RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

スワンステークス予想

 

マイルCSのトライアルレースです。

ただし1ハロン短い1400mのレースというのがポイントです。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20191024142600g:image

出典:競馬ラボ様

京都競馬場 芝1400m外回り | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは向正面の2コーナー出口。

スタートして200mで坂を登り、3コーナーで一気に下ります。

この下り坂でスピードに乗りやすいため、

差しはコーナーから始まっていると言っても過言ではないです。

全体的なデータとしては短距離の分、逃げ馬有利ですが

スワンステークスに絞れば、差し追い込み馬の台頭が大きいです。

 

 

・スプリンター?マイラー

よく1400m戦は1200mが得意なスプリンターと、1600mが得意なマイラーでは

マイラーが強い舞台とされますが、私はあまり気にしていません。

ただし、スプリントG1でもマイルG1でもなかなか好走が出来ず、

どちらも帯に短し襷に長しといった感じで1400mがベストという馬はいます。

そういう馬は狙っていきたいです。

今回のメンバーで該当するのは

キャナルストリート

スマートオーディン

・ダイアトニック

・トゥザクラウン

ロードクエスト

あたりでしょうか。

 

 

・差し追い込み馬を狙う

あとは、コース解説で記したように差し追い込みの勝ちが目立つレースです。

スワンステークスを最後に逃げ先行馬が勝ったのは2014年のミッキーアイルです。

この馬は出走時点でG1馬ですし、後にマイルCSを勝つほどの馬です。

 

なので差し追い込みの強烈な馬を選びたいのですが、

メンバーを見ると案外末脚に優れる馬が少ないことがわかります。

過去は末脚に優れていても、最近使えていない馬も多いです。

ある程度最近まで末脚を使えていたのは

スマートオーディン

・ダイアトニック

くらいです。

 

過去には

・カルヴァリオ

・モズアスコット

ロードクエスト

あたりは強烈な末脚を持っていたのですが、鳴りを潜めています。

このあたりの馬の取捨選択が悩ましいです。

 

 

・内枠の先行馬or外枠の逃げ馬

もちろん逃げ先行馬を無視することはできません。

1着には差し馬が来ることが多いですが、

3着内に1頭も先行馬が絡まないのはかなり珍しいです。

 

ポイントは逃げない好位追走の先行馬であれば内枠、

逃げ馬であれば外枠も狙えるということです。

実際に過去の逃げ馬の馬券内は全て6枠より外でした。

おそらく外から被せることによって

内の先行馬の行きたい気持ちを削ぐことが出来るのでしょう。

ところが今回はマルターズアポジーがいますので、この馬が逃げるでしょう。

そしてマルターズアポジーはもう厳しいと思います。

 

なので、なるべく内枠の先行馬を狙います。

 

 

・当たり前ですが、京都が得意な馬

このブログを半年以上やってきて、わかってきたことは

そのコースが得意かどうかは無視してはいけないということです。

なのでこのブログのテーマはコース適性です。

当然ながら京都コースが得意な馬は外せません。

 

 

・印と買い目

◎ 17 ダイアトニック

1400mがベストの馬で、末脚もメンバーでは上位。

さらに京都は4戦4勝。

この馬の本命以外があり得ません。

久しぶりのレースというのは少し不安材料ではありますが

休養理由は夏負けということで、怪我ではなく脚部不安より問題が少ないです。

さらに京都1400m外回りはロードカナロア産駒の独壇場。

人気を被ってしまいそうですが仕方がありません。

 

◯ 15 スマートオーディン

この馬も1400mがベストのようです。かつては2200mの京都新聞杯を勝っていましたが

脚部不安明けから短距離に適性を見出しています。

そして強烈な末脚を持っています。ただし最後方からになってしまいます。

その分が◎との差だと思います。ただしハマった時の末脚はこちらの方が上です。

あとは久々で力が出せるかどうかでしょう。

 

▲ 6 アマルフィコースト

全成績2-4-4-3と勝ち星は少ないながらも堅実に走る馬。

1200mでも1600mでもそつなく走るため、器用貧乏のため勝ちが少ないのでしょう。

この馬のいいところはペースに関係無く走れるところ。

逃げ馬がスローでもある程度行きっぷりが良くても対応できます。

ただし先行馬でかつ勝ちきれないため、2,3着の軸とします。

 

△ 7 グァンチャーレ

▲とどちらにするか迷いました。

この馬は京都が得意なところは大きな武器になりますが

得意な形はスローペースで、ペースが速くなるとパフォーマンスが落ちる傾向です。

今回はマルターズアポジーが飛ばすと思いますのでこの評価にしました。

 

△ 9 トゥザクラウン

馬券に入れるか迷いましたが、能力と1400mの適性を買いました。

1400mは2-1-0-2で、4着以下の2走はG2 京王杯SCの4着と

疲れのせいか負けすぎた前走(13着)です。

前走を参考外とすれば1400mは堅実に走っていると思います。

懸念は京都の成績が0-1-1-5と苦戦気味。

なので本命視は出来ませんでした。

 

△ 14 タイムトリップ

近走はイマイチですが、1月に同じ京都1400mコースでレッドアンシェルに勝っています。

ハマると怖い末脚を持っています。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

15.17 → 6 → 7.9.14.15.17

15.17 → 7.9.14.15.17 → 6

 

◾️馬連流し

17 ー 6.7.9.14.15

15 ー 6.7.9.14

 

         計 25 点

 

 

・危険な人気馬

最近は勝ち馬は出さないものの2着が多い危険な人気馬です。

 

◾️モズアスコット

昨年のマイルCSで13着に敗れて以降、掲示板に入ることが出来ません。

着差が大きい負けがない分、復活を期待されて人気になりますが

G1を勝つような実力馬が急に掲示板に継続して入れなくなるというのは、

何か精神面の課題がありそうです。

その根拠に、レースはコンスタントに使えているので脚部不安ではなさそうです。

馬も動物ですので、メンタルの問題があると復活は非常に難しいです。