オークス予想 〜桜花賞組 vs. 別路線組〜
さて、時の流れは速いもので、もう3歳牝馬最高峰のオークスです。
全く当たらない予想ですが、根気強く続けていきます。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説の引用です。
出典:競馬ラボ様
東京芝2400mは翌週のダービーと同じ舞台。
1枠が有利と言われています。
実際にダービーでは2009年から2018年の10回で、1枠の馬が7回も馬券に絡んでいます。
オークスでも、過去2年連続で1枠が馬券に絡んでいます。
ただし、2017年のモズカッチャン(2着)以外、枠に関係なく人気になったであろう馬ではありますが。
また、精神面の話をすると、スタートはスタンド前なので観客の歓声をもろに受けます。
気の弱い馬であればお腹を壊してしまいそうです。
逆にテンションが上がりすぎる馬もいるでしょう。
・予想のポイント
オークスではほぼ全頭が2400mが初めての距離ですが、あまり距離適性のことは考えなくていいと思っています。
もちろん折り合いは大事ですが、あまり血統だとか距離経験を背景に入れる必要はありません。
なぜなら、この時期の3歳牝馬は極端なスプリンタータイプ以外、
能力や完成度が得意不得意を上回ると考えているからです。
タイトルにも書いた通り、オークスは桜花賞組と別路線組の対決の様相です。
今年は特にフラワーカップから直行してきたコントラチェックや、
忘れな草賞を圧勝したラヴズオンリーユーが人気を集めています。
言い方悪いですが、オークスにおいて桜花賞以外の別路線から来た馬は
桜花賞で上位に食い込める実力馬との勝負を避けて、抜け道でオークスに出ていると思っています。
もちろんローテの関係だとか、桜花賞は賞金が足りなかったとか事情はあるにせよ、
跳ね返される心配があるからこそ避けてきたか、跳ね返されて別路線に行ったのです。
なので私は桜花賞組を中心に、というより桜花賞組のみでいいのではないでしょうか?
・印と買い目
前述のように馬券には桜花賞組のみでいいと考えています。
◎クロノジェネシス
G1で勝ち切れていませんが、能力は疑いようがありません。
東京も2戦2勝。クイーンSでは懸命に追うビーチサンバを尻目にほとんど追わずに勝ちました。
枠もいいですし、最も不安要素がありません。
◯シゲルピンクダイヤ
桜花賞では上がり最速の2着。フロックでこの結果は出せません。
不安要素をあげるとしたら、位置が後ろ過ぎて届かないこと、輸送が初めてということでしょうか?
▲ダノンファンタジー
前走はグランアレグリアをマークしたことが仇となり4着でしたが、
そのグランアレグリアがいないので競馬はしやすいと思います。
不安要素はやはり折り合い。前走はかなりかかっていました。
そこは陣営も織り込み済なので、対策はしてきているはずですが。
あとは1600m以上になると上がり最速を記録したことがないので、本質的には距離不安はあるのでしょう。
しかし現時点では距離適性より能力ですので、別路線組には負けないはずです。
△ビーチサンバ
クロノジェネシスやダノンファンタジーとの勝負付けは済んでいると思いますが、
上記3頭のうち、1頭が飛んだ時には堅実に走るこの馬が馬券内でしょう。
※買い目
- 3連単フォーメーション
2.8.11 − 2.8.11.16 − 2.8.11.16
計 18点
・危険な人気馬
あまりうまくいきませんが、危険と思う人気馬を紹介します。
- コントラチェック
3勝は全て逃げ切り勝ち。控えると新馬戦や500万でも勝てませんでした。
逃げて気持ちよく走らないと力を発揮できないのでしょう。
調教では併せ馬で我慢を覚えさせようと努力している様子が毎回うかがえますが、
レースでは騎手が逃げて厩舎の努力を台無しにしている印象です。
いっそのこと逃げるのもいいと思いましたが、
逃げ馬のジョディーが抽選を突破してしまいました。
さらにコントラチェックよりも内枠に入り、何がなんでも逃げるでしょう。
早くも重賞3勝と好調のレーン騎手ですが、ここで馬券内は厳しいと思います。
- ラヴズオンリーユー
3戦3勝で底を見せておらず、当初は馬券に入れようと思っていましたが、考えを変えました。
その理由はローテです。
忘れな草賞からのローテでオークスを勝ったのはミッキークイーンが思い出されますが、
ミッキークイーンの場合はクイーンカップの2着からまさかの桜花賞除外という、
仕方がなく忘れな草賞に出た背景があります。
ラヴズオンリーユーの場合、一応桜花賞に登録はしていたものの賞金が全く足りず、
忘れな草賞が本命だったと思います。
結果は圧勝でしたが、過去2戦と同じように少頭数の競馬。
経験を積ませるならフローラS等の重賞も選択肢にあったと思います。
競馬でもまれるだとか輸送の不安が大きいのでしょう。
重賞や多頭数での競馬を一度見てから判断したかったです。
現時点では人気ほどの信頼性は無いと思います。
- ウィクトーリア、シャドウディーヴァ
人気ではありませんが、フローラS組の2頭にも触れておきます。
タイムは確かに良かったですが、疲れも溜まったと思います。
フローラSは上位も接戦でしたし、飛び抜けて強くないと桜花賞上位馬とは肩を並べられないと思います。
中3週で大きな上積みを得るのも難しいです。