RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

エルムS予想

 

他にはないダート1700mの重賞です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

札幌競馬場 ダート1700m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

平坦な1周コースで直線が短いため、圧倒的に逃げ先行馬が有利ですが

コーナーの角度が大きいため、3,4コーナーで後ろからまくって

ロングスパートを仕掛けることもできます。

 

 

マルターズアポジーの存在

札幌ダート1700mは前にいないと上位には入れませんが

今回のメンバーは逃げ馬が多く揃いました。

特に注目なのは、マルターズアポジーが初めてダートに参戦してきました。

キャリア35戦の内、今年の小倉大賞典以外の34戦は全て逃げています。

競馬史でもツインターボに匹敵するくらいの逃げ馬だと思います。

ここでも逃げるはずです。

 

そうなると逃げて結果を出しているドリームキラリやリアンヴェリテの

取捨選択が非常に難しいです。

2頭ともスローでなくても逃げ切れる実力がありますが

マルターズアポジーにつられてしまうとさすがに1700mは持ちません。

 

しかし、マルターズアポジーが1頭だけ大逃げし、

離れた2番手にドリームキラリやリアンヴェリテが追走する場合なら

マルターズアポジー以外は前にいた馬で決まってしまう可能性があるのではないか、

ということも考えました。

ですがそれをするには1700mは少し短く、逃げ切られてしまうか、

後ろの馬にまくられてしまうことが怖いですし、

そもそもドリームキラリは抑えられる馬ではなさそうです。

 

リアンヴェリテはレースを見ると騎手が押してハナに立っているように見えるので

折り合いはつけれるかもしれませんが、逃げ以外は全く結果が出ていない馬。

ポジションをどうするか悩ましいです。

 

 

・逃げ馬以外の取捨選択

では、逃げ馬以外はどのように考えたらいいでしょうか。

先行脚質の馬だけを選んで当たるレースではないと考えています。

 

前述の通り、マルターズアポジーの存在で

ペースが速くなることは間違いなさそうなので、

スローペースでなくても対応できて、かつ4コーナー通過時には

中団より前につけられる馬がこのレースの理想です。

その視点で見ると、選択肢はかなり絞られます。

 

 

・印と買い目

◎ 11 レッドアトゥ

紅一点の牝馬ですが、本命に指名します。

道中は後方にポジションを取りがちなのですが、

4走前の1000万下条件で理想的なまくりで圧勝しています。

ペースはむしろ速くなった方が好成績を残しています。

あとは福永騎手の手腕にかかっていますが、

戦術派の騎手であり、上手くまくってくれることを期待します。

 

◯ 12 グリム

実績はナンバーワンです。

近走は逃げなくても成績が安定していますし、

ペースが速いレースばかり経験してきています。

先行馬が多いため馬群の中で進路が無くなったときが心配ですが

スムーズなら問題ないでしょう。

 

▲ 6 サトノティターン

気性的な問題のためか遠征では結果が出ませんが、

今回は滞在競馬でじっくり調整できています。

もともと先行脚質なので前につけれれば勝ちもあると思います。

最近はスタートがあまり良くないのは気がかりです。

 

△ 3 ドリームキラリ

先行馬からは昨年の2着馬のドリームキラリを選びました。

前述の通り、マルターズアポジーの存在で逃げれない時の不安は大きいです。

しかし、ハイペースの競馬でも粘れる能力があります。

勝ち切るのはかなり厳しいと言わざるをえませんが、2,3着なら。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

6,11,12 → 3,6,11,12 → 3,6,11,12

 

◾️馬連フォーメーション

6,11,12 – 3,6,11,12

 

                                          計 24 点

 

 

・危険な人気馬

馬券内が怪しい危険な人気馬です。

 

ダートでは珍しく追い込みを武器にする馬ですが、

いくらペースが速くなろうとも、ここで上位に食い込むにはまくりが必要でしょう。

前走はその追い上げを少し見せましたが、もう1列前にはいたいところ。

差し脚が届かずの場面が想像できます。