七夕賞予想
7/7に七夕賞が行われるのは2013年以来のようです。
7番とか7枠とか菜七子騎手がサイン馬券として売れそうですが、
このブログではサインに関係なく予想します。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
出展:競馬ラボ様
4コーナーポケット地点からのスタート。
1コーナーまで距離があるので、
逃げ馬が揃っていればハナの争いは激化しやすいです。
直線は少しのアップダウンがありますが、ほぼ平坦。
同じ小回りで直線平坦ということで小倉と似ていると思います。
福島未経験の馬は小倉の成績が参考になりそうです。
・馬場状態は?
気になるのは馬場状態。
先週は不良馬場で、ラジオNIKKEI賞は不良馬場での実績のあった
ブレイキングドーンが制しました。
開幕週ということもあり、先週は全く馬場状態を気にせずに予想しましたが、
不良まで悪くなれば考慮しないといけませんでした。
今週はどうでしょうか?
7/6土曜日は雨が降らず良馬場でしたが、夜から雨が降り始める予報です。
それから競馬開催中はずっと雨は降り続けるようです。
稍重から重の馬場になると思いますが、今日は良馬場だったので
内側の荒れに関してはそこまでシビアに考えなくてもいいと思います。
ただし、外差しには要注意です。
ラジオNIKKEI賞3着のゴータイミングのように1頭飛んでくる可能性はあります。
・予想のポイント① 〜ペース〜
逃げ馬があまりにも多い。
出走メンバーを見て、誰もが思う印象だと思います。
1戦を除いて全てのレースを逃げているマルターズアポジーを筆頭に
ロードヴァンドール、タニノフランケル、ブラックスピネル
と4頭も逃げ候補がいます。
これだけいますから、スローペースにはなりようがありません。
マルターズアポジーが逃げればなおのことです。
スローで逃げれた試しがありません。
よってペースはミドルからハイペースになるでしょう。
そして、ロードヴァンドール、タニノフランケル、ブラックスピネル
の3頭はスローペースでないと好走できないので、馬券からはバッサリ切ります。
マルターズアポジーも近年の成績から、粘ることは難しいです。
馬券にはミドルペースからハイペースで好走できる馬を最優先で選びます。
単に後ろからの馬を選べばいいということではなく、
ペースが速くなっても粘れるor脚を伸ばせるということです。
さすがにペースが速くなっても崩れない先行馬は
もっとレベルの高いレースに出てくるのでここでは差し馬になりますが。
・予想のポイント② 〜コース適性〜
主に東京や新潟で好走している馬は危険です。
直線で素晴らしいスピードを見せて見栄えがしますが
福島で求められるのは瞬発力や最高速度ではなく、
小回りをスムーズに走れる上手さです。(例えばコーナリング等)
東京や新潟で好走している人気馬が脚を余してしまうことも多いです。
また、中山や阪神もちょっと違います。
合う場合もありますが、中山と阪神は坂があるので
坂で止まった馬をパワーでねじ伏せるパターンがありますので、
一概に福島とイコールにはなりません。
やはりコース解説で述べたように、共通点が多いのは小倉です。
京都もいいですが、内回りに限られます。
外回りはコーナーから加速できる形状なので少し事情が違ってきます。
もちろん、同じコースの福島2000mでの良績があるに越したことはありません。
・印と買い目
上記の予想ポイントを踏まえて以下のようにしました。
◎アウトライアーズ
福島2000mは1000万下(当時)を勝ち上がった舞台。
2走前の福島民報杯も4着と大崩れがありません。
その福島民報杯で2着のクレッシェンドラヴがいますが、
クレッシェンドラヴが最内枠に対してアウトライアーズは大外枠。
今回は逆にアウトライアーズが内でクレッシェンドラヴが外。
さらに斤量も1kg軽いです。
福島民報杯の逆転を期待して本命です。
◯クレッシェンドラヴ
そのクレッシェンドラヴを対応評価にします。
近走は成績が安定しています。
東京競馬場では成績がふるいませんが、小回りは得意なようです。
馬券内にくる可能性が最も高い馬ではないでしょうか?
▲ウインテンダネス
福島は久々ですが未勝利戦と500万下(当時)と2戦2勝。
前走の目黒記念はスーパーレコード決着についていけなかった感がありますが
それは今回求められる資質ではありません。
どちらかというと上がりが少しかかった方がいいタイプで
このレースに合いそうです。
△ストロングタイタン
なんともつかみどころがない馬。
条件戦では小倉で圧勝しながらも、小倉大賞典や小倉記念では好走せず。
走るタイミングもよくわかりません。
休み明けでも、使い詰めでも走るときは好走するし、凡走もする。
ただし、好走時はスローペースよりもミドルペースが多いため展開的には向きそうです。
△エンジニア
東京をメインに使われてきた馬ですが、近走の成績がふるわないところを見ると
意外と小回りの方がいいかもしれません。
未知数ということで買っておきます。
△カフェブリッツ
芝の経験が浅いですが、この馬も未知数という意味で面白いと考えています。
近3走は長距離ばかり使われてきましたが今回は距離短縮。
あまり根拠はわかりませんが、七夕賞はダート戦績のある馬の好走が
多々見られるため、もともとダートを主戦場にしていたこの馬は要注意です。
※買い目
- 3連単フォーメーション
2.15 ー 1.2.5.7.15 ー 13
2.15 ー 13 ー 1.2.5.7.15
- 馬連流し
2 ー 1.5.7.13.15
15 ー 1.5.7.13
計 25 点
・危険な人気馬
馬券内が怪しい危険な人気馬を紹介します。
まさに東京や新潟が得意なスピードのある馬。
さらにスローペースでの直線の瞬発力勝負が多いです。
レース展開やコースが全く合わないと思います。
- ミッキースワロー
この馬もロシュフォールと同タイプの馬。
福島実績がありますが、2戦ともスローペースで末脚勝負でした。
この馬もレース展開やコースが合わないと思います。
- タニノフランケル
予想のポイントで記しましたが、スローペースでないと厳しいです。
今回はスローペースが見込めないでしょう。