RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

アーモンドアイはどれくらい強いか?

 

先日の豪華メンバーの天皇賞・秋を圧勝し、

現役では頭1つも2つも飛び抜けていることを見せつけたアーモンドアイ。

 

歴代の名馬との単純な比較は出来ませんが、

あえて比較してみるのならどれくらいの位置にいるのか?

不毛とわかりつつも興味があります。

 

 

・歴代の馬と完全に比較するのは不可能

まずこのコラムの前提として、歴代の馬とアーモンドアイを

完全に比較するのは不可能ということは言っておきます。

例えばアーモンドアイとディープインパクトは当然ながら

対戦したことがありませんので、どちらが強いと断言は出来ません。

 

人間の世界でもそうでしょう。

メッシとマラドーナのどちらがサッカーが上手いかなんて比較は出来ませんし、

もっと言えば王貞治松井秀喜を比較して、ホームランの数が多い

王貞治が単純に上とするのはナンセンスです。

球場の大きさ、投手の球速や変化球が全然違います。

 

ですが主観客観に関係なく、アーモンドアイはどれくらい強いのかと

考えを巡らせることは、競馬の楽しみの1つではあります。

ただし、それをするにしても守らなければいけないことが2つあり、

他馬や騎手の侮辱をしないこと、自分の主観的な主張を他人に押し付けない

ということです。

これさえ守れば想像することは自由です。

 

 

・競走成績の安定感

完全に能力、強さを比較できないまでも、基準になるものがあります。

 

競走成績の安定感で比べる方法です。

もちろん相手関係によって勝利への難易度が変わりますが

その馬はどれくらい飛び抜けていたかわかるのではないでしょうか?

 

そこで、G1勝利数、勝率、連対率、複勝

以上の項目を下の表にまとめました。

ただし、Jpn1、J–G1(障害)は入れていません。

海外のG1は入れました

G1を5勝以上した馬を載せています。

 

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ディープインパクト凱旋門賞は失格のため、3着にも着外にも入れていません

 

アーモンドアイの全競走成績は10戦8勝、2着1回、3着1回です。

一度も馬券圏外になったことがありません。

これはかなり難しく、4着以下が無い状態で現役生活を終えたG1 5勝以上の馬は

ディープインパクトロードカナロアタイキシャトルだけです。

 

アーモンドアイは今後もレースに出るので、4着以下になってしまうこともあり得ますが

このまま好走を続ければ、上記の3頭に肩を並べることになります。

 

もう既にディープインパクト級の活躍を見せていることがわかると思います。

 

 

・G1 7勝の壁を越えられるか?

上記の表を見てみると、G1を7勝した馬は6頭もいるのにもかかわらず、

8勝した馬はまだいません。

(G1 Jpn1の合算であればコパノリッキーの11勝が最多)

もちろん、まだ現役を続けていれば8勝目を手にしていたであろう馬はいます。

ディープインパクトは4歳の有馬記念が引退レースでした。

 

アーモンドアイは牝馬かつクラブ馬であるため、

6歳3月で引退することが決まっているはずです。

これはクラブ内規により規定されていることがほとんどで、

アーモンドアイを所有するシルクホースクラブもこの規定です。

 

逆に言えば、体調が整っていれば来年も走るはずです。

つまり、アーモンドアイはG1の勝利記録を更新する可能性があります。

今年もう1レース出るのなら、すぐに達成するかもしれません。

 

 

・タイム面も規格外

持ち時計に関しては馬場が違いますし、その時のペースによっても変わりますので

比較をすることはしませんが、アーモンドアイはその走破タイムも規格外です。

 

※ラップタイムや当日の別レースのタイムの比較で

  検証をすることは出来るかもしれませんが、そこまでの時間はありませんでした。

 

昨年のジャパンカップで出した2.20.6は芝2400mの日本レコードであり、世界レコード。

思えばディープインパクト天皇賞・春で芝3200mの

世界レコード(当時)を出していました。

 

先日の天皇賞・秋の1.56.2は日本レコードに0.1秒と迫りました。

しかも日本レコードが出たレースでは(2011年天皇賞・秋トーセンジョーダン

前半1000mが56.5のハイペースでしたが、アーモンドアイは前半59.0というペースで、

しかもゴール前は着差がついたので流していました。

 

このように速く走るという能力においても超一流なのです。

 

 

・歴代最強馬は?と聞かれても上位

メディア等で時折、歴代最強馬のアンケートが実施されていますが

牝馬のくくりであれば既にナンバーワンに推す声が多いと思いますし、

牡馬を含めた最強馬でも、アーモンドアイはかなり上位にランクインする馬でしょう。

 

 

 

 

私は競馬歴が5年か6年くらいなので、そういう馬を見るのは初めてです。

歴代でも指折りの馬をリアルタイムで見れている喜びを認識して

引退まで楽しもうと思います。