RM_horseの競馬コラム

RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

レース回顧 〜小倉大賞典 2020〜

 

小倉大賞典の振り返りです。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

まずはレースを振り返ります。

 

ランスオブプラーナがハナ。サイモンラムセスが絡みます。

ジナンボーもぴったり逃げ馬を見る形でした。

縦長を予想していましたが、2番人気のジナンボーが逃げ馬をマークしたため

馬群は一団になりました。

速いラップは無かったですが、ペースは緩むことなく進み

1000mの通過は60.3となりました。

良馬場に回復していましたが、まだ重めの馬場で少し速いペースだったでしょうか。

 

3,4コーナーではジナンボーが積極的に動き、前2頭を潰します。

アンノートルもジナンボーの外にぴったりつけます。

連れてテリトーリアル、ヴェロックス、ドゥオーモも進出し、

コーナーでもペースは緩みませんでした。

直線ではジナンボーが先頭。外からドゥオーモがジリジリと差を詰めます。

しかし後ろで脚を溜めていたカデナが一気に差し切り1着。

2着はドゥオーモ、3着は粘ったジナンボーでした。

 

1着がカデナになることは、道中の馬群が一団になり、

3,4コーナーでの全体の激しい動きを見た時に確信しました。

その展開になればカデナが差し切るだろうと。

とはいえ後方で脚を溜めて直線で脚を伸ばした馬で

3着以内はカデナだけなので、素晴らしい脚だったと思います。

鮫島克駿騎手は嬉しい重賞初勝利。

道中は内を通り脚を溜め、直線で外に出すタイミングも見事でした。

カデナは苦しい時期もありましたが、昨年夏頃から復調してきています。

ただし、1番後ろから差し切る競馬が通用するのはG2まで。

G1で活躍するには中団にはつけれないといけません。

 

2着ドゥオーモが今年1番の驚きです。

連闘の格上挑戦で重賞で2着に来るとは思いませんでした。

何度予想しても買えません。

コース適性があるとしても、さすがに力の差があると思っていました。

しかも競馬の内容も決して展開が向いたわけではありません。

同じ位置から進出を試みたヴェロックスやテリトーリアルは

掲示板に載れていません。

7歳なので今後に期待するのは難しいですが

OP〜G3でまた活躍が見れるかもしれません。

 

3着ジナンボーは最も強い競馬をしました。

道中はずっと逃げた2頭の後ろにつけて、

外からアンノートルに煽られる形で早めに先頭に出て

最後まで3着に粘りました。

大阪杯に出てきたら穴で面白いと思っています。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命ヴェロックスは直線で全く伸びず9着でした。

馬の調子もあると思いますが、

川田騎手は前日のダイヤモンドSに続いて

2日連続で早めに動いて直線で沈むという競馬をしました。

 

川田騎手は昨年の春くらいから重賞で、

どの馬でも同じ競馬しか出来ていないような感があります。

彼が昨年のG1をほとんど1,2番人気の馬に乗っていたにもかかわらず、

クリソベリルのチャンピオンズCの1勝しか出来なかったのは

運が悪かっただけではないと思っています。

 

直線では早めに抜け出すという競馬ばかりで

前につけれなかった時も強引に進出します。

展開がハマる時や、馬の実力が圧倒的に抜けていないと勝てません。

未勝利戦のような下級条件では多くのレースで有効ですが

重賞はレベルの高いメンバーが揃っているので

型にはめるだけでは通用しないこともしばしばです。

 

もう少し前は展開や馬に合わせた競馬をしていたと思いますが

騎乗馬が揃ってきて柔軟性が減ったような感があります。

それがいいところでもありますが、この2日間のように

1番人気を連続で飛ばす結果にもなります。

 

 

今回は馬群は逃げ馬2,3頭で引き離して離れた側はスローペースになると予想したので

その前提が間違っていました。

やはり展開予想は大事です。展開を読み違えると馬券はボロボロです。

 

 

レース回顧 〜京都牝馬S 2020〜

 

京都牝馬Sのレース回顧です。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

まずはレースを振り返ります。

 

スタート直後はメイショウショウブがハナ。

アマルフィコーストが2番手。

しかし外からモアナがまくり気味に先頭を伺います。

サウンドキアラは4番手も内からプールヴィルも進出し、

リナーテもポジションを取りに行ったため控えます。

3,4コーナーでは先行争いだけでなく、後ろの馬も出入りが激しくなりました。

 

モアナは先頭を取りきれずに脱落し、

直線ではメイショウショウブが突き放しにかかるも、

プールヴィルがぴったりマークして先頭に躍り出ます。

外に出した差し馬がなかなか差を詰められないなか、

サウンドキアラが残り100mで一気に加速してプールヴィルを差し切り1着。

2着プールヴィルから1馬身遅れた3着は

中団から脚色が衰えなかったメイショウグロッケでした。

 

1着サウンドキアラはさすがの京都巧者ぶりを示しました。

これで京都の重賞を2連勝しました。

しかし、京都の適性で勝った感は否めません。

大目標のヴィクトリアマイルでは今の京都の馬場とは全く違う

レコードが出るような高速馬場です。

もちろん東京でも強い可能性もありますが、

このままヴィクトリアマイルに直行するのであれば、

馬券に入れるかどうかはかなり迷うところです。

 

2着プールヴィルは1400m巧者ですね。

ただし、1400mはのG1はありませんので

G1を勝つにはどこかで1200mか1600m、

どちらの路線に向かうか決めたいところです。

全く試していませんが、1200mも面白いと思いますが。

 

3着メイショウグロッケは充実期にありそうです。

前走も重賞で5着ですので、着実にステップアップしています。

京都も1400mも決して得意ではない中での3着は素晴らしいです。

どうにか阪神牝馬Sで賞金を加算してヴィクトリアマイルで見てみたいです。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命サウンドキアラが1着でホッとしました。

しかし、対抗のドナウデルタ、3番手のシゲルピンクダイヤが馬券に絡まず

馬券は単勝のみ的中となりました。

 

ひとまず各要素のスコア化という新しい試みが

一定の成果を出したのかなと思っています。

次週からはレーダーチャートにしたり、スコア一覧を出したりしたいと思っています。

(間に合わないかもしれませんが)

そうすれば予想の振り返りでも図表で振り返ることが出来て、

予想の反省点がわかりやすくなるはずです。

 

来週の阪急杯ではこのスコアがより活かせると思っています。

 

 

 

 

 

 

フェブラリーS予想【2020年】

 

2020年1発目のG1はダートです。

ダートG1はJRAで2つしかありませんので

メンバーが揃います。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20200222214449g:image

出典:競馬ラボ様

東京競馬場 ダート1600m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

向正面の芝コースからスタート。

芝を走る距離が長い分、外枠の先行馬が有利とされています。

道中スローペースで進むと直線でのスピード勝負になるため、

いくら直線が長くても最後方からの差しは届きにくいですが、

(中団差しはスローペースでも届くことも多いです)

先行争いが激化して前を走る馬の息が入らないと、

東京ならではの最後方からの豪快な差し切りが見られます。

ペースによって3着以内に来る馬のタイプが全然違うコースです。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

f:id:RM_horse:20200222220626j:image

 

距離適性が長めの馬、故障中の馬以外はダート界の一流が揃いました。

今年は地方所属馬が3頭もおり(元JRAノンコノユメを含む)、

今はJRAでも十分勝負が出来ると判断されているのだと思います。

 

 

・インティの楽逃げを阻む2頭

昨年のフェブラリーSインティがスローペースで逃げて、

そのまま上がり3F35.4の脚を使って逃げ切りました。

当然、今年も同じような展開を望んでいると思います。

しかし、それを阻止する2頭の存在があります。

 

1頭目ワイドファラオです。

ワイドファラオは今回と同じ東京1600mのユニコーンSで逃げ切ったことがあります。

このレースはインティのようなスローペースからの二の脚を使ってのものではありません。

前半600mが33.9、1000mが58.4というハイペースで進め、

上がり3Fは37.1という消耗戦でした。

ここ最近は逃げる戦法をとっておらず、なかなか好走できていません。

やはり逃げた方が良さが出ると思うので、ここは逃げに行くのではないでしょうか?

 

しかし、ワイドファラオが逃げるだけではG1を意識して

ペースが速くならない可能性がありますが、もう1頭絡む馬がいると思います。

それはケイティブレイブです。

ケイティブレイブの鞍上は長岡騎手。苦節9年目でこれがG1初騎乗です。

しかも騎乗馬はG1,Jpn1通算3勝の実力馬です。

ただ回ってくるだけの競馬ではなく、後悔の無いように乗るでしょう。

さらに芝を長く走ることができる外枠を引きました。

ここは先団に取り付くのは確実です。

 

どちらかというと、逃げるというよりも道中は2,3番手につけて、

3,4コーナーで早めに進出して押し切る競馬を目指すのではないでしょうか?

そうなると先行馬は早めに力を使わなければいけないのでかなり厳しくなります。

さらに後ろの馬も溜めるべきところで溜められないので、

上がりでのスピード勝負を信条とする馬も案外厳しいことが多いです。

しかも東京競馬場はあまり雨が降らず、乾燥したパサパサのダートで

上がりが(東京にしては)かなりかかる傾向です。

 

なのでハイペースでもしっかり追い込んで来れる馬がいいでしょう。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料、そして各要素のスコア化です。

 

1. ブルドックボス

 

2走前にJBCスプリントを制して勢いがあるが、

中央での勝ち鞍は1400m以下に限定される。

実績:4

コース適性:3

距離適性:2

展開:3

調子:4

 

2. アルクトス

東京1600mは4−0−0−0と文句なしの成績。

しかし先行馬が早めに潰される経験は無い。

実績:3

コース適性:5

距離適性:5

展開:2

調子:4

 

3. ワイドファラオ

ユニコーンSをハイペースで逃げ切った実績があるが

逃げれなかった時は成績がふるわない。

実績:3

コース適性:4

距離適性:4

展開:1

調子:2

 

4. タイムフライヤー

武蔵野Sは消耗戦で2着。しかしダートの勝利はまだ無い。

実績:2

コース適性:4

距離適性:4

展開:5

調子:3

 

5. インティ

昨年の覇者。逃げれなかった時に強さを見せられるか?

実績:4

コース適性:5

距離適性:5

展開:1

調子:3

 

6. ミッキーワイルド

東京は得意コースだがベストは1400mか?その1400mも前走大敗。

実績:2

コース適性:5

距離適性:4

展開:2

調子:2

 

7. ヴェンジェンス

近走は大外枠のチャンピオンズC以外は安定している。

東京は2歳以来で適性はどうか?

実績:3

コース適性:ー

距離適性:ー

展開:5

調子:4

 

8. キングズガード

必ず末脚は使う。しかし届かないこともしばしば。

東京1600mは0−0−0−4。

実績:3

コース適性:1

距離適性:1

展開:4

調子:3

 

9. サンライズノヴァ

東京は6−3−0−5と得意。

しかしフェブラリーSでは今まで一度も馬券には絡んでいない。

最近は先行馬に転向?

実績:4

コース適性:4

距離適性:4

展開:2

調子:4

 

10. ノンコノユメ

東京のダート重賞をコンプリートしている史上最高の東京巧者。展開も向くはず。

地方と違って尾持ちが認められないため、大出遅れが懸念される。

実績:5

コース適性:5

距離適性:5

展開:5

調子:4

 

11. モジアナフレイバー

前走東京大賞典ではゴールドドリームをおさえて3着と好走。

東京はもちろんJRAも初めて。コースが合うか未知数。

実績:3

コース適性:ー

距離適性:4

展開:5

調子:4

 

12.  モズアスコット

前走は初ダートながらコパノキッキングを差し切る強い勝ち方。

芝ではマイルはこなしているが、ダートではスタミナ面で問題ないか?

実績:3

コース適性:5

距離適性:ー

展開:4

調子:4

 

13. デルマルーヴル

不器用なタイプなので東京は合いそう。

しかし、G1,Jpn1ではジャパンダートダービーの2着以外は3着内が無い。

前走は地方馬のヒカリオーソに遅れた。

実績:3

コース適性:3

距離適性:2

展開:5

調子:3

 

14. ミューチャリー

ジャパンダートダービー3着の実績があるが、実力が足りているか?

実績:1

コース適性:ー

距離適性:3

展開:3

調子:3

 

15. ケイティブレイブ

G1,Jpn1は出走メンバー最多の3勝の実績はあるが、東京は0−0−1−3と苦手。

近走がふるわず、衰えの兆しか?

実績:5

コース適性:2

距離適性:2

展開:1

調子:2

 

16. ワンダーリーデル

昨年の武蔵野Sで勝利。しかし近走は着順が悪い。

パサパサのダートでも末脚を使えるか?

実績:3

コース適性:4

距離適性:4

展開:5

調子:3

 

 

・印と買い目

◎ 10 ノンコノユメ

勝手に考えた展開に最も合う馬を本命にしました。

1番好きな馬なのでこれまでの予想は正直言って逆算したところはあります。

しかし、ノンコノユメは東京は得意ですし、

地方移籍後に内で砂をかぶっても問題なくなりました。

JRA時代よりも進化したと考えています。

実際に昨年の帝王賞東京大賞典は3着と2着です。

まだまだトップクラスの力はあるでしょう。

 

◯ 16 ワンダーリーデル

今回想定した展開は昨年の武蔵野Sに近いと考えています。

そこで強い競馬で1着になったワンダーリーデルは高評価です。

あまり調子は安定しないのでコンディション次第だと思います。

 

▲ 4 タイムフライヤー

その武蔵野Sの2着はタイムフライヤーです。

その時よりもよりタフな展開になれば面白いと思います。

 

△ 7 ヴェンジェンス

ハイペースを差し切ったみやこSが高評価です。

使い詰めなので、前走からの調子の維持ができているかが

ポイントになりそうです。

 

△ 12 モズアスコット

前走は強い勝ち方でした。

懸念は今回想定しているような展開になった時に

マイルよりも長い距離適性が求められるようなレースになることです。

 

△ 13 デルマルーヴル

距離適性が長めの馬が来るようなタフな展開ならこの馬でしょう。

 

△ 11 モジアナフレイバー

大井と東京の適性はリンクすることも多いので、

東京でも対応出来るかもしれません。

 

△ 8 キングズガード

末脚が存分に活かせる展開なら。

 

 

※買い目

◾️単勝

10

 

◾️ワイド流し

10 ー 4.16

 

◾️3連複フォーメーション

10 ー 4.16 ー 4.7.8.11.12.13.16

 

                                          計 14 点

 

 

 

 

小倉大賞典予想【2020年】

 

中距離のハンデ重賞です。

まだ結果に直結していませんが、勝ち馬は大阪杯を意識するでしょう。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20200221214619g:image

出典:競馬ラボ様

小倉競馬場 芝1800m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは正面直線の中ほど。

1,2コーナーで登って下る起伏があります。

直線は短く平坦なので、差し馬は3,4コーナーから加速し始めます。

基本は経済コースを回った内枠の先行馬が有利ですが

先週までは小倉の天気が悪く馬場は荒れていたので

今週の馬場状態の見極めがポイントになると思います。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

f:id:RM_horse:20200221222517j:image

 

やはり前走2000mのメンバーが多いです。

冒頭で記したとおり、ここをステップに大阪杯を目指す意識がありそうです。

 

 

・逃げ馬2,3頭が引き離す

サイモンラムセス、ランスオブプラーナ、タニノフランケル

どれかが逃げますが、後続を引き離すような展開になると思います。

ただし小倉は直線が短いので、そのまま2頭が逃げ切れるような展開にはさせません。

離れた番手の馬は3,4コーナーではペースアップをして潰しにかかるでしょう。

この馬たちはスローペースで運べていますから、

最後方からの差し切りは難しいと思います。

 

よって、道中は好位から抜け出せる馬が有力だと思います。

追い込み馬はヒモで買っておきます。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料、そして各適性をスコア化します。

※スコアは主観の要素もあります。

 

1. アロハリリー

小倉が2−1−0−1と得意だが、重賞では結果が出ていない牝馬であるのに54kg。

実績:3

コース適性:5

距離適性:4

展開:5

調子:2

 

2. カデナ

昨年の小倉記念の2着の実績があるが、位置が後ろすぎて届かないことがしばしば。

実績:4

コース適性:4

距離適性:4

展開:3

調子:2

 

3. テリトーリアル

1800mは3−2−1−1と得意。小倉は初めてなので未知数。

実績:4

コース適性:ー

距離適性:5

展開:4

調子:4

 

4. レイホーロマンス

前走愛知杯で3着と好走。しかし混合重賞での好走歴は無い。

実績:3

コース適性:4

距離適性:3

展開:2

調子:4

 

5. サイモンラムセス

昨年の3着。しかしそれから大敗が続いている。

実績:2

コース適性:4

距離適性:3

展開:1

調子:1

 

6. ヴェロックス

昨年の牡馬クラシック全て3着以内と実績は最上位。

不安があるとすれば重馬場の対応か?

実績:5

コース適性:4

距離適性:4

展開:5

調子:4

 

7. ナイトオブナイツ

全6勝中5勝は1800m。昨年4着。

しかし小倉は0−0−0−2。後ろからの脚質は今回合うか?

実績:3

コース適性:2

距離適性:4

展開:2

調子:2

 

8. アンノートル

スピード勝負よりは時計がかかった方が良いタイプ。

しかしベストは全5勝をあげている1600m。小倉も初めて。

実績:3

コース適性:ー

距離適性:2

展開:4

調子:3

 

9. エメラルファイト

1800mはスプリングSで勝利をあげている距離。

マイルの出走が続いており、折り合いは問題ないか?

実績:4

コース適性:ー

距離適性:4

展開:5

調子:3

 

10. アウトライアーズ

小倉1800mは準オープンの勝利経験がある。

しかし同じ小倉1800mのOPは大敗で、1年も3着以内がない。

実績:2

コース適性:3

距離適性:4

展開:2

調子:1

 

11. タニノフランケル

昨年の2着。しかしそれ以降6戦連続4着以下。

クラスが上がってから斤量55kg以上での好走がない。

実績:4

コース適性:4

距離適性:4

展開:2

調子:2

 

12. ドゥオーモ

小倉1800mを連続好走中。しかし前走2勝クラスを勝ち上がったばかり。

さらに連闘になる。

実績:1

コース適性:4

距離適性:4

展開:2

調子:2

 

13. ジナンボー

1800mは2戦2勝。2走前に重賞2着の実績がある。

しかし前走はG1ではあるが大敗からの立て直し。

実績:4

コース適性:ー

距離適性:5

展開:5

調子:3

 

14. ランスオブプラーナ

1800mは毎日杯を勝った距離。

しかし大敗が続いており、前走ダート戦に挑むというように迷走中。

実績:3

コース適性:ー

距離適性:4

展開:2

調子:1

 

 

・印と買い目

◎ 6 ヴェロックス

さすがにここでは格が違うでしょう。

斤量も57kgであれば問題ないと思います。

あとはハイペースに巻き込まれないようにするだけです。

 

◯ 13 ジナンボー

この馬も実績上位です。

新潟記念の競馬が出来れば大丈夫です。

最近の堀厩舎は遠征でも結果を出せるようになってきているので

その懸念も少ないです。

 

▲ 9 エメラルファイト

待ちに待った1週コースの1800m戦です。

マイル戦はスピード不足の感もあったので、

ここは久々の適性のある舞台でしょう。

 

△ 3 テリトーリアル

前走中山金杯3着で勢いに乗ります。

1800mはベスト距離なので、前走よりむしろいいと思います。

枠が内側で、今の小倉は内は伸びないので評価を下げました。

 

△ 1 アロハリリー

小倉はかなり得意です。

ただし2戦連続大敗で、今回は混合戦になります。

得意なのでヒモに入れておきます。

 

△ 2 カデナ

追い込みが届いた時のために入れておきます。

 

△ 11 タニノフランケル

昨年の2着なので入れておきます。

 

 

※買い目

◾️馬単流し

6 ー 9.13

 

◾️3連複フォーメーション

6 ー 9.13 ー 1.2.3.9.11.13

 

                               計 11 点

 

 

 

 

京都牝馬S予想【2020年】

 

ヴィクトリアマイルを見据えたレースですが

あまり本番につながっていないのが現状です。

やはりこの時期の京都はタフな馬場であり

高速馬場のヴィクトリアマイルとは合わないのでしょう。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

f:id:RM_horse:20200217114130g:image

出典:競馬ラボ様

京都競馬場 芝1400m外回り | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

スタートは向正面の2コーナー出口。

3コーナーの前で登りがあり、コーナー中間で下ります。

直線は平坦というコースなので、先行馬が有利と思いきや

開催最終週により馬場状態がタフなので、外差しがききます。

 

 

・出走メンバーと枠順

レースの出馬表です。

 

f:id:RM_horse:20200221155125j:image

 

前走1200mと1600mが多いです。同距離で向かうのは3頭のみ。

ビーチサンバは秋華賞からのローテ。少し意外でした。

 

 

・逃げ馬不在

メンバーを見ると番手で競馬をしたい馬はたくさんいますが、逃げ馬が不在です。

最近逃げたことがあるのはビーチサンバですが、1800mや2000mのレースでした。

おそらくここでは逃げずに溜める競馬をすると思います。

 

メイショウグロッケあるいはアマルフィコーストあたりが押し出されるようにハナに立ち、

ここはスローペースでレースが進むと思います。

そうなると先行馬有利のように感じますが、今の京都は内が荒れており

外差し馬場になっています。

それでも最後方からの差しは届いても2,3着で、

先行〜中団のポジションからの抜け出しが1着になると考えます。

 

 

・各馬寸評

出走メンバーの長所と不安材料と、

今回からの試みで

・実績(相対的な判断)

・コース適性(距離問わず競馬場の得意不得意)

・距離適性(競馬場問わず同じ距離の得意不得意)

・展開(展開が向くほど高得点、枠順も込みの評価)

・調子(近走の走りから判断、調教は考慮せず)

を5段階評価でスコアをつけていきます。

あまりに重賞が当たらないのでテコ入れします。

 

1. アルーシャ

1400mが得意でここ2走は1着、3着と好調だが、

昨年は外差し馬場にも関わらず差し届かず4着。遠征が苦手?

実績:4

コース適性:2

距離適性:5

展開:2

調子:4

 

2. ビーチサンバ

オークス以外はG1含め全て掲示板の堅実派だが勝ちきれない。さらに大幅距離短縮。

実績:4

コース適性:2

距離適性:ー

展開:5

調子:3

 

3. リナーテ

昨年2着の実績。近走は上がりが使えなくなってきているのが気がかり。

実績:4

コース適性:4

距離適性:4

展開:2

調子:3

 

4. メイショウケイメイ

京都1400mは3歳Lで勝利(2着はプールヴィル)。しかしそれ以降3着以内が無い。

実績:2

コース適性:4

距離適性:3

展開:4

調子:1

 

5. リバティハイツ

ダイアトニックと僅差2着があるが、

昨年のこのレースは9着と結果が出ていない。

実績:3

コース適性:3

距離適性:4

展開:3

調子:2

 

6. メイショウグロッケ

2勝クラス、3勝クラスを連勝し、前走も重賞で5着と好走。

しかし1400mは0−0−0−1。

実績:3

コース適性:2

距離適性:2

展開:5

調子:4

 

7. メイショウショウブ

阪神カップ3着の実績があるが、芝は未勝利。前走も大敗。

実績:4

コース適性:3

距離適性:4

展開:4

調子:2

 

8. プリティカメント

3勝クラスを勝利して斤量が減るのはいい傾向だが、

1200mの経験しか無い。

実績:3

コース適性:4

距離適性:ー

展開:3

調子:4

 

9. プールヴィル

1400m 3−3−0−0、京都 1−1−0−0と両方得意。しかし斤量は前走から2kg増える。

実績:4

コース適性:4

距離適性:5

展開:4

調子:4

 

10. ディメンシオン

京都は1戦1勝、3走前に重賞2着があるが

ベストは1600mあるいは1800mか。

実績:4

コース適性:4

距離適性:3

展開:4

調子:2

 

11. ディアンドル

全成績5−2−0−2と好成績だが近2走は大敗が続いている。

1200mしか走ったことがない。

実績:4

コース適性:3

距離適性:ー

展開:4

調子:1

 

12. アマルフィコースト

昨年3着の実績はあるが、2走前スワンSは10着、

前走は前残りの展開を先行して4着とピークは過ぎた感がある。

実績:4

コース適性:3

距離適性:4

展開:3

調子:3

 

13. シゲルピンクダイヤ

G1で2着と3着があり実績上位だが1400mは初めて。

追走で置いて行かれないか?

実績:5

コース適性:4

距離適性:ー

展開:3

調子:4

 

14. ドナウデルタ

1400mは4−1−0−0と得意。ロードカナロア産駒は京都1400mと相性◎。

しかし昇級して斤量が上がるというのはどうなのか?

実績:3

コース適性:4

距離適性:5

展開:5

調子:5

 

15. モアナ

1400mは3−1−4−1と得意距離だが、前走は重賞の壁に跳ね返された感がある。

実績:3

コース適性:3

距離適性:5

展開:4

調子:3

 

16. ノーワン

1400mはフィリーズレビューの勝ちがある。しかしそれ以降3着内は無い。

実績:3

コース適性:3

距離適性:3

展開:3

調子:1

 

17. サウンドキアラ

前走で混合重賞の京都金杯を勝利。

しかし斤量は2kg増える。マイルがベスト?

実績:5

コース適性:5

距離適性:4

展開:4

調子:5

 

 

・印と買い目

◎ 17 サウンドキアラ

京都巧者で前走重賞を勝利して勢いに乗るこの馬を本命にします。

大外枠は前走のような好位抜け出しの競馬はしにくいですが

もともと外差しを得意としていた馬です。

今の京都なら最後方でなければ届くでしょう。

 

◯ 14 ドナウデルタ

通算4勝は全て1400mのレースです。

かなり得意なのだと思います。

体重が増え続けているのもいい傾向です。

あとはこれまでよりも比較的詰まった間隔をこなせるかどうかです。

 

▲ 13 シゲルピンクダイヤ

力はここではナンバーワンだと思います。

後ろからなら豪脚が使えますが、前走のように位置を取りに行くと

上がりの脚が鈍くなります。

その点の成長が見られるか重要です。

 

△ 1 アルーシャ

1400mは3−0−0−1と得意です。

昨年4着ですがそこからの成長があれば上位に来ることも考えられます。

 

△ 9 プールヴィル

1400mでは連を外しておらず、今回展開も向くと思います。

ただし、リステッドでも勝ちきれない面があります。

重賞では力が足りていない可能性もあります。

 

△ 3 リナーテ

△ 12 アマルフィコースト

前年の実績がある2頭。今回枠順が逆であればどちらも上位評価でしたが

残念ながら内枠を避けたいリナーテが内枠、

内枠が欲しいアマルフィコーストが外枠に入りました。

それでもヒモには入れておきます。

 

△ 2 ビーチサンバ

1400mは未知数も血統やきょうだいを見るとこなせそうです。

重賞での2,3着が4回もあるというのは力がないと出来ません。

本命視する勇気はありませんでしたが好走を期待しています。

 

 

※ 買い目

◾️単勝

17

 

◾️ワイドボックス

13.14.17

 

◾️3連複フォーメーション

17 ー 13.14 ー 1.2.3.9.12.13.14

 

                                       計 15 点

 

 

 

 

 

 

 

レース回顧 〜共同通信杯 2020〜

 

共同通信杯のレース回顧です。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

レースを振り返ります。

 

スタート直後はココロノトウダイが先頭に立つも

ビターエンダーが内から前に出ます。

ココロノトウダイは抑えて譲った形。

エンが2番手、ココロノトウダイが続きます。

しかし馬群は一団です。

マイラプソディはスタート出たものの控えます。

 

前半600m通過は37.6、1000m通過は63.2とスローで運びます。

この時点で前にいる馬で決まることは確定したようなものでした。

直線でも前が止まらずビターエンダーとダーリントンホールの

デットヒートとなります。

ゴール前では内をついたダーリントンホールがハナ差出て1着

2着ビターエンダーに4馬身遅れた3着はフィリオアレグロが入りました。

マイラプソディはフィリオアレグロも差すことが出来ず4着でした。

 

ダーリントンホールは馬の力もそれなりにはありますが、

最も展開に恵まれ、さらに騎手の力で勝ったレースという印象です。

ただし、勝負根性には感心します。

そして東京は非常に合うのだと思います。

今後は皐月賞だと思いますが、その後はNHKマイルカップも面白いと思います。

 

ビターエンダーは騎手が内を空けなければ1着だったと思います。

午前中の雨で稍重馬場になったことを意識したのだと思いますが

東京はそういう馬場ではないのです。

ミナリク騎手の東京競馬場での経験不足が露呈しました。

前日のフォーリー騎手もそうですが、結果を残せていなくても

外国人騎手というだけで起用するのはおかしいです。

両騎手より成績が上回り、重賞で乗り馬がいない日本の騎手は他にいます。

短期免許の騎手に馬を取られたくなければ結果を残せと言われますが

結果を残していない騎手に有力馬を回しているのが現状です。

若手騎手はこんなことではやっていられないでしょうね。

 

ビターエンダー自体は非常に成長が見られ、今後も楽しみになりました。

クラシックで上位というのはなかなか難しそうですが

1週コースで先行して粘れるかというのは見てみたいです。

 

フィリオアレグロはまだちょっとわからないです。

距離は長い方がいいような気がします。

賞金は積めなかったので、自己条件から

ゆっくり菊花賞を目指してほしいです。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命マイラプソディはちょっと自信を持って乗り過ぎたでしょうか?

外を回すも超スローペースで内が止まらない馬場では届かず4着でした。

ここに出てきたならばダービーを見据えて前に出していくと思ったのですが

これまでの競馬を踏襲しました。

これは前に行く競馬を試さなかったのか、試せなかったのかによって

変わってきますが、なかなか難しいのかもしれません。

 

多少実力を買いかぶりすぎましたが、

この経験がいきるはずなので皐月賞でも買います。(本命かどうかは考え中)

ただ、ダービーで大外一気というのは現在の馬場では決まらないので

今回のレースを見る限りはダービーでは1枠に入らない限りは

ヒモ程度でしか買えなさそうです。たとえ皐月賞を勝ったとしても。

 

 

マイラプソディでも飛ばしてしまうのは

もう何か取り憑かれているとしか思えないくらい当たりません。

京都記念の回顧でも書きましたが、

少し重賞予想を考え直さないといけなさそうです。

 

何を重視するかしっかり整理しようと思います。

 

レース回顧 〜京都記念 2020〜

 

京都記念のレース回顧です。

 

 

・レース展開と上位馬寸評

レースを振り返ります。

アメリカズカップがハナ。大逃げの形になりました。

ステイフーリッシュが離れた2番手。

その後ろにクロノジェネシスとドレットノータス。

レンブーケドールは馬群の後ろから見る形。

 

1000mの通過は1:01.1と重馬場では速めのペース。

3,4コーナーから後続がペースアップして差が詰まります。

直線ではクロノジェネシスの手応えが抜群。

ステイフーリッシュもついていきます。

残り200mでアメリカズカップを捕らえてクロノジェネシスが先頭。

後ろからカレンブーケドールが追い込むもクロノジェネシスを差すには至らず。

1着クロノジェネシス、2着カレンブーケドール、3着ステイフーリッシュ

という堅い決着になりました。

 

クロノジェネシスは強い勝ち方です。

ここは距離が長くてヴィクトリアマイルに進むと思っていましたが

昨年よりも成長を見せて、どんなレースでも視野に入ってきました。

こうなると大阪杯がに進んでも良さそうだと思います。

 

レンブーケドールは前哨戦で仕上げも8分だと思いましたが

実力を見せつける2着でした。

この後はドバイシーマクラシックとのことですが、かなり楽しみです。

 

ステイフーリッシュAJCCの時も書きましたが、

どこかで勝ち癖をつけたいところ。

ハンデ戦はまた斤量を背負うと思います。

レース選択が難しいです。

 

 

・予想の振り返り

予想はこちらから

 

本命アメリカズカップは大逃げで最後は失速し6着。

重馬場ならと買いましたが、一か八かの戦法しかなかったのかもしれません。

 

ドレットノータスは終始かかっていたようです。

逃げるべきなのはこちらだったと思います。

 

 

終わってみれば堅い決着でしたが、穴を狙い過ぎて馬券は惨敗です。

いろいろ考え直さないといけないかもしれません。