クイーンステークス予想
札幌競馬の開幕となります。
将来の女王候補が揃う牝馬重賞ですので、秋に向けて注目の一戦です。
・コース解説
競馬ラボさんのコース解説です。
出典:競馬ラボ様
スタート地点は正面の直線中ほど。
1周コースでコーナーがすぐにあるので、先行争いはスタートに依存しやすいです。
直線の短い小回りコースであるものの、コーナーが緩やかであり、
コーナーから加速をつけていくことができます。
そのため同じ洋芝でも函館よりはスピードのある馬が台頭しやすいです。
・予想のポイント
コース解説で記した通り、札幌はスピードのある馬が強いです。
直線の短さや洋芝に惑われてはいけません。
コーナーから加速していくという意味では、京都の外回りが近いかもしれません。
函館は同じ北海道で洋芝という共通点、滞在競馬の継続という利点がありますが
函館記念の予想で記したように、向こうはスピードタイプではなく
スタミナやパワーのある馬が好成績をあげやすいです。
特に函館2000mで好成績を上げている馬はここでは割引します。
・印と買い目
◎ 13 ミッキーチャーム
昨年も札幌競馬を経験しており、好タイムで2勝クラスを勝ち上がり
その後の秋華賞での2着につながりました。
この馬の懸念は輸送ですが、滞在調整ができているため不安はありません。
開幕週ということもあり、先行脚質も味方しそうです。
阪神牝馬ステークスで番手の競馬を覚えたことも大きなプラスです。
◯ 12 ウラヌスチャーム
能力はミッキーチャームに勝るとも劣らないはずです。
この馬は後方から追い込んでくる脚質でありながらも、
中山競馬場で連対を外したことがないことから、コーナーから加速していくのも得意そうです。
開幕週により前が止まりにくいという要素はあるものの、
フルゲートが14頭というのは、ごちゃつきにくいため追い風にはなります。
先行脚質でまぎれが少ないミッキーチャームを◎としましたが、
ウラヌスチャームとダブル◎という評価です。
△ 3 フロンテアクイーン
昨年の2着馬。G3では堅実に走ってくれます。
中山牝馬ステークスではウラヌスチャームの追い込みをギリギリ振り切りましたが
中山よりはスピードを生かしやすい札幌では逆転されてしまうと考えています。
△ 4 ダノングレース
この馬もスピードはありますが、中山も苦にしないタイプ。
福島牝馬ステークスはコーナーからまくっていったのが仇となり3着でしたが
札幌は福島よりコーナーで加速しやすいので、その時以上のパフォーマンスが期待できます。
△ 5 メイショウショウブ
前残りの可能性があるため、入れておきます。
スピードに優れるタイプであり、斤量51kgも要警戒です。
※買い目
■3連単フォーメーション
12.13 → 12.13 → 3.4.5
12.13 → 3.4.5 → 12.13
■馬連
12 ー 13
計 13 点
・危険な人気馬
ここに入れると馬券内に来ることが多いですが、懲りずに紹介していきます。
■サトノガーネット
条件戦を2連勝中で、鞍上もルメール騎手なので人気を集めそうですが
前走函館2000mを勝った馬で、ここは適性が違いそうです。
その根拠に前々走も阪神2400mでの勝ち上がりで、
その前は2勝クラスの1800mのレースを4回も勝ち上がれなかったことから、
ディープインパクト産駒であるものの、この馬はスタミナタイプと見ました。