RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

桜花賞予想 〜ノーザンファーム勢に一矢報いる桜の宝石〜

 

今年も早いものでクラシックの開幕がやってきました。

はりきって桜花賞を予想します。

 

・コース解説

まずは競馬ラボさんよりコース解説を引用させていただきます。

 

f:id:RM_horse:20190405105242g:image

出典:競馬ラボ様

阪神競馬場 芝1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

前日の阪神牝馬Sと同じコースです。

詳細は昨日に阪神牝馬S予想 〜中間距離を制するのは?〜 - RM_horseの競馬コラムで書いていますので省略します。

 

・過去の桜花賞の傾向

過去の桜花賞では、ハープスター、ジュエラー、アーモンドアイのように

最高峰からごぼう抜きするレースが印象深いです。

実際、過去10年の桜花賞を調べると、先行馬が1着になったのは

稍重の2017年のレーヌミノルと、1000m通過が62.5というスローで逃げ切った2015年のレッツゴードンキ

もう一つ33秒台の上がりを使った馬が1頭しかいなかった2010年のアパパネの3例です。

 

先行馬が勝つには馬場が悪くなるか、超スローになるか、末脚が使える馬がいないことが条件です。

少なくとも、3つ目は今年は該当しません。

 

阪神競馬場の天気は?

気になるのは当日の天気。

4/6 15時現在、4/7の阪神競馬場の天気は、

競馬開催中の17時前までは曇りの予報です。

 

少し降るかもしれませんが、馬場に影響はないでしょう。

良馬場の前提で予想します。

 

・今年の展開は?

今年の隊列予想は非常に難しいです。

まず、逃げるであろうとされる馬がいません。

逃げた経験があるのはエリカ賞でのエールヴォアですが、それ以外のレースは中団待機。

スタートもいいわけではないので、先行出来るかどうかすらわかりません。

 

こうなると実力に劣ると思われる馬が一か八かの逃げもあり得るのですが

今年の桜花賞の優先以外の出走馬は

収得賞金は1600万と非常に高いボーダーで、

たとえ二桁人気でも、もしかしたら?と色気を出していると思われます。

 

そうするとどの馬がハナに行くのか?

大胆な予想をしてみたいと思います。

 

ズバリ、グランアレグリアがハナではないかと思っています。

この馬はスタートが上手く、3戦全て2,3番手で競馬をしています。

ハナを切るのは相当勇気がいりますが、

先行可能な馬の鞍上で、ハナを切る勇気があるのは

クリストフ・ルメールしかいないと思いました。

超がつくほどのスローに落とせば、上がりの脚も使える馬ですので押し切り濃厚です。

ジュランビルあたりが絡む可能性がありますが、今年はスローになると見ています

 

グランアレグリアは展開が向くと思います

 

ノーザンファーム生産馬が強すぎる

現在の競馬界の勢力図を支配していると言っていい、ノーザンファーム生産馬。

特に桜花賞は強すぎます。

昨年は1〜3番人気、そして1〜3着を独占しました。

これは想像ですが、ノーザンファーム生産馬は単純に脚が速いのが一番の武器で、

それが一番発揮出来るのが桜花賞なのではないしょうか?

 

今年もノーザンファーム生産馬が18頭中9頭もいます。

4/6 15時現在、1〜4番人気はノーザンファーム生産馬です。

ノーザンファーム生産馬の中から2頭は馬券に絡むと考えています。

昨年同様3頭独占だとしても全く驚きません

 

ダノンファンタジー阪神JFでは追い込みで勝利、チューリップ賞では3番手からの抜け出しと

引き出しが増えた印象です。

消耗は懸念されますが、馬券から切るわけにはいきません。

 

クロノジェネシスは末脚は上位人気馬ではトップではないでしょうか?

前走はクイーンSで一頭だけ55kgを背負いながら勝ちました。

実力はダノンファンタジーと遜色なく、切ることはできません。

ただ、外に出すのがスムーズにいけるかどうかがカギです。

 

ビーチサンバは前走上がり最速で成長を見せましたが、

斤量が1kg軽いにもかかわらずクロノジェネシスに勝てなかったのは

まだ実力差があると見ています。

本来は馬券に入れるべきですが、点数が多くなってしまうこともあり、

今回は切りたいと思います。

 

 

このノーザンファームの有力馬だらけの中、

1頭だけ対抗出来そうな馬を本命にします。

 

シゲルピンクダイヤです。

 

この馬、勝ち鞍は未勝利戦のみですが、

前走チューリップ賞を上がり最速の2着でしっかりと優先出走権を取りました。

 

こういった馬はトライアルがメイチで本番に力が残っていないことがしばしばありますが、

前走は4か月の休み明けで、消耗も心配ないでしょう。

まるでチューリップ賞で優先出走権が間違いなく取れると思っていたかのローテでした。

 

レース内容も直線入り口で外に出すのに手間取っているのに関わらず、

凄い脚で伸びて追い込んできました。

上がり33.6というタイム以上のインパクトある脚でした。

クロノジェネシスの末脚に“上位人気馬ではトップ”と書いたのは、

全出走馬ではシゲルピンクダイヤがトップの末脚かもしれないと思ったからです。

和田騎手には能力を信じて外を回して欲しいと思っています。

 

また、アクアミラビリスエルフィンSでの末脚は見事でしたが、

その前のフェアリーSでは坂で止まった感があるので、同じく坂がある阪神では疑問視しています。

 

 

・結論

印は以下のようにします。

◎シゲルピンクダイヤ

◯グランアレグリア

▲ダノンファンタジー

△クロノジェネシス

△ルガールカルム

    →先行馬が有利になる展開で向きそう。 

       阪神芝1600mとロードカナロア産駒の相性も抜群。

 

 

※4/7 14:30追記

阪神7Rがスローで前2頭が行った行ったの決着。

それを意識して桜花賞はペースが上がることを考慮した馬券も買います。

 

・スローペース想定

3連単フォーメーション

8,16 − 8,16 − 4,5,15

 

・ハイペース想定

3連単フォーメーション

4,16 − 4,15,16 − 4,8,15,16

 

3連複ボックス

4,5,8,15,16

ただし、4-8-15の組み合わせは消し。

 

計23点

 

※4/7 15:15追記

16の単勝を書き忘れていました。