個人的JRA賞
あけましておめでとうございます。
本年も重賞予想とコラムを書いていきますので
お読みいただければ幸いです。
コラムについては、あまり誰も書かないことを書いていこうと思います。
(今回はありきたりな内容ですが)
さて、競馬界で新年といえばJRA賞の発表があります。
毎年記者等のマスコミ関係者の投票によって決まります。
もし自分が投票権を持っていたらどの馬にするか?
というのを書いてみたいと思います。
・私的選考基準
JRA賞の選考基準はあるのかもしれませんが、探しても見つかりませんでした。
これは明確にしていくべきだと思います。
個人的な選考基準は以下の通りです。
- まずはG1の勝利数。
- G1の勝利数が同じであれば、着順が安定しているか(大負けしない)。
- 海外や地方G1(Jpn1)の実績も考慮するが、国内実績を優先。
- 芝とダートや長・中・短距離の差別はしない。
実際のJRA賞は芝の中長距離がひいきされているように思います。
ダートや短距離は軽視されているように思います。
このあたりは基準があるのであればいいのですが、
今のところ投票者の裁量に任されている気がします。
・各賞の選考
ではここから個人的JRA賞の選考です。
宝塚記念、有馬記念の両グランプリ制覇、そしてコックスプレートも制し
G1競走3勝なので文句はないでしょう。
有馬記念の回顧でも書きましたが、引退が惜しまれます。
◾️最優秀2歳牡馬:コントレイル
最も難しい部門です。サリオスとの2択なのですが、
東スポ杯2歳Sでのスーパーレコードのインパクトでこちらにしました。
サリオスとコントレイル、どちらでも文句はありません。
◾️最優秀2歳牝馬:レシステンシア
これは最も迷わないです。レシステンシア以外あり得ません。
3戦3勝の無傷でG1制覇ですから当然です。
◾️最優秀3歳牡馬:アドマイヤマーズ
G1を2勝したのは芝ではアドマイヤマーズだけです。
香港マイルを勝利したのは素晴らしいです。
本当はクリソベリルにしたいですが、最優秀ダートホースで選出するので
こちらは譲ります。
◾️最優秀3歳牝馬:ラヴズオンリーユー
オークス馬ラヴズオンリーユーはエリザベス女王杯で3着なので、
選ぶならこの馬でしょう。
◾️最優秀4歳以上牡馬:インディチャンプ
おそらくインディチャンプは最優秀短距離馬を取るのだと思います。
しかし、今年は4歳以上の牡馬でG1を2勝以上したのは他に
香港で2勝したウインブライトだけです。
ウインブライトでもいいのですが、オールカマー9着、天皇賞・秋8着と
日本では物足りない印象です。
それであれば短距離馬はもう1頭素晴らしい馬がいるので、
最優秀4歳以上牡馬はモーリス以来の同年度で安田記念とマイルCSを制した
インディチャンプにしました。
◾️最優秀短距離馬:タワーオブロンドン
サマースプリントシリーズのチャンピオンになり、
その年のスプリンターズステークスも制したというのは初めてです。
非常に価値があることだと思います。高松宮記念には出走していませんが、
夏以降は2019年のスプリント路線に出続けて貢献したのは間違いありません。
表彰されるべき馬だと思います。
◾️最優秀ダートホース:クリソベリル
これも文句がないと思います。
2019年にG1、Jpn1を2勝以上したダートホースはクリソベリルとオメガパフュームだけです。
オメガパフュームは大井競馬場のみですが、
クリソベリルはJRAのチャンピオンズカップも勝ちました。
◾️最優秀障害馬:シングンマイケル
中山グランドジャンプを勝利したオジュウチョウサンは2戦2勝で重賞2勝でした。
夏は休養し、秋以降は平地出走を続けています。
中山大障害を勝利したシングンマイケルは、
2019年の障害レースは4−1−1−0で、重賞3勝です。
直接対決をした時にどちらが勝つかはわかりませんが、
重賞の勝利数も上回りますので、シングンマイケルにしました。
さて、実際の受賞馬はどうなるでしょうか?