RM_horseの競馬コラム

競馬についてあれこれ書きます。

ジャパンカップ予想

 

日本では有馬記念に並ぶ最高賞金のレースですが

メンバーに今年のG1を勝利した馬はゼロということもあり

大混戦の様相です。

 

 

・コース解説

競馬ラボさんのコース解説です。

 

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出典:競馬ラボ様

東京競馬場 芝2400m | 全競馬場コースデータ | 競馬ラボ

 

ダービー、オークスと同様のコース。

1周するコースですが、メンバー次第でスローペースにもハイペースにもなります。

出走メンバーを見てペースを見極めないといけません。

直線は長いですが、あまり後方からの追い込みで1着というのは見られません。

ただし、逃げ切りも2400mという距離がありますので難しいです。

 

 

・馬場読みが難しい

昨年のジャパンカップはアーモンドアイが2.20.6という

スーパーレコードで決着しました。

最終週で時計が速くなるのは従来の常識とは異なりますが、

東京競馬場は近年そういう傾向なのです。

 

先週の東京スポーツ杯2歳S、コントレイルの勝ちタイムは

従来の2歳レコードを1.4秒上回る1.44.5でした。

10月に行われた同じ東京1800mの重賞の毎日王冠の勝ちタイムが1.44.4なので、

2歳ながら古馬重賞に匹敵するタイムが出ています。

もちろんコントレイルは2着以下を離しているので非常に強い馬ですが

それでも高速馬場故のタイムでしょう。

 

今年も高速馬場なのは間違いなし、と思いきや

東京競馬場は金曜日からずっと雨。

土曜日は不良馬場で開催されました。

日曜日は開催中は雨が上がるものの、タフな馬場は続きそうです。

 

 

・上がり最速馬は届かない?

天皇賞・秋の時もそうでしたが、ジャパンカップでも上がり3Fが最速の馬は

1着には届かないのではないかと考えています。

東京で高速馬場というと直線での瞬発力勝負を連想しますが

最速馬イコール1着候補ではないのです。

 

実際に過去のジャパンカップ1着馬の上がり3Fの順位と、

上がり3F最速馬の着順を抽出します。

 

☆2018年

1着 アーモンドアイ 上がり3F 2位

上がり3F 1位:ミッキースワロー 5着

 

☆2017年

1着 シュヴァルグラン 上がり3F 2位

上がり3F 1位:レイデオロ 2着

 

☆2016年

1着 キタサンブラック 上がり3F 5位

上がり3F 1位:レインボーライン 6着

 

☆2015年

1着 ショウナンパンドラ 上がり3F 2位

上がり3F 1位:ショウナンバッハ 12着

 

☆2014年

1着 エピファネイア 上がり3F 2位

上がり3F 1位:スピルバーグ 3着

 

過去5年で上がり3Fが1位の馬の勝利はありません。

アーモンドアイですら上がり最速ではないのです。

 

馬券に絡むのも2014年と2017年の2回にとどまります。

単に上がり最速を連発できる馬では、このレースは勝てないことがわかります。

 

 

・道中はある程度前にいたい

では勝つためにはどのようなレースが理想か?

それはある程度前目のポジションからの抜け出しです。

ここ3年の勝ち馬は、道中4,5番手以内です。

天皇賞と同様に前にいなければ届かないのです。

 

これは馬の実績もそうですが、ジョッキーの癖も大事だと思います。

そこも含めて予想しなければなりません。

 

今回逃げ馬はいませんが、インタビューの情報から考えて

ダイワキャグニーが逃げると予想します。

それについていくのは

レンブーケドール、ダンビュライト、ジナンボーあたりと思います。

勝ちパターンになりやすい道中4,5番手を

ワグネリアン、ムイトオブリガード、レイデオロシュヴァルグラン

そしてデットーリ騎手騎乗のルックトゥワイスが争う形になりそうです。

勝ち馬は今あげた9頭から出ると考えています。

 

人気になりそうなユーキャンスマイルはどうしてもポジションが後ろになります。

天皇賞のレース回顧でも書きましたが、この馬はG1を勝つにはもう少し

前目のポジションが取れないといけないでしょう。

道中が後ろでもいいですが、4コーナーせめて8番手以内には進出しないと

先頭には届かないと思います。

 

 

・2400m以上の実績が欲しい

過去データをもう一つ。

ジャパンカップでは2400m以上の好走歴が欲しいです。

過去3年では3着以内に入った全頭が2400m以上の重賞勝利または

2400m以上のG1での連対実績がありました。

4年前も勝ち馬ショウナンパンドラはそもそも

2400m以上のレースがジャパンカップが初めてであり、

2,3着馬も2400m以上の重賞勝利がありました。

 

これに該当する馬を探していくと

・カレンブーケドール

ワグネリアン

・ウインテンダネス

・ムイトオブリガード

・スワーヴリチャード

・ユーキャンスマイル 

レイデオロ

・ルックトゥワイス

シュヴァルグラン

・エタリオウ

マカヒキ

となります。

 

11頭もいて多いですが、これ以外は重馬場適性がない限り厳しそうです。

 

 

・血統の傾向

超簡単な血統傾向を書いておきます。

過去5年のジャパンカップの3着内の馬の

父(母父)を以下に載せます。

 

☆2018年

1着 ロードカナロアサンデーサイレンス

2着 ルーラーシップディープインパクト

3着 ハーツクライUnbridled's Song)

 

☆2017年

1着 ハーツクライMachiavellian

2着 キングカメハメハシンボリクリスエス

3着 ブラックタイドサクラバクシンオー

 

☆2016年

1着 ブラックタイドサクラバクシンオー

2着 ネオユニヴァースDixieland Band

3着 ハーツクライMachiavellian

 

☆2015年

1着 ディープインパクトフレンチデピュティ

2着 ディープインパクトティンバーカントリー

3着 キングカメハメハダンスインザダーク

 

☆2014年

1着 シンボリクリスエススペシャルウィーク

2着 ハーツクライWild Again

3着 ディープインパクト(Lycius)

 

キングカメハメハ系とハーツクライの好走が目立ちます。

ディープインパクトはここ3年全く馬券に絡んでいないことがわかります。

ブラックタイドディープインパクトの全兄ですが、

 着内の2回はどちらもキタサンブラックなのであまり考えない方がいいです)

 

そして父ステイゴールドが一頭も絡んでいません。

これは過去5年に限らず、オールタイムで調べても

ジャパンカップで3着内のステイゴールド産駒はオルフェーヴルだけです。

あまり強い馬は出てこなかったかというとそんなことはなく、

ゴールドシップフェノーメノナカヤマフェスタという

その後種牡馬入りするようなG1馬であっても3着内はありませんでした。

 

単純な血統傾向ですが、結構大事かなと思っています。

 

 

・印と買い目

◎ 5 スワーヴリチャード

かつては切れる脚を武器にしていた馬ですが、

最近は粘り強さを武器にしている印象です。

晴れの高速馬場であれば馬券にも入れなかった馬です。

しかし今回は雨が降りタフな展開にもなりそうで

距離実績も勘案すると、この馬が1番条件に合っていそうです。

 

◯ 8 レイデオロ

この馬もタフな馬場はそこまで気にしない馬だと思います。

東京は3-1-0-0で相性抜群です。

懸念はやはりもう力が衰えてしまった可能性があることです。

宝塚記念はテンション等の問題だったとしても、

前走オールカマーで0.4秒差4着は負け過ぎです。

まだ力が残っていれば当然1着候補です。

 

▲ 10 ダンビュライト

最も雨を望んでいるであろう馬でしょう。

スピード勝負は厳しいので、上がりのかかる今回はチャンスです。

 

△ 2 ワグネリアン

昨年のダービー馬で、4歳の今年はすっかり

「勝ちきれないが大崩れしない馬」

という印象です。

乗り替わりに関しては、悪いとまでは言いませんが

勝ちは遠のいたと思っています。

ご存知の通り川田騎手は今年、人気馬に多く乗りながらG1未勝利です。

それは不利を受ける運の悪さもありますが

早め先頭で押し切ろうとするパターンが多いので、

ターゲットにされて差し切られている印象です。

ワグネリアンは前でも競馬ができますから、

ここでも早め先頭で抜け出しをはかるでしょう。

しかし、差されて2,3着のパターンが浮かびます。

重馬場に関してはそこそこの対応だと思いますが

ただし、1枠2番という枠順は重馬場では厳しいと言わざるを得ません。

 

△ 13 エタリオウ

前走で上がり最速を使い、復調の気配はあります。

外枠を活かして乾いてきたところを通りたいです。

 

△ 11 シュヴァルグラン

以前、海外遠征帰り初戦の傾向について調べた時、

欧州帰りは4ヶ月程度休みが必要で、苦戦傾向と書きました。

今もその考えは変わっていませんが、

昨年4着、2年前1着、3年前3着とジャパンカップとの相性は抜群で

切るわけにもいきませんでした。

 

 

※買い目

◾️3連単フォーメーション

5.8 → 2.5.8.11.13 → 10

5.8 → 10 → 2.5.8.11.13

 

◾️馬連流し

5 ー 2.8.10.11.13

8 ー 2.10.11.13

 

                                計 25 点

 

・危険な人気馬

先週マイルCSで超大恥をかいてしまった危険な人気馬です。

 

◾️カレンブーケドール

オークス2着で枠は最内、3歳牝馬で斤量が53kgと良い要素が多いですが

雨が残るので必ずしも最内がいいとは言えません。

さらに今年の3歳馬は古馬重賞で苦戦傾向で

G1で、しかも混合線になれば厳しいと思います。

ラヴズオンリーユーがエリザベス女王杯で3着で、

1,2着がラッキーライラック、クロコスミアであることを考慮すれば

通用するとは考えにくいです。

せめて、良馬場で高速決着であれば斤量を活かしてという展開もあり得ましたが。