中山金杯予想【2020年】
新年最初の名物重賞、金杯です。
こちらは中山です。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
出典:競馬ラボ様
スタートは正面の直線入り口。いきなり坂を登ります。
この坂は1,2コーナー中間まで続き、向正面まで下ります。
それからは平坦ですが、ゴール前にまた急坂が待ち受けます。
他の競馬場の2000mコースと比べてもタフなコースであり、
中山巧者と言われる馬はよくいます。
・出走メンバーと枠順
レースの出馬表です。
前走ディセンバーS、中日新聞杯、チャレンジCが多数です。
その他路線組も含めて実力の見極めが重要です。
・ペースは遅い?
逃げた経験のある馬は多いですが、どうしても逃げたいという馬がいません。
ゲートを出たなりでスタートが良かった馬がハナに行くと思います。
そうなると、中山2000mはタフなコースなのはわかっているので、
前半はスローペースになると予想します。
今回は差し追い込み馬に有力な馬が多数いるので、
3,4コーナー中間から、まくりが得意な
クレッシェンドラヴとレッドローゼスの2頭が
仕掛けていき、早めのペースアップになりそうです。
そうすると並の先行馬は崩れます。
この2頭はどちらもこれが勝ちパターンなので、
馬券はこの2頭を中心に考えます。
・各馬寸評
出走メンバーの長所と不安材料です。
1. テリトーリアル
長所:前走は案外だが、それまでは安定した成績。
不安:好走が1800mに集中している。中山も初めて。
2. ブラックスピネル
長所:昨年から復調し、良馬場では成績が安定してきた。
不安:中山は0−0−0−2と苦手な様子。
3. クレッシェンドラヴ
長所:中山は4−1−1−3、2000mも3−2−0−2、さらに中山2000mは2−0−0−0。
不安:有馬記念に向けて調整していただけに、調子のピークを過ぎている可能性。
4. ノーブルマーズ
長所:小回りの1周コースは得意。
不安:1800mや2200mといった非根幹距離が得意なので、2000mは?
5. レッドローゼス
長所:中山は3−3−2−1とかなり得意。
不安:位置が後ろになりすぎると直線で届かない。
6. マイネルハニー
長所:かつてはチャレンジCの勝利やスプリングSの2着がある実力馬。
不安:長期休み明けの前走は10着。もう7歳で復活できるか?
7. トリオンフ
長所:重賞2勝と実績上位。
不安:長期休み明けの2走目は反動が懸念される。遠征の経験も少ない。
8. ウインイクシード
長所:中山は2−3−1−2、2000mは2−2−2−3と安定感がある。
不安:中山2000mは全て条件戦にも関わらず0−2−1−1と勝利はない。
9. ギベオン
長所:数少ない重賞勝ち馬。G1(NHKマイルC)の2着もある。
不安:昨年は1度も3着以内が無く、実はスランプ期?中山も0−0−0−2。
10. シャイニープリンス
長所:中山は1−1−2−4と全戦績の割にはまずまず。3年前の3着馬。
不安:10歳馬で衰えは隠せない。
11. アンノートル
長所:斤量54kgはかなり軽い。
不安:全5勝は1600mで2000mは0−0−0−1。中山も特別得意ではない。
12. タニノフランケル
長所:昨年のこのレースは0.1秒差の3着で、勝ち馬は中山の鬼ウインブライト。
不安:ここ5走は3着以内が無い。かなりスローペースにならないと好走できない。
13. イレイション
長所:中山は2−2−1−0と3着を外していない。
不安:1600mを中心に使っており、2000mは初めて。
14. メイショウエイコウ
長所:長所を見つけられず。
不安:芝未勝利。前走も15着大敗で芝適性自体が疑問。
15. カデナ
長所:昨年春頃から復調し、G3なら馬券に絡んでいる。中山2000mは弥生賞勝ちの実績。
不安:道中の位置が最後方に近いので、直線一気で届くには展開の助けが必要。
16. マイネルサーパス
長所:福島や中山といった小回りは得意。
不安:渋った馬場の方が得意だが、天気はずっと晴れで良馬場濃厚。
17. ザダル
長所:中山は2−0−1−0、2000mは2−0−0−0とどちらも得意。
不安:菊花賞13着明けの立て直し。大外枠。
・印と買い目
◎ 3 クレッシェンドラヴ
今が充実期で、実力も抜けていると思います。
しかも中山2000mは2戦2勝の大好物。
包まれて動けないということがなければ勝てるでしょう。
◯ 5 レッドローゼス
クレッシェンドラヴによく似た馬です。
近走は少し振るいませんが、3,4コーナーで動ければ好走できます。
ゴール前はクレッシェンドラヴとのデットヒートになると予想します。
▲ 7 トリオンフ
先行勢では最も地力がありそうなトリオンフを評価上位にします。
クレッシェンドラヴとレッドローゼスのどちらも動けなければ
この馬が残ってきます。
△ 17 ザダル
内枠なら本命候補でしたが、痛恨の大外枠でした。
中山の適性は抜群なので、それだけで馬券になる可能性はあります。
△ 15 カデナ
G3レベルでは上位の末脚を持っていますが、
コーナーで進出できる器用さがありません。
新潟や東京ではそれでも先頭に届きますが、中山では厳しいでしょう。
△ 12 タニノフランケル
昨年の3着馬です。
昨年よりも状態は上がってきませんし、斤量の恩恵も無いので厳しいと思いますが
「レース実績、コース実績のある馬を切ってはいけない」と
昨年の1年を通して学びました。
△ 9 ギベオン
進路が全く無かった前走は参考外です。力はあると思います。
ただし、中山は苦手なので評価は上がってきませんでした。
△ 8 ウインイクシード
中山は得意そうですが、1800mの方が良さそうです。
また、重賞上位経験のある馬からは力が1枚落ちる印象です。
※買い目
◾️単勝
3
◾️馬連流し
3 ー 5.7
◾️3連複フォーメーション
3 ー 5.7 ー 5.7.8.9.12.15.17
計 14 点