグロ

素質馬馬であることは間違いない2頭ですので馬券には入れておきます。

 

 

※買い目

◾️ワイド

4 ー 8

 

◾️馬単

8 → 4

 

◾️3連単フォーメーション

8 → 4 → 3.6.7

 

                      計 5 点

 

 

 

 

クイーンC予想【2020年】

 

トライアルではありませんが、牝馬クラシックに向けた前哨戦です。

昨年は後の秋華賞馬クロノジェネシスが勝ちました。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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解説:競馬ラボ様

東京競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

このコースは先週の東京新聞杯と同じコースなので

詳しい解説は省略します。

東京芝は日本で最も速いタイムが出るコースです。

直線が長く、33秒台(ペースによっては32秒台)の速い上がりが求められます。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

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戦績から勝負になりそうな馬とならなそうな馬が両極端に分かれている印象です。

あとは前走から距離短縮、延長、同距離といろいろありますので

それもポイントになりそうです。

 

 

・持ちタイムと上がり3ハロン

現3歳牝馬は、レシステンシアという高速決着の申し子がおり、

持ちタイムがかなり重要になってきている印象です。

そして今回は東京マイルという、時計が速くなるには絶好の舞台です。

1400、1600、1800mの持ちタイムを上位3頭だけ下記に記します。

 

☆1400m

1. マジックキャッスル 1:20.9(京都、2着)

2. メルテッドハニー 1:21.8(東京、5着)

3. インザムービー 1:22.3(中京、1着)

 

☆1600m

1. チアチアクラシカ 1:34.1(東京、1着)

2. マジックキャッスル 1:34.3(中山、2着)

3. シャンドフルール 1:34.7(阪神、1着)

 

☆1800m

1. シャンドフルール 1:52.1(小倉、1着)

2. アールクインダム 1:52.3(札幌、1着)

3. ルナシオン 1:53.0(東京、1着)

 

マジックキャッスルは1400m1位、1600m2位と持ちタイム優秀ですが

どちらも2着という点は気がかりです。

同じコースで持ちタイムトップのチアチアクラシカは

人気を落としそうですが注目すべきでしょう。

 

しかし、東京において重要なのは持ちタイムだけでなく

上がりで速い脚を使えるかということもあります。

そこで上がり最速かつ34.5以下の脚を使ったことのある馬を挙げると

アミークス、アカノニジュウイチ、ホウオウピースフル、チアチアクラシカ

の4頭でした。

 

 

上記で1回も名前が挙がっていない馬は今回バッサリ切ります。

 

 

・各馬寸評

出走各馬の長所と不安材料です。

 

1. ミヤマザクラ

長所:前走混合重賞で2着の実績。

不安:兄弟がマウントロブソン、ポポカテペトル等、距離が長くタフなコースが得意。

 

2. メルテッドハニー

長所:未勝利戦はハイペースを先行して上がり最速で勝利。

不安:1勝クラスでは2戦連続で馬券圏外。

 

3. ルナシオン

長所:スワーヴリチャードの妹で血統的背景がある。

不安:新馬戦は稍重ではあるが東京としては全体時計が地味。

 

4. アミークス

長所:前走上がり最速で勝利。

不安:新馬戦はウーマンズハートに1.1秒差負け。

 

5. セイウンヴィーナス

長所:未勝利戦は東京マイルで上がり最速で1着。

不安:1勝クラスの赤松賞(東京マイル)で6着。

 

6. シャンドフルール

長所:1勝クラスを勝利している。メンバーで2勝馬は他に2頭のみ。

不安:上がりを使えるタイプではない。

 

7. ヤマニンプレシオサ

長所:新馬戦は1200mでミドルペースを制しているため、ペースは上がっても大丈夫か?

不安:前走1勝クラスは9着大敗。

 

8. サナチャン

長所:東京マイルは新馬戦で勝利。

不安:新馬戦以降、3戦連続6着以下。

 

9. マジックキャッスル

長所:通算3戦1勝2着2回も、負けたのはレシステンシアとマルターズディオサとハイレベル。

不安:勝ちきれない面がある?東京および左回りもはじめて。

 

10. アカノニジュウイチ

長所:新馬戦は前残りの展開で32.9という次元の違う脚を使って差し切り。

不安:距離延長で折り合いがつかなければ崩れる。

 

11. アールクインダム

長所:数少ない2勝馬。前走はタフな馬場を豪快に差し切り。

不安:休み明けを勝利して2走目。反動は?

 

12. ホウオウピースフル

長所:2戦2勝はメンバー唯一。前走東京コースで快勝。

不安:ブラストワンピースの妹であり、マイルは距離が短いか?

 

13. チアチアクラシカ

長所:2走前に東京マイルを好タイムで勝利。

不安:前走1勝クラスで7着。クラスの壁の可能性も。

 

14. インザムービー

長所:2走前に逃げて上がり最速で勝利。

不安:3戦して1400m以下の経験しかない。距離延長はどうか?

 

 

・印と買い目

◎ 10 アカノニジュウイチ

もしかするとこの馬は格が違うかもしれません。

新馬戦は東京1400mでかつスローペースなので上がりのタイムは出やすいですが

それでも上がり3F32.9は2歳牝馬がなかなか出せるタイムではありません。

実際、上がり2位の馬(7着)は33.5でしたので、1頭だけ脚が違いました。

今回は潜在能力にかけてみようと思います。

 

◯ 9 マジックキャッスル

2走前が阪神JF2着のマルターズディオサとクビ差2着。

前走が阪神JF圧勝のレシステンシアと0.2秒差2着なら、

この馬もかなりの実力を持っていることは明白です。

あとは乗り替わりがどうでしょうか?結果の出ていない騎手です。

 

▲ 13 チアチアクラシカ

未勝利戦が高パフォーマンスです。

前走は負けすぎですが、良馬場なら違うでしょう。

東京が特別に得意という可能性がある馬だと思います。

 

△ 3 ルナシオン

△ 4 アミークス

△ 12 ホウオウピースフル

基本的には◎、◯、▲中心で

速い脚を使えそうな3頭をヒモに入れておきます。

 

 

※買い目

◾️単勝

10

 

◾️馬連、ワイド

10 ー 9.13

 

◾️3連複フォーメーション

10 ー 9.13 ー 3.4.9.12.13

 

                          計 14 点

 

 

 

 

 

 

レース回顧 〜東京新聞杯 2020〜

 

東京新聞杯のレース回顧です。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

まずはレースを振り返ります。

 

まずスタートでヴァンドギャルドが出遅れます。

クルーガーがハナに行きかけるも、

モルフェオルフェがハナ。軽快に飛ばして大逃げしました。

クルーガーとレイエンダが離れた2番手。

サトノアーサーとクリノガウディーがこれに続きます。

その後ろにプリモシーン、ケイデンスコールといった隊列で、

逃げたモルフェオルフェ以外は一団です。

 

600m通過が34.7、1000m通過は58.1というペースでした。

直線を向くとモルフェオルフェは残り400mで脱落し

クルーガーとレイエンダが先頭。

これを内からクリノガウディーが差してきました。

外からはプリモシーンが抜群の手応えで差してきます。

レイエンダとクルーガーの間からシャドウディーヴァも追い込んで

ゴール前で3頭接戦になるも半馬身プリモシーンが抜け出し1着。

2着はシャドウディーヴァ、3着は2着とハナ差でクリノガウディーでした。

 

1着プリモシーンは昨年の秋はイマイチでしたが、

ここに来て完全復活の予感をさせる勝利。

デムーロ騎手も進路取りが完璧でした。

勝負強いかつてのデムーロ騎手が戻ってきた予感もします。

人馬共に復活が期待できますね。

昨年2着のヴィクトリアマイルで、今年こそは勝利が狙えそうです。

 

2着シャドウディーヴァは東京巧者ぶりを発揮。

終わってみれば牝馬のワンツーでした。

この馬も東京は得意なのでヴィクトリアマイルが楽しみです。

 

3着クリノガウディーは内への進路取りが功を奏しました。

しかしちょっと強引だったため戒告の制裁は取られました。

騎手と手は合うようなので安田記念を目指すと思います。

マイラーズCを使ってもいいかもしれません。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命ヴァンドギャルドはスタートで出遅れ、

直線ではどん詰まりしました。

それでもゴール前は脚を使い7着。

出遅れと馬群をさばけなかった騎乗が悔やまれます。

(出遅れは一概に騎手の責任とは言えません)

 

対抗サトノアーサーは4着もワンパンチ足りない印象です。

 

 

あまりに重賞が当たらないので、次週は直感で選んでみます。

もちろん理由付けもしますが。

 

 

レース回顧 〜きさらぎ賞 2020〜

 

きさらぎ賞のレース回顧です。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

レースを振り返ります。

 

ギベルティがハナで他の馬は絡まずに楽に逃げます。

離れた2番手にストーンリッジ。

3番手がコルテジアと懸命に抑えようとするも抑えきれないグランレイ。

その後ろでアルジャンナは折り合っていました。

 

1000m通過が62.5という超スローペース。

ですが3,4コーナーの坂の下りを使ってペースアップ。

直線では早めにギベルティはストーンリッジに並ばれます。

これについていくのはコルテジア。

直線ではデットヒートになるもゴール前できっちり差し切り1着。

2着ストーンリッジ、3着は残り100mでようやく加速したアルジャンナでした。

 

1着コルテジアは意外でした。

シンザン記念3着ですが、1,2着から離されていたので

ここで勝てるまでの力があるとは思いませんでした。

松山騎手もしっかりストーンリッジをマークして

最後に差し切る好騎乗を見せました。

近松山騎手は乗れていますね。もっと騎乗馬に恵まれるべきだと思います。

今後は皐月賞直行ということですが、相手関係もレベルが上がります。

なかなか本命視はしにくいですが、今の松山騎手なら1発あるかもしれませんね。

 

2着ストーンリッジ新馬戦の能力を発揮するも最後は差されました。

先頭に立つのが早かったような気がします。

今後はクラシックに行くのか、あるいはマイル路線かどうかわかりませんが

マイルならアーリントンカップで見てみたいです。

 

3着アルジャンナは馬場不向きだったと思いますがよく3着まで来ました。

この馬は距離が伸びても良さそうなので、クラシック路線と思います。

ただしクラシックで好走するにはさらなるレベルアップが必要でしょう。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命グランレイは向正面でかかりにかかりまくってしんがり負け。

どうやらスローペースだとかかってしまうようなので、

今後は短距離路線に舵を取るべきです。

 

ただ、前走から距離延長のレースに出てくるのであれば

しっかりと折り合い対策を調教しておくべきではないでしょうか?

半分馬券が外れた腹いせですが、調教師に責任のある凡走と思っています。

 

対抗トゥルーヴィルもさっぱりでした。

 

ストーンリッジは新馬戦のラップは評価していましたが

ここよりも共同通信杯アーリントンカップといったような

スピードを生かせるレースでこそと思っていましたが

素直に評価するべきでしたね。

 

 

ちょっと重賞予想が下手すぎてへこんでいます。

次週も3歳重賞が2つあるので、今度こそは当てたいです。

 

 

東京新聞杯予想【2020年】

 

安田記念ヴィクトリアマイルを見据えた

東京のマイル重賞です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

向正面の2コーナー出口からスタート。

ワンターンのコースで、馬場が良く直線も長いため

スピードでの真っ向勝負が求められます。

引用先では8枠が買い枠となっていますが、

近年は馬場が良くなったため内枠有利の傾向です。

※8枠の成績がいいのは揉まれずに運べるためで、外有利ではありません。

 

 

・出走メンバーと枠順

今回の出馬表です。

 

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重賞の常連馬と3勝クラスを勝ち上がったばかりの上がり馬が混在しています。

力関係はどうでしょうか?

また、今年は前走から距離短縮の馬も多いです。

 

 

・1桁の枠番から考える

東京競馬場はよっぽどのことが無ければ内が伸びます。

なので内側の枠から本命は考えてみます。

具体的には1〜9番までの1桁番号の馬から考えます。

 

ただ単に内枠ということだけでなく、先行できることが重要です。

内枠でスタートが悪いと包まれてしまうので

それはあまり良くありません。

 

外枠や追い込み馬はヒモで考えます。

 

 

・東京で好走出来るスピードがあるか?

東京では上がり3F33秒台のスピードが要求されるので

時計がかかってこそのタイプには厳しいです。

過去のレースで速い上がりにも対応できているかどうかを見ておきます。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料です。

 

1. プリモシーン

長所:高速決着の昨年のヴィクトリアマイルで2着の実績。

不安:近走は崩れている。

 

2. ヴァンドギャルド

長所:3連勝中で勢いがある。先行して末脚が使える。

不安:マイルがベストかどうかまだ未知数。

 

3. モルフェオルフェ

長所:逃げ馬が他に不在で楽に逃げれそう。

不安:勝ち上がりが53kg以下。今回54kg。

 

4. クルーガー

長所:かつてはマイラーズCの勝利もあるほどのマイラー

不安:近走は海外が中心で日本での好走は無い。

 

5. サトノアーサー

長所:東京ではエプソムC勝利の実績がある。

不安:長期休養もありもう6歳。スピードが衰えていないか?

 

6. レイエンダ

長所:昨年同コースの富士Sで2着と好走。

不安:揉まれ弱く乗り難しい。後方から大外一気しか無いか?

 

7. ケイデンスコール

長所:同コースのNHKマイルCで2着の実績。

不安:近2走は凡走。

 

8. スウィングビート

長所:ダートでは東京は得意としている。

不安:初めての芝のレース。

 

9. レッドヴェイロン

長所:東京は2−2−1−0の安定感。NHKマイルC3着もある。

不安:古馬重賞は初めて。

 

10. ロワアブソリュー

長所:全6勝の内3勝は東京と得意としている。

不安:東京1400mがベスト。1ハロン長い。

 

11. キャンベルジュニア

長所:高速決着が得意な馬。

不安:2年近く3着以内が無い。

 

12. シャドウディーヴァ

長所:東京はオークス6着以外は全て3着以内。

不安:好走時は内枠が中心で今回は外目の枠。

 

13. クリノガウディー

長所:朝日杯FSの2着や中京記念の2着といったマイル重賞実績。

不安:時計がかかる方が得意なタイプ。

 

14. ゴールドサーベラス

長所:強調材料は乏しい。

不安:重賞は9回出走し、3着以内が無い。

 

15. ケイアイノーテック

長所:同コースでNHKマイルCを制しているG1馬

不安:そのNHKマイルC以降、3着以内が無い。斤量も58kg。

 

16. ドーヴァー

長所:2走前に同コースでレッドヴェイロン、サトノアーサーを下している。

不安:その2走前は不良馬場。時計がかかった方が良さそう。

 

 

・印と買い目

◎ 2 ヴァンドギャルド

素直に内枠から前につけれるこの馬にします。

スタートが得意な福永騎手なので問題ないでしょう。

過去2年のように中団前目から抜け出す競馬がぴったりイメージ出来ます。

 

◯ 5 サトノアーサー

もともとはG1を取れると言われていた素質の持ち主。

脚元に不安があり長期休養していました。

折り合いが少し怪しいのでマイルの方がいいのではないでしょうか?

出遅れは心配ですが、スタートが5分に出れば勝負になるはずです。

 

▲ 9 レッドヴェイロン

東京成績が安定しており、兄弟もクラレントやレッドオルガが

東京新聞杯で好走しています。

少し印を落としたのは中団でも前目に行けた経験がほぼないため。

適性は抜群だと思います。

 

△ 12 シャドウディーヴァ

内枠なら本命候補でしたが、外に入ってしまったためこの評価です。

フローラS2着なので東京適性は間違いありません。

 

△ 15 ケイアイノーテック

前走で上がり最速の末脚を使いました。

復活の手応えがあるかもしれません。

しかし後方一気は決まりにくいレースなのでこの評価です。

 

△ 6 レイエンダ

後方一気が決まって2,3着のパターンはあり得ます。

しかし中団から抜け出すというのはできないです。

 

△ 13 クリノガウディー

いかにも“ノリマジック”が決めれそうな馬です。

ハナに行って前残りがあるかもしれません。

 

 

※買い目

◾️単勝

2

 

◾️馬連とワイド

2 ー 5

 

◾️3連複フォーメーション

2 ー 5.9 ー 5.6.9.12.13.15

 

                              計 12 点