RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

有馬記念予想

 

年末の風物詩、有馬記念です。

今年は豪華メンバーがそろいました。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝2500m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは3コーナーを延長したポケット地点。

2500mという距離なので当然1周コースです。

ゴール前に坂があり、その後の1コーナーも坂を登り、2コーナーで下ります。

向正面から3,4コーナーは平坦ですが、ゴール前にはまた坂を登ります。

起伏が激しいコースなので、スタミナが必要です。

 

枠は内枠の方が有利とされています。

特に最内よりも2枠、3枠に注目です。

8枠からは昨年のシュヴァルグランの3着を除けば、

馬券圏内がほとんどありません。

(昨年は雨の残る稍重馬場で内が伸びませんでした)

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

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逃げ候補のキセキとアエロリットが外なのがポイントでしょうか?

オールカマーで逃げ切り勝利をしたスティッフェリオが内なので、

3頭で競り合うかもしれません。

 

 

・気になる天気と馬場

中山競馬場の天気は、土曜日曇りのち晴れ、日曜日は曇りのち雨となっています。

有馬記念当日の昼から雨が降り始める予報です。

 

多少の影響はあるかもしれませんが、重馬場まではいかないと思います。

稍重でも良に近い状態ではないかと思います。)

良馬場になった時と同じ予想をしていきます。

 

 

・怪物牝馬 vs. 怪物牝馬

豪華メンバーの有馬記念ですが、ここは3着探しのレースだと考えています。

2強が1着を争い、3着は混戦という見立てをしています。

 

2強の1頭はもちろんアーモンドアイ。現役最強馬にして史上最強牝馬だと思います。

もう1頭も牝馬リスグラシューです。この馬も非常に高く評価しています。

アーモンドアイが現役最強馬ならば、リスグラシューは2番手か3番手には食い込む馬です。

 

アーモンドアイの強さは今更言うまでもありません。

印象的なレースをあげればキリが無いほどです。

あれだけの豪脚を持っている馬はディープインパクトまで遡るのではないでしょうか。

中山2500mはベストではない、雨はマイナスという意見には同意しますが

それで勝ち負けが厳しくなるようなスケールの馬ではないです。

むしろ安田記念のように短い距離のほうが出遅れ等の紛れがあります。

ここは2500mと距離もあるので、多少の想定外も問題ありません。

 

リスグラシューに関しては、昨年のエリザベス女王杯でG1を初制覇しましたが、

そこからではなく、宝塚記念でさらに進化したと思います。

この馬の強さは3,4コーナーで加速して、

直線入り口で後続の馬を置き去りに出来るところだと思っています。

宝塚記念では前にいても同じように加速して、引き離そうとする逃げ馬にぴったりついていき、

直線ではあっという間にかわしました。

前走のコックスプレートでは中団のポジションから4コーナーでまさに一網打尽。

メールドグラースがコーフィールドCを勝ったので、

オーストラリアのレベルが低かったと見る意見もありますが、

直線が極端に短いムーニーバレー競馬場であの勝ち方が出来るのは、

日本馬ではリスグラシューだけだと考えています。

 

コーナーで脚を使った馬は普通、直線で一杯になり後続に差されるのですが、

リスグラシューはそこからさらに後続を引き離すことができる怪物です。

コックスプレートでのレースぶりはオルフェーヴルのようではないでしょうか?

(異論はあると思いますが、個人の意見です。)

 

個人的には、ディープインパクトオルフェーヴル

有馬記念でレースをしている感覚に近いです。

それくらい今回の有馬記念はビッグレースなのです。

ただし、ディープインパクトオルフェーヴルのように

コーナーでまくることも得意としていました。

今までアーモンドアイがコーナーでまくったところは見たことがありません。

ただし、内で我慢して外に回さずに伸びるのはアーモンドアイならではです。

 

どちらの馬を本命にするか、迷いどころだと思います。

 

 

・本命はリスグラシュー

私の本命はリスグラシューです。

実はリスグラシュー有馬記念への参戦表明から

たとえアーモンドアイが出てきたとしても本命にすることを決めていました。

それくらい、この馬の圧倒的な力に惚れました。

 

外目を追走しながらコーナーでまくっていくレースぶりは有馬記念にぴったりです。

海外遠征帰りも何度も経験済みで、宝塚記念では帰国初戦で勝ちました。

これは以前当ブログで取り上げましたが、海外遠征帰り初戦でG1を勝つ馬は名馬のみです。

海外遠征帰りって実際どうなの?? - RM_horseの競馬コラム

今が全盛期なのでクラブ規定での引退は残念ですが、

最後に史上最強牝馬を下して花道を飾ると信じています。

 

対抗はもちろんアーモンドアイ。状態面も心配なさそうです。

仮に東京コースであれば本命はアーモンドアイでした。

ただし、リスグラシュー以外の馬に先着されることは考えにくいです。

史上最強牝馬なので一応抑えでアーモンドアイ1着の馬券も買っておきます。

 

 

・ペースと展開を考える

リスグラシューとアーモンドアイの馬券は買いますが、

やはり重賞なので3連単も当てたいところです。

3着争いは枠順やレース展開、今回は馬場状態もよく考えなければなりません。

ここからがいつもの競馬予想です。

 

まず枠順を見ると外枠の先行勢は厳しいです。

特にアエロリットはどうしても内枠が欲しかったです。

脚を使ってしまいますのでマイナスしかありません。

クロコスミアも外で、キセキも昨年よりはいいですが、それでもまだ外目。

スティッフェリオの逃げもあり得るような枠順になりました。

 

ペースは最初の2〜3ハロンくらいは速くなり、

1周目の正面直線からはさすがにペースが落ち着くと思います。

ただしここで緩めすぎると先頭が交代しかねないので

あまりペースが緩まないタフな展開になると思います。

馬群も比較的縦長になるのではないでしょうか?

 

そして3コーナーから先頭集団との距離が詰まっていき、

ここから一気にペースアップします。

前にいる馬は直線では当然、持久力勝負になります。

3着は先行あるいはコーナーでの進出で持久力で粘り込むパターンと、

腹を括って後ろで脚を溜めて末脚を伸ばすパターンを両方考えておきます。

 

 

・各馬寸評

各馬の長所と不安材料をあげます。

 

1. スカーレットカラー

長所:府中牝馬Sではラッキーライラックを抑えて重賞勝利。最内枠。

不安:エリザベス女王杯を見ても距離は1800mあるいは2000mが限界か?

 

2. スワーヴリチャード

長所:前走ジャパンカップを勝利。タフな展開に強い馬になった印象。内枠を引いた。

不安:中山0−0−0−3と苦手にしている。

 

3. エタリオウ

長所:中山2500mは日経賞の2着の実績あり。

不安:4走続けて3着以内が無い。小回りも疑問。

 

4. スティッフェリオ

長所:4番は絶好枠で他の逃げ馬は外。オールカマーで中山非根幹距離での勝利。

不安:G1では3戦して全て6着以下と壁に当たっている。

 

5. フィエールマン

長所:日本では4−2−1−0と4着以下が無い。

不安:近年、凱旋門賞を大負けした馬はその後不振が続いている。

 

6. リスグラシュー

長所:宝塚記念コックスプレートを連勝と今が充実期。

不安:香港帰りは問題なかったが今回はもっと遠い豪州帰り。

 

7. ワールドプレミア

長所:上昇度はナンバーワン。菊花賞馬の3歳での有馬記念は高い3着内率。

不安:長期休み明け2戦目で菊花賞勝ち。反動は?

 

8. レイデオロ

長所:昨年2着とコース実績あり。

不安:今年は1度も3着以内が無く、衰えか?特に前走は負けすぎ。

 

9. アーモンドアイ

長所:言うまでもなく、実力が最上位。

不安:非根幹距離はドバイターフの1800mのみ。1周コースでは経験無し。

 

10. サートゥルナーリア

長所:関係者の多くが世代ナンバーワンの身体能力と認める。中山はG1を2戦2勝。

不安:前走脚が止まる負け方。加速力はあるがロングスパートになると持続性が疑問。

 

11. キセキ

長所:今年の日本での2戦はどちらも2着で実力上位。

不安:中山2500mは0−0−0−2。逃げ馬が他に2頭。凱旋門賞帰り。

 

12. クロコスミア

長所:国内G1は4戦して0−3−1−0と全て3着以内。G1の方が燃えるタイプ?

不安:混合重賞は3着以内どころか5着以内すら経験無し。

 

13. アルアイン

長所:中山は1−2−0−0と連対率100%。

不安:外目の枠を引いた。大敗続きで衰えか?

 

14. ヴェロックス

長所:今年は6戦して2−2−2−0と4着以下が無い。

不安:古馬初対戦。3歳重賞でも勝ちが無い。

 

15. アエロリット

長所:関東の混合重賞で4着以下が無く、安定した成績。

不安:痛恨の外枠。2200m以上の出走経験がない。逃げ馬が他に2頭いる。

 

16. シュヴァルグラン

長所:有馬記念は2年連続で3着と勝ち切れないまでも苦手ではない。

不安:致命的な大外枠。7歳の年末でそろそろ衰えか?

 

 

・印と買い目

◎ 6 リスグラシュー

前述の通り、本命はリスグラシューです。

枠もいいですし、展開も向きます。

仮に枠が16番でも本命にしていました。

(外に入って人気が落ちてくれとさえ思っていたくらいです)

 

◯ 9 アーモンドアイ

こちらも前述の通り。理由は史上最強牝馬だからです。

これ以上の説明がいりません。

 

△ 2 スワーヴリチャード

3歳時の有馬記念とは違う馬です。

まず、3歳時は末脚のキレで勝負していましたが、

今はしぶとさが武器です。

そして3歳の頃は右回りは内にささってしょうがない馬で

有馬記念ではそれが影響しての4着でした。

4歳の大阪杯では、コーナーでまくって早め先頭でラチに頼って勝利し、

距離が合わない安田記念を使ったのも左回りだからです。

しかし今年の宝塚記念を見る限りは解消されたように思います。

枠もいいですし、条件も合います。

 

△ 7 ワールドプレミア

展開予想ではペースが緩みにくいタフな展開になると書きました。

まさに今年の菊花賞です。無視はできません。

 

△ 14 ヴェロックス

菊花賞では3着で、ワールドプレミアには追いつける感じではありませんでした。

しかし、追い出しが早かった面がありました。

ダービーでもハイペースな展開からサートゥルナーリアを抑えて3着。この時も7枠13番でした。

外もそこまでは悪くないのではないでしょうか?

 

△ 16 シュヴァルグラン

ブログを始めてから、コース適性のある馬を切ってはいけないと学びました。

8枠は不利ですが、昨年も8枠で3着です(稍重馬場ですが)。

大外ぶん回ししかありませんが、タフな展開には強いです。

 

 

※買い目

◾️単勝

6

 

◾️馬連

6 ー 9

 

◾️3連単フォーメーション

6.9 → 6.9 → 2.7.14.16

 

                                   計 10 点

 

 

・サートゥルナーリアについて

馬券には入れませんでしたが、サートゥルナーリアももちろん有力候補です。

馬券に入れなかったのはオッズを考慮したのもありますが、

スミヨン騎手が“勝ちにいく”ことが仇となると考えたからです。

このレース、勝ちにいくにはアーモンドアイを見ながら差し切る形を取るのは厳しいです。

なので道中のポジションはある程度前を取りにいくでしょう。

その中で緩まないタフな展開になれば、天皇賞・秋と同じように直線でバテると予想します。

脚を溜めれば3着には食い込むと思いますが、勝ちが遠のく競馬はしないでしょう。

出遅れてなし崩し的にそうなるという展開はあり得ますが、

そのために低オッズの馬券を買う必要なないと判断したまでです。