札幌記念予想
夏競馬最大のレースと言っていいでしょう。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
出典:競馬ラボ様
スタートは4コーナーポケット地点。
平坦な1周コースで、コーナーの角度は比較的緩やかながらも直線は短いため、
1番後ろからの追い込みは厳しいです。
先行馬も残りますが、まくりが届かないような絶妙なペース配分が要求されます。
・出走メンバーの力量
札幌記念は時に数十万馬券が出るほどの荒れるレースとして知られていますが
それは出走メンバーがG2あるいはG3なら勝負できそうな構成の場合です。
G1で勝ち負けが出来るクラスの馬が出てきた時は、少なくとも3着には来ることが多いです。
今年の出走メンバーを見ると、
フィエールマン、ブラストワンピース、ペルシアンナイト、ワグネリアン
の4頭がG1を獲っています。
素直にこの4頭で選ぶべきかもしれませんが、不安のある馬もいます。
また、G1馬でなくても買いたい馬もいますので、
比較をしながら考えてみたいと思います。
・各馬寸評
重賞予想が全然当たらないことですし、
久々に全頭の寸評を書いてみたいと思います。
1 ブラストワンピース
上がりが使えなくなってきているのは気がかり。
さらに2戦連続で掲示板に乗れないというのは色々な要因があるにしても
物足りない結果と言わざるを得ません。
凱旋門賞を見据えているということですが、この成績で挑戦するのは不可解で
フィエールマンのラビット目的ではないかと疑っています。
馬券には入れにくいです。
2 クルーガー
元々はマイルで活躍していた馬ですが、オーストラリアに遠征して
連闘で挑んだQESではウィンクスの2着と好走しました。
これは評価が難しいですが、いくら馬場が合ったとしてもG1の連闘で2着というのは
オーストラリアのレベルを疑う方が自然です。
キングカメハメハ産駒の内枠ということで、穴っぽい1頭ですが
馬券には入れにくいです。
3 ステイフーリッシュ
函館記念では馬券から外してしまいましたが、
それは状態面とコース適性を考慮してのこと。
今回は叩いて状態も上がっているでしょうし、
コースも函館よりは走りやすい札幌の方が向いていそうです。
馬券からは外せません。
4 ナイトオブナイツ
位置取りが後ろになってしまい、ここでは届かないでしょう。
さらに力も足りていないと思います。
5 ロードヴァンドール
前走があまりにも負けすぎで、なかなか狙いにくいです。
走る時と走らない時のムラがあるので掴みにくいですが
G1馬に匹敵するほどではないでしょう。
6 ランフォザローゼス
唯一の3歳馬。重賞未勝利では力が足りないと思います。
時計がかかったとしても厳しいと思います。
7 エイシンティンクル
重賞では高い壁に跳ね返されています。
さらにマイルや1400mを中心に使ってきた馬で、2000mは長そうです。
8 ゴーフォザサミット
この馬もブラストワンピースと同様で、上がりが使えないのが気がかり。
堅実には走りますが、裏を返せば決め手がないということ。
馬券には入れにくいです。
9 フィエールマン
G1 2勝で実績が1番あります。
出走取消レベルの相当な体調不良でない限り、
2着以内は堅いと思います。
菊花賞と天皇賞・春を勝った馬なので2000mが短いという声もありますが
そういうレベルの馬ではないと思います。
馬券にはもちろん入れます。
10 サングレーザー
昨年の勝ち馬で、札幌競馬場は3-0-0-0とパーフェクト。
コース適性、レース適性は抜群です。
まだまだ老け込んではいません。
馬券に入れます。
11 ペルシアンナイト
今年は3戦連続馬券外で着差もつけられています。
もう走れなくなってきている気がしています。
位置取りも後ろでこのレースには不向きです。
馬券には入れにくいです。
12 ワグネリアン
なかなかレースを使えませんが、実力は間違いありません。
休み明けでもキッチリ仕上げてくる調教師ですし、
力を出せればフィエールマンにも勝てるだけのポテンシャルがあるはずです。
馬券にはもちろん入れます。
13 サクラアンプルール
一昨年の勝ち馬ですが、もう8歳の夏です。
さすがに衰えも見られ、さらに一昨年よりもハイレベルなメンバー構成です。
馬券には入れにくいです。
14 クロコスミア
前走はヴィクトリアマイル3着で状態は上向いていると思いますが
重賞では牝馬限定戦でしか好走歴がないのが気がかり。
混合戦では厳しいのだと思います。
馬券には入れにくいです。
・印と買い目
◎9 フィエールマン
◯12 ワグネリアン
△10 サングレーザー
△3 ステイフーリッシュ
◾️3連単フォーメーション
9,12 → 9,12 → 3,10
9,12 → 3,10 → 9,12
◾️馬連
9 – 12
計 9 点