RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

フラワーC予想【2020年】

 

桜花賞オークスの前哨戦の位置づけですが、

そのコースの特殊性のせいか、

近年はあまり本番につながっていないのが現状です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝1800m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタート直後にいきなり坂を登り、1,2コーナーで下りになるも、

ゴール前にもう一度坂を登ります。

小回りを1周するというトリッキーなコース。

よほど能力が抜けていない限り、

1周コース、小回りコースの経験は重要だと思います。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

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前走重賞は2頭のみ。新馬戦の馬も2頭います。

今のところは抜けたメンバーは不在の印象です。

 

 

・先行できた方がいい

中山1800mは先行馬が有利です。

正確に言えば4コーナーで5番手以内にいる馬が有利です。

実際に過去のフラワーCも2013年から7年連続で

勝ち馬が4コーナー4番手以内と前につけています。

(2012年は雨の降る重馬場開催で差しがききました)

 

2着以下は後方からの差し馬が食い込むことはしばしばありますが

1着候補は先行馬、あるいはマクることの出来る馬です。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーを解説していきます。

ただし、3歳戦で距離適性やコース適性は未知数ですので

レーダーチャートは無しとさせていただきます。

 

1. エンジョイ

芝のレースは0−0−0−3で厳しい。

 

2. トリンカデイラ

新馬戦のタイムはスローペースで平凡も、残り1000mから加速するラップで

最後の2Fも11.7→11.7。内容は悪くなかった。

あとは小柄な馬で遠征も初めて。さらに中2週。

当日の体重には注目か?

 

3. チェスナットドレス

2走前の未勝利戦でスプリングSでも上位人気濃厚なファルコニアに圧勝。

しかし前走は1勝クラスで4着は少し不満。

遠征も初めてで中3週。不安の方が大きいか?

 

4. アミークス

前走は重賞で11着とクラスの壁を感じる結果。

左回りワンターンの経験しか無いのも不安。

 

5. ナリノクリスティー

前走は同じ中山1800mで2着と好走。

しかし芝は未勝利で今回は相手関係もレベルアップ。

 

6. キングスタイル

前走未勝利勝ちで、新馬戦は中山2000mで9着。

まずは1勝クラスで慣れが必要か?

 

7. ショウナンハレルヤ

前走混合の1勝クラスを勝利したのは立派。

懸念は2走前に中山1600mで13着と大敗しており、

中山コースが苦手な可能性。

 

8. フラワリングナイト

前走はナリノクリスティーと同じレースで3着。ちょっと物足りない。

中山しか走っておらず、経験は十分なのであとは相手関係。

 

9. ミアマンテ

2戦2勝と負け知らず。中山も新馬戦(1600m)で経験済み。

しかし後方からの脚質で、ここではいきなりマクりを見せないと勝てないか?

 

10. ポレンティア

前走中山のフェアリーS3着と、実績は最上位。

前走が5ヶ月ぶりの競馬で、今回は間隔が2ヶ月。

休養が十分か?

 

11. クリスティ

全成績2−2−0−1だが、戦ってきた相手が強い。

2着2回の勝ち馬はマイネルグリットとワーケア。

前走はきっちり勝っており、2着のアリストテレス

若駒SとすみれSを連続2着と高レベルだった。

中山は初めてなので適応できるかがポイント。

 

12. シーズンズギフト

2戦2勝で前走中山1800mの若竹賞を勝利。

4コーナーで3番手につけて上がり最速で駆け抜けており、

文句の無い競馬だった。

あとは相手関係が強化されることで通用するかどうか。

 

13. アブレイズ

トリンカデイラと同様に新馬戦の時計はスローペースで平凡も

ラスト2Fは11.9→11.8の加速ラップを先行して押し切りと

内容は非常に良かった。2,3着は差し馬の中で先行して勝利。

あまり人気はしないと思われるが、面白い存在。

 

14. レッドルレーヴ

前走タイムが優秀。ハイペースを抜け出したのは立派。

しかし血統的にも実際の走りも乗り難しさを感じる馬で

若手のヒューイットソン騎手がテン乗りで乗りこなせるか?

 

 

・印と買い目

◎ 11 クリスティ

他の馬とは戦ってきた相手が違います。

前述の通り、アリストテレスを物差しにすれば、

牝馬限定のここなら能力が抜けているのではないでしょうか?

さらに先行して抜け出す競馬は中山1800mに合います。

中山は未経験ですが、遠征はアイビーSで経験済みで

1週コースも未勝利戦の小倉1800mで経験しています。

頭で買うならこの馬でしょう。

 

◯ 13 アブレイズ

新馬戦の内容がすごくいいです。

コーナーで前が塞がり、決してスムーズではない競馬で

本気で走ったのも抜け出してから少しだけという感じです。

2,3着は後ろから追い込んで来た馬であり、

この馬だけ前の位置から押し切っているのは能力の高い証拠です。

思い切って上位と予想します。

 

▲ 12 シーズンズギフト

2戦2勝で前走で中山の経験もあるので死角はなさそうですが、

前走は前残りの展開でハマった感もあります。

適性等は問題ないと思いますが、アブレイズに期待してちょっと控えめにしました。

 

△ 9 ミアマンテ

△ 10 ポレンティア

△ 14 レッドルレーヴ

先行馬が1着だと思いますが、2,3着に差し馬も食い込んでくると思います。

 

△ 5 ナリノクリスティー

△ 7 ショウナンハレルヤ

完全前残りも想定しておきます。

 

 

※買い目

◾️単勝

11

 

◾️馬連とワイド

11 ー 13

 

◾️3連複フォーメーション

11 ー 12.13 ー 5.7.9.10.12.13.14

 

                                        計 14 点

 

 

 

 

金鯱賞簡易予想

 

金鯱賞の簡易予想です。

フィリーズレビューは混戦模様で

過去レースをじっくり見なければならず、

今回は時間が足りないので割愛させていただきます。

 

 

金鯱賞予想

メンバーを見ると、逃げるのはダイワキャグニーですが

あまり速いペースで逃げる馬ではありません。

昨年と同様にスローペースからの瞬発力勝負だと思います。

 

そうなるとサートゥルナーリアには誰も勝てません。

神戸新聞杯の時の圧倒的パフォーマンスを見せるでしょう。

そしてロードマイウェイもサートゥルナーリア以外に負けないでしょう。

この馬も瞬発力勝負に強い馬です。

 

3着は1戦ごとの成長が著しいラストドラフトにします。

瞬発力勝負よりは消耗戦の方が向きそうですが、

単純な能力で選びました。

 

◎ 6 サートゥルナーリア

◯ 10 ロードマイウェイ

▲ 2 ラストドラフト

 

◾️3連単

6 → 2.10 → 2.10

 

ちょっと弱気の2点ですが、

6 → 10 → 2

の1点でもいいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

ファルコンS & 中山牝馬S予想(簡易版)

 

体調不良が続いたので、今週も簡易版とさせていただきます。

来週からは通常通り予想します。

 

 

ファルコンS予想

唯一の重賞馬ビアンフェの力が抜けているのではないでしょうか?

懸念はデンタルバルーンの存在です。

あまりに競り合ってハイペースになるとちょっと厳しくなります。

しかし、たとえハイペースになっても1400mなら3着には残れると思います。

 

ビアンフェ以外の1着候補はラウダシオンです。

前走は逃げ馬不在の逃げ切り勝ちで、今回は差しに回るでしょう。

差し脚なら他の馬に負けないと思います。

相手は差し脚優秀なトリプルエース

また、同じコースで結果を出しているペコリーノロマーノ

をヒモに入れておきます。

 

◎ 13 ビアンフェ

◯ 10 ラウダシオン

△ 5 トリプルエース

△ 18 ペコリーノロマーノ

 

◾️単勝

13

 

◾️馬連

10 ー 13

 

◾️3連単フォーメーション

10.13 → 5.10.13.18 → 5.10.13.18

 

                                         計 14 点

 

 

 

中山牝馬S予想

中山3−1−0−0のコントラチェック

1800mはフラワーC馬なりで2馬身半差をつけて圧勝した舞台です。

斤量も55kgなら大丈夫だと思います。

 

対抗できそうなのはエスポワールでしょうか。

それでも前走コントラチェックに完敗しているので、

かなりの成長が必要ですが。

 

相手は紫苑S2着があるフェアリーポルカ

昨年の2着ウラヌスチャーム、関東では安定のゴージャスランチ

格上挑戦ながら中山が得意なロフティフレーズにします。

 

◎ 11 コントラチェック

◯ 9 エスポワール

▲ 3 フェアリーポルカ

△ 14 ウラヌスチャーム

△ 13 ゴージャスランチ

△ 16 ロフティフレーズ

 

◾️単勝

11

 

◾️馬連

9 ー 11

 

◾️3連単フォーメーション

9.11 → 9.11 → 3.13.14.16

 

                                 計 10 点

 

 

 

 

 

 

チューリップ賞&ディープインパクト記念簡易予想

 

ちょっと体調がよろしくないので

チューリップ賞ディープインパクト記念は簡易予想とさせていただきます。

 

 

チューリップ賞簡易予想

クラヴァシュドールの収得賞金が少ないため(1000万)、

ここは桜花賞オークスの出走を確定させるために

しっかりと仕上げてくると言われています。

厩舎も中内田厩舎であり、インタビューで

「叩きという概念は無い」語っているように

実際に調教でも動いています。

 

一方、3戦3勝の2歳女王レシステンシアは賞金が足りており、

ここは無理に勝つほどの仕上がりにはしてこないのではないかと

言われているようです。

確かに馬はそうかもしれませんが、騎手はそういう気持ちでは無いと思います。

 

思い出すのは2018年のラッキーライラックです。

この馬もレシステンシアと同様に3戦3勝の2歳女王で

初戦にチューリップ賞を選択しました。

この時の鞍上は石橋脩騎手で、

勝ち続けないと降ろされると考えていたはずです。

結果ラッキーライラックチューリップ賞を完勝しました。

 

この時と同じ境遇なのが今の北村友一騎手です。

昨年はノーザンファーム系のクラブの有力馬にたくさん乗り、

G1を3勝もしました。

引き続き同様のバックアップがあれば前哨戦の負け程度で

降ろされる心配までしなくてもよさそうですが、

今年の北村友一騎手は既に2度の騎乗停止処分を受け、

来週から開催6日間も乗れません。

また、成績も今年はまだ3勝で勝率もたったの3.3%。

昨年が85勝で勝率12.8%であったことを考えると絶不調と言えます。

3月の頭から窮地に立たされています。

 

なので北村友一騎手は現在の自分の生命線であるレシステンシアだけは

何としても他の騎手に取られたくありません。

なので本気で勝ちに行くでしょう。

馬の仕上がりも調教を見る限りは悪くなさそうです。

 

一応クラヴァシュドールの1着も入れておきますが

金額配分はレシステンシアの頭の馬券を重視します。

 

◎ 4 レシステンシア

◯ 1 クラヴァシュドール

△ 7 ウーマンズハート

△ 13 マルターズディオサ

 

※買い目

◾️馬連

1 ー 4

 

◾️3連単フォーメーション

1.4 → 1.4 → 7.13

 

                               計 5 点

 

 

 

ディープインパクト記念簡易予想

今年から弥生賞にはディープインパクト記念という名前がつきました。

ただし弥生賞という名前がなくなるわけではなく、

正式名称は「報知杯弥生賞ディープインパクト記念」です。

長くて略しにくいですね。このことについては某馬主のツイートで

このようになった経緯がつぶやかれていたので、今度コラムにします。

 

さて、予想ですが、前日からパラパラと雨が降り、

当日は結構雨が降るらしいので稍重から重の馬場になりそうです。

そうなると速く走れることはあまり重視されず、

重馬場を走るのが(比較的)上手な馬を買っていきたいです。

 

しかしこの時期の3歳はレース経験も少ないので

過去の成績だけではあまり重馬場の適性は見えにくいです。

そこは血統で重馬場の向き不向きを見るしか無いので、

あまり金額を張るのは得策ではなさそうなレースです。

 

ただし、サトノフラッグは力が抜けていると思います。

前走1勝クラスでは今回と同じ中山2000mを

2:01.4の好タイムで勝利しました。

これはその1週間前に行われたホープフルS

コントレイルの勝ちタイムと同じ。

しかもサトノフラッグが走った前走の方が前半のペースが遅かったです。

これは中山2000mなら十分にコントレイルとも勝負ができそうです。

 

前走も年を挟み継続開催の後半の方で、時計は出にくい馬場。

それなら雨の馬場もこなせそうです。

 

対抗は実際に重馬場実績のあるパンサラッサにします。

母父Montjeuで血統面の裏付けもあります。

あとは3連複で穴目に流した馬券を買っておきます。

 

◎ 1 サトノフラッグ

3 パンサラッサ

 2 エンデュミオン

△ 4 オーロアドーネ

△ 6 ウインカーネリアン

△ 7 メイショウボサツ

△ 9 アラタ

△ 11 ディヴィナシオン

 

※買い目

◾️単勝

1

 

◾️馬連とワイド

1 ー 3

 

◾️3連複軸2頭流し

1.3 ー 2.4.6.7.9.11

 

                    計 9 点

 

 

 

 

 

 

オーシャンS予想【2020年】

 

高松宮記念のトライアルレースです。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

中山競馬場 芝1200m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

坂の頂上からスタートで、外回りを一気に下っていくため、

前半のスピードがつきやすいです。

ジェットコースターのようなコースだといつも書いています。

ただし坂を下った後に登り坂があるのもジェットコースターと同じ。

坂を下るのも登るのも苦手な馬はいるもので、コース適性が重要です。

 

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

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おそらく1番人気と2番人気になるであろう

タワーオブロンドンとダノンスマッシュが揃って1枠に入りました。

枠連馬連のオッズを見ながらどっちが得か考える人は多そうです。

 

 

・先行馬が多いメンバー構成

現役No. 1のテンの速さを誇るモズスーパーフレアはいませんが、

前走逃げた馬が多数おり、前半はのペースは速くなることが予想されます。

なので短距離戦らしくハイペースでも好走できる馬というのが重要です。

脚質に関しては必ずしも末脚に優れるタイプがいいというわけではなく、

中山1200mはハイペースで先行しても馬の力があれば残ることが出来ます。

むしろあまりに後ろからだと前が止まらない限り届きません。

 

そのあたりも含めて各馬を評価していきます。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの解説です。

 

1. タワーオブロンドン

昨年のスプリンターズSの覇者で、実績はナンバーワン。

同じ中山1200mなのでここでも勝ち負けと考えるのが普通ですが、

あまり能力に差はないダノンスマッシュとは斤量が2kg違い、

まるで2歳馬のようなあまりに酷すぎる最終追い切り※を見ると、

本命にはしにくいと思っています。

※併せ馬で前半飛ばしすぎて後半大失速しラスト1ハロンは14.0。

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2. ダノンスマッシュ

中山1200mはスプリンターズSの3着のみ。しかしスムーズではなかった。

先行できてハイペースでも粘れるので展開も向きます。

1週前追い切りと最終追い切りではどちらも坂路で49秒台の追い切りと意欲的。

ここでこんなに仕上げていると、高松宮記念ではデキ落ちの可能性はありますが、

このレースでは高評価です。

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3. ナインテイルズ

9歳馬ということもあり衰えは顕著。

中山は0-0-0-4でコース適性の面でも厳しいです。

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4. ティーハーフ

10歳馬で末脚も使えなくなってきており、

中山は0-0-0-7で苦手としています。

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5. グランドボヌール

やはり気になるのは逃げ馬が他に多いこと。

すんなり逃げれないと成績を残せていないです。

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6. キングハート

オーシャンSは2018年に勝利しており、

ここ2走は復活の兆しも見せています。

中団から脚を使うことが出来れば面白いと思います。

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7. エンゲルヘン

この馬も他の逃げ馬の存在が気になります。

ただし、逃げるのはこの馬かラブカンプーだと思うので、

2走前のようなハイペースの逃げ粘りを考えておきます。

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8. ダイメイプリンセス

中山は1-0-0-4とあまり得意ではないこと、

暖かい時期が得意なことを加味すれば

ここでは狙いにくいでしょう。

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9. ハウメア

この馬は先行したり追い込んだりレースによってまちまちですが、

末脚を使えると好成績が多いので、その方がいいと思います。

ここは末脚に優れる馬が少ないので、

追い込みでの馬券圏内を考えておきます。

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10. ナックビーナス

 中山は驚異の3-6-1-1と2018年のスプリンターズS以外は馬券に絡んでいます。

オーシャンSは3年連続2着でレース適性はバッチリです。

また、2年前のように中団から脚を使うこともでき、

ハナにはこだわりません。

中団前目から差す競馬をすると思います。

高評価です。

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11. カッパツハッチ

最近は新潟直線1000mの出走が続いています。

しかし中山も1-1-0-2とまずまず。

ハナを取れなかった時にどうなるか検討がつきませんが、

1000mの流れに慣れた今、ハイペースの競馬は面白いかもしれません。

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12. ラブカンプー

3歳時は重賞勝ちはないものの、

スプリンターズSの2着をはじめ、好成績をあげていました。

一向に上位に来れないまま5歳となりました。

半兄キングハートが復調気味なので、

この馬も復活の可能性があるかもしれませんが、

そのレースが来るまでは様子を見たいと思います。

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13. エスターテ

 2走前のカーバンクルSが11頭中10着で、

ここでは力が足りていないと思います。

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14. レジーナフォルテ

得意コースは新潟直線1000mですが、

結構能力は高い馬なので面白いと思います。

昨年のカーバンクルSではモズスーパーフレアについて行って

0.2秒差3着と健闘しました。

勝ち切るイメージはわきませんが、ヒモには入れておきたいです。

 

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15. ナリタスターワン

地方移籍後も苦戦しており、厳しいです。

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16. クールティアラ

芝の勝利は新潟直線1000mのみです。

1200mの芝のレースに慣れる必要がありそうです。

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・印と買い目

◎ 2 ダノンスマッシュ

能力はタワーオブロンドンとそこまで差はないはずです。

なのにも関わらずタワーオブロンドンより斤量が2kg軽いのは大きいです。

メンバーの中では調教も最も意欲的で

勝ちにきていると思います。

 

◯ 10 ナックビーナス

7歳牝馬ですが、まだ衰えは見られず

さらにコース適性は抜群です。

ただし、◎との力関係で対抗評価にしました。

 

△ 6 キングハート

前述の通り、復調気配が見えるので入れておきたい1頭です。

 

△ 7 エンゲルヘン

2走前のパフォーマンスが出せれば逃げ粘りもあり得そうです。

 

△ 9 ハウメア

先行するとちょっと厳しそうですが、

脚を溜めることが出来れば3着以内に追い込んでくる可能性があります。

 

△ 11 カッパツハッチ

14 レジーナフォルテ

直線1000mの経験を活かして、ハイペースに強くなっていれば

好走があり得ないこともないと考えました。

 

 

※買い目

◾️単勝

2

 

◾️馬連とワイド

2 ー 10

 

◾️3連単フォーメーション

2.10 → 2.10 → 6.7.9.11.14

2.10 → 6.7.9.11.14 → 2.10

 

                                   計 23 点

 

 

 

 

 

・タワーオブロンドンについて

ちょっと順調さを欠いているような最終追い切りでした。

スプリンターといえども、折り合いがつかないのはG1馬とは思えません。

それでも能力はNo. 1なのでそれだけで上位にはくるかもしれませんが、

軸にはしにくく、配当妙味もないので

思い切って馬券からは外しました。

 

 

レース回顧 〜中山記念 2020〜

 

中山記念のレース回顧です。

 

 

・レース展開

レースを振り返ります。

 

予想通りマルターズアポジーがハナ。

これに続いていったのはソウルスターリングでした。

3番手はダノンキングリー。ラッキーライラックは折り合い重視の4番手。

その後ろにインディチャンプとウインブライトが続きました。

向正面でマルターズアポジーが突き放していき、

ソウルスターリングとダノンキングリーの間はスペースが出来ていました。

1000m通過は59.3というペースでした。

 

3コーナーに差し掛かっても前2頭とのスペースはあるままでしたが

コーナーの中間からダノンキングリーが一気にペースアップ。

直線入り口ではあっという間に先頭に近づき、

残り200mで楽に先頭に立ちます。

ダノンキングリーの後ろにいたインディチャンプ、ラッキーライラック

ペルシアンナイトもコーナー中間から追い出しますが、

ダノンキングリーに全くついていけないどころか、

マルターズアポジーソウルスターリングにもなかなか追いつきません。

マルターズアポジーは急坂で失速しましたが、

ソウルスターリングは坂でも脚は鈍らず、ラッキーライラック

ゴール前でギリギリかわすのが精一杯。

ダノンキングリーが余裕の1着。2着はラッキーライラック

3着は粘ったソウルスターリングでした。

 

 

・予想の振り返りと上位馬寸評

予想はこちらから

 

1着 ダノンキングリー 予想時:◯

馬も折り合いを欠くことなくリラックスして走れていましたし、

追い出しのタイミングも位置取りも完璧でした。

コース適性も抜群だったのではないでしょうか?

今後は大阪杯に向かうとのことで、非常に楽しみです。

あとは輸送をクリアできればどの馬にも負けない力はあると思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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本命のラッキーライラックと遜色ない評価をしていました。

ただし、この馬のベストは東京1800mや2000mだと思い、

今回ダノンキングリーがした競馬を

ラッキーライラックがすると考えていました。

 

 

2着 ラッキーライラック 予想時:◎

かなりズブくなってしまったなという印象です。

デムーロ騎手は3,4コーナーの中間からムチを使って追っていました。

これは沈むかと思いましたが、能力だけでなんとか2着にきました。

昨年のヴィクトリアマイルで4着なので、マイルをこなせる馬にしては、

休み明けを考えても進んでいかないなと思いました。

昨年秋から馬がガラッと変わったのだと感じました。

だからこそエリザベス女王杯香港ヴァーズを連続で好走できたのでしょう。

今後は大阪杯とのことですが、むしろその後天皇賞・春に向かうのなら面白いです。

フィエールマンやグローリーヴェイズともいい勝負ができるのではないでしょうか?

大阪杯でも馬券には入れると思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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昨年の先行しての2着があったので展開面を5にしていましたが

前述の通りズブくなっていたので前残りには向きませんでした。

それでもきっちりと2着になるのはさすがです。

 

 

3着 ソウルスターリング 予想時:無印

これは予測ができませんでした。

エプソムC府中牝馬Sを連続で取消しており、

体質面の問題もあるのだと考えていました。

6歳牝馬なので3月末までに引退しますが

最後に意地を見せた形です。これは参りました。

どうやら中1週での中山牝馬Sの出走も視野に入れているようです。

その時は買うかどうかちょっと難しいですね。

 

◾️予想時の各要素の評価

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戦績から前にはいけそうでしたが、さすがに牝馬限定戦でしか

成績を残していないので、手が出ませんでした。

展開と距離適性は大事ですね。

 

 

 

馬券はかろうじて馬連だけ確保しました。

3連単ソウルスターリングを買えないのでしょうがないにしても

単勝も取りたかったです。

距離短縮に対しての予測が甘かったと反省です。

 

 

・ミナリク騎手について

ただの批判になってしまいますが、どうしても書きたいので

ミナリク騎手の騎乗について書かせていただきます。

 

道中は先行することが出来ず、インディチャンプの外、

前から5,6番手を追走しました。

そして3,4コーナー中間でペルシアンナイトが進出し、

前の馬も追い出していく中、ミナリク騎手は少し遅れて追い出すも

進出ができませんでした。

そのまま直線でも差し脚は使えず、7着でゴールしました。

 

休み明けは走らないことが多い馬なので、

道中の行き脚がつかなかったのであれば、それは仕方がありません。

騎手の責任ではありません。

 

しかし、レース後のコメントを見て愕然としました。↓

F.ミナリク騎手
「レース前は落ち着きがありましたし、スタートしてからのポジションも問題なかったです。ただ少しずつペースが速くなった時に、VTRで見ていたウインブライトらしくなかったです。前向きな感じでついていけず、直線も伸びなかった。原因はちょっと謎です。3週続けて追い切りに乗って仕上がりは問題ないと思っていたのですが…」

【中山記念】ミナリク「原因は謎」レース後ジョッキーコメント(競馬のおはなし) - Yahoo!ニュースより引用。

 

このコメントがどこまで本音なのかはわかりませんが、そのままとらえるなら

何を寝言を言っているのかという感想です。

 

まずあのポジションで問題ないと思っている時点で勉強不足です。

中山記念は道中4番手以内の好走が多いレース。

だからソウルスターリングマルターズアポジーについていったのです。

現に中山記念を勝った過去2年はどちらも4番手からの抜け出しです。

今回は9頭立ての5,6番手。明らかにベストポジションから1,2列後ろです。

 

さらにウインブライト自体が好位追走から直線で早めに抜け出して

粘り切ることを得意としている馬。

差し切り勝ちもないことはないですが

3歳春や昨年の中山金杯といったレースレベルが高くない場合に限定されます。

過去のレースVTRなんて本当に見ていたのか怪しいです。

あのポジションでも差して上位にいけるような差し脚を持っていたら、

昨年の天皇賞・秋でももっと上位です。

 

ミナリク騎手は日本の競馬を何も研究していないのだなと感じました。

騎乗依頼を誰にするかは馬主調教師の自由ですが

芝で1勝しかしておらず、かつここまで何も勉強していない騎手に

重賞での有力馬の騎乗依頼をするのなら

重賞でなかなか馬が回ってこない若手・中堅騎手は

どうモチベーションを保てばいいのでしょうか?

平場はまだしも、これでもなおこの騎手に重賞で有力馬を回すようなら

日本人差別が行われていると断言していいでしょう。

 

結果が出ている短期免許の外国人騎手に有力馬が回ってしまうことは、

理不尽な乗り替わり以外は異論はありません。

しかし、今は結果が出ていなくても短期免許の外国人騎手というだけで

有力馬に乗れているのです。

それは競馬界の繁栄のためにも是正すべきです。

 

 

 

レース回顧 〜阪急杯 2020〜

 

阪急杯のレース回顧です。

 

 

・レース展開

まずはレースを振り返ります。

 

外から勢いをつけてニシノラッシュがハナ。

マイスタイルとダイアトニックも競りかけます。

しかし、マイスタイルは手綱を抑えて譲ります。

もうこうなるとマイスタイルは厳しいです。

いつになったら鞍上はマイスタイルの好走するパターンと

厳しいパターンがわかるのでしょうか?

阪神Cもそうですが、抑えてしまうとやる気を無くす馬です。

 

話を戻すと、3コーナーまでにクリノガウディーが進出し

マイスタイルの外から2番手でコーナーを回ります。

サフランハートがその外からまくる形。

ダイアトニックが内でニシノラッシュの後ろにつきます。

3,4コーナーで激しく動いた結果、

前半600mは34.1ですが、1000m通過は56.8と息が入りませんでした。

 

直線を向くと外からマイスタイルが抜け出しにかかるも

ニシノラッシュとの間を強引にダイアトニックがこじ開けて先頭に立ちます。

これによりフィアーノロマーノが不利を受け、大きく減速しました。

(個人的にはこの時点で馬券は諦めていました)

手応えよくこのまま突っ走るかと思いきや、中団からうまく脚を溜めていた

ベストアクターがクリノガウディーの外からスルスルと抜け出して

坂で若干脚が鈍ったダイアトニックを差し切り1着。

2位入線はダイアトニック、3位入線は絶望的な不利から猛追した

フィアーノロマーノでした。

その後前述の不利に関して審議となり、着順が入れ替わり

2着フィアーノロマーノ、3着ダイアトニックとなりました。

 

 

・予想の振り返りと上位馬寸評

今回から予想時の印や各要素の評価をしっかりと振り返り、

予想と結果の比較をしっかりとやっていきます。

予想のエントリーはこちらから

 

1着 ベストアクター 予想時:無印

素晴らしい差し脚でした。

そして追い出しのタイミングも進路もここしかないというところでした。

浜中騎手の実力あっての1着でした。

落馬負傷からの復帰週で重賞勝利は幸先がいいです。

今後は京王杯SCから安田記念が目標とのこと。

京王杯SCはメンバー次第ですが有力候補だと思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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予想時は距離適性や展開、調子を評価していましたが

阪神は初めてであり、昇級して斤量が上がる点を嫌って無印としました。

これが大失敗。阪神の経験があって結果が出ていないならまだしも、

未知数なだけであれば距離適性もあるので入れなければいけませんでした。

 

 

2着 フィアーノロマーノ 予想時:◎

阪神1400mの適性は本物でした。

大きく減速するほどの不利がありながら3位入線まで猛追しました。

この後は高松宮記念に向かうのか?それともダービー卿CTの連覇を狙い

マイル路線なのかわかりませんが、出走経験のない1200mも面白いと思います。

 

◾️予想時の各要素の評価

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出走馬で最も評価をしていました。

たらればですが、不利がなければ1着もあり得たと思います。

予想としては間違ってはいなかったと思います。

 

 

3着 ダイアトニック 予想時:△

先行していったのは意外でした。

そして先行馬が崩れた中での2位入線は素晴らしいです。

レース後の談話では1200m戦に向けて、

前で競馬することを試したという旨を話していました。

ということは高松宮記念を見据えていると思います。

今回は坂で脚が少し鈍った感もあるので、

中京の直線すぐの坂で置いていかれないようにしたいです。

 

◾️予想時の各要素の評価

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今回も後ろからの競馬になると考え、

内枠だと包まれてしまい展開の評価が控えめでした。

ちょっと先行することは読めませんでした。

もし先行しなかったとしたら、外に出して差すというのは

難しかったと思います。

 

斜行に関しては、本人が反省していると思います。

ただ、1月にも斜行による騎乗停止がある中で

繰り返しになっています。

あまりに騎乗停止が多いと依頼はしにくいでしょうね。

制裁の多い騎手はジワジワと有力馬の依頼は減っていき、

信頼を取り戻すのも時間がかかります。

北村友一騎手もそのレールに乗りかけている感があります。

 

 

 

 

予想は間違いではなかったと思いますが、事故で単勝を外しました。

あとは相手選びに重視するところを慎重に検討していきます。