RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

天皇賞・秋予想

 

間違いなく近年でナンバーワンの豪華メンバーが揃った芝のG1です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝2000m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートはこのコースのためのポケット地点で、すぐに2コーナーのカーブがあります。

そのため外を回さざるを得ない外枠は不利です。

当然ながら東京は直線が長いので、ここでのスピードは重要です。

スピード勝負に分が悪い馬は苦戦傾向です。

やはり脚質的には差し馬の台頭が目立ちます。

 

 

・予想の前のどうでもいい話

どうしても書いておきたかった話を書きます。

この天皇賞・秋ですが、随分前から本命馬を決めていました。

それはダノンキングリーです。

東京のワンターンコースであれば、アーモンドアイにさえ勝てると考えていました。

ところが当のダノンキングリーはマイルCSに回るそうです。

 

コメントからはダノンプレミアムとの使い分けとの事ですが、それであれば逆で、

ダノンプレミアムがマイルCSでダノンキングリーが天皇賞・秋では?

と思ったのは私だけではないはず。

馬主さんはどうしてもG1タイトルが欲しいのかもしれませんが、残念でした。

 

 

・予想のポイント 〜上がり最速馬は本命か?〜

気を取り直して天皇賞・秋の予想をします。

コース解説で記した通り、差し馬の活躍が目立つレースです。

しかし、だからといって本命は上がり3F最速の馬を

選べばいいというわけではなさそうです。

 

というのも、天皇賞・秋において上がり3F最速だった馬は

あまり1着にはなっていないのです。

不良馬場の2017年は上がり最速のキタサンブラックが1着でしたが

(そもそもキタサンブラックは上がり最速を連発する馬ではありません)

その前に上がり最速馬が1着になったのは2014年のスピルバーグまで遡ります。

2014年以前は後方からの差しがメインでしたが、

近年はそれがトレンドではなさそうです。

 

ではどういった馬が1着になっているのか?

それはある程度前の位置、具体的には4角5番手以内から末脚を使う馬

1着になっています。

なので上がり最速を使える馬の中で、場合によっては前につくことができる馬

が1着候補になります。

これはジョッキーの癖もかなりポイントになりそうです。

 

ただし、後ろから追い込んだ上がり最速の馬が

3着内に来なかったこともほとんどありません

必ず2着もしくは3着には絡んできます。

なので東京競馬場で末脚を発揮できる馬を無視はできません。

ただし、前につけられない馬はヒモ候補でしょう。

 

 

・2強なのか?

さて、ここからは具体的な馬について話します。

G1馬が10頭もいる超豪華メンバーの本レースですが、

アーモンドアイとサートゥルナーリアの2強と言われています。

これに関して、上記の予想ポイントに照らし合わせて考えてみます。

 

本命馬の候補は4角で5番手程度の前につけて抜け出す競馬が出来ること。

アーモンドアイは昨年のジャパンカップや今年のドバイターフでそれが出来ています。

今回は内枠を引くことができ、スタートで大きな出遅れがなければ、

理想的な展開に持ち込めそうです。

 

サートゥルナーリアは重賞ではホープフルS神戸新聞杯

前目につけたことはあります。

しかしホープフルSは2歳G1ということもあり各馬慎重にゲートを出ており、

神戸新聞杯は少頭数の2400mでした。

皐月賞とダービーは後ろのポジション取りとなりました。

ゲートはかなりゆっくり出ます。

 

よってアーモンドアイがよりレース展開的には向いていると思います。

能力の比較としては東京2000mでどうなのか、サートゥルナーリアのキャリアでは

測りきれないですが、アーモンドアイの能力は歴史的名馬級ですし

スタートさえ決まれば、サートゥルナーリアが勝つのは厳しいと思います。

 

あとは後ろのポジションになった場合は末脚勝負ですが

アーモンドアイとサートゥルナーリアの末脚がメンバーではずば抜けています。

この分野では他の馬に出番はないでしょう。

 

この2頭は外せないとして、あとは2,3着候補を探します。

 

 

・アエロリットに賭けてみたい

あまり普段逃げ先行している馬が馬券に絡みにくいレースですが

昨年は逃げたキセキが3着に粘り込みました。

キセキはその後のジャパンカップでアーモンドアイに敗れはしたものの

非常に高いパフォーマンスで2着に食い込んだほどの馬です。

それくらいの馬でないと、逃げ粘ることは難しいということです。

 

今年はアエロリットが逃げることが予想されます。

アエロリットはキセキと同じようなパフォーマンスを出せるのか?

私は出せると思っています

 

アエロリットの東京競馬場の成績は3-4-0-2で、4着以下の2回は

ヴィクトリアマイルの4着と5着で、全て5着以内と堅実に走っています。

3勝の内訳は新馬戦、NHKマイルカップ毎日王冠

2着4回の内訳はクイーンカップ安田記念2回、毎日王冠

クイーンカップ以外は全て混合戦で、G1でも関係無く好走しています。

ヴィクトリアマイルで3着以内が無いのに、安田記念で2回も2着があるという

女の子同士よりも男がいた方が張り切る馬です。

今回も混合戦で、アエロリットにとって燃える舞台です。

 

さらに今回も内目の枠に入ることができました。

スタートがとてもいいので、すんなりと先手を取ることができそうです。

あとはペース配分のマネジメントを戸崎騎手がどうするか?

それにかかっていると思います。

 

もちろん不安材料もあります。

2000mは秋華賞で一度経験があるだけで、7着に敗れています。

ただし、京都は昨年のマイルCSでも12着に敗れており、苦手コースでしょうか。

クロフネ産駒も東京2000mは壊滅的な成績です。

 

ですが、それが分かっていても買う価値のある馬だと思っています。

東京で見せる抜群の逃げに惚れこんでいます。

今回はアエロリットに賭けてみたいと思います。

ただし、2,3着ではありますが・・・

 

 

・印と買い目

◎ 2 アーモンドアイ

枠も内に入りましたので、文句無しに本命です。

安田記念では外枠から出遅れてしまい、さらに寄られる不利もあり、

直線ではサラブレッドの限界速度のような猛烈な追い込みを見せるも3着でした。

この安田記念はアーモンドアイ以外は

なんと8着まで4枠より内の馬が独占するほどの超内枠有利でした。

その中で3着に食い込んだのは改めて実力を証明しました。

陣営は80%の出来と言っていましたが、それでも勝てるはずです。

あとはスタートで出遅れさえしなければ問題ありません。

 

◯ 10 サートゥルナーリア

なんといっても位置取りがカギです。

あまりスタートは速くないので、位置が後ろになってしまうと届きません。

スミヨン騎手は前目の位置につける傾向が強いので

同じように前につけることができ、かつアーモンドアイが出遅れれば勝利に近づきます。

位置が後ろだとしてもアーモンドアイ以外には末脚では負けないでしょう。

 

▲ 5 アエロリット

アエロリットに関しては前述の通りです。

戸崎騎手の逃げに期待しています。

スローに落としすぎると直線の瞬発力で勝てないので

それだけは勘弁願いたいです。

2000mに恐れずに飛ばしていけるかがカギです。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

2.10 → 2.5.10 → 2.5.10

 

◾️馬連ボックス

2.5.10

 

                             計 7 点