福島牝馬S予想
ローカルの重賞らしく、上がり馬 vs. 経験豊富馬の様相です。
頭数が少ないので、買い目は絞りたいですね。
・コース解説
いつも通り、競馬ラボさんのコース解説を引用です。
出典:競馬ラボ様
坂はあるものの中山や阪神に比べれば急坂ではなく、
パワーはそこまで求められません。
コーナーは大きくない小回りですが、スパイラルカーブになっています。
スパイラルカーブとは、コーナーの入り口の半径は大きく、出口の半径は小さなカーブのことです。
どういう効果があるかというと、コーナーを比較的減速せずに入れます。
ですが、コーナーの出口は曲がりがきつくなるので
直線に向いた時は馬群が横に広がりやすいとされています。
これだけ聞くと差し、追い込み馬が有利になりそうですが、
直線の長さは300m弱と短めなのと、前述のように坂も急というほどではないので
相殺されて中団より前目のポジションにつけた馬がいいでしょうか?
もちろん逃げ馬の残りも期待できます。
・展開予想 〜2頭の逃げ馬〜
小頭数のレースなのでスローになることが基本的な傾向ですが、
カワキタエンカとランドネという2頭の逃げ馬がいます。
逃げ馬が複数いると、競り合ってペースが速くなりがちなのが一般的です。
非常に悩ましいですが、2パターンで考えてみます。
◼️カワキタエンカの逃げ(有力)
カワキタエンカの逃げが濃厚と思っています。
そうなるとミドルペースあるいは平均より遅めになるのではないでしょうか?
ランドネはこれまでのレース、他に逃げ馬がいればハナを譲っています。
おそらくランドネはスローでしか勝負になる自信がないのだと思います。
実際に好走レースは全てスローです。
一方、カワキタエンカは本来スローでなくても勝負が出来る逃げ馬です。
ここ1年の成績は振るいませんが、昨年の福島牝馬Sは前半1000mを59.0の決してスローとは言えないペースで2着。
本来の能力が復活すれば馬券内はあると思います。
カワキタエンカは馬券からは抜かせないです。
◼️ランドネの逃げ
今までのレース傾向通りならランドネは控えると思いますが、
逃げれなかった時の戦績が振るわないので、
思い切ってハナに立つかもしれません。
そうなればカワキタエンカも黙ってはいないので、ペースが速くなるでしょう。
2頭とも下位に沈んでしまうでしょう。
どちらにしてもランドネは買いにくいです。
◼️おまけ 〜脚質転換〜
特にランドネが大胆に脚質転換を成功させる可能性があるか?
出遅れによる怪我の功名でない限りはなさそうです。
もしランドネが脚を溜めて差してきて馬券を外してしまったら素直に諦めがつきます。
・差し馬はどうなる?
実力からデンコウアンジュ、フローレスマジック、ダノングレースの3頭に絞りました。
その中でもフローレスマジックを本命にします。
中山を多く使われてきて、それなりに安定した成績をあげている馬ですが、
3走前の京都マイルの清水Sでは小頭数の最後方から全頭差し切ってきました。
坂も苦にせず末脚も切れるタイプなので、コース適性も問題ないでしょう。
ダノングレースも本命に近い対抗です。
1000万下、1600万下のレースを連勝して充実していることがうかがえますし、
小頭数のため直線で前が壁になる心配もなさそうです。
デンコウアンジュは牝馬限定G3の上位には当たり前のように入るようになりました。
乗り慣れた蛯名騎手から替わるのは少し不安要素ですが、
いつも通りなら脚を使ってきますので、馬券からは外せません。
・結論
印は以下の通りです。
◯ダノングレース
▲カワキタエンカ
※ 4/20 11:00 買い目追記
・3連単フォーメーション
6.10 − 6.10 − 4.5
6.10 − 4.5 − 6.10
・3連複軸1頭流し
4 − 5.6.10
計 11点